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ニュース 平成25年12月29日UP
☆余市町に対し、平成26年度に向けて要望書を提出☆

 平成25年も残すところ数日となりました。
 一年前の衆議院選挙、そして、その後、自民党政権の元、その期待感もあって、経済は上向きになってきましたが・・・・何かと賑やかな政治が繰り広げられているようです。
 経済的には上向きになっているのかもしれませんが、円安・株高で石油製品の価格も上がってきて・・・・灯油はリッター100円を越え、ガソリンもリッター160円台となって、逆に経費ばかりがかかっていると感じているのは、自分だけなのかなぁ・・・

 さて、昨年は選挙直後という事で、国の次年度(平成25年度)予算も、未確定というか、選挙直後、はっきりしていなかったですが、今年は、ハッキリ、また、過去に無いだけの大型予算が組まれています。
 では、末端の町村はどうなのかなぁ・・・と思っていますが、この点は、まだ、なんとも聞こえてきていません。

 さて、12月の定例会も終わって、また、国の来年度予算の骨格も出来上がって、そして、各省庁から来年度に配分される予算の大枠も決まった。という事で、末端自治体は、来年度の予算編成に本格的に入ります。
 そして、議員としては、日頃、感じている要望事項を列挙して、その実施を求めます。まぁ、簡単に言えば、『この事業に予算、付けてね〜』という事で、要望書を提出します。
ちなみに、要望したからといって、それがすぐに予算措置がされるわけ・・・ではありません。

 さてさて、この要望書は、一般的には『会派単位』で提出がされます。無論、絶対に提出しなければならない。という事はありません。
 そして、3月の定例会において、会派から出された要望書と町側が出して来た執行方針の内容を合わせて、会派代表質問が行われます。
 代表質問は『会派を組んでいる場合のみ』が実施出来、『無会派は権利なし』という事になります。
 そして、この流れから、要望書の作者と代表質問の作者は、ある程度、同じ者が行う。というのが、一般的になっています。


 今期、自分は前半は会派に所属していたのですが、会派として代表質問も要望書の提出も一年に一回という事で行っていました。
 ちなみに、会派で提出する。と言っても、作成者は、『個人』が他の会派員の意見を聞きながら作成するものですから、作成する議員の性格等が強く表れるものです。ちなみに、一応、民主党系の会派だった事により、その色も多少はありました。

 もし、会派に所属していれば、今年は自分の当番。という事になっていましたが、無会派となったことによって、会派の順番からは、抜ける事となりました。


 さて、この要望書、いつ提出するのか?という時期の問題がありますが、おおむね、年内、また、年明け早々。という事になります。
 これは、余市町で予算の骨子を作ってからの提出、では、遅いと考えます。つまり、予算の骨子を作る時から、『この考え方も入れてね』という事です。
 町側は、12月から予算策定に入っていますが、1月から本格的に作業を始め、2月に入ってから、最終的な係数の整理をして、印刷・製本の発注をします。
 つまり、年内、または、遅くとも、新年早々には、提出しなければ、間に合わない。という事です。

 ですが、過去において、1月末に提出した会派もあれば、2月に入ってから提出した会派もあります。
 まぁ、これは、以前所属していた『よいち未来』が2月に入ってから提出してしまいました。
 この当時、色々あったんですが、結果として、会派の体をなしていない。という事では、こういう面も多分にありました。


 さてさて、要望書の提出の『書式』というのは、『こういう形式で』という決まりはありません。ですから、大きな項目だけを明記する書き方、また、個別案件まで、細かく記載する場合もあります。
 また、無会派は提出出来ないのか?といえば、一般的には提出しないようですが、『提出出来ない』とはどこにも明記していません。

 まぁ、今は会派と言っても、2名の会派ばかりであって、また、無会派も2名という事であれば、会派を組む理由・・・というのが、どこにあるのかが、よく分かりません。


 という訳で、今回、無会派となった事、さらには、現時点で無会派議員の安宅議員に相談した所、『では、一緒に提出するべ〜』という事となって、自分が安宅議員の意見も聞きながら、作成しました。
 そして、時間は経過しましたが12月27日の金曜日、午後から町長と教育長に提出してきました。ちなみに、この時点で、提出していた会派は3つの会派だったそうです。

