他のひろかずニュースを読む
ひろかずニユース 平成25年3月10日UP
   ☆平成25年度、余市町執行方針☆

 3月2日から3日にかけては、暴風雪となって、道内各地、特に、東側地域では大被害となってしまいました。
 幸いにして、余市町では、さほどの被害も発生しませんでした。そして、一週間後の9日から、またまたの暴風雪・・・・
 余市町も除雪費も追加の追加で、現時点で2億3千万円を越えていて、う〜ん、これ以上の追加は・・・・本当に厳しいでしょうし、下手をしたら、赤字決算になる事も・・・あり得る可能性も出てきました。

 それでも、全道各地、豪雪に泣いた冬ですが、余市町の今シーズン雪の積雪量は、一時的にはかなり増えましたが、ほぼ、例年並となりました。
 余市町という町は、比較的自然災害の被害は少なく、自然豊かで、都市部にも近いですし、住みやすい土地柄だと感じています。

 さて、3月4日から始まった、平成25年第1回定例会。配布された議案の中に、『指定管理者の指定について』の議案があり、「さぁて、どうなる事やら・・・・」と感じていましたが、予想通りというか、当然なのかは分かりませんが、この議題でエラク時間がかかりました。
 
 と、なれば、毎度のごとく、「ひろかず議事録」となるのですが・・・・

 いゃ〜、またまたというか、先週の吹雪きから、いろいろと具合が悪くて・・・

 
鉄製のホイルと鋳物じゃぁ・・・つかないですよねぇ〜

 まず、3月1日、除雪トラクターがダウンしてしまいました。2月末は、民間団体の監査業務を二日間やっていて、その間は除雪をしておらず、その後、遅れを取り戻すべく・・・・別段、無理をした訳ではないのですが、古いのもあって、まぁ、金属疲労もあるのでしょう。トラクターの前輪で、ホイルと車体をつないでいる部品が、ポッキリ・・というか、割れてしまいました。
 修理工場に「部品交換、お願い〜」と言うと、診断結果として・・・・『部品無い。中古もどうだかなぁ・・・・』との事でした。
 トホホ・・・なのですが、しょうがないので、壊れた部品を外してもらい、鉄工所に持って行きましたが、物は鋳物で、溶接不可。とりあえず、「タイヤ外せなくてもイィから」とホイルに無理矢理溶接してもらいました。
 一応、応急処置は完了して、取り付けが終わったのは2日の午後。かなり吹雪いて来ていて、当然ですが、壊れたのは外だったので、当然、外作業たったのですが・・・・・
 
あまり、気持ちのイィ写真じゃないですよねぇ・・

 で、3日になると、なんとなく熱が出て来て・・・「う〜ん、風邪引いたかなぁ・・・」と思っていて、熱も38度台となってしまいました。
 4日、定例会の初日でしたが、「病院に行きます〜」と議会事務局に連絡をして、「さて、どこの病院に行こうかなぁ」と思ったのですが、「まてょ〜、前も同じように症状が・・・」という事で、通院している協会病院の外科に行くと・・・
 血液検査の結果、『うーん、悪化しているね〜』との事で、白血球の数値は、4000〜9000が正常値の数値でしたが、1万を越えていました。
 
3日から毎日点滴に通い、この時に足の湿布もしてもらっています。

 そく、炎症を押さえる点滴となりましたが、すぐに効き目が出る訳もなく、まぁ、それでも、これ以上の悪化は無い。という事で、熱はあったものの、午後から役場に行きました。

 役場に到着すると『始まってすぐに、議運の報告に対し、議事進行発言があって、議運で精査をしているので、止まっている』との事。
 どういった発言だったのかは、その時、議席にいなかったので、聞き及ぶ範囲として『決算委員会で問題のあった業者の議案が、なぜ、提案されているのか?』という事だったようです。

 最終的に、本会議が始まったのは午後2時頃だったように記憶していますが、半分、熱でボ〜ッとなっていたので、あまり、よく記憶は無い・・のですが・・・
 各会計の補正予算に関しては、自分も質疑をしたのですが、さほど多くなく、つつがなく進み、いよいよ、問題の議題に入りました。
 
今年はアイスキャンドルだけは良く出来ました。でも、もうラストですねぇ〜

 まぁ、前掲のように、熱があったので、定かではないのですが・・・
 質疑としては『決算委員会で問題となった業者をなぜ、指名したのか。町の人は、この事をなかなか理解してくれる人はいないのではないか』というのがメインであったと記憶しています。
 また、この業者を指定した経過として、『指名願いを出して来たのは、この会社の1社のみで、選定委員会で決定された。直営より指定管理の方が有利』との答弁が繰り返されていましたが、どうも良く分からないというか、また、何度も答弁調整休憩を取っていますが、「役場側の答弁は説得力が無いなぁ」と感じていました。

 で、当初はやる予定では無かったのですが、自分も挙手をしました。
 「選定委員会のメンバーは?」「指定管理が経費面で有利という答弁だが、直営でやった場合の金額と指定管理に出した場合の金額」と質問をしました。
 答弁としては『委員会のメンバーは、副町長、4部長と教育委員会から1名と、民間団体から3名の合計9名』『具体的な金額は持ち合わせていない』との事でした。
 これに対して「議事録は取ってあるのか。役場主導で決めた訳ではない。と言い切れるのか。金額は、なぜ無いのか」と再質問をしました。
 答弁としては『要点記録は取ってあります。委員全員から意見が出されました。金額は、持ち合わせていない』との答弁でした。
 自分は2回目で止めたのですが、次に、中谷議員が、再び、金額の件の質問をしました。そして、答弁調整の休憩が入り、その後、再開したら、中谷議員の質疑に対して、今度は、金額を答えました。
 これに対して、他の議員から『議事進行。なぜ、同じ質問をした浩一に答えず、中谷に答えるのか。議会軽視ではないか』との意見が2議員から出されました。

