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ひろかずニュース 平成26年10月12日UP
      ☆ニュース第62号発刊☆

 あまり「暑いなぁ」と感じなかった夏も過ぎで、暦は10月。今年の残すところ3カ月を切ってしまいました。
 でも、今年は、なんか早いなぁ・・・と感じています。その中には、選挙もあった事も上げられるのですが、過ぎてしまえば・・・話題にもならないなぁ。と感じています。

 さて、少し時間が経過しましたが、10月2日、吉田豊議員の住民監査請求の件が新聞記事として掲載されていました。
 自分のHPの掲示板の方にも、その関係の書き込みがありましたが・・・

 残念ながら、今回のニュースでは、その件の掲載はありません。というのは、すでにニュースの編集が終わっていて、新聞掲載の時、つまり、10月2日の時点では、最終校正をしていたので、入れるスペースがありませんでした。
 そして、この提出されたものは、議会に対してではなく、余市町の監査委員に対して住民監査請求が提出されたものであり、つまり、自分としては、その書類を見ていない。
 見ていないものに対して評論は出来ないと考えていますし、情報としては、新聞記事以上のものはありません。
 尚、これは、監査委員に提出されたものですから、議会に種類が回って来る。という事もありません。

 ただ、自分として、新聞記事を読む限り、「そうだよね」という感覚にはなっていません。その理由としては、確かに、この1億2千万円の倍賞金の支出の審議をした時に、嶋町長は責任の所在等について『しかるべき時に』と答弁しているのは確かです。
 ですが、町長の責任、たとえば、『減給○○%を◇カ月をする』というようなニュアンスで言った訳でもなく、また裏の話としても、そのような話は聞こえて来ていませんでした。
 つまり、賠償金と町長責任が同時に出た訳ではなく、あくまでも、賠償金の議題は、この議題単独で行ったもの。と、自分では、そういう認識を持っています。

 確かに、『道義的にどうなのか』という問題は残るでしょうし、この問題の発生経過やなぜ事故が起きたのか。という解明もされていません。
 そして、町長の責任問題もこのままで良い。とは考えてはいませんが、新聞を読む限りとしては、『責任を取らないので、弁済を求める』という事では、どうなのかなぁ。と考えています。


 運転免許証の書き換え時期となったために・・・・警察に行ったら、視力が全然ダメでした。という事で、メガネを変える事にしたのですが・・・
 視力に一番悪いのは、パソコンでしょうし、また、かなり画面を見つめているので・・・・まぁ、視力も悪くなるでしょうねぇ。
 
 で、お店の方に『専用のPC用のメガネもどうですかぁ〜』と進められて・・・しょうがないので、購入しましたが・・・PC用という事で、ブルーライトを削減するレンズという事、また、本来の運転用のメガネという事もあって・・・2本お買い上げ〜という事で、うーん、出費が・・・(;;)トホホですね・・・



 この賠償金の支出を決める本会議での質疑の時、実質的に質疑をしたのは、自分だけであるという認識を、自分は持っていますし、また、採決結果としても、退席者もおらず、全会一致で可決をしています。

 また、この問題は、総務文教常任委員会で地方自治法98条が付議されて審議が続いており、確かに、町長選挙前に、この委員会の中間報告が行われましたが、その後、どうなったのか。『委員会質疑を終了した』という話も聞いていないし・・・


 ちなみに、この時の本会議の議事録ネット上で閲覧が出来ます。余市町のホームページから、議会のページに飛んで、さらに、その中に、当時の議事録がインターネット上で見る事が出来ますので、一度、それを見てほしいなぁ。と思っています。

 
 どちらにせよ、議会的には、この件で議論する事も無いでしょうし、あくまでも、吉田豊議員は、一住民として、『住民監査請求』を行ったものであるのですから、その権利は有しており、推移を見守って行きたいと考えています。


 先日、衛生施設組合の前を通ったら、なにやら工事をしていて・・・・責任者の方に、話を聞いた所、『1年に一回、タンク内の清掃をしています』との事でした。
 
 同じ敷地にあるブコッペ洞窟。バスが停車していたので、職員の方に聞いたら『マッサン効果で、来場者はチョットだけ増えていますよ〜』との事でした。


 さて、マッサンの放送が始まりました。
 スタートとしては、視聴率もまずまずのようですし、ネットの記事では『朝ドラは題に『ん』が付くものはヒットする』との事でした。
 うーん、そうなのかなぁ・・・・と思いつつ、見ていますが・・・・まぁ、配役についても色々な意見があるようですが、自分としては、正直、朝ドラを見るのは初めてで、過去のものと比較が出来ないので・・・・なんとも言えない所が、正直な感想です。

