ひろかずニュース 平成23年6月30日UP
      ☆ニュース第49号発刊☆

 6月の定例会も無事終わりました。いよいよ議会議員の任期も終わりに近づき、選挙日程も8月2日告示で7日投票日と決定、選挙モードに突入?したようです。
 選挙に出るのかどうか判断として、町中にある1メートル×50センチくらいの、名前の書かれてある看板が上がるかどうか。によって、判断されます。
 この看板は、全部で8枚を掲示する事が出来ますが、今回は私が1番で掲示。その後、徐々に掲示されだし、今年は定例会が一週間程度、遅くなった事もあったのてすが、定例会終了後、要約、出揃った感がします。
 現在の所、現職・元職・新人を合わせ、18名の看板が上がっています。また、現職で現時点で看板が上がっていない方は3名という事で、このうち2名は、明確に引退表明をしてましたが、1名は不明となってます。
 つまり、18名+可能性としては+1ですが、この方以外の出馬については、ワウサはありますが、現実的な動きとしては・・・・無いようです。
 『選挙戦にしてやろう』というような考え方の方を除き、現実的に『当選』を目指す場合は、7月に入る事もありタイムリミットは確実に近付いて来ています。

 現実的に考え、これから選挙の準備をするとするならば、選挙カーの手配から、看板発注。また、各種の届け出等があり、それらを準備するには、残された時間としては多くありません。
 無論、必ず選挙カーを出さなければならない。また、選挙ポスターを張り出さなければならない。という決まりもありません。
 立候補の手続きとしては、告示日に立候補届けを出せば良いだけなのですが、これでは、町側の準日が出来ない。という事にもなります。
 町側の準備として、一番予想が難しいのは、町中のポスター掲示板であって、つまり、何名立候補がされるのか。によって、枠の大きさ・サイズが変わって来るからです。そして、準備側としては、当日にいきなり立候補届けを出されて、『ポスターを張る場所が無い!』では済まされない事となります。

 立候補する側としても、最初から単に『当落は別にして選挙をやらせる』というだけの考えでは、これこそ税金の無駄となってしまいます。そして、今から立候補する方がいるとすれば、また、勝てる要素としては・・・・年齢しかありません。
 今からでは60歳を越えれば、厳しいでしょうが、これが30台、40台前半となれば、だまっていても、ある程度の票は集まる。と推測されます。

 当選者の選挙時における当選者の平均年齢としては・・
  15年 22名で1261歳で、57.3歳
  19年 18名で1092歳で、60.6歳
となっていて、4年前の年齢に足して計算すると・・・おそらく今回の出馬される方の平均年齢としては61.7歳となるのではないか。と推測しています。

 30歳、無論20歳台でもOKですが、40歳台前半の方は、今からでも立候補すれば、勝ち残れる可能性があります。
 現に倶知安町では、今回の選挙では一週間までは『無投票』と言われていましたが、若い方が立候補を表明。投票を伴う選挙となって、結果として、当選が出来ました。

 まだ、チャンスがあり、本当のタイムリミットは告示日の2週間前・・・・・と私は考えています。


 現在の所、無投票の可能性が大きいのでしょうが、『余市町の選挙では、無投票はありえない。必ずだれかが出て来る』と言われています。
 私、個人としても、投票選挙は必要だ。とは考えていますし、今から『無投票』という事となれば、極論をすれば、『4年に1回も地域すらも回らない』と、言われてしまうのではないでしょうか。

 ちなみに、今回の定例会の中で、いわゆる選挙の自粛については、一切の話が出ませんでした。
 確かに、選挙戦としては、毎日、8時から20時までとなっていますが、国政選挙でないのでしょうから、毎日20時までが必要なのか?という事は、微妙な所だと感じています。
 ですが、候補者が話し合いをして『選挙カーを出さない』とか『一日おきに』という取り決めもされませんでした。
 もっとも、仮にこの話が出たとしても、1〜2時間程度の時間短縮という事であれば協力はしますが、今後も含め『選挙カーを出さない』という取り決めがあったとしても、『私は出しますよ〜』と言うでしょうね。


 投票選挙となるのか、このまま無投票となってしまうのかは、まったく分かりませんが、選挙したい派は、私の認識してる範囲では、半数いるかどうか・・・だと推測していますが、最も恐れる事は、選挙・政治に対する、無関心の増大ということです。

 15年の選挙では、町長選挙も一緒で80%。19年は町長選挙が無投票で72%。そして、昨年の町長選挙は65%でした。
 19年の知事選挙は70%、今年の知事選挙は、道議選挙が無くなった事もあって、54%でした。
 ・・・町議選挙単独では・・・・60%を切る・・・のは絶対にマズイです。最低でも70%の投票率はほしいものです。
 ・・・そのためには、全員が頑張らないとダメでしょうね!!
 