 まぁ、この議事進行発言というか、この様な答弁の仕方は、過去にもあったので、自分としては、さほど、「ムッ」とも来ませんでしたが、一言、「がっせーな」という感じです。
 この議案が提案されるに当たり、決算委員会でも、議論の的となる事ははっきりしていたでしょうし、また、提案するに当たっては、当然、経費の比較をしておかなければならない事だと考えます。「なんで準備しておかないの〜」というのが、率直な感想です。
 ただ、選定委員会に民間の方が入っている。という事は、自分も知らなかったですし、この点は、賛成する一つの根拠になったと感じています。

 最終的な採決としては、
賛成 明政会・よいち未来・共産党・公明党で9票
反対 明友会・無会派          で7票となって、賛成多数で可決となりましたが、質疑では2時間近くもかかったような気がしますし、体調もパッとしなかったので、「早く、終わらないかなぁ・・・」と考えていました。

 ちなみに、指定管理者は現在、駅のエルラプラザ、総合体育館、温水プールと町営駐車場(第一と第二の2カ所)の4ッがあり、3年に一度、指定のし直しがあるのですが、これも、今回、議案となったのも、タイミングが良かったのか、悪かったのかは・・・微妙です。

 ただ、採決結果としては9対7となりましたが、一人動けば、8対8となり、同数の場合は、議長が判断する事となります。
 つまり、危うい状態は、けっして脱している訳ではない。という事です。
 
3月某日、消防車の出動がありました。翌日も出動がありましたが、まだまだ寒い時期ですので、火災には、十分注意しましょうね。

 まぁ、そんな中での定例会のスタートとなりましたが、日程としては、11日、各会派の代表質問が行われます。
 代表質問は、執行方針に対して行われるもので、7日に本会議で執行方針と来年度の予算案の提案がされました。
 代表質問は、本会議で行われますが、特別、この段階で議員とのやり取りはありません。そして、論戦は予算委員会の中で行われ、12日から開催され、予定では21日までとなっています。

 余市町の議会は、天候が悪い時は、議会も荒れる。と自分は感じており、3月の大雪がどう影響するのか。
 また、自分も方も、3日から通院しはじめた病院も、土日も点滴に通っていて、だいぶ良くはなって来ましたが、どうもスッキリしてなです。

 さて、どうなる事やら・・・・

 なお、執行方針は役場側からデータをもらっている訳ではないので、入力ミスがあるかもしれません。

 
3月9日、業者さんにやってもらいました。やっぱり大型のショベルだと違いますよねぇ〜あっと言う間に、終わりましたぁ〜
 


平成25年度
町政執行方針


目次
平成25年度町政執行の基本方針・・・・・・・・・・・・・・・2

まちづくりの目標と平成25年度の主要施策
1.住み良く安心して暮らせるまちづくり・・・・・・・・・・・4
2.多様な資源と人的パワーを活かした元気なまちづくり・・・10
3.町民と行政が連携して歩むまちづくり・・・・・・・・・・16
  (※ページ数は、このHP上のページ数ではありません)

特別会計
1.介護保険特別会計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
2.国民健康保険特別会計・・・・・・・・・・・・・・・・・18
3.後期高齢者医療特別会計・・・・・・・・・・・・・・・・18
4.公共下水道特別会計・・・・・・・・・・・・・・・・・・18

企業会計
水道事業会計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

むすび・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21




平成25年度町政執行の基本方針

 平成25年余市町議会第1回定例会において、町政執行の基本方針と重要な諸施策ならびに私の所信を申し上げます。
 町政の執行にあたりましては、議会議員各位をはじめ町民の皆様より温かいご理解とご支援をいただき、心から感謝とお礼を申し上げます。
 さて、平成24年を振り返りますと、経済面は依然として景気好転の兆しをみせず、その中で12月に執行された衆議院議員総選挙では、政権交代により安倍内閣が誕生し、新内閣が打ち出した経済政策に注目しているところであります。
 本町におきましては、地域ブランド確立のためのPR活動や、高品質を誇る新鮮な農水産物に一層の付加価値を持たせる工夫、さらには、商品の研究開発を進め、6次産業化の推進を図るなど、地域経済の底あげに向けた取り組みを進めているところであります。
 しかしながら、不況の影響による町税収入の減少等により、依然として厳しい財政状況が続いていることから、今後とも「行政改革推進計画」及び「財政再建推進プラン」を着実に推進していく必要があります。
 また、平成24年度からスタートした「第4次余市町総合計画」に基づき、まちづくりを推進し、町民の参加をいただきながら自治基本条例の制定に向けた取り組みをすすめ、町民と行政が連携して「安心して暮らせる元気にあふれたまちづくり」を進めていかなければならないと考えています。
 以上の点を踏まえ、平成25年度の町政執行にあたりましては、「1.住み良く安心して暮らせるまちづくり」「2.多様な資源と人的パワーを活かした元気なまちづくり」「3.町民と行政が連携して歩むまちづくり」の3本の柱を政策の基本とし、職員一丸となって町民の負託に応えていきたいと考えています。
 各位におかれましては特段のご理解を賜りたいと存じます。

1.住み良く安心して暮らせるまちづくり
 主人公である町民が、この町に住んで良かったと思えるような、安心して暮らせるまちづくりを進めます。
・町民の暮らし、健康を守るための施策
・町民生活に密着した社会資本を整備するための施策
・豊かな自然環境を保全するための施策
・災害に備えたまちづくりを進めるための施策

2.多様な資源と人的パワーを活かした元気なまちづくり
 産業間・産学官の連携、人的パワーの活用、教育・文化芸術活動とスポーツの振興により、元気なまちづくりを進めます。
・産業振興のための施策
・教育・文化・スポーツの振興を図るための施策
・まちづくりを担う人材を育成するための施策

3.町民と行政が連携して歩むまちづくり
 町民の立場に立った行政改革を推進し、町民と行政の連携によるまちづくりを進めます。・協働のまちづくりを進めるための施策
・財政基盤の確立と効果的な行政運営を進めるための施策

