町角シヨット 平成18年3月12日UP
        
☆オコジョさん☆

 
先日、私の家の近所に住まわれている方が、『ぜび、ホームページにアップして下さい』と写真と文章を持って来ました。その方は自宅にはインターネットには繋げていない方だったので、それを引き受けてUPしました。
 以下、その方の文章と写真を掲載しました。



 私は、吉田ひろかず議員の畑に隣接して住んでいる「T」と申します。
 この頃の余市町は、暗いニュースが続き、重苦しい雰囲気となっているようにも思われます。
これから春に向かい、少しでも心が癒される明るい話題があっても良いのかなと感じ、お忙しい処吉田議員にお願いしてオコジョさんのことをホームページに出させて頂きました。


 以前、TVのアニメ番組で、オコジョさんと言う、可愛いキャラクターの小動物が出た番組が放送されていたそうです。

 そして、これは、本物のオコジョさんです。

 その本物のオコジョさんを私が撮影したのは、06年3月7日午前11時30分過ぎに、丁度ベランダに来た時のものです。
 我が家にオコジョさんが初めて来たのは、今年の1月23日午前11時40分頃に、妻が見つけました。何か野生の動物が来ているが、何だろうと思い吃驚して見ていると、その動物は動きが早く直ぐ姿を消したそうです。私は不在で帰宅したら、妻からその動物の事を聞きました。
 
 我が家は、毎年餌が少なくなる冬期間に、バードテーブルを庭に付けて、野鳥が来るのを見て楽しんでいます。
 以前は別な地域に住んで居ましたが、その時もバードテーブルを庭の樹木に付けていましたが、そこに付けた脂身を食べに野生のイタチが2〜3回来ました。それで以前に見たイタチより体が小さくシッポも細長いので、イタチではないと妻は思っていました。
 
 最初に現れてからその2・3日後に又オコジョさんが姿を現しました。オコジョさんは住宅の壁側の雪が溶けて回廊のようになっている部分を通路にして、その通路が途切れて穴状になった部分が、我が家のベランダ部分なのでそこから出て来ます。
 2回目の時は、心の準備も出来ていましたので、直ぐウインナーソウセージをちぎって、雪上に撒きました。オコジョさんの動きは素早く、ウインナーを1個くわえると直ぐ雪の穴に入って行き置いてくると又出てきます、それを繰り返して全部運び込んでも未だ餌が無いかと出てきます。鼻で雪面の臭いを嗅いで、何もないと分かると穴の中に入ります。それを2〜3回繰り返すともう出て来ません。その後は身の安全な場所でユックリとウインナーを食べているのでしょう。
 
 オコジョさんは、2〜3日続けて現れる時も有りますが、1回現れてから3〜4日も現れない時も有ります。時間帯は午前11時30分以降でないと出て来ません。いつも現れる場所を朝に見ると、足跡だけが残っているので夜中にも来ているようです。又、雪や雨が降ったり風の強い時にも現れません。来る方向は吉田議員の畑の方から足跡が付いています。
 

 最初は、オコジョさんの事を分からないので、近所の方にその事を話しましたら、その方も見たとの事でした。イタチより体が小さいと話したら、「テン」だろうか、とその方に言われたので、我が家では「テンちゃん」と呼んでいました。
 その後、私は以前から気になっていたので、3月に入ってから図書館へ行きました。図書館の職員に尋ねても分からないと思い説明しましたら、イタチやテン関係の本をいろいろと探して出してもらいました。その本を見ている内に、やっとオコジョさんを見つけました。しかし、私も一寸自信が無いので、その中から、2冊の本を借りて来て妻に見せたら、「コレ・コレ」と1発で見つけました。1番オコジョさんを見ていたのは、妻のだったから直ぐ分ったのですね。
 更に、私達を驚かせたのは、北海道新聞社で97年発刊した「北海道森と海の動物たち」に記載されていた記事では、平地では見たことが無いとか。「オコジョのすむ谷」の写真集では、本州では中部山岳地帯以北の1,500メートル以上の亜高山帯に生息し、写真家が何日もネバッテやっと見れたとかの記事がありました。それに、冬に向かう時期には毛色が白くなり、雪溶けに向けては、茶色に変わるそうです。

 
 又、環境省の「絶滅の恐れのある日本の野生動物」の準絶滅危惧種に指定されている事や、本州方面では、山の神の使いや、タタリがある動物とされ、自然に保護されていたようです。
私達は、時々餌を与えていますが、この動物の食物はノネズミが1番多く肉食性と言われていますが、お菓子も食べます。吉田議員の畑に悪さをするのでないかと心配していますが、畑の野鼠を退治してくれるので、畑には良い動物でないかなとも思っています。
 この種の野生動物は、雪が溶けると餌が多く、安全な場所に移動するものと思います。我が家の周囲では雪が溶けると、カラスやネコ等の外敵から体を隠す場所が無く、私達も心配しています。
 この周辺に、このような貴重な野生動物が生息しているのは、私達にとっては、地域の方々にとっても最良な環境ですし、この自然環境がこれからも守られことを、願わずにはいられない今日この頃です。

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