ひろかずニュース 平成19年9月29日
        ☆第34号発刊☆

ニュース34号発刊によせて
 選挙も終わり、議会も始まりました。
 新しい議会が始まり、感じた事は「なんか広くなったなぁ〜」という事でした。
 これは、定数が4名削減された事によって、議事堂・議員控室にあった4ッの机が撤去されたからです。
 また、質疑の方も、人数が減った分だけ、少なくなったのも事実であり、スペース的にも、また、時間的なものも含めて、そう感じるのかもしれません。


 自分の場合、他とは違うのかどうか、また、無意識のうちに、そうしているのかは、自身でもよく分りませんが、やはり、他の議員とは違うようです。
 どう違うのか?といえば、普通はどこかで妥協をするものでしょうが、妥協をしない。結果として、孤立をしてゆく宿命なのかもしれません。
 別段、目立とう精神を持っている訳でもないですし、話し合いを拒否している事もありません。でも、結果としてそうなっていますし、やっぱり、そう見られているんでしょうなぁ。

 ただ、おかしい!と感じる所は、やはり、おかしい!と声を上げなければならないのではないかなぁ。と感じているけれども・・・・やっぱり「正義は勝つとは限りません〜」で、しょうね。


 さて、ニュースも34号になりました。紙面の方の編集と印刷、さらには、曜日の関係もあって、10月に入ってからの発行となり、HPの方は先行してUPしました。
 内容的には、前半は、8月にHPで発信したものを、再度、整理しました。後半は、新たに作成したものもあります。

 ・・・・ニュースの作成も昨日、始めた訳ではないですが、文才というか、まぁ、自分は学校の成績も下から数えた方が早かったくらいでしたが、文章能力が無いなぁ〜とつくづ感じる、今日、この頃です〜。
 
 
 

19年選挙

 昨年9月の定例会において、議員定数が22名から18名となる事が決まり、今回の選挙から適用されました。
 選挙日程は、任期の関係、お盆の時期、また参議院選挙の日程もありましたが、選挙管理委員会では、早い時期に8月5日を町長・町議選挙の投票日とする事を決めていました。
 尚、参議院選挙が当初の見込みより一週間伸びた関係で『一緒に出来ないのか?』という意見もあり、選挙管理委員会に聞いた所『同一日程にするとした場合、選挙投票場の立会人(りっかいにん)も別々にしなければならないし、投票場所も区分をしなければならず、場所と人員の確保が出来ない』との事で、同一日程とはなりませんでした。
 尚、国政選挙は国から経費が来ますが、町長・議会議員の選挙にかかわる費用は町の単独費用となり、例え同一日程にしたとしても別経費の計上となります。

何名立候補するのか?
 議員間でも定数削減がされた事により、引退する議員がいるのかどうかも解らず、また、参議院選挙が一週間伸びた関係で、2週続けての選挙という事もあって、投票率の関係、さらには町長選挙が無投票になる可能性が高かった事もあって、予想がつかない中で選挙戦に突入する事になりました。

 平成15年の選挙では、新人が多数名乗りを上げた関係で、4月中旬頃から後援会連絡所の看板が上がりましたが、今回はどういう訳か出足が鈍く、立候補予定者の看板が出揃ったのは6月定例会が終了した後でした。
 6月定例会において、次期選挙において出馬をしない議員も明確になり、6月29日に勇退議員の送別会、そして、7月4日には立候補者の説明会があり、この時点で、候補者が出揃った事になりました。
 最終的に今期で引退する事となった議員は、渡辺秀郎議員、佐藤敏議員、そして、公示の直前になって松原友香議員も出馬しない事となりました。
 新たな立候補予定者は、新人1名と元職である辻井潤氏で、最終的には21名の立候補予定、定数が18名となった事から3名が落選する事となりました。

告示日に至るまで
 選挙では法的にしなければならない事も含めて、また、当日の手続き等を迅速にするために事前説明会等が行われます。
 まず7月4日に立候補予定者の説明会が開催され、その中で、立候補届の書類の配布がされました。
 この説明会は法的には根拠が無いために、必ず出席しなければならない事はありませんが『何陣営が集まるのか?』という事が注視され、新聞社も来て、その動向に注目が集まります。
 今回の場合、町長選がどうなるのか?という事が注視されましたが、結果としては現職の上野陣営の出席しかありませんでした。

