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ひろかずニュース 平成26年3月9日UP
☆平成26年度、余市町、教育執行方針・行政執行方針☆

 年度末の3月。来年度の予算書も議員の手元に配布され、また、来年度の執行方針も配布されました。
 執行方針を元に、予算が編成されるものなのでしょうが、なかなか難しい・・というか、正直な感想として、「毎年、変わらないなぁ」と思う部分と、また、「そんな事で大丈夫なの?」と思う所、様々です。

 まぁ、自分の方も、毎年、この作業をしているので、今回もホームページにUPしますが、役場からデータでもらっている訳ではありません。
 書類をコピーして、それをスキャンして読み込み、データの修正をかけて行きます。ものすごい時間と労力が必要ですが・・・ホームページ上で最後まで読まれる方がいるのかなぁ。とも思っています。
 ちなみに、入力ミスがあると思いますので、その点はご容赦下さい。


 今、余市町に対して、また、町長・議員に対して、それなりの、いぇ、かなりのご意見があると思っています。
 それをどう感じて、どうすれば良いのか。どうしなければならないのか。本当に難しい問題だと思っています。

 明日から3月議会のスタートです。ぜひとも、議会傍聴にお運び下さい。
 ・・・議会は本当に生き物であって、瞬間に火が付く場合もありますので、それを見逃さず、ご自身の目で確かめて頂きたいと思っています。

 ・・・・去年のページを見たら、去年は足からの熱で、エラク苦労していたなぁ・・・


平成26年度教育行政執行方針  余市町教育委員会
 平成26年第1回定例会の開会にあたり、余市町教育委員会の所管行政の執行に関する主要な方針について申し上げます。
 教育の根幹は、「人づくり」であり、本町の活力や発展を担う人材を育てるための重要な基盤として、変わることのない未来への投資であります。
 新しい時代を切り拓いていくための課題解決能力を備え、さらに、柔軟な思考力と他者との関係を構築することができる人材を育成することが何より大切であります。
 学校教育では、一人ひとりの子どもを大切に、確かな学力と豊かな心、健やかな体をバランスよく育む、調和のとれた教育活動の一層の充実に努めます。また、学校・家庭・
地域が一体となって、さまざまな課題の解決に努めるなど、子どもたちの確かな成長をもたらす教育を推進します。
 祉会教育では、第5次余市町社会教育中期計画に基づき、すべての町民が生涯にわたり、自主的に学び続けられる学習機会を提供し、生涯学習社会の実現に努めます。
 また、町民が健康で心豊かに生きがいづくりができる学びの活動をとおして、経験や知識を地域に貢献できる環境づくりを推進します。
 以下、余市町教育委員会として、7つの重点目標を掲げ、取り組みます。

1.自ら学び自ら未来を切り拓く学習指導の充実
 子どもたちが、変化の激しい社会において、自立し、たくましく生きていくために必要な「生きる力」を身につけるためには、基礎的・基本的な確かな学力をしっかりと習得させ、それらを活用できる確かな力を育むことが極めて重要です。
 児童生徒の学力の状況を的確にとらえ、継続的に検証し、子どもたちが分かる喜びを実感できるよう、実態に応じた授業改善を行い、きめ細かな指導や支援の充実に努めます。
 また、望ましい生活習慣の定着に向け、学校と家庭が互いに連携しながら、基本的な生活習慣や学習習慣の定着に取り組みます。
 学校生活や学習上に「困り感をもった児童生徒」さらには、「普通学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒」に対し、それぞれの個に応じた、適切できめ細かな教
育活動を支援するため、学習支援員等を効果的に活用し、学校支援を行います。
 特別支援教育につきましては、教職員の共通認識のもと、各学校の特別支援教育コーディネーターを中心に、関係機関との連携を図りながら、一人ひとりの教育的ニーズに応じた適切な支援に努めます。
 外国語教育ならびに国際理解教育につきましては、グローバル化を担う人材の育成のため、引き続き、外国語指導助手を効果的に活用した「生きた英語」授業により、国際感覚を磨き、コミュニケーション能力の育成に努めます。
 情報教育につきましては、情報化社会に適切に対応できるよう、情報機器の充実と活用能力を育成するとともに、ネット上のトラブルを未然に防ぐための情報モラル教育の充実を図ります。
 学校運営につきましては、学校評議員会や学校評価制度の改善を図るとともに、学校だよりや教育活動の地域公開などをとおして、保護者や地域住民への情報提供や地域に根ざした教育活動に取り組みます。
 また、学びや育ちの連続性を重視し、中学校区ごとに小・中学校の連携の強化に努めます。
 教育の質を確保する観点から、教職員が児童生徒一人ひとりに向き合う時間をより多く確保するとともに、校内研修や公開授業の充実に努めます。
 さらには、外部教育研究機関が行う各種研修会への積極的な参加を促進し、学校組織の活性化と教職員の実践的指導力の向上に努めます。