 以上3本の柱をもとに、「町民が主人公」となるまちづくりを、以下の諸施策により推進していきます。

1.住み良く安心して暮らせるまちづくり
◎地域福祉に関する旋策
 少子高齢化・核家族化の進展により、現代社会においては家族機能や、共に支えあう地域機能が低下してきていることから、引き続き地域福祉の中核を担う社会福祉協議会への支援を行い、ボランティア活動の連携強化など、共に助けあい思いやりを感じる地域社会の構築に努めます。
 また、要援護者につきましては、情報の一元化を図り、地域での日常的な見守り活動や、緊急時の速やかな支援に努めます。

◎児童福祉に関する施策
 子育て支援の充実を図るため、「次世代育成支援余市町行動計画」に基づき、保育所の効率的な運営と放課後児童クラブや児童館運営など、児童健全育成事業の充実に努めます。
また、児童虐待の未然防止や早期発見・対応ができるよう、関係機関との連携強化を図り、子どもが健やかに成長できる地域社会の構築に努めます。

◎高齢者福祉に関する施策
 高齢化や核家族化の進展に伴い、本町においては一人暮らしや高齢者のみの世帯が増加するとともに、認知症高齢者も増加傾向にあります。このため、「第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に基づき、認知症や介護が必要となっても、住み慣れた地域で尊厳のある自立した日常生活を営み、安心して生活できる社会づくりを目指し、地域包括ケアシステムの構築に努めます。
 また、地域での見守り活動や福祉・介護などのサービスの適切な提供を図り、高齢者の在宅での生活を支えるとともに、健康保持や生きがい活動を促進し、地域での暮らしを支援していきます。

◎障がい者福祉に関する施策
 「余市町障がい者計画・障がい福祉計画」を基本とした「ノーマライゼーション」の理念のもと、障がいのある人が住み慣れた地域で、必要な支援を受けながら社会生活ができる環境づくりを推進していきます。
 また、北後志自立支援協議会や、北しりベし相談支援センターを活用した障がい考への支援とともに、北後志母子通園センターを拠点とした早期療育事業の充実に努めます。

◎保健に関する施策
 町民が、心身ともに健康でいきいきと暮らしていくためには、若い世代から健康に関心を持ち、食生活をはじめとする生活習慣の改善やこころのケアができるよう、健康づくりを進める必要があります。このため、成人保健対策では、平成25年度からスタートする「余市町健康づくり計画」に基づき、栄養・食生活、運動など生活習慣全般の改善に向けて、保健推進委員会や食生活改善推進員会などの関係団体と連携を図り、健康教室や健康相談の充実に努めます。
 また、各種がん検診・特定健康診査につきましては、きめ細かに受診を勧奨し、疾病の早期発見、早期治療に努めます。
 母子保健対策では、家庭・育児環境の変化など様々な課題に対応し、安心してゆとりある出産や子育てができるよう訪問相談や指導の充実、妊婦一般健康診査料金の軽減及び乳幼児健診などの充実に努めます。
 次に、予防対策では、定期・任意の各種予防接種が適切に接種されるよう対象者への勧奨に努めるとともに、大人用肺炎球菌予防ワクチンの接種費用の助成対象年齢の拡大や、高齢者と中学生以下の子どもを対象とした、インフルエンザワクチンの接種費用の助成の継続など、疾病及び感染症の予防の充実に努めます。

◎交通安全に関する施策
 交通安全対策につきましては、「高齢者の事故防止」「自転車走行ルール・マナーアップ」「シートベルトとチャイルドシートの着用の徹底」「スピードダウン」「飲酒運転の根絶」を重点目標とし、町民への広報周知活動や街頭啓発などを積極的に実施し、一人ひとりの安全意識を高めるとともに、交通安全指導員による交通指導をはじめ、各関係機関と連携を図りながら、交通事故の防止に努めます。

◎消費者保護に関する施策
 生活環境が多様化する現代社会において、悪質商法などによるトラブルに巻き込まれるケースも多く、消費者保護に関する取り組みが重要となっています。
 このため、消費生活相談の窓口として、小樽市を含む北後志6市町村で開設している「小樽・北しリベし消費者センター」の活用について、引き続き広く町民へ周知を図り、安心・安全な暮らしの確保に努めます。

◎国民年金に関する施策
 国民年金事業につきましては、年金に関する各種届出書や保険料の免除申請、年金受給にかかる請求書等の受理、年金相談業務及び年金制度の周知活動に努めます。

◎道路に関する施策
 国道につきましては、国道5号の畚部トンネルにおける急カーブ及び狭隘解消、国道229号梅川地区の登坂東線整備など、交通安全対策の早期完成を関係機関に要望していきます。
 道道につきましては、余市赤井川線における歩道設置など、道路整備の早期完成について、引き続き関係機関に要望していきます。
 町道につきましては、大雨時における浸水被害の解消を図るため、朝日町地区及び沢町百姓沢線の排水整備に取り組むとともに、計画的に舗装と側溝の整備を進めます。
 冬期間における道路維持につきましては、地域の方々の理解と協力をいただきながら、「余市町冬を快適にすごす条例」の趣旨に沿った効果的な除排雪に努めるとともに、流融雪溝につきましては、関係機関・団体との連携により万全な維持管理に努めます。
 また、平成30年度完成予定の北海道横断自動車道余市・小樽間が平成25年度から本格的に工事着工となりますが、早期完成に向けて関係機関に要望するとともに、黒松内・余市間の整備につきましても、関係機関と連携を図りながら要望していきます。
 さらに、北海道横断自動車道余市・小樽間の完成後を見据えた市街地道路交通網の整備について、広く関係機関と協議、検討を進めていきます。

◎河川に関する施策
 余市川の田川橋から上流域での改修工事の早期完成と、ヌッチ川や畚部川など二級河川の治水対策についての自然環境に配慮した事業の計画的推進を、引き続き関係機関に要望していきます。
 町管理河川につきましては、河川愛護組合をはじめ、地域の方々の協力をいただきながら、治水対策や維持保全に努めます。

◎港湾・海岸保全に関する施策
 余市港湾につきましては、港湾利用者と協議しながら、維持保全に努めます。海岸保全事業につきましては、越波対策としての大川海岸消波堤設置工事を引き続き関係機関に要望していきます。