 前掲のように要望書の提出をして、これを元に代表質問が行われるのですが、無会派は代表質問は出来ません。
 ですが、毎回、思うのですが、代表質問は、時間制限があり、質問して、答弁が1回きり。というのが普通です。つまり、言いっぱなしの聞きっぱなしです。
 国会では、代表質問の時、『おぉ〜』という質問があって、それに対する答弁も『おぉ〜』というものがあった、さらに、ヤジの応酬もさかんです。
 ですが、町村議会の代表質問は、ヤジはありませんし、また、質問する事項としても、だいたい、どの会派も同じような質問ばかりでした。
 まぁ、国政ではなく、町政という事で、会派や政党が違えども、町が実施する事項は限られていますし、また、それを実施する資金も無い・・・からです。

 ですから、答弁も『毎回、変わらないねぇ〜』という事と、自分は聞いています。つまり、代表質問という制度が必要なのかどうか。とも考えています。


 まぁ、そんな背景の中、以下、提出しましたが、おそらく、会派より厳しい内容が列記されている・・・との話ですが・・・さて、どうなんでしょうか???

 
12月27日、嶋町長、中村教育長にそれぞれ手渡しをしてきました



          平成26年度 
     余市町行政執行に関しての要望事項


           余市町議会議員 安宅 俊威
           余市町議会議員 吉田 浩一


☆平成26年度余市町行政執行に関しての要望事項☆

 平成24年12月に第46回衆議院選挙が実施された。第45回衆議院選挙では、民主党が圧勝し、民主党単独政権が誕生し、長期に渡る自民党政権に終止符が打たれ、国民もその手腕に大いに期待をしていた。
 しかしながら、その期待に応える事が出来ず、また、この間には、東北大震災が発生し、それに伴う原子力発電所事故が勃発。結果として、何も『出来ない』『やれない』という烙印を押されたまま、第46回衆議院選挙が実施された。
 結果として第45回選挙において、自民党が負けた以上に民主党は没落。その後、実施された平成25年の参議院選挙においても、再び民主党は惨敗。長年続いていた国会のネジレ現象は解消するに至った。

 しかしながら、国民は自民党の一党支配を望んだのか。といえばそうではなく、選挙結果としては、単独政党で過半数を超える議席を獲得するも、投票率においては、極めて低い状況となり、総ての民意や総意、そして、全て信任を得ている訳ではない。
 とはいうものの、傾向としては、民主党との比較において自民党に対する期待感が強く、また、二度目の首相となった安倍総理に対する期待感もあり、さらには、就任直後の経済政策において一定程度の効果があった事から、円安、株高と経済は上向き傾向となり、都市部での景気は上向きとなっている。

 全国的には『期待感』から来る、また、平成26年度から消費税3%分の値上げの前倒、さらには、東京オリンピックや、東北大震災のみならず、全国的に多発する自然災害による復旧工事によって、建築関係の状況によって、景気は上向き傾向ではあるものの、原料資材の高騰、そして、円安となった事から、石油製品の価格が上がり、末端の地方での景気回復は、まったく実感せず、以前にもまして厳しい状況が続いている。
 余市町においても、景気動向の明るい話題は無く、経済状況としては、悪化傾向であり、倒産こそ無いものの、廃業、縮小は依然続いており、特に町内における『売り地』『売り家』の看板は以前にもまして増加しており、厳しい年末年始を迎えている。

 さて、今回の衆議院選挙における政治的傾向は、平成22年の町長選挙と酷似をしているのではないかと考えられる。投票率としは65.5%と余市町長選挙の過去最低記録を更新。そして、選挙結果としても一方的な結果であった。
 これは、一方では政治不信と無関心、そして、もう一方では安定と確実な行政運営を期待したものの表れであって、つまり変化を望まないとも考えられる。
 投票行動にかかわらず、無関心層が増えているものの、回りの変化や自らが関係ある事項については、敏感であり、また、不確実な情報に踊らされるのも現実である。