 また、ニッカや余市町に関連した雑誌も多数発行されるようになって、『ニッカだけではページが埋まらない』という事もあるのでしょう。ニッカとも距離が近い、わが家のリンゴにも取材が入って来ています。
 例年、それなりの取材や見学も多いのですが、今年は、やっぱり多いです。
 ・・・そして、それらの雑誌が発行されて・・・読んで・・・「うーん、これは正しいのかなぁ?」と思う箇所もあります。
 「間違っている」とか、「過去の経過からして、違うだろう」という事でも、発行されてしまえば、それが定説となってしまう恐れもあるのではないか。と考えています。
 これらをどう訂正して行くのかが、今後、余市町に問われる事となって来るのではないか。と考えています。


 いわゆる『マッサン効果』がどれくらいあるのかは分かりませんが、ニッカ工場見学者だけは、間違いなく増えているようですし、その関係の渋滞も・・・・発生しているようです。

 
役場の窓ガラスの取替え工事も、足場も終わって、いよいよ工事開始ですね。


 さて、日本全国で、災害が発生していて、大雨・火山噴火、そして、大型台風の接近と、最近の災害は、想定範囲を超える所で発生していると感じています。
 町長も2期目に当たり、定例会において、自分が質問した一般質問の中の答弁で、町長は『安全の確保』という発言をしたので、「どんな安全なのか?」と再質問をしました。

 11日の土曜日、私用で函館まで日帰りをしてきました。午後2時23分、青森県東方沖を震源とする地震が発生。青森県内では最大震度3が観測されました。
 この時、函館市内のホテルで会議中だったのですが、「おっ、ゆれてる〜」と感じました。うーん、やっぱり本州地域が見える函館は、地震、また、原子力発電所に関しても、敏感になるのは、理解できます。
函館に向かう途中で、羊蹄山を・・・曇って風も強くて、走りずらかっだてす。
 
 
本日撮影。まもなく、収穫の緋の衣。色づきもバッチリ〜ですね。
 そして、スーパー台風の19号が猛威をふるっていますが・・・今、直撃を受けたら、また、秋の取り入れが終わっていないのもあって・・・・マズイ・・の一言です。

 わが家の名物のリンゴ「緋の衣」も、食べ頃になって来ましたが・・・風が吹く前に、収穫せねば・・・・


 一口に災害といっても多種多様ですし、この地域では、原子力発電所の事故という事の想定もあります。また、一口に安全と言っても、その場面によって違うのではないか。
 それをどう想定して行くのか。何を優先して行くのか。という問題もあって、難しいなぁ。と感じています。
 
 栄町の道道沿いで行われている高速道路工事。いゃ〜陸橋の柱は・・・スゴイの一言ですね。

 何が優先されるべき事項なのか。という事は、自分としては、今、想定される中としては、やはり、高速道路の完成も、漠然としていたのもが、現実的なものとなりつつある中、高速道路の出入口の地域を、どう総合的に開発・整備をするのか。という事が、余市町として最も優先されるべき事項ではなのいか。と考えています。

 
 栄町の踏切のところに、工事関係の建物が・・・看板は、子ども受けする看板ですね〜。

 さて、みなさんは、どうお考えでしょうか。


第11回議員報告会
平成26年12月3日 水曜日
中央公民館302号室 
   ※今回は3階ですので、まお間違い無きように
18時から90分程度
会費 300円
どなたでも、ご自由に参加出来ます。
尚、講演に先立ち、後援会の疎総会を開催致します。




   
☆ひろかずニュース第62号☆

平成26年町長・議員補欠選挙
 8月19日告示で24日投票日の余市町町長選挙と余市町議会議員補欠選挙が予定通り実施されました。
 前号のニュース61号の中で「町長選挙は無投票。議員補欠選挙は投票が実施されるのではないか」と予想しておりましたが、その予想通りの結果となりました。

 さて、余市町では議員補欠選挙は初めて実施されましたが、補欠選挙自体が、町村では多分には無く、結果として町長選挙が無投票となった事もあり、住民の声として、『え?議員の補欠選挙?あるの?』と聞いて来る方も多く、全体として関心が薄かったのが実態だったと感じています。

 議員補欠選挙に関する投票率等の参考になる数値は、余市町にはありませんでしたが、お隣の仁木町では、昨年4月に町長選挙と合わせて、議員の補欠選挙が実施されており、また、流れ的にも、今回の余市町と同じで、町長は無投票となり現在の佐藤町長が当選、議員選挙のみの投票が実施されました。