2.思いやりと自ら律する心を大切にする生徒指導の充実
 未来を担う子どもたちが、自らの存在感と将来に対する夢や目標をもち、自己実現を果たすためには、心身ともに健康で豊かな生活を送るための基本的な生活習慣や、社会性を身につけることが必要です。
 また、よりよい人間関係をつくりだすためには、思いやりの心や倫理観など、豊かな人間性を育むことが大切です。
 生徒指導は、教職員と児童生徒との信頼関係、心が通い合う人間関係を基盤として、相談支援体制の強化・充実を図り、児童生徒が自信や誇りをもち、自らの考えで判断し、行動していく力を育てる指導に努めます。
 不登校の問題につきましては、早期にその実態や要因をとらえ、子どもや家庭の抱える問題を解決することが必要です。スクールカウンセラーや相談員の支援体制の充実を図り、専門的な立場からの適切な助言・支援を行います。
 また、引き続き、適応指導教室「し一がるず」を開設し、不登校および不登校傾向の児童生徒の学校復帰を支援します。
 いじめにつきましては、いじめを許さない環境づくりを学校運営の根幹に位置付け、「いじめの実態調査アンケート」等の結果や分析の情報などを積極的に活用するとともに、全教職員で共有し、事実関係の把握や的確な対応など、早期発見・早期解決を図ってゆきます。
 体罰や体罰と感じさせるような、不適切な指導が行われることのないよう、校内研修を実施するなど、教職員の意識改革や自覚を促し、生徒指導体制を整備してゆきます。

3.生命を尊ぶ心を大切にする健康・安全教育と教育環境の整備充実
 子どもたちが心身ともに健やかに成長するためには、命を大切にする心や思いやりの心を培うとともに、心身をたくましく鍛え、健康で安全な生活を送るための資質を育むことが大切です。
 すべての教育活動をとおして、生命の尊さや安全に行動する習慣など、健康・安全教育の充実に努めます。
 非行や犯罪被害の未然防止のため、学校における「指導・相談体制の強化」、「危険回避の教育など防犯教室の実施」、「性や薬物等に関する指導」の充実を図るとともに、保護者や地域への情報提供や啓発に取り組みます。
 交通安全に対する意識啓発や交通ルール等の指導を徹底するとともに、通学路の安全確保に努めます。
 学校施設は、児童生徒が安心して学ぶ場であり、安全で快適に学ぶことができる良好な環境でなければなりません。引き続き、室内空気環境測定の実施による環境・安全の確認や網戸の設置など、計画的に環境の改善に取り組むとともに、老朽化した施設の改修を行うなど、適切な維持管理に努めます。
 学校給食につきましては、学校給食調理場の施設・設備の改善や衛生管理を徹底し、食の安全の確保に努めるとともに、栄養豊かな給食を提供します。
 地産地消を推進し、栄養教諭の活用や学校給食を生きた教材として使用することにより、食の重要性への理解を深めるとともに、食育をとおした望ましい食習慣を形成するための指導の充実に努めます。
 学校図書館用図書につきましては、余市町図書館との連携を図り、保有図書の有効活用を図るとともに、教材教具・学校用備品、学校ICT環境など、計画的な整備を行います。 子育て・教育支援の一環として教育にかかる経済的支援を継続し、教育機会の均等の確保に努めます。

4.地域貢献に向けた学習機会の提供
 生涯学習社会の実現には、町民が生涯にわたり、自己実現に向けた主体的な学習を行い、習得した知識・技能を地域に貢献する機会の提供が必要です。
 成人教育につきましては、社会的・経済的な自立をめざすとともに、生きがいをもちながら、自己実現に向けた学習機会の提供を図ります。
 高齢者教育につきましては、生きがいづくりに向けた学習の提供と経験や知識を地域に継承する機会の拡充に努めます。

5.青少年の健全な育成に向けた環境づくり
 健全な心身発達の基礎を培うとともに、豊かな人間性や社会性を育てる青少年期に、家庭・学校・地域社会と連携した教育機能の向上が大切です。
 障がいのある子どもたちには、関係団体と連携し、ボランティアの養成を図りながら、引き続き、交流体験活動の充実に努めます。
 放課後の子どもたちには、教育活動サポーターの確保と地域の教育力を活用した安全で安心な居場所づくりの提供に努めます。
 家庭教育につきましては、読み聞かせや親子での体験活動により、ふれあいの大切さを知ってもらうとともに、子育て情報の提供に努めます。

6.芸術文化活動の振興と文化財の保存と活用
 余市町が誇る貴重な文化財を活用し、伝統文化や郷土の歴史に根ざした芸術文化活動の振興を図ることが大切です。
 親しまれる社会教育施設の運営に努めるとともに、社会教育関係団体と連携し、発表や鑑賞、創作機会の充実に努めます。
 図書館につきましては、生涯学習の情報拠点として図書の整備を継続するとともに、学校図書館への支援やボランティアと連携のもと〜読書普及活動に努めます。
 郷土の歴史や文化に関する資料の収集と、国・道・町指定文化財の保護保存のため、適切な管理を行いながら、余市町を再発見してもらえるよう有効活用に努めます。