 そのような中で、余市町長の行政運営に関しては、新幹線問題等、外的要因が突如と降りかかり、その都度、行政としては混乱するに至るが、この3年間の行政運営を見る限りでは、町長の『決断』の甘さに起因している箇所も随所に見受けられる。
 決断の甘さ、並びに議会に対しての提案という事では、『時間』という事項も含まれ、時間の無い所での審議という場面も多々あり、議会側からは度重なる指摘があるものの、結果として、これも議会混乱の要素となる場面もけっして少なくない。
 これらの背景の中、住民の不満、閉塞感は、さらに高まり、地域の崩壊の瀬戸際であるとも考えられる。
 この難局を乗り切るためには、役場職員の経験と町長としての英断を持って、今こそ、より明確な指針と方針、さらには強いリーダーシップを発揮し、町長以下、役場職員一丸となり不退転の決意と英知の結集、さらには、自らが積極的に住民の中に飛び込み、難局を乗り切る指針を示す必要性を痛感する。
 ここに、日頃議員活動上において感じる事項を列挙、その実現を強く求めるものである。
           平成25年12月27日提出
               余市町議会議員 安宅 俊威
               余市町議会議員 吉田 浩一

   余市町長 嶋   保  殿


 余市町の職員年齢構成を見た時、大量退職時代の中で、また、財政再建を優先させることによって、新規採用を控えて来た事により、その弊害が懸念される時代を迎えている。
 物が溢れる時代となり、これからの時代、住民が求めるものは、物質から形の見えないサービスが求められる事から、如何に、きめ細やかなサービスを提供出来るのか。という事であり、そのためには、優秀な職員を確保する必要がある。
 如何にして、能力の高い職員を採用し、さらに、常にレベルアップする職員体制を組織するための職員研修や人事評価制度が求められると考えられる。
 自治体職員はどうあるべきなのか。という原点に戻り、サービス業である事の徹底と、職員意識レベルの底上げが急務であり、組織の在り方、さらには適材適所の人事で、有効的効率的な業務の実行を求めるものである。

 住民の不満は『行政は何をやっているのか』という事項であり、近年、役場の情報発信は、以前との比較では、広報の見やすさ、リアルタイムでのホームページによる発信等、改善はされて来ている。
 しかしながら、決定過程を含めた事項については、旧態依然として変わってはおらず、透明性は確保されていないと判断される。より早い情報発信と、役場内の決定過程が求められるものである。
 全町に向けた広報やホームページは、現在もっとも有効な手立てであると考えられるが、町内でのネット環境は、高速通信回線がかなり完備されて来たが、一部の地域では、未だ脆弱である事から、その整備を早急に求めるものである。

 議会との関係では、以前は車の両輪に例えられたが、これからの時代は、今まで以上の対立と協調とが繰り返される時代を迎えることとなった。
 双方の理解が無ければ、協調は取れないが、理事者側からの提案の遅さ、相談の無さは何度も繰り返され、平成25年12月定例会における議案の撤回は、その極致たるものと考えられる。
 議長とどのような話し合いがされているのかは、知る由もないが、議長だけではなく、各委員会に対しての報告と相談することが行政をうまく運ぶ手立てであり、この実行を求めるものである。
 町内の高齢化率も、一層拍車がかかり、65歳以上の住民の割合は30%を超える状況となっている。
 それに伴う高齢者事業に係わる事業者の増加も著しい。利用する側の都合、また、事業者側の都合、さらには、許可権限の違い等があり、今後の介護は、今まで以上に複雑に推移して行くのではないかと考えられる。
 保険者として、どうあるべきなのか。また、被保険者をどのように保護して行くのかが問われるが、悪質業者には強い態度を持って、迅速に処理して行く必要があり、そのための組織強化を求めるものである。

 近年の余市町の人口減少は著しく、これは、高齢による逝去、また、高齢化による転居も多い。そして、様々な事由によっての出産数の減少もあいまって、人口減に拍車がかかっている。
 それらが一因となり、『売り家』等の増加もあるが、これによっての交付税の削減、また、町内経済の衰退は、今後、さらに続くと考えられる。
 早急に町内経済を立て直す必要があり、特に小規模自営業者の支援と再生については歳入にも係わる事項と、町並み景観の維持保全には不可欠であることから、早急なる再生計画が必要である。