◎公園事業に関する施策
 都市公園につきましては、町民が安心して利用できるよう、施設の維持管理及び安全対策に努め、地域の方々のふれあいの場、憩いの場として、利用促進を図っていきます。

◎公営住宅に関する施策
 公営住宅につきましては、入居者が安心して生活が出来るよう、必要な点検・補修等を行い、適正な維持管理に努めるとともに、沢町団地の水洗化工事を実施し環境整備を図っていきます。

◎住宅関連に関する施策
 耐震診断・住宅改修の奨励により、既存住宅の機能の向上を図り、快適で安心して暮らすことのできる住宅の整備に努めます。
 また、用途地域内において、新たに宅地を購入し、住宅を新築した方に対する土地購入費の助成制度を創設し、宅地取引の拡大と住宅新築の増大を図ることにより、町内経済の活性化や定住化の促進に努めます。

◎土地区画整理事業に関する施策
 黒川第一土地区画整理組合につきましては、平成24年度には保留地処分が完了し、事業の最終段階であります清算金業務へと移行してきましたが、引き続き組合に対する支援を継続し、計画どおりの事業完了に努めます。

◎環境に関する施策
 環境対策につきましては、余市用流域及び町内河川の水質調査や悪臭、騒音等の各種調査・測定を引き続き実施し、地域の環境保全に努めるとともに、地球温暖化対策として町の事務事業に係わる省エネルギー対策を推進します。

◎一般廃棄物処理に関する施策
 一般廃棄物の処理対策につきましては、より一層のごみの減量化やリサイクルの推進が求められており、分別の徹底など町民の協力をいただきながら、ごみの減量化と資源リサイクルに向けた取り組みを促進するとともに、ごみ出しが困難な高齢者等の対策として、安否確認にもつながるふれあい収集を引き続き実施し、サービスの向上に努めます。

◎防災に関する施策
 地域防災につきましては、平成24年度において、「余市町地域防災計画(本編)」の修正や原子力災害対策編の策定を進めてきましたが、平成25年度においても、国や道、防災関係機関と密接な連携を図りながら、引き続き見直し作業を継続していきます。
 また、道が実施している「津波浸水想定の点検・見直し」など、東日本大震災を踏まえた最新の調査結果を受けて、新たな防災マップを作成し、全戸に配布いたします。
 さらに、避難所における各種防災用備品の配置を進めていくとともに、庁舎の防災機能を高めるため非常用電源を設置するなど、計画的に整備を進めていきます。
 災害発生時において、被害を最小限にとどめるためには、日頃からの災害に対する備えが大切であることから、町民の皆さまに対し防災に関する情報をわかりやすく、継続的に提供するとともに、区会などとの協働により災害図上訓練や避難訓練を実施し、地域における防災力の強化に努めます。
 原子力防災対策につきましては、福島第一原子力発電所事故の対応や原子力災害の特殊性を踏まえ、国や北海道の防災計画との整合性を図りながら、引き続き地域防災計画(原子力災害対策編)の整備を進めるとともに、原子力防災訓練等を通して計画内容を町民へ周知していきます。

2.多様な資源と人的パワーを活かした元気なまちづくり
◎農業に関する施策
 果樹につきましては、奨励品種植栽事業の継続による果樹の安定生産と新たな「果樹産地構造改革計画」に基づく、りんご・ぶどう・桜桃などの優良品種ヘの転換、園地整備などの果樹経営支援対策事業を関係機関・団体と連携しながら推進します。
 野菜につきましては、ハウス栽培による高品質で収益性の高い農作物の生産の安定化を図るとともに、栽培技術の確立と販路拡大等に向けた流通対策の推進に努めます。
 また、安全・安心な農産物の生産に向け、イエス・クリーン表示制度やエコファーマーによる農業生産方式の計画認定の拡大を図りながら、クリーン農業の推進に努め、自然環境に調和した農業の確立を図ります。
 優良農地の確保と保全につきましては、農地保有合理化事業等を活用した経営規模拡大や、効率的な農用地の利用を促進するため「農業振興地域整備計画」の適切な見直しを行いながら農地の利用調整に努めます。
 また、余市町農業再生協議会においては、経営所得安定対策による事業のほか、「人・農地プラン」に掲げる地域の中心となる経営体の育成のため、各種補助金の活用や青年給付金を活用した新規就農の促進や経営安定を図るとともに、農地の利用相談及び経営体の育成確保ならびに耕作放棄地の利用再生などについて、関係機関一丸となり積極的な取り組みを図ります。
 農村活性化センターにつきましては、農業学校や各種講座・サークル活動をはしめ、果実を利用した体験学習等を通した都市と農村の交流も図りながら、施設の有効活用を図るとともに、町内農業者の農産物を活用した加工品等の開発に向けた支援に努めます。
 市民農園につきましては、利用者に対する栽培技術講習会の開催や技術指導員の配置を継続し、利用しやすい農園を目指した環境づくりに努めながら利用者の拡大を図り、施設の有効活用と適正な維持管理に努めます。
 園芸試験場につきましては、研究圃場としての機能向上を図るため、農業者の意見を適切に反映させながら新品種の植栽や栽培技術等の利活用を推進するとともに、各種委託試験の栽培管理と有効な調査分析に努めます。
 有害鳥獣対策につきましては、年々増え続ける農作物被害の拡大防止のため、カラス・ヒグマ・エゾシカ・キツネの駆除・捕獲を北海道猟友会余市支部の協力をいただきながら引き続き実施するとともに、アライグマの捕獲・駆除につきましても継続していきます。

◎林業に関する施策
 林業につきましては、「余市町森林整備計画」に基づき、森林整備地域活動支援事業や未来につなぐ森づくり推進事業を継続的に実施するとともに、森林の持つ多面的機能が充分発揮されるよう、野そ駆除事業も着実に実施しながら適切な管理と森林施業の推進に努めます。
 また、豊丘水源かん養保安林の保全と機能の回復を図るため、下刈りなどの町有林保育事業を実施し、引き続き町有林の適正管理・森林機能の維持保全に努めます。