選挙名        余市町議会議員補欠選挙     仁木町議会議員補欠選挙
実施日        平成26年8月24日       平成25年4月21日
当日有権者数(票)    1万7115票          3035票   
投票総数           6181票          2157票
  内、期日前不在者数     994票           490票
投票率           36.11%         71.07%
当選獲得候補者 庄 巖龍・男・49歳 3470票   男・60歳 1164票
次点獲得候補者 安久荘一郎・男・72歳2467票   男・62歳  951票
    無効票         244票           42票


 結果として仁木町の数値は参考になりませんでしたし、特に投票率に関しては、まったく読めませんでした。
 投票率の予想としても20%台から40%台後半の方まで様々でしたが、私は「35%」と予想していました。
 特別根拠があった訳ではないのですが、共産党の基礎票から考えて、35%で投票総数が6千票となる事から、3千票を挟んだ攻防になるのではないか。と推測していました。
 結果としては、投票率は、ほぼ的中したのですが、「どちらが勝っても負けても僅差であろう」と推測していましたが、これだけ票差が開くとは、考えてもいませんでしたし、やはり選挙は蓋を開けてみるまで分からないなぁ。と感じました。

 私も審判を受ける側の者としての立場で、今回の議員補欠選挙を様々な角度で見ていましたが、様々な事項で初めてという事項もあり、それなりに感じた事も多かったです。

@告示前の期間について
 今までは、『余市の選挙はお祭り前後までに名乗りを上げなければ勝てない』と言われていました。
 これは、余市町は選挙区域として、面積も広いですし、また、世帯数も多い事。そして、有権者の方に、候補者を知ってもらうためには、2カ月は必要だろう。という事であると感じていますし、現実的にも、選挙準備と後援会回りをするには、2カ月くらいは必要だろうと感じています。
 現職が再選を目指す場合は、別段、取り決めをしている訳ではありませんが、6月の定例会前後から本格的に動き出しますし、新人の場合は、もう少し早くなるのが平均的です。 ですが、今回の選挙の場合は、二人の候補者は告示日まで、ほぼ1カ月の所で、後援会連絡所の看板が上がり、スタートとしては極めて、遅かったです。
 一騎打ちの選挙であった事から、このような形となったのでしょうが、町の声としては、『どんな候補者?』という声が多かったと感じていますし、『知らない』ので投票率も下がったとも考えられます。

A選挙カーについて
 一昔前の選挙では『余市の選挙は乗用タイプでは勝てない』と言われていました。
 今回の議員選挙では、両候補者共に乗用タイプの選挙カーとなっており、選挙期間中の声として『車の中が見えづらく、候補が乗っているのかが分からない』との意見が多かったです。
 また、スピーカーから流れる声も、男性の声だと『候補が乗っている』。女性の声だけだと『候補者が乗っていない』と感じ取られていたようでした。
 候補者が100%乗車していたのかどうかは解りませんが、同日告示で告示日の19日のみでしたが嶋町長の車が走っていましたが、『顔が見える』という事では、やはりトラックの方が断然良く、また、有権者としても、それを求めているのだろう。とも推測出来ます。
 ただ、選挙カーとして、車両の用意、看板等の作成費用、車両走行時の乗車安全面、そして、天候の関係によってはトラックでは厳しい面もある事も事実です。
 つまり、候補者側から見れば乗用タイプの方が良いのでしょうが、有権者側からすれば、また、『頑張っているなぁ』と見られるのは、トラックという事になると感じています。
 また、良いスピーカーを付けなければ、特に雨の日は、声が通らない。とも感じていました。

B選挙の期間中の運動について
 今回の選挙は、どちらの候補者にも現職の国会議員が応援に駆けつける等、過去に無かった選挙戦だと感じていました。
 町議選挙の場合、一般的には、『選挙前に投票する人は決まっている』と言われていますが、今回の場合は、『わからない』『決めていない』『行かない』という声が多かった中で、陣営と選挙カーの『勢い』という面では、対象的だったと感じています。
 安久候補は、スタート時点では良かったと見ていましたが、投票日が近づくに連れて、勢いが無くなって来た。と見ていました。
 庄候補の方は、その反対で、後半になるにつれて、尻上がりとなって来て、勢いを増して行ったと感じ、その勢いが結果として、票にも表れたとも感じています。
 もう一つの見方として、総体として見るならば、自民党対共産党という形になったような感じもありますが、地方議会は国の政治に繋がるのは理解していますが、国の構図が地方議会や選挙に、そのまま当てはまる場合とそうでない場合があり、こういう形の選挙運動に違和感を感じていた方も多かったようです。