 この説明会が終わり、書類が配布された事により、数日間を掛けて書類の検査が行われます。これは告示日の受付をスムーズにするために、本番用の書類に記載事項の総てを記入して事前点検をしてもらいます。この時で不備の点があれば、再度、手直しをして完全なものにしておきます。

 次に行われるのは選挙カーの点検です。
 選挙カーが公道を走るためには改造した箇所を明記した書類を提出しなければなりません。また看板等の大きさも決まっているために、看板の計測もされます。無論、道路交通法上の上限があり、これを越える事は出来ません。
 今回の事前点検は7月26日の午後から役場裏の駐車場で行われましたが、告示前に公道を走る場合は被いが必要となり、シート等で看板を隠しての移動となります。
 余市町の選挙カーはトラックが主流でしたが、今回はトラックを手配出来なかった候補者も多かったようで、乗用車タイプにした候補者が6名おりました。

告示日
 今回の選挙は7月31日が告示日で立候補届の受付日でした。
 立候補届けは午前8時前までに受付に来た候補者(または代理人)を対象にクジ引きで、立候補届けの順番が決められます。8時を過ぎて来た候補者はクジ引きで決定された後に、受付順番となります。
 今回は20陣営が8時前に来て、クジ引きをする事となりましたが、クジは2回引きます。最初はクジを引く順番を決めて、2度目が本クジで、この結果が受付番号となり、ポスター掲示板の順番にもなります。
 この受付が終了して、選挙の“七つ道具”といわれる腕章や街頭演説会の幟がもらえ、その後、警察署に行って車両許可証をもらい、スピーカーから音を出すことが出来ます。
 尚、選挙カーに乗車出来る人数としては、ウグイス用の乗車証が4枚しかありませんので、運転手・候補者とで合わせて最大6名という事になります。

 町長選挙の場合も書類は同じですが50万円の供託金が必要となり、事前に法務局に収めて、その供託書を書類に添付して提出します。法定得票数以上の票を獲得出来ない場合はこの50万円は没収されてしまいます。
 受付事務に関しては、町長選挙と議会議員選挙の受付は別々に机があり、同時にスタートします。
 町長選挙・町議選挙も告示日の午後5時までが受付時間となっており、この時間までに選挙になるかどうかがはっきりします。尚、今回の町長選挙は現職のみの届けだったために無投票で終了し、この場合の供託金は没収されずに、返してもらう事が出来ます。


今回の選挙の特徴
 今年は統一地方選挙の年という事で、4月の知事・道議会議員選挙から始まり、7月の参議院選挙、8月の町長・議員選挙と続きました。
 4月の選挙の時から『盛り上がらない』と言われていましたが、町議選挙でも、例年より“盛り上がらない選挙”だったと感じています。
 これは、有権者が選挙なれをして来た事。町長選挙も無く、また、議員候補者も目新しさが無かった事。そして最大の事由としては、『景気が悪い』という事ではなかったでしょうか。
 選挙応援は、いわば他人のために自分の時間を使う事であり、この兆候は、7月4日に開催された立候補予定者説明会にも表れていました。
 私は、過去の説明会は自ら出席していましたが、この説明会で候補者自身が出席するのは、あまり多くなく、前回までは5陣営程でしたが、今回は逆に候補者自身が来なかったのは5陣営だけでした。また、選挙カーの事前点検でも、多くの候補者が自ら参加していました。

 告示となり、選挙カーの回し方や候補者が街頭演説をするかどうかについては、各候補者の考え方があり、単に名前の連呼しかしない候補者もいれば、また、各所で演説を繰り返して行く候補者と様々ですが、今回の選挙は『現職が落選する』という選挙であり、街頭演説を行った候補者が比較的多かったようで、これも今回の選挙の特徴だったと思います。
 尚、私は、最終的には80カ所くらいで街頭演説を行い8月2日、午後の土砂降りの中でも行いました。
 選挙カーの反応としては15年の選挙の時より良かったと感じていますし、演説も多くの方が耳を傾けてくれた事、そして、終わったら、多くの拍手を頂いた事は、何よりも嬉しかったです。
 選挙終了後に、ホームページの掲示板にご意見をよせられた方もおりましたし、また、『今回の選挙でしっかり主張をしていたのは、共産党と吉田さんだけだね』『ただ連呼していた候補者が票が伸びたのは、いかがなものか』という意見を頂きました。