◎漁業・水産加工業に関する施策
 漁業の振興につきましては、浅海増殖事業、あゆ種苗放流事業による「つくり育てる漁業」を継続支援するとともに、地元の中央水産試験場をはじめとした各研究機関との連携により、資源の確保に向けた取り組みの強化を図り、漁業経営の安定化に努めます。
 磯焼け対策につきましては、関係機関で組織する余市地区磯焼け対策検討協議会における研究調査・試験事業等を継続するとともに、国及び道で実施が予定されている関連事業との調整と連携を図りながら、先進事例も参考として地域の実情に即した、より有効な対策の実施に向けた取り組みを図ります。
 トド被害防止対策につきましては、「余市町鳥獣被害防止計画」にトドを新たに位置づけ、余市郡漁業協同組合において実施する被害防止対策への継続的な支援を行うとともに、さらなる有効対策の実施を国及び道に対して強く要請していきます。
 水産加工業の振興につきましては、水産加工品の安全供給確保のため、安全衛生管理の徹底など各指導研究機関と連携し、加工技術の向上と消費需要の拡大に努めます。
 余市フィッシャリーナにつきましては、関係機関と連携しながら、漁業障害の防止、海難事故の防止に努めるとともに、漁業者との充分な調整を図りながら、利用者に対する安全な海洋レクリエーションの啓発に努めます。

◎6次産業化に関する施策
 6次産業化の推進につきましては、特定の推進形態に限定させることなく、6次産業の主役となる生産者や事業者がもつあらゆる可能性を模索しながら、「地元農水産物を活かした加工・販売・流通の一体的つながりによる産業振興」を目標に掲げ、生産者や事業者はもとより各関連産業界も含めた機運を醸成するため取り組みの強化を図ります。
 また、「余市」という地域ブランドを確立するため、札幌圏をターゲットとした各種イベントに積極的に参加するとともに、余市町特産品によるフェアを企画実施し、さらなる一次産品の加工研究開発の支援及びPR強化に努めます。さらに、ワイン関連につきましては、平成25年度において新たなワイナリー設立の動きも見られており、引き続き道内初のワイン特区の認定を受けたことを有効に活かすため、ワイナリー設立を目指す方々に対する情報提供や相談等の支援を行うとともに、余市ならではのヴィンヤードの景観や道内最大の生産量を誇るワインぶどう産地としてのPR活動の強化を図り、観光振興を含め
た6次産業化の推進につなげていきます。

◎商工業に関する施策
 商工業の振興につきましては、中小企業者への中小企業振興融資枠の拡充を図り、保証料補助の継続を行うとともに、余市商工会議所、余市中小企業相談所への助成措置も継続しながら中小企業者の経営基盤の安定化に努めます。
 また、商店街活性化対策として、商店街連合会との連携を図りながら、地元に密着した商店街事業への支援を継続するとともに、中心商店街における空き店舗対策として、既存の空き店舗等を活用した起業を支援する取り組みも継続し、中心商店街の活性化に努めます。

◎観光に関する施策
 観光振興につきましては、本年度から5カ年針画で取り組む「観光振興計画」に基づき、恵まれた自然環境、歴史に培われた文化や産業、豊富で新鮮な山海の幸など他に誇れる優れた本町の資源を活かすため、余市観光協会と密接な連携のもと、改めて新たな観光資源の掘り起こしと、既存資源の見直しを進めるとともに、地域の魅力あるイベントの開催や各地のイベント等への積極的な参加、さらには、マスコットキャラクターを活用した観光PRや観光情報提供方法にも創意工夫を凝らしながら、町内滞留型観光客の増加につなげ、地域経済の活性化に努めます。
 また、ドライブ観光の拠点であります道の駅においては、余市iセンターを通して積極的かつ効果的な観光情報の提供に努めるとともに、生産者との連携による直売所等での地場産品の販売PRの強化及び、観光物産センターにおける展示販売方法の充実を進めながら、地場産品のPRと観光情報の提供に努めます。
 農道離着陸場につきましては、イベント会場等としての利用PRの強化を行いながら、野そ駆除対策の農業利用、ドクターヘリによる救急業務利用等、空港機能としての対応に万全を期するとともに、多面的な利活用の推進に努めます。

◎労働に関する施策
 労働対策につきましては、季節労働者の通年雇用を促進するため、通年雇用促進支援事業の推進に努めるとともに、公共施設等の除雪事業により冬期間の就労機会を創出します。
 また、国の緊急雇用創出推進事業を十分活用するとともに、独自対策としての失業者等の就労対策や新規学卒者のための就職支援対策を継続して行きます。

◎教育・文化芸術活動とスポーツの振興に関する施策
 教育は、本町の将来を担う人を育て町の根幹を形づくる重要な基盤です。町民一人ひとりが生きがいとゆとりのある人生を過ごすために大切なものであり、その目標は、正しい倫理観と人間尊重の精神を身に付けた、創造性、社会性に富んだ豊かな人間形成にあります。
 学校教育につきましては、すべての子どもたちに社会で自立して生きていくために必要な基礎的、基本的な知識・技能の定着に加え、自ら学ぶ意欲や主体的に判断する力など「確かな学力」を身に付けた子どもを育成し、生命の尊重や他者を思いやる優しさの心、支え合う意識を育み、自らを律しつつ適切に行動できる人間の育成と、活動の源である健やかでたくましい調和のとれた心身の育成に重点的に取り組むとともに、その基盤となる「地域に信頼される学校づくり」「地域とともにある学校づくり」に努めます。
 子どもたちの学びの場である学校施設の整備につきましては、より充実したものとするため、教育課程に基づき組織的・継続的に教育活動を行う場として、引き続き適切な維持管理に努めるとともに、教育環境や支援体制の整備、充実を図ります。
 また、社会教育につきましては、社会教育施設を有効に活用し、多様なニーズに対応した学習機会の充実を図るとともに、学習成果を地域に還元していただくなど、自主的、創造的な文化芸術活動の支援に努めます。
 また、本町の歴史を学びながら、先人の足跡を掘り起し、町史として記録を後世に継承するとともに、まちづくりの歩みを広報紙等により広く紹介し、歴史・文化の再認識を通して本町の魅力を再発見し、文化財施設等を活用した歴史・文化の創造と活力あるまちづくりを推進します。
 スポーツの振興につきましては、心身ともに健康であり続けるため、生涯スポーツやニュースポーツの普及に努めるとともに、各種大会や教室を開催し、スポーツを身近に感じることのできる取り組みを推進します。