議会予定・イベントで紹介していました、フゴッペ洞窟の陶芸展示を見てきました。
まぁ、これだけで人が集まる・・という訳ではないですが、余市町の文化財施設の中では、フゴッペ洞窟の見学者が一番、多いんですょ〜

 


 さて、今回の第49号を持ちまして、今期のニュースの発行については、完了となりました。私自身としても、『よくやったなぁ〜』と自画自賛しています。
 少なくとも、今期(平成19年8月〜23年7月)だけ見ても、議員個人として、定期的に、これだけの分量で、そしてある程度の部数の刊行物を発行したのは私だけでしょうし、また、12年間、これをやり続けた。という事は、他の町村を見ても、居ない・・・とは言い切れませんが、めったにいないだろうと思っています。

 少なくとも、余市町の議会と行政情報発信には貢献出来たと感じています。


 改選を迎えるに当たり、50号の大台に乗れるのかどうかは、有権者の方の判断でしょうし、また、神のみぞ知る事項だと思っています。

 HPの更新は、任期一杯は、それなりにして行こうとは考えていますが、やはり、あまり更新が出来なくなるのだろうと推測しています。

 この場を借りまして、ご愛読に感謝致します。ありがとうございました。



ニュース第49号

平成23年第2回定例会
 任期満了に伴う議会議員選挙前の最後の定例会が6月20日から22日までの3日間開催されました。
 一般質問は9名の議員が行いましたが、私を含め、3議員が脱原子力発電という立場で一般質問を行いました。
 また、議会の最後の行われる意見案についても、原子力関係の事項で、安全確保と稼働中の原子力発電所停止の意見案が諮られ、全会一致で可決となりました。尚、この模様はテレビが取材に入り、22日夜のニュースで放映されたそうです。
 この他の議案としては、一般会計の補正予算の審議、第一清掃公社と余市振興公社の前年度の決算報告、土地開発公社の解散業務終了の行政報告、任期満了に伴う第21期余市町農業委員会委員の議会推薦委員も決定されました。


第21期農業委員会選挙
 農業委員は3年に一度、選挙によって決められます。有権者と立候補出来る人は、余市町の場合、30アール以上の農地を耕作し、選挙管理委員会の農業委員会委員選挙人名簿に登録された方で、総数としては1183名となっています。
 農業委員の選挙は、今までは全国一斉に統一的に行われていましたが、東日本大震災の発生によって、それぞれの自治体別に選挙日が設定され、余市町では7月5日告示、10日投票日となりました。
 選挙のやり方は、議員選挙と同じで、公職選挙法を準用して行われ、6月16日に立候補予定者説明会が役場3階で開催されました。
 余市町では、実際の投票が行われたのは昭和59年7月が最後であり、以後、定数のみの立候補者数だったこともあり、実際の投票は行われていません。ですが、前回の選挙では赤井川村で、そして前々回は仁木町で投票が行われました。
 さて、現在の余市町農業委員会の委員数は、選挙で選ばれる公選委員14名と各団体から推薦される推薦委員5名の19名によって構成されています。
 推薦委員5名のうち3名は農業関係団体から選出され、2名は『議会が推薦する者』となっており、公的な有資格の取り決めはありません。
 他の町村では、民間の方を推薦している所もあるようですが、余市町議会としては『議員の中』から推薦しています。
 過去においては、任期途中で議員選挙となり、選挙に落選しても農業委員はそのまま継続。という事例もありましたし、また、農業委員と議会議員の任期が違うために、勇退する議員が就任したこともあったようです。
 
6月16日、農業委員会委員選挙の立候補者説明会が役場3階でおこなわれました

 さて、第21期の農業委員会への推薦委員は、第20期と同じく、野呂議員と熊倉議員が決定しましたが、これに至る過程として本会議で投票が行われました。尚、この投票は公職選挙法に準じている訳ではなく、議会内部の取り決めに従い行われました。
 2名の推薦という事で2名連記での投票となっており、1枚の投票用紙に2名の名前を書かなければなりません。1名の名前しか書かれていないもの。また、2名とも同じ名前が書れてあるものは無効とされます。
 議員定数は18名ですが、昨年9月町長選挙の関係で1名減、また、当日、吉田広之丞議員が欠席だった事、さらに、議長は投票に加わらない事から15名の議員によって、投票が行われました。
 投票結果としては次の通りで、無効票は無く、上位当選者2名が推薦される事となりました。
 野呂議員 14票  
 熊倉議員  9票
 溝口議員  6票
 吉田浩一  1票(※自分自身には投票しておりません)