 今後の選挙予測としては、
@トップが1000票を割ったのは昭和58年の選挙だった。投票率も年々下がって来ており、今後の選挙はますます予想がしづらくなった。
A定数削減によって安全ラインは600票以上。
B党・組織、または強固な後援会を持っている候補者が、やはり選挙は強いか安定している。
C『俺は危ない』と危機感を持っていて候補者が票をのばせた。
D議会の発言と票は比例しない。
 という所だと感じています。


開票とホームページによる速報
 町長選挙が無投票となった事により投票率が懸念されていましたが、最終的な投票率は72%となりました。尚、一週間前に行われた参議院選挙の投票率は62%でした。
 近年の傾向として、期日前投票が定着して来たようで、どの選挙でも有権者数の10%を越える期日前投票があるようです。

 余市町の投票所は全部で15箇所があり、開票は各投票所の投票箱の総てが体育館に集められ、初めて投票箱の蓋が開けられます。そして役場職員の手で仕分が進められ、50票を一束にして立会人(りっかいにん)に回されます。
 各投票所の立会人は選挙管理委員会によって選任された方ですが、開票時の立会人は、選挙の各陣営から届け出があった方で、町議選挙は定数が10名となっています。10名を越えた場合は抽選で決定されます。
 立会人は一束の票を確認して、次の立会人に回し、全立会人の点検が終わってから、選挙長の所に行って、公式にマイクを通じて『◎◎時現在、◇◇候補、◆◆票』と発表がされていきます。

 さて、余市町の開票は常に『遅い』と言われておりますが、職員の手による開票作業は、他町村と比較した場合、トップ10に入るくらい早く行われており、新聞には本年4月25日と8月10日の二度、開票効率トップランキングの中に余市町が入っていました。
 では何故ゆえ、発表が遅いのか?ですが、これは、立会人の点検作業に時間がかかっているからです。
 今回の開票については町長選挙が無い事により、早ければ午後10時半頃には当落が分かるのでないか?と予想していました。ところが、今回も立会人の確認に時間がかかっており、数名の立会人の所で票が山積状態になっていました。
 一回目の公式発表は午後11時で『全候補、100票』、午前0時の公式発表でも『全候補、400票』となっており、最終確定をしたのは午前1時30分でした。
 
 だれもが、こんなに時間がかかるとは思ってもいなかったでしょうし、当然、新聞の締め切り時間の関係で、朝刊内の記事には間に合わない事となりましたが、町内分だけは各新聞社が印刷機を持ち込み、朝刊に間に合わせるように“号外”として各家庭に配布されました。尚、新聞掲載は6日の夕刊でした。
 『選挙結果は、いち早く知りたい』というのは、だれも思う事で、私もホームページを開設している一人として、午前2時には結果を掲載しました。
 当然、6日の朝からはアクセスが多いだろうなぁ。と予想をしていましたが、予想をはるかに越える方がホームページを閲覧していました。


19年議会議員選挙結果
     当日有権者数 投票者総数  棄権者数   得票率  
15年  19103  15352  3751  80.36%
19年  18559  13468  5091  72.57%

     有効票   無効票
15年 15167  185
19年 13348  120  ※議員選挙のみ

  候補者氏名  年齢 党 派 当選回 得票数  前回得票数  差
当 野呂 栄二  51 無所属  2  896   927  ▲31
当 山本 哲男  63 民主党  1  860  新人のため参考数無し
当 白川 栄子  51 公明党  3  822   856  ▲34
当 溝口 賢誇  61 無所属  2  774   733  +41
当 中井 寿夫  49 無所属  2  725  1226 ▲501
当 安宅 俊威  69 無所属  9  711   583 +128
当 土屋 美奈子 39 無所属  2  689   557 +132
当 吉田 広之丞 73 無所属  7  688   693   ▲5
当 野崎 奎一  59 公明党  2  643   696  ▲53
当 吉田  豊  62 無所属  4  642   530 +112
当 納谷 準一  67 無所属  7  640   459 +181
当 吉田 浩一  45 無所属  3  598   671  ▲73
当 熊倉 義城  77 共産党  7  590   542  +48
当 辻井  潤  60 無所属  2  574   649  ▲75
当 近藤 徹哉  68 無所属  2  562   701 ▲139
当 佐々木 正江 63 共産党  3  533   566  ▲33
当 佐藤 一夫  66 無所属  4  507   620 ▲113
当 渡辺 正治  69 共産党  9  499   464  +35
次 岩戸 てる子    無所属  2  479   562  ▲83
  中谷 栄利     共産党  2  464   431  +33
  藤野 博三     無所属  1  450   430  +20
 当選者の平均年齢60.6才    
※辻井候補は前回の当選は平成7年でしたので、これを参考にしました。
※単に“吉田”という票があり、3名で得票率に応じて分けられ、公式には小数点がありますが切り捨てをしました。