C投票の傾向は
 選挙告示される前から、投票率の低下が予想されており、結果として、投票率36%という数値が、高かったのか低かったのかは、微妙な数値であったと感じています。
 町長選挙は、候補予定者が回って来なくても、それなりに選挙に行くのでしょうが、議員の場合は、有権者側から見れば、『来ないと入れない』と言われています。
 通常の議員選挙の場合は、単純に候補者数が多いこともあり、『来た候補者に入れる』というものだと感じています。
 では、今回はどうだったのか?といえば、期間も短かった事から、『回って来た』という事は、あまり耳にしませんでした。
 そして、実際の投票行動としては、大半は、『行かなかった』というものでしたが、投票に行かれた方の動きとしては、最初から決めて行った方は別として、『どちらの候補者も解らない、知らないので、若い方に入れて来た』という方が多かったように感じています。また、『72歳で初当選でも、次が無いだろう』という意見を言われた方もおります。
 49歳と72歳という事で、年齢の差があり過ぎた事、また、この年齢差が体力という面でも表れ、選挙後半になるにつれ『勢いの差』となったのではないかとも感じています。


選挙で有権者は何を求めるのか
 初めての議員補欠選挙という事で、この期間中は、私としても、ある面では傍観者でおり、また、私としては、いつもながらの活動をしていましたが、有権者の声として多かったのは『ただ、『お願いします』や名前の連呼ではダメだ。何をするのかが、さっぱり分からない』という意見も多数の方から聞いていました。
 つまり、選挙の時に有権者としては、『候補者の声』をそれなりに求めている。という事も想像出来ます。

 さて、インターネット上での選挙も出来るようになり、現職議員、候補予定者を問わず、様々なネット発信が盛んになっています。
 インターネットの最大の利点は、自らの意見や考え方を広く周知する事が出来ますが、反対に、間違いや、世間一般に通らない意見を出した場合、選挙区外からも意見が届き、対応出来ない状況となってしまいます。
 良い点、悪い点があるインターネットの世界ですが、発信するのは議員だけではなく、現在は多くの政治関係のホームページ(サイト)があり、私も、過去においては、多少の評価を得ています。

 政治サイトの一つである『政治山』ではインターネットでの広報や調査がされており、一言で言えば、『議会改革』の旗を掲げ、そのような調査や啓発がされています。
 最近、議員の行動や発言が問題となっている事もあり、また、来年は統一地方選挙と参議院選挙もある事もあるのでしょうが、『政治山』ではインターネットを使っての調査がされ、その結果が発表されていました。

 今回のアンケート調査は『地方議会は有権者にどう見られているのか?』というテーマで、7月16〜18日の間で1122名が回答しています。
 各種の設問がありますが、『市町村の議員への信頼度』の質問に対し、回答として『たいへん信頼している』『どちらかといえば信頼出来る』の二つを合わせても、7.1%。『どちらかといえば信頼出来ない』『信頼出来ない』の合計が48.9%という回答数でした。
 数値的には、約半数の有権者が『信頼出来ない』という意見ですが、もっとも、信頼=投票という行動となるのかどうかは別として、次の質問が、その要因であると考えます。

 設問として『住んでいる地域の議員についてもっている印象は?』の大項目で、『何をしているのかがわからない』の質問に対し、回答として『その通りだ』が56.1%、『どちらでもない』が18.5%という結果でした。特に、アンケートの設問の中で、回答の%を占める割合として、この設問の数値が突出して高かったです。
 『いてもいなくても同じだ』という質問に対し、回答としては『その通りだ』が34.0%、『どちらでもない』は27.4%と、合計で62.3%となっていました。

 つまり、この結果から判断すれば、『何をしているのかが解らない』→『信頼出来ない』に発展して行くのだろうと考えますし、また、これによって、『議員を減らせ』という世論になって行くのは自然の流れだと考えます。

 『選挙で投票する際に、候補者を選ぶ理由は何?』の質問では、回答として『実行力・行動力』37.5%。『政策・提言』が37.1%とこの二つが30%台。
 以下、20%台の回答として『将来のビジョン』『人柄』『所属政党・会派』の3項目。『年齢(若さ)』を上げた方は5.5%しかありませんでした。

 これらの事項から自分なりに判断すると、『何をしているのか分からない』から再選組は『実行力・行動力』が評価されるのだろうと考えます。
 また、『政策提言』や『政党所属』という事では、日頃支持している政党であれば、年齢は問わない。
 新人の場合、『実行力・行動力』は分からないが、『伴わない』と見られた場合は、年齢が若くても、投票されない。
 というような分析が出来るのではないか。私は、このアンケートから、そう判断をしました。

 あくまでも、アンケート結果から言えるものであって、地方議会といえども、政令指定都市の市議と、地方の村議では違うでしょうが、有権者の議会や政治に対する関心は高くなって来ている傾向ではないのかなあ。と考えています。ただし、関心と投票行為としては、必ずしも連動していないとも感じています。