7.スポーツ活動の振興と体力向上および心身の健康増進
 心豊かに健康で充実した生活を続けるためには、生涯各期にわたってスポーツに親しむことが大切です。
 子どもたちが所属する運動競技団体と連携し、ニュースポーツや遊びを取り入れながら、子どもたちの体力の向上に努めます。
 関係団体や指定管理者と連携し、スポーツに親しみやすい環境の整備を図りながら、スポーツの振興と健康づくりに努めます。
 以上、本年度の教育行政の執行に関する主要な方針を申し上げました。
 余市町教育委員会としては、関係機関・団体はもとより、家庭や地域と連携を図りながら、本町の将来を担う子どもたちの確かな学びや豊かな心、健やかな成長と、一人ひとりの町民が生きがいを感じながら学び続け、豊かな人生を送ることができる生涯学習の町をめざし、教育行政の発展に全力で取り組んでゆきます。
 議員ならびに町民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。


平成26年度町政執行方針    余市町
目次(※目次数は原本のページ数です)
平成26年度町政執行の基本方針・・・・・・・・・・・・・・・1
まちづくりの目標と平成26年度の主要施策
 1.住み良く安心して暮らせるまちづくり・・・・・・・・・・3
 2.多様な資源と人的パワーを活かした元気なまちづくり・・・8
 3.町民と行政が連携して歩むまちづくり・・・・・・・・・13

特別会計
 1.介護保険特別会計・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
 2.国民健康保険特別会計・・・・・・・・・・・・・・・・15
 3.後期高齢者医療特別会計・・・・・・・・・・・・・・・15
 4.公共下水道特別会計・・・・・・・・・・・・・・・・・16

企業会計
 水道事業会計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
むすび・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17

平成26年度町政執行の基本方針
 平成26年余市町議会第1回定例会において、町政執行の基本方針と重要な諸施策ならびに私の所信を申し上げます。
 町政の執行にあたりましては、議会議員各位をはじめ町民の皆様より温かいご理解とご支援をいただき、心から感謝とお礼を申し上げます。
 さて、我が国の経済状況は、長引くデフレからの早期脱却と経済再生に向けた国の経済対策により、景気は緩やかに回復の兆しを見せているものの、地方においては、いまだ景気回復を実感できない状況にあります。
 こうした中、余市町の将来に向けたまちづくりの基本的な構想と計画を示した「第4次余市町総合計面」に基づき、町民と行政が連携して「安心して暮らせる元気にあふれたまちづくり」を進めていかなければならないと考えています。
 本年9月からは、余市町の名誉町民の竹鶴政孝氏と妻リタさんをモデルとしたNHKの連続テレビ小説の放送が予定されていることから、これを契機に余市町の魅力を全国に発信し、町民一丸となって観光振興や町の活性化に向けた取り組みを進めていきます。
 以上を踏まえ、平成26年度の町政執行にあたりましては、「1.住み良く安心して暮らせるまちづくり」「2.多様な資源と人的パワーを活かした元気なまちづくり」「3.町民と行政が連携して歩むまちづくり」の3本の柱を政策の基本とし、職員と一丸となって町民の負託に応えて参りたいと考えています。各位におかれましては特段のご理解を賜りたいと存じます。

1.住み良く安心して暮らせるまちづくり
 主人公である町民が、この町に住んで良かったと思えるような、安心して暮らせるまちづくりを進めます。
〇町民の暮らし、健康を守るための施策
〇町民生活に密着した社会資本を整備するための施策
〇豊かな自然環境を保全するための施策
〇災害に備えたまちづくりを進めるための施策

2.多様な資源と人的パワーを活かした元気なまちづくり
 産業間・産学官の連携、人的パワーの活用、教育・文化芸術活動とスポーツの振興により、元気なまちづくりを進めます。
〇産業振興のための施策
〇教育・文化・スポーツの振興を図るための施策
〇まちづくりを担う人材を育成するための施策

3.町民と行政が連携して歩むまちづくり
 町民の立場に立った行政運営を推進し、町民と行政の連携によるまちづくりを進めます。
〇協働のまちづくりを進めるための施策
〇財政基盤の確立と効果的な行攻運営を進めるための施策

 以上3本の柱をもとに、「町民が主人公」となるまちづくりを、以下の諸施策により推進していきます。


1.住み良く安心して暮らせるまちづくり
◎地域福祉に関する旋策
 少子高齢化・核家族化の進展により、現代社会においては家族機能や、共に支えあう地域機能が低下してきていることから、引き続き地域福祉の中核を担う社会福祉協議会への支援を行い、ボランティア活動の連携強化など、共に助けあい思いやりを感じる地域社会の構築に努めます。
 また、要援護者に関する情報の一元化を図り、地域での日常的な見守り活動や、緊急時の速やかな支援に努めます。

◎児童福祉に関する施策
 子育て支援の充実を図るため、「次世代育成支援余市町行動計画」に基づき、保育所の効率的な運営と放課後児童クラブや児童館運営など児童健全育成事業の充実に努めるとともに、利用者ニーズの調査に基づく新たな「子ども・子育て支援事業計画」を作成し、子育て支援の充実を図ります。
 また、児童虐待の未然防止や早期発見・対応ができるよう、関係機関との連携強化を図り、子どもが健やかに成長できる地域社会の構築に努めます。