◎未来を担う人づくりに関する施策
 本町の未来を担う子どもたちのため、ふるさと余市を愛する皆様からお寄せいただきましたご寄附を活用して、余市町の未来を担う人づくり事業を実施し、本町の未来を担う青少年の育成に取り組んでいきます。
 また、広島、長崎の惨禍をふたたび繰り返させないことや、核兵器廃絶への決意を表明することを目的とし定められた「非核余市町宣言」を具現化するため、核兵器の悲惨さを伝える「原爆パネル展」の実施や、町内の児童・生徒を対象とした「広島、長崎原爆資料展示館」ヘの派遣事業などを引き続き実施し、宣言の趣意の浸透を図ります。

◎宇宙記念館に関する施策
 平成10年のオープン以来、本年度で累計入館者数が100万人を突破する見込みとなっております余市宇宙記念館につきましては、宇宙関発や自然・地球環境などの学習の場としての機能をより充実させるため、展示物や映像機能などのハード面のみならず、リピーター対策としての各種講座の開設や特別展の関催を実施するとともに、科学全般の情報提供の充実化や児童生徒を対象とした実験などを取り入れながら、余市宇宙記念館ならではの特色ある事業展開に努めます。
 また、運営にあたっては、余市宇宙記念館利用促進懇談会を通して町民や教育関係者の意見や要望を伺いながら、魅力ある宇宙記念館の運営に努めます。

3.町民と行政が連携して歩むまちづくり
◎町民と行政の連携に関する施策
 地域の特性を活かした行政運営が求められる今日、町民と行政が連携してまちづくりを進めていくことが大切です。町民と行政との協働のまちづくりを進めるため、町民参加による「自治基本条例」制定のための組織を立ち上げ、制定に向けた取り組みを進めます。
区会をはじめ様々な分野にわたり組織されているボランティア団体の自主的な活動は、「第4次余市町総合計画」の基本構想における基本目標の一つであり、「町民と行政が連携して歩むまち」の実現には、なくてはならない大きな「力」であることから、こうした活動がさらに活発に展開されるよう、各ボランティア組織の紹介や相互交流の機会づくりなどに努めます。
 また、町職員が地域と行政のパイプ役となる「地域連絡員制度」の充実を図りながら、地域住民と行政が一緒になって、共に協力し合い、地域の課題を自ら解決、決定していく地域づくりを推進します。

◎情報の共有に関する施策
 町民参加のまちづくりを推進していくうえで、情報の公開と町民との情報の共有は、大変重要なことと考えます。
 そのためにも広報広聴機能を十分に活用し、行政の透明性を高め、町政懇談会や各種説明会等により、多くの町民と意見を交換しながら情報の共有化と情報公開の推進に努めます。
 さらに、平成23年度から実施しております「予算説明書」の全世帯配布を継続して実施し、分かりやすい予算情報の提供に努めます。

◎行財政に関する施策
 地方財政を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続いています。本町における歳入につきましては、地方交付税や国庫支出金など7割以上が依存財源で占める脆弱な財政構造となっており、また、財政運営の弾力性を示す経常収支比率も非常に高く、硬直化している状況です。
 このような財政状況の中、町税は貴重な自主財源であることから、課税客体の適正な把握はもとより、収納率向上対策として納期内納税促進のため、引き続きインターネットを利用したクレジット納付や口座振替納税の普及を図り、効果的な徴収対策を進めるとともに、負担公平化のため、差押物件のインターネット公売などによる滞納整理を行います。税外収入についても、町税同様、収納率向上に努めます。
 また、行政改革大綱の重点目標である「協働のまちづくりの推進」「効果的・効率的な行政運営の確立」「機動的な組織機構の構築」「健全な財政基盤の確立」を基本として、行政改革の取り組みを推進します。

◎職員の資質向上に関する施策
 本格的な地方分権時代を迎え、地方に対する国の関与を最小限にとどめ、「地方のことは地方が決める」という考え方が、これからのまちづくりの基本です。
 地方自治が大きな変革期を迎えている中で、これからまちづくりを進めるにあたっては、様々な行政課題に新たな手法や発想で積極的に取り組める組織への変革と、職員のさらなる資質の向上が必要です。
 このため職員の研修機会の拡充、自己申告制度、道との人事交流などの取り組みを進め、組織の活性化と職員の資質向上に努めます。

◎効果的な広域行政の推進に関する施策
 広域行政の推進につきましては、畚部トンネルの改修など、小樽・余市間国道新設改修事業の推進や、北海道横断自動東道余市・小樽間の早期完成と黒松内・余市間の早期着手、さらには北海道新幹線の整備促進と、並行在来線のJR北海道からの経営分離後における鉄道路線の存続など、広域交通体系の整備について、関係市町村等と十分連携を図りながら協議を行うとともに、関係機関に対し積極的な要請活動を推進します。
 また、後志総合開発期成会等を通して、広域的な課題解決の取り組みを進めるとともに、北しりべし定住自立圏域における市町村間の広域連携や一部事務組合、広域連合等についても効率的かつ効果的な広域行政を進めます。


特別会計
1.介護保険特別会計
 介護保険は、介護認定者の増加に伴い、保険サービスの利用も年々増加する状況となっていますが、「第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に基づき、介護を必要とする方やその家族が安心して暮らすことができるよう自立支援を基本として介護サービスの適切な提供を図るとともに、保険給付費の動向を十分に見極めながら財源の安定確保を図り、介護保険事業の円滑な運営に努めます。
 また、機能の維持・向上を図る各種介護予防事業の充実に努めるとともに、高齢者の尊厳を支えるケアの実現を目指し、各種相談業務や権利擁護をはじめとする高齢者に対する包括的な支援を地域包括支援センターや在宅介護支援センターとの連携のもとに推進します。