 さて、公選委員については、選挙権を有する者が自由に立候補出来ますが、過去の慣例によって、地域割をして地域から推薦を受け立候補するのが一般的となっています。
 私は平成11年7月に、地域からの推薦を受け農業委員となり、余市町では農業委員も議会議員もどちらも公選。というのは初めてのケースでした。ちなみに、初めてのケースという事もあり、選挙管理委員会には『選挙違反では無いのか』という問い合わせが多数入ったそうですが選挙違反ではありません。
 以後、4期12年間、地域の推薦を受けて農業委員の職を預かり、平成20年7月からは農業委員会会長職務代理者(副会長)という役職を預かる事になりました。
 国の行政改革の関係もあり、また、農業を取り巻く環境も、日々、刻々と変化をしており、それに対応して行かなければなりません。その中の一つとして、農地取得の下限面積についても1.1ヘクタールから30アールへと変更しました。
 これは、近年の景気動向等もあって、農業に就職希望(新規就農)の問い合わせ、そして年に数名ですが、新たに農地を取得し新規就農される方も増えている現状を、さらに推進しようとする考えからです。
 どちらにせよ、余市町にとって農業は切っても切れない関係であり、農業行政は増えることはあっても減ることは無いと考えています。

 農業委員は、業務の性格から個人の利権を左右する立場にあり、公務としては特殊な部類に含まれると、私は考えております。
 そして、この度、改選期を迎えるに当たり、次期の農業委員選挙には出馬せず、地域的には別な方と交替する事となりました。
 この背景には、今年の4月から余市町農業協同組合の監事の職を新たに預かる事となり、個人の業務量として限界に近いことから、これ以上、増やすことが出来ないと判断したことによります。
 尚、現在の農業委員の任期は7月19日までとなっています。
 

私の一般質問
 今回の定例会においては、私は、次の二点の一般質問を行いました。以下、ほぼ、その原文と質疑内容です。

1.ソーラン祭りについて
 今年で第43回目となる北海ソーラン祭りが、本年は7月2日、3日と開催されます。
 この祭りは、後志における自治体別の夏祭りのトップを切って、初日のオンパレード、翌日には名産品フェスティバルと夜の花火大会が行われ、それなりに定着している夏祭りとなっております。
 ソーラン祭りは、実行委員会が組織され、実行委員長には余市町長が就任、実施本部長には、商工会議所会頭が就任し、戦前の中心産業であった、にしん漁業を偲び、本町の産業と文化の振興、町民福祉の増進、北海道の代表民謡ソーラン節の伝承を兼ねて開催する事となっています。
 さて、過日、各企業宛に出された本年の協賛依頼の文章の中には、『昨年も盛大に終了出来ました』との一文がありましたが、私も平成12年から参加するようになり、参加側から見る目としては、年を追う毎に、参加者の高齢化とパレード参加人数は減少傾向のようですし、また、観客についても、以前は道沿いに列をなしておりましたが、空きが目立つようになって来ていると感じております。
 そのような中で、本年の実施状況については、新聞報道において『従来行っていたオンパレードを中止し、会場を余市河口漁港に移動し、輪踊りとする』との報道がされました。以下、本年の実施について、また、考え方についてお伺いします。
1.本年のパレードについて
Q場所、規模はどのように実施する考えなのか。
A余市河口漁港にお祭り広場を設け、練り歩きをする。山車は2基を用意。実行委員会の中での前年の反省や意見の中で、参加者の減少やマンネリ化が指摘されている。多くの人が楽しめるお祭り広場としたい。
Q観客に対しては、どのような対処を考えておられるのか。
A会場内全体を観客席として、一定時間楽しめるようにしたい。近くに臨時駐車場とシャトルバスを用意して送迎したい。
Q従来と比較し、本年のパレードの参加人数等はどうなっているのか。
A高齢化によってパレード参加者が減少いていることや踊りの時間帯の変更があり、6月17日現在で450名の申し込み。
2.花火大会について
Q以前は、余市川と余市港と交互に開催をしていましたが、どうして、港のみとなったのか。また、以後はどう考えておられるのか。
A平成6年までは余市川と余市港と交互にしていたが、余市川の工事や安全確保もあって、以後は、余市港のみで行っている。港の方がロケーションも良く、年々観客も増えているが、再度、検討もしてみたい。
3.実施日について
Qなぜ、7月最初の土日となっているのか。日程変更を考えた事はないのか。
A長い歴史の中で、定着しており、他町村の夏祭りと重ならないように。
4.経費面について
Q最終決算としては、毎年、どれくらいの経費がかかっているのか。また、本年は路上パレードが無いとするならば、その分の費用はどうなるのか。
A10年前は1400万円程度。昨年は890万円。本年はパレード警備の分は無いが、お祭り広場の経費があるので、総体としては昨年と同額程度になる見込み