会派構成
 選挙が終われば会派の移動、引退、新人の当選と入れ替えもあり、新しい会派届を提出しなければなりません。
 余市町の議会は会派運営をしています。“共産党”“公明党”のように、政党の場合は政党=会派となり、その他の場合は政治理念も入るでしょうが、当選回数が増えれば“役職”というものにこだわるようになり、役を獲得するために“会派”というものを組んで行かなければならない面も間違いなくあります。

 さて余市町の議会議員の任期は8月18日までとなっており、『概ね10日以内に議会を招集する』という事が議会の慣例になっています。
 初議会では正副議長の選出をはじめとする、議会の各委員会の編成をしていかなければなりません。
 そのような背景の中、一応の目安として28日を初議会とするならば、議会の告示等の関係もあるので、その前に議員協議会を開催して、ある程度の話し合いを進め、初議会に望みます。

 今回の場合は、お盆や土日の関係もあり、22日が議員協議会の日と決められましたが、選挙直後の会派状況としては、
明政会 8→5(引退1・落選2)
新自治研究会 6→4(引退2、議長を含む)
共産党議員団 4→3(落選1)
公明党 2→2
無会派 2→4(無会派2、新1、元1)
 となっていました。

 さて“会派”の位置付ですが正式には『議会交渉会派』となっています。議会内部の交渉をする会が“会派”であって、政策的でも無くても良いという事となり『好き』『嫌い』で別れるでしょうし、政党や党派も一切問わない。という事になります。
 仮の話しとして、私が共産党会派に入るとすれば、党籍や入党をせずとも、会派名を『日本共産党議員団・ひろかず会』とすれば会派に所属できるという事になります。

 さて選挙の時に多く言われる事の一つとして『どうして保守系で一つにまとまる事が出来なのか』という事です。
 自分の場合、昨年9月から無会派だった事もあり、スタートに当たっては、やはり、どこかの会派に所属しなければならない。とも考えていました。
 この時の選択肢としは、元の会派である新自治研究会に戻るか、または、無会派の議員が出れば、政党・経歴等は一切問わず『無会派の会』というのがあるのかどうかは別として、それらを含めて新しい会派も考えておりましたが、最終的には過半数の会派を目指してはどうかと考え、情報収集をしながら22日に備えていました。
 その過程の中で「半数の会派が出来なかったならどうするのか」とも言われましたが、最初からどこかの会派に所属する事を前提にして動くという事は、過半数の会派という目標は達成出来ないだろう。と考え「出来ないのであれば無会派で行く」という考え方も持っていました。

 さて、私は、議会内の役職等については次のような考え方を持っていました。
 まず、今回の選挙結果と当選回数を見れば、大御所が多く中間層が薄い事。新2期生については、15年改選期において、だれ一人として常任委員会の副委員長を経験していなかった事。これを元に、
@常設委員会の委員長については、副委員長が未経験でも、将来を考え就任させていかなければならないだろう。
A『◎◎をやりたい』と言って、訪ねて来た議員が優先する。
B共産党の副議長については、今回は4→3と議席を減らした事。また、今までやっていた渡辺議員は、議員経験と手腕については問題は無いが、年齢的にも高齢となって来た事と体調に不安がある。そして、今回副議長となれば3期連続となるので、今回は共産党の副議長には入れない。