◎高齢者福祉に関する施策
 高齢化の進展などにより、本町の65歳以上の高齢者数は増加し、高齢化率が年々高まる状況となっています。
 また、一人暮らしや高齢者のみの世帯が増えるとともに、認知症高齢者も増加傾向にあります。
 このため、「第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に基づき、町内の高齢者が住み慣れた地域や家庭で、自立した日常生活を営み、安心して暮らすことができるよう、地域での見守り活動や個々の状況に応じた福祉や介護などのサービスの適切な提供を図るとともに、町内関係機関・団体との連携を図っていきます。
 また、健康保持や生きがい活動を促進し、高齢者が健康で安心して暮らせる社会の構築に努めます。

◎障がい者福祉に関する施策
 「余市町障がい者計画・障がい福祉計画」を基本としたノーマライゼーションの理念のもと、障がいのある人が、住み慣れた地域で、必要な支援を受けながら社会生活ができる環境づくりを推進していきます。
 また、北後志自立支援協議会や、北しりべし相談支援センターを活用した障がい者への支援を行うとともに、北後志母子通園センターを拠点とした早期療育事業の充実に努めます。

◎保健に関する施策
 町民が、心身ともに健康でいきいきと暮らしていくためには、若い世代から健康に関心を持ち、食生活をはじめとする生活習慣の改善やこころのケアができるよう、健康づくりを進める必要があります。
 このため、成人保健対策では、平成25年度からスタートした「余市町健康づくり計画」に基づき、栄養と食生活、運動など生活習慣全般の改善に向けて、関係団体との連携をさらに深め、健康教室や健康相談の充実に努めます。
 また、各種がん検診や特定健康診査につきましては、きめ細かに受診を勧奨し、疾病の予防、早期発見、早期治療に努めます。
 母子保健対策では、家庭や育児環境の変化など様々な課題に対応し、安心してゆとりある出産や子育てができるよう、超音波検査の助成回数を増やし、妊婦一般健康診査料金の軽減を図るとともに、訪問や相談、乳幼児健診などの充実に努めます。
 予防対策では、各種予防接種を適切に行うよう対象者への勧奨に努めるとともに、インフルエンザや大人用肺炎球菌予防のワクチン接種費用助成を継続していきます。

◎交通安全に関する施策
 交通安全対策につきましては、「高齢者事故防止」「自転車走行ルール・マナーアップ」「シートベルトの全席着用」「スピードダウン」「飲酒運転根絶」を重点目標とし、交通安全指導員による交通指導をはじめ、町民への啓発などを積極的に実施し、一人ひとりの安全意識を高めるとともに、各関係機関と連携を図りながら、交通事故防止に努めます。

◎消費者保護に関する施策
 生活環境が多様化する現代社会において、悪質商法などによるトラブルに巻き込まれるケースも多く、消費者保護に関する取り組みが重要となっています。
 このため、消費生活相談の窓口として、小樽市を含む北後志6市町村で開設している「小樽・北しりべし消費者センター」の活用について、引き続き広く町民へ周知を図り、安心・安全な暮らしの確保に努めます。

◎国民年金に関する施策
 国民年金事業につきましては、年金に関する各種届出書や保険料の免除申請、年金受給にかかる請求書等の受理、年金相談業務及び年金制度の周知活動に努めます。

◎道路に関する施策
 国道につきましては、国道5号の畚部トンネルにおける急カーブ及び狭隘解消など、安全対策の推進を関係機関に要望していきます。
 町道につきましては、引き続き沢町百姓沢線の大雨時における浸水被害の解消、橋梁の長寿命化修繕計画に基づく改修事業、道路老朽化対策としての道路ストック点検調査事業に取り組むとともに、計画的な舗装と側溝の整備を進めます。
 冬期間における道路維持につきましては、地域の方々の理解と協力をいただきながら、「余市町冬を帳適にすごす条例」の趣旨に沿った効果的な除排雪に努めるとともに、流融雪溝につきましては、関係機関・団体との連携により適切な維持管理に努めます。
 また、平成30年度完成予定の北海道横断自動車道余市・小樽間の早期完成に向けて関係機関に要望するとともに、完成後を見据えた市街地道路交通網の整備について、広く関係機関と協議、検討を進めていきます。

◎河川に関する施策
 余市川改修事業につきましては、残されたあゆ場周辺地域での改修工事の早期完成と、ヌッチ川や畚部川など二級河川の治水対策について、自然環境に配慮した事業の計画的推進を引き続き関係機関に要望していきます。
 町管理河川につきましては、河川愛護組合をはじめ、地域の方々の協力をいただきながら、治水対策や維持保全に努めます。

◎港湾・海岸保全に関する施策
 余市港湾につきましては、港湾利用者と協議しながら、維持保全に努めます。
 海岸保全事業につきましては、引き続き越波対策として、大川海岸護岸補強工事を関係機関に要望していきます。

◎公園事業に関する施策
 都市公園につきましては、町民が安心して利用できるよう、施設の維持管理及び安全対策に努め、地域の方々のふれあいの場、憩いの場として、利用促進を図っていきます。