再質問
Q町の中には、新聞報道が先行しており、輪踊り=盆踊りのような印象となっているが、これをどう払拭するのか。
A敷地内を2週する。距離としては800メートル。参加して「楽しむ」というようになってほしい。とまどいもあると思うが、発展させて行きたく、こちらからも、参加してくれるように誘っている。
Q経費面では、削減となるのであれば、各団体にお願いしている協賛金はどうなるのか。
A昨年は589万円で、今年は500万円の予算
Q実施日としては、7月に入ったとはいえ、夜になると寒いのが実態だと感じており、もう少し後にして、夜の町に人出がでるような手法を考えなければダメではないか。
A他町村とダブらないようにしたが、町場の活性化についても検討の必要はある。
Q花火大会についても、以前にように、余市川との交互に開催する考え方はないのか。
A安全面と警備面では、余市川では厳しいが、どうあるべきかは、検討してみたい。

再々質問
Q本年、路上パレードが中止となって、来年以降、警察と道路使用許可の関係はどのようになるのか。
A昔、山車の事故があってから、警察の対応が厳しくなったが、今後も盛り上げて行きたい。

質問後の感想
 ソーラン祭りに私は議員としてでは無く、余市観光協会の会員としてここ数年間パレードに参加しています。無論、過去においては、余市町議員会として参加していたこともありました。
 踊りながら見ている限りでは、パレードの参加者だけでなく、沿道の観客の方も少なくなっていると感じています。
 議会では、議員から街創りや活性化の質問も出されますが、やはり、人が出なければ、どうにもならないでしょうし、町が、人が動けば、多少なりとも町の経済も動きます。
 今年の状況を見ながらでしょうが、ソーラン祭りを、どう発展させて行くのかが、今後、問われてくると推測しています。
 尚、今回のソーラン祭りに際し、余市町議会議員会として参加は無く、私は観光協会の一員として参加の予定です。


2.余市町の原子力防災計画について
 東日本大震災の発生により、大津波が太平洋側沿岸部を襲い、その中に原子力発電所もあり、施設そのものも壊滅的な被害が発生しただけでなく、放射能漏れを起こした事により、地域全体に被害が発生し、その範囲は想定を越え、収束の見込みもたっておりません。
 さて、この度の原子力事故に際し、4月9日に『泊原発を止める会』主催による、講演会が余市町内では開催されました。これに対し6月上旬には自民党によって組織された、地方議員の集まりである後志地方議員連盟において、泊原子力発電所の議員視察が行われた事が新聞に掲載されており、原発の存在が地方においても改めて議論され始めていると感じております。
 原子力発電の是非は別として、原状として、存在しており、例え原子炉が停止していても、今回の事例の通り、原子力災害は発生しうる可能性があり、この場合は、町としては、住民の安全確保が最優先で求められるものであると感じております。
Q震災発生以後、北海道でも、原子力発電所にかかわる事項の見直しがされるとの報道がありましたが、現時点では北海道からの指示や方針の伝達は、どの程度、来ているのかをお聞き致します。
A北海道からは現時点では無い。5月24日に北海道の専門委員会が立ち上げられ、その中で10月を目処に見直し案が提案される予定。

Q次に、今回の事故を受けて他町村でも、それなりの動きがあるのではないか。と考えております。原発所在地の泊村を含む4町村と、他の後志の自治体では、避難計画等の違いはあると思いますし、また、現時点でも備蓄品等の違いがあると推測されますが、他町村ではどのように議論となっているのか。
A3月29日に後志管内の10キロから30キロ圏内の9町村の首長が集まり、また、地元4町村も含め、議論をして行くことが確認された。後志全体として町村会として泊原発の安全確保の要請を北海道と北海道電力に行い、また、北海道に対しては道路の新設の要望も行った。