 そして、余市町全体の交通体系の整備を含む総合的な計画が必要であり、特に今後開通する高速道路をどう活用して行くのかが問われる。
 そのためには、どういう街を描くのか。夢と希望の溢れる、そして、町民合意が得られるものでは無くてはならない。早急にプランをまとめ協議に入る必要がある。
 余市町の将来図、将来構想の目に見える具現化を早急に求めるものである。

 さらに何事を行うにも、また、これからの時代、歳入を超える歳出はあり得えない。また、余市町としては、経常収支率が極めて高い値で推移しているが、これは、歳入が確保されていない事も、その一因である。
 毎年のように繰り返される不納欠損や滞納は、決して少ない額では無く、税の公平制を考えたとき、正直者が不公平感を感じるような行政であってはならない。
 特に、悪質な事例には法的措置も含め対処し、万全をもって、歳入確保に当たられたい。

 余市町で安心して暮らすためには、安心して医療が受けられ、また、災害に強い町、そして、子供達が伸び伸びとして育つ環境でなければならない。
 地域の中核病院でもある余市協会病院については、度重なる医療改正によって厳しい状況に追い込まれている。
 余市町としても、バス路線維持等の関係事項も含め、その都度、支援を行っているが、根本的な解決、つまり、住民が求める医療の提供が無ければ、解決されない問題である。北後志各町村、また、消防組合も含め、地域の医療体制を、どう守り、さらに発展させて行くのかが、今後、求められると考える。関連する自治体、事業者等を含め、住民が求める医療制度確立を求めるものである。

 以前に豊浜町における住民避難訓練、また、避難机上訓練、さらには、ここ数年に渡り、原子力関係の避難訓練も行われている。
 災害発生もここ数年は少ないものの、町全体として、高齢化が進む中、一人で避難出来ない住民も確実に増えて来ている。
 これらの方をどう避難させるのかは、まずは、生活実態の把握であり、近年、空き家も増えている事から、役場独自の所在地図の作成が必要となる。
 現実的に避難の介助は役場職員が行わなければならず、まずは、地理を知っていなければならないが、若い職員が増えた事により、また、町外出身者の職員も多く、地理不案内者も多い。
 行政実務執行に当たり、総合的な居住調査が急務であり、また、それを基にした総合的な訓練の実施を求めるものである。

 北後志3高校を統合して、余市高校の校舎を利用して、新たなる紅志高校が開校したが、初年度より定員を満たすことが出来ず、すでに間口削減がされるに至っている。
 近年の経済状況もあいまって、出来るだけ近くの高校を選択せざるを得ない状況にもかかわらず、このような状態が続くことは、余市高校の二の舞いとなる可能性が強い。
 道立高校という事で、余市町が直接関与は出来ない事項であるが、余市町としての考えを明確に伝え、そして、地域に認められるような高校とならなければならない。
 また、近年多発しているイジメ問題については、時代の変化があろうとも、教師と生徒という立場は不変であり、これも基づき、愛情をもって子供達に接することが出来るような教師の育成が必要で急務である。
 また、先生として毅然とした態度が、学校という聖域には必要であり、これらの教師の育成と確保に努められたし。
  
 余市町は、自然を含め、有効なる多くの素材があり、その活用が求められているが、過去の事例からは、その起爆剤的なものはあり得ないのではないかと考えられる。
 町をどのようにアピールをするかは、役場単独では難しいと考えられるが、民間事業者を含め、今までに無い新しい枠組みにて調整する事が、町の活性化につながると考える。
 そして、時代的には新たなる施設等の建設は難しい時代となった事により、今までの施設を、いかに有効活用をさせて行く事が求められる。
 その中で新たに建設されるであろう施設と融合させ、今後の町をどうするのかの青写真的な計画、新たなる生活圏の移動も考慮した中で、総体的な計画が求められている。
 それらの施設、人を活用した上で、余市町の素材を取り込みつつ町の活性化を図る事によって、町の新たなる発展の可能性があると考える。

 新たなる発想と、新たなる行動が、余市町には求められ、未来に繋げる施策と希望が感じられる政策を熱望するとともに、町長、並びに役場職員の不退転の覚悟と使命感を持って、平成26年度の町政執行に当たられる事を願うものである。

                             以 上