◎公営住宅に関する施策
 公営住宅につきましては、入居者が安心して生活ができるよう、適切な維持管理に努め、引き続き沢町団地の水洗化工事を実施し環境整備を図るとともに、公営住宅の長寿命化計画策定に向けた取り組みを進めます。

◎住宅関連に関する施策
 耐震診断・住宅改修の助成制度を継続し、既存住宅の機能の向上を図り、快適で安心して暮らすことのできる住宅の整備に努めます。
 また、用途地域内において、新たに宅地を購入し、住宅を新築した方に対する土地購入費の助成制度を引き続き実施し、宅地取引の拡大と住宅新築の増大を図ることにより、町内経済の活性化や定住化の促進に努めます。

◎土地区画整理事業に関する施策
 黒川第一土地区画整理組合につきましては、保留地処分が完了し、事業の最終段階であります清算金業務を行っていることから、早期の事業完了に向け、引き続き組合に対する支援を継続していきます。

◎環境に関する施策
 環境対策につきましては、余市川流域及び町内河川の水質調査や悪臭、騒音等の各種調査・測定を引き続き実施し、地域の環境保全に努めるとともに、地球温暖化対策として、街路灯の省エネ化に対する補助制度の拡大や、庁舎照明のLED化等、温室効果ガスの削減に向けた取り組みを進めます。

◎一般廃棄物処理に関する施策
 一般廃棄物の処理対策につきましては、分別の徹底など町民の協力をいただきながら、ごみの減量化と資源リサイクルに向けた取り組みを促進するとともに、自らごみをステーションまで排出することが困難な高齢者等の対策として、安否確認にもつながるふれあい収集を引き続き実施し、サービスの向上に努めます。

◎防災に関する施策
 防災対策につきましては、災害対策基本法の改正や国の防災基本計画などの見直しを踏まえ、関係機関と密接な連携を図りながら、「余市町地域防災計画(本編)』の見直しを引き続き進めます。
 また、北海道が実施している北海道日本海沿岸の「津波浸水想定の点検・見直し」が現在も継続中であることから、現行の想定を基本として津波避難対策を進めます。
 さらに、避難所における備品の配置など防災資機材の整備を引き続き進めます。
 原子力防災につきましては、福島第一原子力発電所事故の対応や原子力災害の特殊性を踏まえ、国や北海道の防災計画との整合性を図りながら、地域防災計画(原子力災害対策編)の整備を進めるとともに、北海道や関係市町村と連携し、避難対策など必要となる防災対策の整備に引き続き取り組みます。
 災害の被害を最小眼にとどめるためには、日頃からの災害に対する備えが大切であることから、町民に対し防災に関する情報をわかりやすく、継続的に提供するとともに、区会などとの連携により地域における防災力の強化に努めます。


2.多様な資源と人的パワーを活かした元気なまちづくり
◎農業に関する施策
 果樹につきましては、奨励品種植栽事業の継続による果樹の安定生産と「果樹産地構造改革計画」に基づく、りんご・ぶどう・桜桃などの優良品種への転換、園地整備などの果樹経営支援対策事業を関係機関・団体と連携しながら推進します。
 野菜につきましては、ハウス栽培による高品質で収益性の高い農作物の生産の安定化を図るとともに、栽培技術の確立と販路拡大等に向けた流通対策の推進に努めます。
 また、安全・安心な農産物の生産に向け、イエス・クリーン表示制度やエコファーマーによる農業生産方式の計画認定の拡大を図りながら、クリーン農業の推進に努め、自然環境に調和した農業の確立を図ります。
 優良農地の確保と保全につきましては、農地保有合理化事業等を活用した経営規模拡大や、効率的な農用地の利用を促進するため「農業振興地域整備計画」の適切な見直しを行いながら農地の利用調整に努めます。
 また、余市町農業再生協議会においては、経営所得安定対策による事業のほか、「人・農地プラン」に掲げる地域の中心となる経営体の育成のため、各種補助金の活用や青年給付金を活用し、新規就農者へ支援を行うとともに、農地の利用相談及び遊休農地の利用促進などについて積極的な取り組みを図ります。
 農村活性化センターにつきましては、農業学校や各種講座・サークル活動をはじめ、果実を利用した体験学習等を通した都市と農村の交流を深めながら、施設の有効活用を図るとともに、町内農業者の農産物を活用した加工品等、6次産業化に向けた取り組みの支援に努めます。
 市民農園につきましては、利用者に対する栽培技術講習会の開催や技術指導員の配置を継続し、利用しやすい農園を目指した環境づくりに努めながら利用者の拡大を図り、施設の有効活用と適正な維持管理に努めます。
 園芸試験場につきましては、研究圃場としての機能向上を図るため、農業者の意見を適切に反映させながら新品種の植栽や栽培技術等の利活用を推進するとともに、各種委託試験の栽培管理と有効な調査分析に努めます。
 有害鳥獣対策につきましては、年々増え続ける農作物の被害防止のため、カラス・ヒグマ・エゾシカ・キツネの捕獲・駆除を北海道猟友会余市支部の協力をいただきながら引き続き実施するとともに、特定外来生物に指定されているアライグマの捕獲・駆除につきましても継続していきます。