Q次に、事故が発生した場合、住民の避難を行わなければなりませんが、過去の議会答弁としては、『避難計画自体は、4町村限定』となっておりましたが、今回の震災発生によって、20キロ圏内は全員避難で、場所によっては30キロの地域も避難対象となっております。泊原子力発電所の距離として、余市町としては、20キロ圏内には該当しませんが、30キロ圏内に入る事から、一時的には、避難民の受け入れ態勢が求められ、次に、余市町住民の避難も求められると推測されます。
 余市町としても、これに対応すべく、避難民の受け入れ計画、また、住民の避難計画が必要と推測されますが、どのように考えているのかをお聞き致します。
A事故発生における防災指針では、原則、10キロ圏内のみであり、4町村(泊・岩内・共和・神恵内)以外は現時点では策定されていない。北海道の『見直し』指針を受けて、本町でも見直しをする。

Qさらに、原子力事故に関し、必要とされる物資、これは、通常の場合の災害発生時に必要とされる、寝具類と食料関係と原子力関係にかかわる物資、これは、放射能測定器や防護服がありますが、これらは、余市町としては、どの程度、確保・準備しているのかも、あわせてお伺い致します。
A測定器や防護服については、4町村に北海道から貸与されており、余市町では常備していない。これは、10キロ圏内のみとしており、それ以外は想定していないことによる。

再質問以降
Q後志町村内の議論が先だと感じています。その中で、4町村との理解が必要だと感じています。例えば、現時点で、泊村の住民は、どこの町、岩内町の住民はどこの町。というような形は決まっているんでしょうか。まずは、それから始める必要があるのではいでしょうか。
Q各種の援助・支援物資については、これは、ある程度、町に備蓄をする必要があるのではないか。これを町村で用意する。という事となれば、大変でしょうから、北海道が用意し、それぞれの町村の倉庫等で保管して、必要があれば、すぐに出せる。というようにした方が良いではないか。
A手をこまねいている訳では無いが、10キロ圏内でなければ『策定は認められない』と道に言われている。避難はあくまでも10キロ圏内の中で行う想定となっており、現行計画の中では、それしかない。
 現状では町村会でやるしかなく『安全対策を強化してほしい』と要望している。また、内部協議は進めて行かなければならない。


質問後の感想
 原子力発電所の災害の発生における法律は、災害対策基本法があり、それに基づき国・道・市町村が防災計画を策定しており、『原子力安全委員会』の指針により半径10キロ以内という基準となっています。
 ですが、今回の福島原子力発電所の事例の通り、10キロでは『絵に書いたモチ』ということもはっきりしました。
 どちらによせ、北海道、そして、国として見直しが行わなければ、末端町村では、どうにもならない。という事となります。
 天災に想定外はない。また、それを防ぐ手立ても限界がある。という事では、後は『逃げる』しかありませんが、現時点では逃げる手立てもない。という事では、やはり、不安が先行してしまいます。
 一日も早い計画策定を望むしかありませんが、道議会や国会で本格的な議論をしてほしいものです。



過去の私の一般質問
平成15年 9月 @余市町ホームページ、並びに町民の声ポストについて
         A町内の文化財施設における入場者数について
     12月 @教育現場における、日の丸君が代の指導について
         A沢町小学校におけるインターネット活用について
         B農業委員会の職員配置と建議について 
平成16年 3月 @道路愛護組合の道路管理について
         Aテレビデジタル放送にかかわる中継所について
      6月 @タバコ税について
         A町内の観光案内所について
         B町内におけるグループホームの増設について 
     12月 @余市町のホームページについて
         A余市町の農業委員会の堅持と
            17年度農業政策に対する建議について
平成17年 3月 @余市高校の現状と将来について 
         A余市町におけるグリーンツーリズムの取り組みについて
      6月 @余市町における国旗・国歌の教育について
         A余市町におけるインターネットの普及について 
         B職員異動に伴う決裁について
         @野外運動施設の夜間使用について
         A美園町における産業廃棄物施設建設について
     12月 @建議要望書について
平成18年 3月 @保育所の民営化について 
      6月 @地域包括支援センターの開設予定について
         A給食費の公費負担について
      9月 @テレビデジタル放送にかかわる余市町の対応について
     12月 @地域包括支援センターについて 
         A除排雪業務について
平成19年 3月 @上野町長の公約について
         A余市町の観光パンフレットについて
      6月 @農業委員会の事務と電算化について
         A地域包括支援センターの実施状況について
      9月 @海水浴における施設整備について
         A余市町における埋葬方法について
     12月 @余市町東部地区における道路網整備について
平成20年 3月 @新しい高校について
      6月 @余市川河口の浚渫工事等について
      9月 @教育委員会における、遺跡発掘と施設管理について
     12月 @町内の各種道路における交通安全対策について
         A余市宇宙記念館の今後について
平成21年 3月 @余市町としてのデジタル放送の対応について
         A新しい高校について
      6月 @町有地の活用について
         A人為的要素による捜索派遣条例の設置について
         B公の業務についての在り方について
      9月 @学校教育関係における未納問題について
         A政権交代における余市町への影響について
     12月 @あゆ場公園について
         A余市町におけるネット関係について
平成22年 3月 @公共施設の喫煙について 
         A黒川第一土地区画整理組合事業の今後について
      6月 @宇宙記念館の現状と今後について
         A町内の光通信とデジタルテレビの配信について
      9月 @新町長の具体的政策について
         A町道における歩道の確保について
     12月 @町内におけるブロードバンド整備について
         A町内の入浴送迎等について
平成23年 3月 @高速道路の開通における施策と世帯数対策について
         A余市町における道立高校の今後について
      6月 @ソーラン祭りについて
         A余市町の原子力防災計画について
※紙面の関係により、1期目(11年9月〜15年6月)のテーマは掲載しませんでした