議員定数案削減の請願書、提出される
 平成26年第3回定例会において、『余市町議会議員定数削減に関する請願書』が提出されました。

余市町議会議員定数削減に関する請願書

請願事項
 市町議会議員の定数は、余市町議会議員定数条例の定めるところにより18名とされておりますが、下記の理由により、議員定数を削減し、次期一般選挙から適用するようお願い申しあげます。

請願の趣旨
 余市町議会議員の定数条例は、平成19年の一般選挙より適用され、現在に至っておりますが、その間議員の方々には住民の代表として、本町発展のためにそれぞれご活躍され評価の高い実績を残されておりますことを、深く感謝申し上げるものであります。
 然しながらこの間、地方財政を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあります。本町に於いてはさらに人口減少、高齢化により、財政の悪化の一途をたどっており、今日ほど行政を簡素化し、経費の節減に努め健全な財政運営が求められている時はありません。しかし諸々の実情を合わせ考えるとき、今自の財政が急速に改善されることは、期待の薄いものであろうと推測いたすものであります。
 このような厳しさを増す経済状況や町の財政状況を考慮しますと、議会自らも何らかの対応を取る必要があり、行政の簡素化、経費の節減等、行政だけにまかせることなく、本町のおかれている諸般の状況を考慮し、現在の議員定数条例の改正によって議員定数削減を請願する次第でございます。
 削減数については議員の良識、自主的な判断にゆだねますが、議会改革の進んでいる他の町村では議員定数を積極的に削減しており、本町に於いては数名削減しても合議制の機関である議会の役割は十分発揮できるものと判断します。これを前提に町民の意見として受け止めていただきたい。これら内容をご賢察頂き、議員各位の勇気あるご決断を希望するものであり、議員定数削減を請願いたします。

   平成26年7月16日
                   紹介議員
                   余市町議会議員 彫谷吉英
                          
                   請願者
                   余市町大川町
                     米 坂 利 冶
                   余市町大川町
                     安 本 幹 雄
                   余市町大川町
                     金 沢   治

余市町議会議長 中井 寿夫 殿


 今回の提出された請願書は、議会運営委員会に付託され審議が進むこととなりますが、陳情ではなく請願という事で、紹介議員である彫谷議員が他の議員からの質問に対して、答弁する事になると予想されます。
 彫谷議員は請願書の紹介議員となる事は、初めてでしょうから、紹介議員の答弁如何によっては、請願者の意図と違う角度での議論と結論が出される可能性もあるのではと考えています。


議員の年齢と報酬について
 さて、議員定数と報酬・政務調査費の問題は、常に言われている事で、国会議員に限らず、都道府県議会議員、また、末端の町村議会に対しても、同じような意見が寄せられています。
 最近、特に議員の発言や政務調査費に関し、疑問を感じられる行動があり、その報道がされる都度、その在り方が問題視されます。
 町中を回っていて、意見として多く頂くのは『報酬を上げて、定数を減らせ』という声です。
 議員報酬も政務調査費も、各自治体でまったく違い、自治体別の議員報酬の比較はある程度、出ていますが、政務調査費については、まったく分かりません。
 余市町の議員については、このニュースでも、過去、何度か掲載していますが、議員報酬は別表の通りであって、余市町議会では、政務調査費の取り決めは無い事から、支給されておりません。
 議員が受け取る総額としては、月額として12カ月分と、賞与として、概ね4カ月分であり、支給総額の16カ月分以外にはありません。
 また、町の付属機関の委員を兼任している場合は、その委員会に出席すれば、費用弁償や日当が支給される場合があり、合算されますが、これは、一般の方にも同様に支給されています。
 月額報酬総額から引かれる分としては、医療保険の加入状況、事業所得や年金の関係によって所得税が違うので、『手取り』としては議員個々によってかなりの違いがあるのではないかと考えていますし、自身のもの以外は、分かりません。
 尚、2年に一度行われる本州地域への各常任委員会の視察経費を含め、議員全体としての研修費用は、議会費として元々別に計上されている事から、議員個々の所得には影響がありません。

 また、議員報酬と同じように意見を頂くのが、議員の年齢についてであり、余市町議会の議員立候補者数と当選当時の議員平均年齢は以下の通りです。

  年  当選議員平均年齢 新人議員当選数 議員定数 立候補者総数
平成11年 59.6歳    5名     22名   25名
平成15年 57.3歳    7名     22名   27名
平成19年 60.2歳    1名     18名   21名
平成23年 62.0歳    2名     18名   20名

 今回の補欠選挙で庄議員が誕生した事により、若干は下がるでしょうが、単純に4歳を加えれば、来年の改選時の議員の平均年齢は64歳となるでしょうし、平均年齢以上の議員は11名。また、半数の9議員が68歳以上となる見込みです。
 平成11年の時は、私は37歳でしたし、若い候補者が立候補し当選した。また、平成15年の時も40歳代の候補者が多数立候補した事により、平均年齢が下がったのですが、平成19・23年は、新人候補者でも60歳以上という事で、平均年齢としては上がってしまいました。