◎林業に関する施策
 林業につきましては、「余市町森林整備計画」に基づき、森林整備地域活動支援事業や未来につなぐ森づくり推進事業を継続的に実施するとともに、森林の持つ多面的機能が充分発揮されるよう、野そ駆除事業も着実に実施しながら適切な管理と森林施業の推進に努めます。
 また、豊丘水源かん養保安林の保全と機能の回復を図るため、間伐などの町有林保育事業を実施し、引き続き町有林の適正管理・森林機能の維持保全に努めます。

◎漁業・水産加工業に関する施策
 漁業の振興につきましては、浅海増殖事業、あゆ種苗放流事業による「つくり育てる漁業」の継続支援、中央水産試験場をはじめ各関係機関との連携による、資源の確保に向けた取り組み強化、さらには、余市郡漁業協同組合の製氷・貯氷施設について国の補助金を活用し整備することにより漁業経営の安定化に努めます。
 磯焼け対策につきましては、関係機関における研究調査・試験事業等を継続するとともに、国及び道で実施が予定されている関連事業との調整と連携を図りながら、先進事例も参考として地域の実情に即した、より有効な対策の実施に努めます。
 トド被害防止対策につきましては、「余市町鳥獣被害防止計画」に基づき、余市郡漁業協同組合が実施する被害防止対策への継続支援を行うとともに、さらなる有効対策の実施を国及び道に対して強く要請していきます。
 水産加工業の振興につきましては、加工技術の向上や品質保持等において各指導研究機関と連携を行うとともに、各種イベントの参加や6次産業化推進における水産加工品のPRとあわせ消費拡大に努めます。
 余市フィッシャリーナにつきましては、関係機関と連携しながら、漁業障害の防止、海難事故の防止に努めるとともに、漁業者との充分な調整を図りながら、利用者に対し安全な海洋レクリエーションの提供に努めます。

◎6次産業化に関する施策
 6次産業化の推進につきましては、「地元農水産物を活かした加工・販売・流通の一体的つながりによる産業振興」を目標に掲げ、関係団体と連携し取り組んでいきます。
 また、「余市」という地域ブランドを確立するため、余市振興公社と連携し札幌圏をターゲットとした各種イベントヘの参加、余市町特産品フェアの実施、さらには本町農水産物加工品のPR強化に努めます。
 ワイン関連につきましては、町民の皆様に余市産ブドウを原料としたワインの素晴らしさに触れていただく機会を設け、より一層の地産地消による消費拡大を図るためワインテイスティングセミナーを開催するとともに、情報提供等を行っていきます。
 また、ワイン特区やヴィンヤード景観、道内最大の生産量を誇るワインぶどう産地を活かしたPR活動を図り、観光振興を含めた6次産業化の推進につなげていきます。

◎商工業に関する施策
 商工業の振興につきましては、余市中小企業相談所への助成を拡大するとともに、中小企業者への融資施策や保証料補助、さらに余市商工会議所への助成措置を継続しながら、中小企業者の経営基盤の安定化に努めます。
 また、商店街活性化対策として、商店街連合会との連携を図りながら、地元に密着した商店街事業への支援を継続していきます。空き店舗対策においては、対象地域の拡大など、制度の拡充を図り、起業を支援する取り組みを行いながら、地域経済の活性化に努めます。
◎観光に関する施策
 観光振興につきましては、積極的な観光客誘致、観光産業による地域経済の活性化、イベントヘの主体的関与など、新しい観光協会のあり方と役割の確立に向けた余市観光協会の再編整備について支援を行っていきます。
 また、魅力あるイベントの開催、各地のイベント等ヘマスコットキャラクターを活用した積極的参加、小樽市をはじめとする北後志地城とも連携を強化し、町内滞留型観光客の増加に努めます。
 本年9月からは、本町の名誉町民でニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝氏とその妻リタさんをモデルにした連続テレビ小説「マッサン」が放送されます。
 余市町を全国にPRする絶好の機会と捉え、連続テレビ小説「マッサン」応援推進協議会を中心に、各関係団体等と連携し、さまざまな取り組みを進め、観光の振興及び観光産業の活性化を図ります。
 ドライブ観光の拠点である道の駅においては、余市iセンターを通して積極的かつ効果的な観光情報の提供に努めるとともに、生産者との連携による直売所等での地場産品の販売PRの強化に努めます。
 観光物産センターにおいては、展示販売方法の充実を進めながら、地場産品のPRと観光情報の提供に努めます。
 農道離着陸場においては、野そ駆除対策の農業利用、ドクターヘリによる救急業務利用等、空港機能としての対応に万全を期するとともに、イベント会場等としての、多面的な利活用の推進に努めます。

◎労働に関する施策
 労働対策につきましては、季節労働者の通年雇用を促進するため、通年雇用促進支援事業の推進に努めるとともに、公共施設等の除雪事業により冬期間の就労機会を創出します。 また、独自対策としての失業者等の就労対策や新規学卒者のための就職支援対策を継続していきます。