 これらの考え方を元にして過半数の新会派を目指し、これが出来れば、常に主導権を持って、議会を進める事が出来ると考え、22日からの話し合いに望みましたが、結果として、半数の会派構成が出来なかったというよりも、話し合いのテーブルにもつかせられなかった事により、最終的に無会派を選択しました。
 尚、無会派となろうとも、本会議における発言等には、さほど制限はありません。

議会交渉会派結成状況 平成19年8月23日時点
  ◎は会派代表者 ( )の数値は当選回数
会派名:新自治研究会
◎吉田 豊 (4期)
 安宅俊威 (9期)
 野呂栄二 (2期)
 土屋美奈子(2期)
 山本哲男 (1期)

会派名:明政会
◎吉田廣之丞(7期)
 近藤徹哉 (2期)
 中井寿夫 (2期)
 溝口賢誇 (2期)

会派名:日本共産党議員団
◎熊倉義城 (7期)
 渡辺正治 (9期)
 佐々木正江(3期)

会派名:清新会
◎辻井 潤 (2期)
 納谷準一 (7期)
 佐藤一夫 (4期)

会派名:公明党
◎野崎奎一 (2期)
 白川栄美子(3期)

※会派に所属しない議員
 吉田浩一 (3期) 


初議会
 8月28日、改選後の初めてとなる第4回臨時会が開催されました。
 正副議長は話し合いがつかず、本会議で投票という事になりました。

議長選挙の選挙結果としては、
 安宅俊威12票  近藤徹哉4票  野崎奎一2票
 という結果となり、安宅俊威議員が2期連続で議長となりました。

それに続く副議長選挙では
  渡辺正治10票  近藤徹哉6票 吉田浩一1票 白票1票
 という結果となり、渡辺議員が3期連続で副議長となりました。

他の委員会構成は、

総務文教委員会 定数6名
委員長  近藤徹哉
副委員長 吉田 豊
委  員 野崎奎一、渡辺正治、納谷準一
 尚、総務委員会は議長が入っていましたが、議長の立場が優先する事から、委員を辞任し5名の定数となっています。

民生環境委員会 定数6名
委員長  佐藤一夫
副委員長 白川栄美子
委  員 土屋美奈子、中井寿夫、溝口賢誇、佐々木正江

産業建設常任委員会 定数6名
委員長  熊倉義城
副委員長 辻井 潤
委  員 野呂栄二、山本哲男、吉田廣之丞、吉田浩一

議会運営委員会  定数7名
委員会  土屋美奈子
副委員長 中井寿夫
委  員 吉田 豊、溝口賢誇、熊倉義城、辻井 潤


 尚、議会推薦の監査委員は、理事者提案となっている事から、臨時会では提案されず、第3回定例議会の中で提案されました。
 定例会の最終日である9月21日に理事者側から監査委員として納谷準一議員が提案され、採決が行われました。
 採決の結果、賛成13票、反対4票(議長は採決に加わらず)となり、今期の監査委員は納谷議員となりました。尚、納谷議員は議会の三役就任は初めてです。


第3回定例会
 9月18日より21日まで、余市町議会第3回定例会が開催されました。
 改選後、初の定例会で一般質問の提出者は11名の20問でした。提出者数としては前期より少なくなりましたが、定数が削減された関係もあり、提出率としては変わっていません。
 定例会の中では、副町長の選任同意の案件が出されました。
 現副町長である新谷邦夫氏が再度提案され、採決が行われ、賛成16票、反対1票(議長は採決に加わらず)となり、新谷副町長が再任されました。
 自治法の一部改正より、助役から副町長と名称が変わり、また、町長から副町長に権限が委譲されたものもありますが、基本的な権限としては助役の時と変わっておりません。
 
 副長長プロフィール
氏名 新谷邦夫 昭和21年生まれ 61歳
本籍及び住所 余市町大川町
職歴 昭和50年4月 余市町技師補 建設課都市施設係
   平成 9年   建設水道部住宅都市課課長
   平成14年   建設水道部長  
   平成15年9月20日 余市町助役
   平成19年4月 1日 余市町副町長
   任期は4年間となっており、平成23年9月19日まで


 また、今期の定例会では、町長選挙が無投票となったこともあり『町長の所信表明』もされました。(紙面の都合があり、一部抜粋と編集をしました。)