 平均年齢がのびている社会において、では、何歳までなら良く、何歳からダメなのか。という明確な線引きも無く、また、議員報酬についても、個々の考え方の違いがあり、何を持って妥当というのかも、それぞれだと思います。

 選挙という側面と会派という面では、余市町には、特定政党の支持者もいる事から基礎票があり、政党の推薦・公認を得られる候補者は選挙では有利となりうる要素を持っています。
 そして余市町の議会は議会運営をするに当たり、会派運営をする事となっており、会派は2名から組織出来る事となっています。
 当然ですが、政党所属や推薦候補者は、当選確定後は政党=会派となり、無所属として当選した候補者は、独自の会派を組織します。
 平成15年の改選期までは、議員数が多かった事もあり、一定数以上の会派もあったのですが、定数が削減された19年以降は、会派の人員も少なくなり、現在は18名のうち、私を含めて3名が会派に所属しない議員で、会派数は6会派となっています。
 今の議会が混乱する一つの要因としては、議員定数が少なくなった事により、会派が小さくなってしまい、過半数を越えられるのかどうかは、採決をやってみなければ分からない。という実態が議会の混乱に拍車をかけていると考えています。

 来年の選挙において、定数の問題として、仮に削減となったとしても、現在の政党会派の基礎票から見れば、政党会派は議員定数が少なくなっても、会派を作ることが出来る事となるでしょうが、いわゆる無所属議員がどういう動きとなるのかは、分かりませんが、現在の会派が基礎となるのであれば、やはり、現行のままで推移すると推測出来ます。
 議会は長い歴史の中で、現在の運営方針が取られており、仮に定数削減となった場合は、これも見直して行かなければならないのでは無いか。と考えます。

 私の議員の定数報酬等に関する考え方としては、議会内の役職にあろうとも、報酬は一般議員と同じくする。その上で、政務活動費の支出を決めて、一年に一度、議員自らが申請し、第三者機関が判断して、その活動費が適正かどうかの判断をした上で支出を認めるかどうかの判断をする。
 定数に関しては、定数は多い方がより民意を広く集められるとは考えていますが、私が聞く範囲としては、住民の方から『議員を増やせ』という意見は無く、また、人口減もある事から、数名の削減は致し方無いと考えています。


町村名   議長給与  副議長給与  委員長給与  議員給与 議員数 人口 町長給与  職員一人 区分
                                          当たり人口

泊 村  26万3千円 20万9千円 18万7千円 17万0千円 10  1839 63万0千円 31 T-2
赤井川村  25万0千円 18万9千円 17万1千円 15万8千円 8  1172 65万0千円 33 T-0
仁木町    23万9千円 19万3千円 17万8千円 16万0千円 9 3674 59万7千円 69 T-0
古平町  24万0千円 19万3千円 17万7千円 16万2千円 10 3564 65万0千円 57 T-1
共和町    25万2千円 19万8千円 18万0千円 16万7千円 13  6418 68万0千円 70 U-0
岩内町    28万2千円 22万6千円 20万2千円 18万5千円 16 14319 68万5千円 102 V-2
倶知安町  25万5千円 20万7千円 18万4千円 17万3千円 16 15638 68万0千円 104 W-2
余市町    28万0千円 22万6千円 21万0千円 19万5千円 18 20688 66万6千円 128 X-2
七飯町  33万0千円 26万0千円 24万0千円 23万0千円 18 28712 79万8千円 198 X-2
美幌町   32万0千円 26万0千円 24万7千円 23万7千円 14 21125 74万8千円 130 X-2
遠軽町  29万5千円 23万5千円 21万2千円 20万1千円 18 21776 81万0千円 89 X-2
音威子府村19万1千円 14万2千円 13万2千円 12万3千円 6  797 57万8千円 14 T-2
幕別町  32万3千円 25万8千円 23万1千円 21万2千円 20 27647 83万0千円 129 X-0
新ひだか町30万0千円 23万0千円 21万0千円 20万0千円 20 24855 84万1千円 101 X-0
音更町  35万1千円 27万5千円 24万4千円 23万5千円 22 45466 85万9千円 189 X-2

 

議員定数18名の議会 七飯町 浦河町 別海町 中標津町 遠軽町 余市町
議員定数17名の議会 当別町
議員定数16名の議会 森町 八雲町 釧路町 芽室町 岩内町 倶知安町