◎教育・文化芸術活動とスポーツの振興に関する施策
 本町の将来を担う人を育てる教育は、町の根幹を形づくる重要な政策です。
一人ひとりの町民が生涯にわたる主体的な学習活動を通して、郷土に誇りをもち、自らを高めるとともに、それぞれが社会のなかで役割を果たし、地域に貢献することで心豊かに共に支え合うことのできる社会の実現を図ります。
 学校教育につきましては、すべての子どもたちが変化の激しい社会において自立し生きていくために、必要な基礎的、基本的な知識・技能やそれらを活用できる力である「確かな学力」を育むことが必要です。子どもたちが互いを尊重し、共に支え合いながら社会の一員として成長していくために、心身の健やかな発達を支援するとともに、その基盤としての「地域に信頼され・地域とともにある学校づくり』を推進します。
 学校施設は、子どもたちが安心で快適に学ぶことができる場としての教育環境の整備・充実が大変重要です。より充実したものとするために、教育課程に基づき組織的・継続的に教育活動を行う場として、黒川小学校の外壁改修など、引き続き適切な維持管理により、安全性の向上に努めます。
 また、社会教育につきましては、親しまれる社会教育施設の運営に努めるとともに、町民が主体的に学べる学習機会の充実と、学習成果を地域に貢献できるような、自主的、創造的な文化芸術活動の支援に努めます。
 町民から広く収集した資料により本町の歴史を広報紙等に紹介し、歴史・文化の再認識をとおして本町の魅力を発信するとともに、文化財施設等を活用した歴史・文化の創造と活力あるまちづくりに努めます。
 スポーツの振興につきましては、健康で充実した生活をすごすために、スポーツを楽しむことのできる、各種大会や教室を開催するとともに、生涯各期にわたってスポーツを続けられる環境の整備に努めます。

◎未来を担う人づくりに関する施策
 ふるさと余市町を愛する皆様からお寄せいただいた寄附を活用した「余市町の未来を担う人づくり事業」につきましては、姉妹都市である英国スコットランド、イースト・ダンバートンシャイア市へ青少年を派遣し、竹鶴政孝氏と妻リタさんの足跡をたどりながら国際交流を深め、本町の未来を担う青少年の育成に努めます。
 また、広島、長崎の惨禍をふたたび繰り返させないことや、核兵器廃絶への決意を表明することを目的とし定められた「非核余市町宣言」を具現化するため、核兵器の悲惨さを伝える「原爆パネル展」の実施や、町内の児童・生徒を対象とした「広島・長崎原爆資料展示館」ヘの派遣事業などを引き続き実施し、宣言の趣意の浸透を図ります。

◎宇宙記念館に関する施策
 余市宇宙記念館につきましては、宇宙開発や天体・自然・地球環境などの学習の場として、機能をより充実させるため、展示物や映像機能などのハード面のみならず、児童生徒を対象に「おもしろ宇宙教室」として、実験なども取り入れた各種講座などを年間を通して実施します。
 さらには、特別展など、独自の企画展を開催し、余市宇宙記念館ならではの特色ある事業展開に努めます。
 また、運営にあたっては、余市宇宙記念館利用促進懇談会を通して町民や教育関係者の意見や要望を伺いながら、魅力ある宇宙記念館の運営に努めます。

3.町民と行政が連携して歩むまちづくり
◎ 町民と行政の連携に関する施策
 地域の特性を活かした行政運営が求められる今日、町民と行政が連携してまちづくりを進めていくことが大切です。町民と行政との協働のまちづくりを進めるため、「自治基本条例」制定に向けて、町民参加による取り組みを進めます。
 区会をはじめ、様々な分野にわたり組織されているボランティア団体の自主的な活動は、「第4次余市町総合計面」の基本構想における基本目標の一つであり、「町民と行政が連携して歩むまち」の実現には、なくてはならない大きな「力」であることから、こうした活動がさらに活発に展開されるよう、各ボランティア組織の紹介や相互交流の機会づくりなどに努めます。
 また、町職員が地域と行政のパイプ役となる「地域連絡員制度」の充実を図りながら、地域住民と行政が一緒になって、共に協力し合い、地域の課題を自ら解決、決定していく地域づくりを推進します。

◎情報の共有に関する施策
 町民参加のまちづくりを推進していくうえで、情報の公開と町民との情報の共有は、大変重要なことと考えます。
 そのためにも広報広聴機能を十分に活用し、行政の透明性を高め、町政懇談会や各種説明会等により、多くの町民と意見を交換しながら情報の共有化と情報公開の推進に努めます。
 さらに、平成23年度から実施しております「予算説明書」の全世帯配布を継続して行い、町の予算について分かりやすい情報の提供に努めます。

◎行財政に関する施策
 本町における歳入につきましては、地方交付税や国庫支出金など約7割が依存財源で占める脆弱な財政構造となっており、また、財政運営の弾力性を示す経常収支比率も非常に高く硬直化している状況であります。
 「財政再建推進プラン」の計画期間は終了いたしますが、今後も持続可能な財政基盤の確立を念頭に、財政健全化に努めます。
 このような財政状況の中、町税は貴重な自主財源であることから、課税客体の適正な把握はもとより、収納率向上対策として納期内納税促進のため、引き続きインターネットを利用したクレジット納付や口座振替納税の普及を図り、納付環境の整備を図るとともに、税負担の公平性を欠くことの無いよう、滞納状況の的確な把握に努め、適切な滞納処分を実施していきます。
 また、税外収入についても、町税同様、収納率向上に努めます。