2.国民健康保険特別会計
 国民健康保険制度は、特定健診等の保険者への義務づけや前期高齢者の医療費に係る財政調整制度の創設、後期高齢者支援金制度など、国の医療制度改正の影響を大きく受けています。
 こうした状況において、本年度の国民健康保険事業運営にあたりましては、医療費の適確な把握に努め、財源の確保についても十分意を用い、財政の安定化を図ります。

3.後期高齢者医療特別会計
 後期高齢者医療制度は、北海道内全市町村で構成する広域連合により運営されておりますが、市町村が行う事務の円滑な実施に努め、本医療保険制度の適正な執行を図ります。

4.公共下水道特別会計
 管渠建設工事につきましては、黒川地区の整備を主に実施していきます。下水処理場につきましては、水処理施設である最初沈殿池設備の更新工事を行うとともに、各施設の適正な維持管理を行い安定した水処理の保持に努めます。
 今後におきましても、快適な生活環境の確保と水環境の保全を図り、さらには水洗化率向上に向け未接続の方々に対する公共下水道事業の普及啓発を行って水洗化の普及促進に努め、自主財源の適正な確保と経営の効率化を進め、下水道事業運営の安定化を図ります。

企業会計
水道事業会計
 水道は町民の日常生活を維持し、経済活動を支える基幹的な施設であり、清浄な水を常に安定的に供給することを基本責務として事業の推進を図っていきます。
 本町の水道事業は昭和29年の給水開始から半世紀以上を経過しており、現在まで7期にわたる拡張事業により給水区域の拡張や水道施設の整備を進め、現在は第8期拡張事業として水道事業を運営しており、本年度の主な事業は、昨年に引き続き豊浜地区の浄水場及び豊丘浄水場の機械・電気設備の更新を実施します。
 また平成22年度に事業統合した簡易水道施設のうち梅川地区の水道施設の統合整備を平成26年度までの2カ年計画で実施します。
 更に、国道5号畚部橋架け替えに伴う配水管の布設替え及び市街地の住宅密集地における水圧の均衡を図るために配水管の布設工事等を実施し、効率的な配水管網の整備に努めます。
 一方、水道事業の財政状況につきましては、平成22年度決算より生じている累積欠損金の縮減を図るとともに、さらなる経費節減をにより、経営の効率化に努めます。
 今後とも水道事業の基本責務を踏まえ、なお一層町民のご理解とご協力が得られるよう最大限の企業努力を重ね、安心・信頼される水道事業の確立に努めます。


むすび
 以上、平成25年度における町政執行の基本的な考えと、その政策の概要を申し上げました。
 町民と行政が連携し、主人会たる町民が幸せを実感できるまちづくりを目指し、職員と一丸となって最善の努力を傾注していきます。議会議員各位ならびに町民皆様の深いご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。



平成25年度
教育行政執行方針

平成25年度教育行政執行方針
 平成25年第1回定例会の開会にあたり、余市町教育委員会の所管行政の執行に関する主要な方針について申し上げます。
 教育は、国の将来を担う人材を育てるための重要な基盤であり、変わることのない未来への投資であります。
 求められているものは、社会の変化に対応し、新しい時代を切り拓いていくための課題解決能力を備え、さらに、柔軟な思考力、他者との関係を構築することができる人材
の育成であります。
 学校教育では、子どもたちが健やかに成長し、自らの力で、明るい未来を切り拓いていくことができるよう、確かな学力と豊かな心、健やかな体をバランスよく育む、教育
活動の充実に努めます。
 学校・家庭・地域が一体となって、子どもたちの成長を支える学校づくりに取り組みます。
 社会教育では、ライフステージに応じた多様なニーズに対応する環境づくりを推進します。
 また、すべての町民が生涯にわたり、学習した成果を社会に活かしながら幸せを実感できる、生涯学習社会の実現に努めます。
 以下、余市町教育委員会として、7つの重点目標を掲げ、取り組みます。

1.自ら学び創り出す喜びを大切にする学習指導の充実
 子どもたちが、変化の激しい社会において自立し、たくましく生きるためには、「生きる力」を身に付けることが必要です。そのためには、基礎的・基本的な学力をしっかりと身に付けさせ、それらを活用できる力を育成することが極めて重要です。
 児童生徒の学力の状況を的確にとらえ、継続的に検証し、子どもたちが分かる喜びを実感することができるよう、実態に応じた授業改善を行います。
 また、確かな学力の向上に向け、学校と家庭が互いに連携しながら、基本的な生活習慣や学習習慣の定着に向けた取り組みを進めます。
 学校生活や学習上に「困り感をもった児童生徒」さらには、「普通学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒」に対し、それぞれの個に応じた、きめ細かな教育活動を行うため、学習支援員等を積極的に活用してまいります。

 特別支援教育につきましては、教職員の共通認識のもと、特別支援教育コーディネーターを中心に、関係機関との連携を図り、障がいのある児童生徒一人ひとりの教育的ニー
ズに応じた適切な支援に努めます。
 外国語教育につきましては、外国人英語指導助手を活用した「生きた英語」の授業を行い、コミュニケーション能力の向上に努めます。また、外国語教育を通して、他国の文化や生活など国際理解教育の向上に努めます。
 情報教育につきましては、情報化社会に適切に対応できるよう、情報機器の充実と活用能力の育成に努めます。
 また、児童生徒のインターネットの活用状沢を把握するとともに、トラブルを未然に防ぐための情報モラル教育の充実を図ります。
 学校運営につきましては、学校評議員会や学校評価制度の改善に努めるとともに、保護者や地域住民と連携した教育活動の充実に努めます。また、学びや育ちの連続性を重視し、それぞれの中学校が校区内の小学校との連携を強化し、教育活動を地域に公開するなど、地域に根ざした教育活動を行います。
 教職員が、児童・生徒一人ひとりに向き合う時間をより多く確保するとともに、校内研修や公開授業の充実に努めます。
 さらには、外部教育研究機関が行う各種研修会への積極的な参加を促進し、学校組織の活性化と教職員の実践的指導力の向上に努めます。