 平成11年8月に余市町議会議員選挙に立候補。そして、議員職を預かるようになり、平成11年9月の定例会において、初当選で1番手として一般質問を行ったのは、私が唯一のようです。
 一般質問は、議員側からテーマ(議題として)を自由に決定する事が出来るものです。実施するかしないかは、議員個々の判断ですが、この12年間で一度も提出しなかった議員もいたのではないかと思っています。
 私は、この12年間、計48回の機会で一度だけ実施出来ませんでした。それは平成16年9月の定例会で、この時は台風18号によって大被害が発生し、災害復旧が優先され、議会日程も短縮となりました。当時、議会運営委員長だった事もあり、議事日程を考慮し、提出していた一般質問を取り下げました。
 結果として、これを除く、全ての機会、計47回の一般質問を実施してきました。おそらく、現職議員の中でもトップに位置するものと自負しております。
 テーマとしても、その時々の話題のあるものをメインに考えて実施していますし、他の議員がやっていないテーマも多数あると認識しています。
 また、私は現在3期目ですが、同期当選の佐々木議員、白川議員も、ほぼ休みなく実施しており、おそらく期数別の提出率としては、3期生が群を抜いていると自負しています。


これからの議員に求められる事項
 今、どの自治体、また、多くの議会でも、『○○基本条例』というものが制定されています。
 昨年9月に初当選をした嶋町長は『自治基本条例を制定したい』という公約を掲げています。
 メインは行政側となるのでしょうが、議会側としても『議会基本条例』というように、議会独自で制定している議会もあります。
 行政側と議会側ではどう違うのか。ですが、基本的な流れとしては同じであり、決定に至るまでに、住民の方に対し説明会等を開き、その内容の説明、また、意見を出来るだけ取り入れ、反映させる事が目的となっています。
 では、今まではそれらの手法は無かったのか。ですが、行政執行側としては、区会懇談会等における意見聴取。特定の問題に対しては、各種団体から選出された方によって組織された機関に意見を求める等の事項もしてきました。
 つまり、それなりの形では実施されて来たのですが、『絶対にやらなければならない』というものでもありませんでした。
 これを『○○基本条例』という形にすると、一定のルールと手法によって『しなければならない』という事となります。
 つまり『○○基本条例』が出来れば住民の方の意見が、より行政に反映される、させられる事となります。

 さて『議会基本条例』というのは、基本的には行政執行側と同じ流れであり、議会独自でこれをやっていかなければならない。という事となります。
 では、議会として、これが出来るのか。といえば、個人的には「非常に難しいだろう」と考えています。その理由として、議会が住民の方に説明会を開催しなければならない。という事項が含まれるからです。

 この手の説明会は以下のような流れとなると推測されます。
 
 企画・宣伝→報告会実施と運営→意見取りまとめ→議会での採決→条例実施
 (事前準備) (住民の方からの意見聴取) (議会内での議論)