◎職員の資質向上に関する施策
 本格的な地方分権時代を迎え、地方に対する国の関与を最小限にとどめ、「地方のことは地方が決める』という考え方が、これからのまちづくりの基本です。
 個性を生かし自立したまちづくりを進めるにあたっては、様々な行政課題に新たな手法や発想で積極的に取り組める組織への変革と、職員のさらなる資質の向上が必要です。
 このため職員の研修機会の拡充、自己申告制度、道との人事交流などの取り組みを進め、組織の活性化と職員の資質向上に努めます。

◎効果的な広域行政の推進に関する施策
 広域行政の推進につきましては、小樽・余市間国道新設改修事業の推進や、北海道横断自動車道余市・小樽間の早期完成と黒松内・余市間の早期着手、さらには並行在来線のJR北海道からの経営分離後における鉄道路線の存続など、広域交通体系の整備について、関係市町村等と十分連携を図りながら、関係機関に対する積極的な要請活動を推進します。 また、後志総合関発期成会等を通して、広域的な課題解決の取り組みを進めるとともに、北しりべし定住自立圏域における市町村間の広域連携や一部事務組合、広域連合等についても効率的かつ効果的な広域行政を進めます。



特別会計
1.介護保険特別会針
 介護保険は、制度の普及と介護認定者の増加に伴い、介護サービスの利用も年々増加する状況となっていますが、「第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に基づき、介護を必要とする方やその家族が安心して暮らすことができるよう自立支援を基本として介護サービスの適切な提供を図るとともに、保険給付費の動向を見極めながら財源の安定確保を図り、介護保険事業の円滑な運営に努めます。
 地域支援事業では、機能の維持・向上を図る各種介護予防事業の充実に努めるとともに、高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センターや在宅介護支援センターなどと連携し、福祉・医療・介護の適切な提供や権利撫護の制度の普及啓発を図り、高齢者の生活の総合的な支援に努めます。
 また、認知症の方や介護する家族の方などを地域で支えるため、認知症サポーター養成講座の開催や介護マークの取り組みを進めていきます。
 さらに、介護給付実績の分析と今後の給付需要動向を十分に見極めるとともに、制度改正による本町への影響や高齢者の生活実態などの把握に努めながら、平成27年度から3年間の期間となる「第6期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」の策定に取り組んでいきます。

2.国民健康保険特別会針
 国民健康保険事業については、被保険者数の減少等による国保税収入の減、さらには、被保険者の高齢化による医療費の増大により厳しい運営状況となっています。
 こうした状況において、安定した事業運営を図るため、財源の適正な確保についても十分意を用い、医療費の適正化に努めます。

3.後期高齢者医療特別会針
 後期高齢者医療制度は、北海道内全市町村で構成する広域連合により運営されておりますが、市町村が行う事務の円滑な実施に努め、本医療保険制度の適正な執行を図ります。

4.公共下水道特別会針
 管渠建設工事につきましては、黒川地区の整備を実施していきます。
 下水処理場につきましては、昨年度に引き続き水処理施設である最初沈殿池設備の更新工事を行うとともに、各施設の適正な維持管理を行い安定した水処理の保持に努めます。
 今後におきましても、快適な生活環境の確保と水環境の保全を図り、さらには水洗化率向上に向け未接続の方々に対する公共下水道事業の普及啓発を行って水洗化の普及促進に努め、自主財源の適正な確保と経営の効率化を進め、下水道事業運営の安定化を図ります。

企業会計
水道事業会計
 水道は町民の日常生活を維持し、経済活動を支える基幹的な施設であり、清浄な水を常に安定的に供給することを基本責務として事業の推進を図っています。
 本町の水道事業は、昭和29年の給水開始から半世紀以上を経過しており、現在まで7期にわたる拡張事業により給水区域の拡張や水道施設の整備を進め、現在は第8期拡張事業として水道事業を運営しており、本年度の主な事業は、昨年に引き続き梅川地区の水道施設の統合整備を実施します。
 また、畚部川改修工事に伴う配水管の布設替え及び市街地の住宅密集地における水圧の均衡を図るために配水管の布設工事等を実施し、効率的な配水管網の整備に努めます。
 一方、水道事業の財政状況につきましては、地方公営企業会計制度の見直しにより損益にも影響が生じることから、さらなる経費節減を図るとともに、経営の効率化に努めます。 今後とも水道事業の基本責務を踏まえ、なお一層町民のご理解とご協力が得られるよう最大限の企業努力を重ね、安心・信頼される水道事業の確立に努めます。


むすび
 以上、平成26年度における町政執行の基本的な考えと、その政策の概要を申し上げました。
 町民と行政が連携し、主人公たる町民が幸せを実感できるまちづくりを目指し、職員と一丸となって最善の努力を傾注していきます。議会議員各位ならびに町民皆様の深いご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。