※区分とは人口と産業体系が同じような割合をしめしている町村を類型として表しているもの。最初のローマ数字は人口を表し、平成22年度国勢調査を元に数値を出している。
T・5千未満  U・5千以上1万未満  V・1万以上〜1.5万未満
W・1.5万以上〜2万未満  X・2万以上
※他の報酬額等の数値は、平成26年7月4日開催の北海道町村議会議員研修会で配布された資料から引用しました。


有権者に理解を得られるためには
 今回の町長選挙と議員補欠選挙、さらには、定数削減の請願書も含めて、住民目線で見れば『今の役場や議会は、何がどうなっているのかが、さっぱり解らない』というのが、その感想だと推測しています。
 その要因は、一口には言えませんが、町側の混乱、議会側の混乱など、複合的な要素が絡み合い、また、その時々によって変化をすることによって、より複雑化し、住民目線では理解出来ない。そして、理解されない以上、それに応えるのも、選挙で選ばれる者の努めであると考えます。

 今、選挙では『マニフェスト』、つまり具体的に『○○をやります』という事を選挙前に掲げて、選挙戦を戦うのが主流となっています。
 ですが、これを出せるのは、国会議員や知事、首長。町村長末端の議員には、その権限が無い事から、会派全体、また、議会全体としてマニフェストを掲げている団体もあります。
 前掲の政治山では、このマニフェストや議員活動に対して表彰をしており、道内でも、多くの議員が表彰されているようです。
 表彰されている議員は、インターネット発信をメインにして活動をしているようですし、また、インターネットを発信するためには、それなりの活動をしなければ発信が出来ません。
 そして、今回、私も、これに応募してみましたが、特別、変わった事で応募した訳ではありません。
 私の選挙公約も、『紙面ニュースの発行』『インターネットでの活動報告』『報告会の開催』の3ツであり、この3点で応募をしました。

 この活動をしている議員は、余市町議会の議員ではおらず、町内ではそれなりの評価は受けていると感じていますが、自身がどれくらいのレベル、実力があるのか。という事の客観的な評価が得られるのではないか。とも考えました。

 これらの活動をしていて、最近は「マンネリ化しているなぁ」とも感じており、また、どちらかといえば、『過去』に対する評論となっているのが現状です。
 本当の評価を受けるには『未来』をどう探り当てるか。という事ではないかと考えています。

 現代社会の中、政治は夢と希望を与えるものでなければならないでしょうし、また、それを実現させて行くのが、選挙で選ばれる者の使命であり、それが出来て初めて、有権者の信頼を得る事が出来るのであろう。と考えています。
 私の議員活動については、議員個々の考え方や方向性や手法の違いもあり、現状を否定している訳でもないですし、これで良いとも思ってはおりませんが、住民の方から見れば、理解を得られていないと感じているのも事実です。
 議会の在り方、議員の在り方を含めて、町の未来をどう描いて行くのか。という事が、今、求められているのだろうと感じています。


平成26年第3回定例会
 8月に行われた町長選挙によって、嶋町長の2期目が無投票で決まりました。2期目のスタートである、第3回定例会が9月16日から19日の4日間開催されました。
 定例会での一般会計補正予算では、協会病院バス路線に対する補助金500万円、マッサン応援推進協議会への補助金600万円、公営住宅長寿命化計画の委託料540万円、小中学校のボイラー工事と構造耐震化調査1157万円、他の追加予算が可決されました。 この中で、私は協会病院バス路線の補助金に対し質疑を行いました。これは中央バスのこの路線の前年決算に対して、毎年500万円の補助金が支出されています。平成25年度の決算としては、収入と経費の差し引きで887万円のマイナスとなっており、24年度との比較では57万円程、赤字幅は圧縮していますが、土曜日曜の便を減便した結果によります。厳しい状況が続いている事に変わりありません。この地域は今後、高速道路の開通となる事から、地域限定ですが、人口は増えて来るのでしようから、バスを無くする訳には行かないと考えており、根本的に利用客が伸びる施策が必要だと考えています。

 この他の議案として、議案第3号として『余市町指定介護予防支援の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援に係わる介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例案』は所管の民生環境常任委員会に付託され審議されます。
 一般会計に占める医療・介護関係の経費は、高齢化もあって増加傾向にあり、この経費を押さえるためには、予防措置を講じ、いかにして通院を減らし病気にかからないようにするのか。という事にあります。そのために効果的な運営が出来る条例になれば良いと考えています。