 なぜ難しいのかといえば、余市町の場合、会派運営をしており、さらに会派=政党となっている会派とそうでない会派があるからです。
 会派の位置付けですが、公職選挙法上では、会派という言葉は見当たりません。会派を運営する上で、政党名=会派名となっている場合、余市町では共産党と公明党があり、この場合は、会派=政党となりますが、あとは『どちらかと言えば』と前置きがついて、自民党系会派、そうでない会派となっています。
 また保守系と革新系という枠組みでは、何をもって保守・革新と分けるのかも、一律に区分けが出来ない時代となり、さらに、現在は民主党政権となっていますが、民主党内には元自民党という議員も多数いるようになりました。

 本来、末端の政治は政党色を無くしての運営なのでしょうが、ある程度の人数と議員個々の考え方もあれば、所属政党の関係もあり、議会全体として一つにまとまって行わなければならない議会報告会が果たして本当に可能なのか。
 そして、時間は無制限にある訳でも無く、民意と民主主義は、最終的に多数決という数の論理で決めて行かなければ、物事は進みません。
 無論、全ての事項において、意見が別れるものではないでしょうが、結果として、現状の中で同一方向を向いて、議会全体として主催する住民説明会は、私は難しいのではないかと考えています。

 ですが、今、議員、そして行政に求められる事は、今まで以上の公開と自らの発信であり、様々な手立てを講じて行かなければ、政治への無関心さは更に増して行くと考えています。
 ちなみに、嶋町長も、ご自身でインターネットによる発信をしています。まずは『行動する』姿勢を私は評価しています。


選挙は必要か
 本年は12年に一度の選挙の年です。都道府県の知事と議会議員選挙だけではなく、農協、漁協といつた各種団体の理事等の選出、農業委員会委員選挙、そして、当初は予定されていなかった、石狩後志海区漁業調整委員会委員の補欠選挙も7月14日に行われる事となりました。そして、8月2日告示、7日投票で余市町議会議員選挙となっています。
 3月に発生した東日本大震災の関係もあり、4月の統一地方選挙では『選挙自粛』と取り決められた地域も多かったようです。
 そして、末端の選挙になればなるほど、立候補する方も少なくなり、無投票だった地域も少なくありませんでした。
 自粛内容としては、選挙カーを出さないという取り決めがされた所が多かったようですが、その変わりとして、候補者合同での立ち会い演説会を設けた地域も少数ですが有ったようです。
 選挙でお祭り騒ぎをする必要はないでしょうし、また、昔のように選挙で盛り上がるようなことも無くなっていますが、去年の町長選挙では投票率65%と過去最低記録の更新となってしまいました。

 選挙は有権者側から見れば、その候補者がどんな考え方を持っているのか。また、街頭演説によって、どんな話しをするのか。どんな姿勢で話すのか。容姿も含めて、テレビや報道ではなく、実際の目で見て確認出来る機会だと考えています。
 すでに投票する方を決めていたとしても、支持していない候補者であったとしても、一見の必要性はあるのではないでしょうか。

 今回の統一地方選挙において、私の知人、また、知り合いの中での選挙結果としては、新人や再選組において、年齢的に若い部類に入る候補者は、上位で当選していました。また、反面、元職となると年齢が若くとも、立候補しなかったり、また、現職からの引退をした方もおりました。
 不出馬や引退を決めた方は、それぞれのホームページ等で、その考え方を出していましたが、共通している事は、『理想と現実とのギャップに悩んだ結果』ということだと感じています。

 行政には理想と現実がありますが、これからの時代は、行政にかかわる事項、全てにおいて公開が求められる中、選挙の時だけでなく、いえ、選挙の時だからこそ、選挙に出る者は有権者の方と、より触れ合うべきだと考えています。
 それには投票を伴う選挙も必要でしょうし、また、候補者自らが『震災』を理由にしての選挙自粛は良くない事でしょうが、定数を越える方の立候補が無ければ、選挙にもならず、結果として議会も活性化しないのではないでしょうか。

 経済の疲弊が叫ばれ、余市町の経済としてもドン底というのが実態です。こういう時代だからこそ、ある面では選挙は経済的に貢献する事が可能であり、私は選挙は必要だと考えています。そして、選挙の準備を含め、地元を活用すべきではないでしょうか。