 私は、このたび平成19年8月5日執行の余市町長選挙におきまして、無投票により2期目の当選を果たすことが出来ました。これもひとえに町民各位の温かいご支援、そして議員各位のご理解とご協力の賜であり、ここに深く感謝の意を表するものでございます。
 一方現下の厳しい情勢の中で、私に課せられた責任の重さに身の引き締まる思いであり、無投票当選という結果に決しておごることなく、「町民と共に歩む町政」をモットーとして、全力を尽くして町民各位の負託に答えて参る決意でございます。
 さて、私は本年3月開催の余市町議会第一回定例会におきまして、平成19年度の町政執行方針について所信を申し上げ、柱としては5点でございます。
 『「暮らし」を大切にするまちづくり』『町内経済に元気を呼び起こすまちづくり』『教育・文化・スポーツの環境を整えるまちづくり』『町民参加のまちづくり』『行財政システムの見直しによる町民主体のまちづくり』で、この5本の柱につきましては、行政の基本的な役割を示すものであり、将来に渡って町民がこの余市町で安心して暮らしてゆくため、更にはこの町を次の世代へと引き継いでゆくため、今後とも着実に推進してゆくべき指針であると考えております。従いまして、2期目の町政執行にあたりましてもこの5本の柱を基本として、町民と行政が共に手を携えて「協働のまちづくり」を進めて参りたいと考えております。
 このことを基本に置いた上で、私は今般の町長選挙にあたり、町民の皆様に二つのお約束をいたしました。一つは本町の財政基盤の確立であり、もう一つは本町基幹産業の活性化であります。
 1点目の財政基盤の確立でございますが、平成19年度から平成23年度までの5ヵ年を計画期間とする「財政再建推進プラン」を指針として、適宜計画の見直しを行ないながら、行財政改革を強力に進めてゆく必要があると考えております。既に事務事業の見直し、人件費の削減、あるいは徴収体制の強化など、歳入・歳出両面にわたって取り組みを進めてきたところでありますが、現下の厳しい財政状況のもとでは、さらに踏み込んだ対策が必要であります。大変厳しい道のりでありますが、将来に渡って安定した町づくりを進めるためにも、今しっかりとした財政基盤を確立し次の世代へと引き継いでゆくことは、私に課せられた大きな使命と考えております。
 2点目は、本町基幹産業の活性化であります。余市町は農業・漁業と共に発展してきた町であり、こうした基幹産業の振興を通して、町内経済全体の底上げを図りたいと考えております。現在国内の第一次産業は、国際競争の元で価格の低迷や後継者不足など、様々な問題に当面しております。本町の農業・漁業もまた非常に厳しい環境下で経営が行なわれているわけでありますが、成長著しい近隣諸国をも視野に入れた販路の拡大や、余市ブランドの確立など、チャレンジしてみたい課題もございます。産業の活性化は、事業者の方々の主体的な取り組みが基本となると思いますが、行政としてサポートできること、バックアップできることがないか、その方向を現在担当部署において調査しているところでございます。町内経済活性化のために、行政として何が出来るか、何をしなければならないか、その方向を見極めたうえで組織体制を整備し、この大きな課題に取り組んで参りたいと考えております。
 以上申し上げましたように、私は今後4年間、町政執行方針で掲げた5本の柱を基本にしながら、財政基盤の確立と町内経済の活性化を車の両輪として、町づくりを進めて参りたいと考えておりますが、その推進にあたりましては、議員各位をはじめ町民の皆様、さらには町職員とも議論を重ね、様々な知恵や力を結集してゆくことが必要であり、様々な「町民パワー」の結集により、厳しい時代の中で活路を見いだしてゆかなければならないと思います。そして、本町行政の最高責任者として、その道筋を切り開いてゆくこと、そのことが私に課せられた大きな使命であると、今決意を新たにしているところでございます。
 この他にも、地方分権の大きな動きの中で、道州制のゆくえや町村合併の問題など、本町をとりまく情勢は日々変化をしてゆくものと予想をしております。私は、このような激動の時代こそ、軸足をしっかりと町民の中に置き、町民参加のもとで町政を推進してゆくことが必要であると考えます。今後とも「町民と共に歩む町政」を忘れることなく、全力をもって町づくりを進めて参りたいと存じますので、議員各位の格段のご理解とご協力をお願い申し上げ、町政執行にあたっての私の所信表明といたします。ありがとうございました。