 議案第5号として、本年度から余市町にも適用される事になった『過疎地域自立促進市町村計画についての計画について』の提案がされ、可決されました。
 過疎地域の指定には、数種類の条件があるのですが、余市町が過疎と認定された理由としては、『平成22年度から平成24年度の3カ年に係わる財政力指数の平均が0.49以下である事』と『昭和60年から平成22年の人口減少率が19%以上であること』の用件を満たしたために該当となりました。
 財政力指数とは、簡単に言えば、自主財源に乏しく、固定経費が多い事により数値が悪いという事です。
 これが適用されると『過疎債』が使えるようになり、過疎債は返済に当てるための交付税について、有利な条件となります。尚、全道179自治体のうち、この『過疎』に当てはまらない自治体は札幌市を含む30の自治体しかなく、後志管内では泊村と倶知安町は該当となっていません。
 そして、この『過疎債』を使うには、事前に計画書の提出が求められている事から、今回の定例会において、計画書の内容の審議が行われ、可決されました。
 尚、返済に有利な債権ですが、30%は持ち出しをしなければならない事から、安易に事業を行えば、後年に影響が出ることも予想されます。

 認定第1号として、『平成25年度水道決算認定について』が提案され、議員全員が参加する特別委員会が編成され、その中で質疑が行われます。尚、平成25年度は、収支として4006万円の黒字となり、累計損益としても138万円黒字となりました。この利益の中から、10万円を積み立てとする議案第6号は可決されました。

 工事請負契約として、議案第8号として『下水道処理施設に係わる工事契約の締結』があり、下水処理場監視制御設備更新工事として締結されました。
 また、議案第10号として『戸籍事務の電算化に係わる締結について』が提案されました。東北大震災の時、役所が水没等をした事により、戸籍データが消滅してしまった経過もある事から、戸籍をデータ化して、サーバー2台によってバックアップ、さらには法務省戸籍副本管理システムにも連携させます。契約金額としては、平成27年から平成32年までの間で1億1690万円を支払う事となります。
 過去の議会においては、このような事務的な契約で、議会同意を必要とする契約は初めてではないかなぁ。と記憶していますが、これも時代の変化であると感じています。

 また、定例会の最後に行われる意見案では、意見案第3号として『電力料金の再値上げの撤回を求める要望意見書』については、全会一致をもって可決されました。ちなみに、今回の北電の値上げが認可された場合、余市町の電気料としては、1700万円の増額と試算されています。

 定例会における議員側から提出出来る一般質問については、8名の議員から11問が提出されました。
 私は、「嶋町政の2期目の政策について」を提出して、スペースの関係で省略しますが、質問としては「2期目は何をするのか」という事の質問であり、答弁として、私が印象として感じたのは『強いリーダーシップを持って、住民との対話を大切にしていきたい』というものでした。


余市町、またまた損害賠償請求がされる
 ここ数年、余市町が被告となる裁判が多くなっています。そして、今回の定例会においても、損害賠償請求がされる事となりました。以下、関係する行政報告の抜粋です。
 このニュースの作成時点で、余市町が抱えている賠償事件としては、今回の件と、下水道工事にかかわる住宅への被害発生の損害賠償請求事件の上告事件の2件となっています。 尚、今回の事件において、町側の弁護士を依頼するための補正予算として34万6千円が計上され、可決となりました。

 損害賠償請求事件につきまして行政報告いたします。今回の事件につきましては、平成26年5月31日「道の駅スペース・アップルよいち」駐車場内で発生しました車両破損事故により、被害車両の所有者であります原告から、原告所有の車両に損害を受けたとして、町内在住の個人並びに余市町に賠償を求められたものであります。
 事故の経過といたしましては、原告は事故当日「道の駅スペース・アップルよいち」駐車場内に原告所有の車両を停めていたところ、「道の駅スペース・アップルよいち」交流広場に建てられていたテントが、風で吹き飛ばされ、原告所有の車両の左側側面にぶつかってきたことにより、同車両が破損したとしてテントの所有者に対し損害の賠償を求めておりました。
 当該テントについては、道の駅交流広場にプレハブ建築の物販施設を設置することで使用許可を受けている団体が、利用者に対するサービス機能の向上を目的として、イスやテーブルとともに日よけ、雨よけ用テントとして物販施設前に設置し、管理されていたもので、事故発生後、その団体の代表者から自らの責任で対処する旨の申出があり、その後の推移を見守っておりましたが、このたび代表者個人とそのテントの撤去を求めなかった町にも責任があるとして、原告代理人弁護士より訴訟が提起され、平成26年9月9日付けで小樽簡易裁判所より文書が送付されたものであります。
 今回の事件では、原告が弁護士を訴訟代理人として訴えを提起されたことから、町といたしましても専門的知識を有する弁護士に訴訟委任を行い、対応いたしたいと考えております。


 行政を相手側として、訴える事例は今後も増えて来ると予想しておりますが、町としても毅然とした態度で、また、だれもが納得出来る回答を出してもらいたいものです。


                    ニュース第62号完