無会派について
 選挙を目前に控えた事もありますが、私に対し言われることは『なぜ、無会派なのか』という事です。
 19年の選挙の後、私としては過半数の確保が出来る会派を目指していました。選択肢はいくつかあり、会派に所属することも可能でしたし、『会派に所属した上で、それを目指せば良いのでないか』という意見も頂きましたが、「自分の考えが通らないので、どこかに所属する」のでは筋が通らない。とも考え、無会派を選択しました。
 また、会派に所属する事は、その後の人事に協力する事も前提となっており、今回の首相の不信任決議の採決のように、党内で反対を表明するならば、除名または自ら離党するのが筋だと考えています。つまり、会派内の最初の取り決めに反対ならば所属は出来ないものと考えます。
 今期(19年以降)の途中でも、会派に所属、また、新しい会派の立ち上げも考えていましたが、相手がいなければ、どうにもならない話しです。尚、現時点の余市町議会では、私を含め2議員が無会派となっています。

 他の議会においては無会派議員は、発言が出来ない場面も多いようですが、余市町議会の中では無会派議員でも会派所属議員と等しく発言が出来る機会が保証されており、現時点で議会・議員活動上、取りだてて困った事は感じていません。
 ある面では「住民に対しての説明が出来ない」という理由によって、会派拘束が無く、議案に対し自由に賛否を表明出来るので、私だけが反対した議案もありました。
 ですが、最終的には、どんな場合においても数の論理であって、自身では正しいと思っていても通らない場合の方が多いのも事実です。

 会派を否定するものではありませんし、出来るのであれば考えを同じくする者どうしで会派を組む事が出来るのであれば、その方が良いことに間違いはありません。
 どちらにせよ、改選期を向かえ、引退する議員(現時点で確定数は2名)、また、立候補状況や選挙結果も含め、自身を含め、だれが当選出来るのかも解りませんが、過去にとらわれない、新会派の可能性も含め、住民の方に納得して頂けるように、行動して行きたいと考えています。



議員選挙の過去の様々な数値 
 余市町では議員の選挙記録としては昭和34年8月以降のものしか無いようです。その中で、チョット面白い数値や記録を・・・

過去立候補者が一番多かった選挙 昭和42年8月 定数24名で37名が立候補
過去最高の得票を得た議員    平成 3年8月 野呂 栄 1235票
過去最低の得票だった数値    昭和46年8月 10票
最下位当選者で最も得票数が多かった数  平成19年8月   499票
最下位当選者で最も得票数が少なかった数 昭和42年8月   326票
最も古い選挙に出馬し現在も現職の議員  昭和48年8月   渡辺正治
有権者数が最も多かった選挙       昭和62年8月 19112人
投票率がもっとも高かった選挙      昭和62年8月 89.81%


議員選挙における過去の各種数値
 実施日    定数 立候補者数 当日有権者数  投票者数  投票率%
昭和58年8月 24  27    18924  16763  88.58
昭和62年8月 24  26     19112  17164  89.81
平成 3年8月  22  25     19045  16402  86.12
平成 7年8月  22  25     19324  16313  84.42
平成11年8月  22  25     19315  15374  79.60
平成15年8月  22  27     19103  15352  80.36
平成19年8月 18  21     18559  13468  72.57

   平成15年 選挙結果 平成19年 選挙結果
 候補者氏名  年齢  得票数  候補者氏名  年齢 得票数 
 中井 寿夫  45 1226  野呂 栄二  51 896 
 野呂 栄二  47  927  山本 哲男  63 860 
 白川 栄美子 47  856  白川 栄美子 51 822 
 佐藤  敏  69  756  溝口 賢誇  61 774 
 溝口 賢誇   57   733  中井 寿夫  49 725 
 近藤 徹哉  64  701  安宅 俊威  69 711 
 野崎 奎一  55  696  土屋 美奈子 39 689 
 吉田 広之丞 69  693  吉田 広之丞 73 688 
 吉田 浩一  41  671  野崎 奎一  59 643 
 佐藤 一夫  62  620  吉田  豊  62 642 
 安宅 俊威  65  583  納谷 準一  67 640 
 佐々木 正江 59  566  吉田 浩一  45 598 
 岩戸 てる子 52  562  熊倉 義城  77 590 
 土屋 美奈子 35  557  辻井  潤  60 574 
 熊倉 義城  73  542  近藤 徹哉  68 562 
 吉田  豊  58  530  佐々木 正江 63 533 
 渡辺 秀郎  76  493  佐藤 一夫  66 507 
 渡辺 正治  65  464  渡辺 正治  69 499 
 納谷 準−  63  459 
 松原 友香  63  446  ※以下落選 今回から定数18名
 中谷 栄利  45  431  岩戸 てる子 56 479 
 藤野 博三  51  430  中谷 栄利  49 464 
 ※以下落選 5候補者で1220  藤野 博三  55 450 


                          ニュース49号完


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