高校再編について

 北海道教育委員会では高校再編に伴う話し合いが行われており、9月10日に新聞紙上に発表され、第3回定例会の中で行政報告も行われました。

 
「北海道公立高等学校の再編整備に係る新たな高等学校の設置」について行政報告を申し上げます。
 北海道教育委員会は本年6月5日、平成20年度から平成22年度までの「公立高等学校配置計画案」を公表したところであります。
 この中で、北後志地域については、生徒の学習環境の充実を図る観点から、余市高校、仁木商業高校、古平高校の3校を再編整備し、それぞれの高校の間口を、平成22年に皆減したうえで、新たに4間口の総合学科の高校を新設するという内容が示されたところでございます。
 これを受け、余市町議会におかれましては、早々に「再編整備に基づく新設高等学校の設置にかかわる要望意見書」を北海道知事・北海道教育委員長宛に提出していただいたところでございます。
 町といたしましても、議員各位並びに関係各位のご支援、ご協力をいただき、本年7月10日に北海道教育委員会、北海道議会、後志管内選出、さらには本町と関わりのあります道議会議員に対しまして、新しい高等学校を本町に設置していただくよう要望活動を実施いたしたところでございます。
 また、北海道教育委員会ではこの間「地域別検討協議会」を開催し、教育関係者からの意見を聞くなど配置計画の決定に向けた取組みが行われ、去る9月10日には「公立高等学校配置計画」が正式に決定され、「北後志管内の3校については、平成22年に募集停止とし、余市高校を母体校とする新たな高等学校を設置する」ことが示されたところでございます。
 この度の決定は、議会を始め、町内の関係機関・団体が「本町に是非高校を」という願いのもと、一致団結し要望活動をしていただいた賜であり、ここに深く感謝とお礼を申し上げ行政報告とさせていただきます。

 高校の状況については、10年以上前から北海道教育委員会で話し合われておりました。
 北海道の中学校卒業者数については昭和63年の9万2222人をピークに、以後、減少に転じて、平成20年は5万2千人台、平成28年では4万5千人台まで減少する見込みです。
 私は議員当選の前から、仁木商業高校の同窓会長職を預からさせて頂き、議員になる前から、高校の間口関係の会議に参加をしていました。
 高校の入学状況については、少子化が一段と進行した事。小学区制から中学区制、そし
て現在では一部の高校では大学区制と通学地域の学区制の変更がされた事。進学の関係もありレベルの高い高校に人気が集まった事。その時々の問題が発生した事もあり、現在の状況になったと考えています。
 過去の議論を振り返る時、残念な事は、これから高校に入学する子供たちや保護者の方たちが議論の中心になっていない事でした。
 北後志の3高校が統合になり、新しい高校が余市高校の校舎を使ってスタートする事になりますが、新しい高校が出来たとしても、その方針が理解されるのかどうか。結果として再び生徒が集まらない。という可能性もあると思います。
 そうならないためにも、今から本当の議論をしてゆく必要があると思っています。


バス路線の補助金
 “年度の予算”というのは、その年度が始まる前に決められますが、追加や不要がある場合は、その都度、補正予算という形で議会で審議されます。
 第3回定例会の補正予算審議の中で総務企画費として“協会病院バス路線運行維持対策補助金”として500万円が計上されました。
 これは、前年度の中央バス協会病院線が赤字のために、中央バスに対して助成されるもので、毎年、この時期に計上されています。
 この予算審議に対して、私は、次ぎのような質問をしました。

 Q 毎年計上されており、昨年も質問していますが、協会病院線の収支状況、並びに、余市町の路線に対する見解、また、中央バスの見解はどうなっているのか。
A 18年度の支出1918万円、料金収入1103万円、赤字815万円。余市町としては『路線の維持は必要』という認識。中央バスにも余市町の考えを理解してもらっている。
Q 昨年の議会での答弁では、支出2017万円、料金収入1206万円、赤字810万円と答弁されており、17年度とほぼ同額となっています。また、路線の見解も、昨年と同じ答弁でした。この問題は本来的には協会病院の診察率が落ちている事が、最大の要因であり、こちらを解決しなければならない問題だと思う。企画費での審議なので、答弁は求めないが、根本を解決しなければならないのではないか。