2.思いやりと自ら律する心を大切にする生徒指導の充実
 子どもたちが、心身ともに健康で豊かな生活を送るためには、基本的な生活習慣や、社会性を身に付けることが必要です。また、よりよい人間関係をつくりだすためには、倫理観や規範意識、思いやりや慈しみなど、心の豊かさを育むことが大切です。
 生徒指導は、教職員と児童生徒との信頼関係と、心が通い合う人間関係を基盤として、児童生徒が自信や誇りをもち、自らの考えで判断し行動していく力を育てる指導に努めます。
 不登校対策につきましては、不登校になる前の早期に、その実態や要因をとらえ、子どもや家庭の抱える問題を解決することが必要です。
 スクールカウンセラーや相談員の支援体制の充実を図るとともに、専門的な立場からの適切な助言・支援を行います。不登校及び不登校傾向の児童生徒の学校復帰を支援します。
 いじめにつきましては、それを許さない環境づくりを学校運営の根幹に位置付け、いじめの早期発見、早期対応に努めます。
 「いじめの実態調査アンケート」等の結果や、分析の情報を全教職員で共有するとともに、これらを積極的に活用してまいります。
 体罰や体罰と感じさせるような、不適切な指導が行われることのないよう、生徒指導体制を整備してまいります。
 関係機関や関係団体と連携し、地域ぐるみで子どもたちの健全育成に取り組みます。


3.生命を尊ぶ心を大切にする健康・安全教育と教育環境の整備充実
 子どもたちが心身ともに健やかに成長するためには、生命尊重や思いやりの心を培い、心身をたくましく鍛え、健康で安全な生活を送るための資質を育むことが大切です。
 すべての教育活動を通じて、生命の尊さや安全に行動する習慣など、健康・安全教育の充実に努めます。
 非行・犯罪被害の未然防止のため、学校における「指導・相談体制の強化」,「防犯教室の実施」,「性や薬物等に関する指導」の充実を図るとともに、これらについて、保護者への情報提供や啓発に取り組みます。
 交通安全に対する意識啓発や交通ルール等の指導を徹底するとともに、通学路の安全確保に努めます。
 学校は、児童生徒が一日の大半を過ごす場であり、安全・安心が確保された良好な環境でなければなりません。引き続き、教育環境の改善・整備に取り組みます。
 学校施設の整備につきましては、引き続き、室内空気環境測定の実施による環境・安全の確認に努めます。また、本年度から網戸の設置を行うなど、計画的に環境の改善に取り組むとともに、老朽化した施設の改修を行うなど、適切な維持管理に努めます。
 学校給食につきましては、学校給食調理場の環境改善に努め衛生管理を徹底し、食の安全を確保し、栄養豊かな給食を提供します。
 地産地消を推進し、学校給食を生きた教材として使用することにより、食の重要性への理解を深め、望ましい食習慣を形成するための指導の充実を図ります。
 学校図書館用図書や教材教具・学校用備品、学校ICT環境など、計画的な整備を行います。
 子育て・教育支援の一環として教育にかかる経済的支援を継続し、教育機会の均等の確保に努めます。

4.社会貢献に向けた学習機会の提供
 生涯学習社会の実現には、町民が生涯にわたって様々な学習を意欲的に行い、見識を広め、その成果を社会貢献に活かしていくことが必要です。
 成人教育につきましては、充実した人生を築くために生活向上の学習ニーズの把握に努め、新しい知識や技術を習得できる学習機会の提供を図ります。
 高齢者教育につきましては、健康で生きがいのある学習活動の場を提供するとともに、学習内容の充実に努めます。

5.青少年の健全な育成に向けた環境づくり
 人格の基礎がかたちづくられる大切な青少年期に、家庭・学校・地域社会が一体となった健全で住みよい環境づくりが重要です。
 障がいのある子どもたちを対象とした交流・休験活動を引き続き実施するとともに、ボランティアの養成と支援に努めます。
 放課後の子どもたちには、地域との連携や交流をとおして安全で安心な居場所づくりの提供に努めます。
 家庭教育につきましては、読み聞かせなどをとおして家族とのふれあいの大切さを知らせるとともに、子育て情報の提供や体験学習の実施に努めます。

6.芸術文化活動の振興と文化財の活用
 先人が残した貴重な文化財を活用し、伝統文化や郷土の歴史に根ざした芸術文化活動の振興を図ることが大切です。
 利用しやすい社会教育施設の運営に努めるとともに、社会教育関係団体との連携のもと、発表や鑑賞、創作機会の推進に努めます。
 図書館につきましては、生涯学習の情報拠点として、図書の整備充実を図ります。また学校図書館への支援やボランティアとの連携強化に努めます。
 郷土の歴史や文化に関する資料の収集と、国・道・町指定文化財の保護保存のため、適切な管理を行うとともに効果的な活用に努めます。

7.健康で豊かな生活を送るためのスポーツ活動の振興
 人生をより豊かに心身ともに健康で充実した生活を続けるためには、生涯にわたってスポーツに親しむことが大切です。
 子どもたちが所属する運動競技団体と連携し、スポーツに親しむ環境を整備しながら、子どもたちの体力の向上に努めます。
 関係団体と連携し、ニュースポーツや軽スポーツの普及をとおしてスポーツの振興と健康づくりに努めます。


 以上、平成25年度の教育行政の執行に関する主要な方針を申し上げました。
 余市町教育委員会は、関係機関はもとより、家庭や地域と協働し、将来を担う子どもたちの確かな学びや豊かな心、健やかな成長と、町民一人ひとりが生甲斐を感じながら学
び続け、豊かな人生を送ることができる生涯学習の町をめざし、教育行政の発展に全力で取り組みます。
 議員並びに町民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。