 病院の制度改正も頻繁に行われるようになり、協会病院に限らず、総合病院では診療科目の閉鎖等が行われています。住民の声としても協会病院に対する要望が寄せられている現状があり、根本を解決する事が補助金の削減になるのではないでしょうか。


ホームページの発信力?
 県道議会議員以上の議員と札幌市のように大都市部の議員は、ホームページ(以下HPとします)を開設していない議員の方が少数派になったようですが、町村議員では開設している方が少数派です。
 余市町議会議員ではHPを開設している議員は、私だけしかおりませんし、私のHPも閲覧される方が増えて来ています。

  アクセス状況
2007年6月1日〜6月30日
訪問者総数  12690人
   (一日平均 423.00人) 
閲覧ページ数 24835ページ
   (一日平均 827.83ページ)
平均訪問時間   254秒
6月期一日最高訪問者数   6月27日  509人
 〃  〃  閲覧ページ数 6月14日 1270ページ
※7月で閲覧ページ数が1000ページを越えた日は4日間ありました。

2007年7月1日〜7月31日
訪問者総数  11904人
   (一日平均 384.0人) 
閲覧ページ数 25706ページ
   (一日平均 829.22ページ)
平均訪問時間   219秒
7月期一日最高訪問者数   7月 7日  471人
 〃  〃  閲覧ページ数 7月10日 1397ページ
※7月で閲覧ページ数が1000ページを越えた日は5日間ありました。

2007年8月1日〜8月31日
訪問者総数  10701人
   (一日平均 345.19人) 
閲覧ページ数 32219ページ
   (一日平均 1039.32ページ)
平均訪問時間   288秒
8月期一日最高訪問者数   8月 6日  648人
 〃  〃  閲覧ページ数 8月20日 2634ページ
※一日当たり訪問者も閲覧ページも記録更新となりました。
※8月で閲覧ページ数が1000ページを越えた日は11日間あり、内2000ページを越えた日は3日間ありました。

 記録更新となった8月6日は、選挙結果が新聞の朝刊に掲載されなかった事もあり、町外からのアクセス者が多いと考えられます。また、28日の改選後の初議会後も『どんな結果になったのか?』という事で閲覧者は多かったと分析は出来ますが、それでも一日に2000ページを越えるページが見られた事は、非常に驚いております。

 さて、公職選挙法には禁止事項として、
@選挙人に対して戸別訪問をすること。
A自筆の伝書及び当選又は落選に関する祝辞、見舞等の答礼のためにする信書を除くほか、文書図画を頒布し又は掲示すること。
B新聞紙又は雑誌を利用すること。
C広告放送、共同聴取用放送、その他有線電気通信の設備を利用して、放送すること。
D当選祝賀会その他の集会を開催すること。
E自動車を連ね、又は隊伍を組んで往来する等によって気勢を張る行為をすること。
F当選に関する答礼のため、当選人の氏名又は政治団体の名称を言い歩くこと。

 と明記してあります。また、『選挙期日後の挨拶行為の禁止』とあり、『何人も選挙期日後において、当選又は落選に関し選挙人に挨拶する目的を持って次の行為をすることができない』とも明記されています。
 選挙とHPの関係ですがAに該当するものという判断がされているようで選挙期間中のHPの更新については禁止されています。
 では実際の所どうなのか。ですが、選挙終了後のHPには、それなりの『お礼』の言葉が掲載されています。
 最終的には取り締まる側がどう判断するのか?であって、さらに、同じ意味を持つ言葉でも、表現の仕方で違反になる表現とそうでない表現があるようす。また、本人が管理しているHPは別ですが、支持者が『勝手にやっています』というHPもあって、そちらの方は、どんどん更新されているという現状もあります。

 HPに関しては、選挙に限らず、様々な問題も含んでいますが、現状では、もっとも情報を早く発信出来る媒体の一つですし、それを期待する側も益々増えています。
 いつかの時代には、規制を『する』『しない』の判断は、はっきりすると思いますし、また、アクセスが多いことは、管理者としては、非常に励みになる反面、HPの維持管理には、私の場合は年13万円程の費用と更新のために莫大な時間と労力が必要です。そして、HPはアクセスが多くとも票は集まらないという現状もはっきりしたようであり、管理者としては非常にジレンマを感じる所です。

                              ニュース34号完

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