町角シヨット 平成18年1月20日UP
        
☆大雪に参ったU☆

 例年より多い積雪に対し、積丹町では自衛隊の出動がされ、また、新聞にも連日のように除雪・排雪の記事が掲載されるようになりました。

 
              
視察に移動の車両の中から撮影・場所は道道港線

 さて、余市町でも豪雪本部を設置して、雪の対応をしていますが、1月18日、産業建設常任委員会が開催され、豪雪に対しての役場側の報告と質疑、また、雪の状況の現地調査を行いました。

 
 
猛吹雪の中での委員会視察となりました。港町の雪捨場で、運ばれた雪は海に落とされています。
 
同僚の佐々木委員と・・・雪がレンズの前に・・・・

 余市町の除雪・排雪費に関しては、当初予算は使い果たしてしまいました。つまり、例年の出動回数は出てしまった。という事になりました。
 では、除雪はしないのか?とはならないので、今後は、直営で実施する事になりますが、現在の所、4000万円程度の除雪費の追加が必要との見解が委員会では示されました。

 ちなみに、先般の報道では、国土交通省が除雪費の追加をする。という発表がありましたが、実際に、余市町に、どれくらい来るのかは、18日の時点では『不明』という役場側の回答でした。

 
移動途中で排雪作業にぶつかりました。車両の誘導等は町職員が直接やっています

 さて、除雪・排雪状況ですが、降雪量に対応出来ないのが現状となっていて、担当の建設水道部だけでなく、各課から応援をもらい、除排雪の対応をしています。
 町職員で大型車の免許を所持して、運転が出来る職員や作業車が扱える職員は、年前から、道路の拡幅作業に当たっています。

 特に、ロータリー排雪に関しては、町有地等、車両単独で行って、飛ばせる所には、夜間出動をして作業に当たっています。

 中町線
 
             
大川町北一線、これでも一度排雪が行われた所です

 新学期も始まったという事で、通学路の確保が優先されることから、通学路の排雪がされていますが、状況的には、あまり進んでいない。という状況です。 これは、雪が圧倒的に多い。という事と、すでに新聞にも掲載されている事項ですが、運搬車両が足りない。という事です。
 なぜ、運搬車両のダンプカーが足りないのか?ですが、公共事業の減少によって、夏場の仕事が無くなり、事業者側としては台数を減らした。また、車検の関係で、以前は北海道特例というのがあって、大型車の車検代金が北海道は安かったのが、これが廃止された。ということも背景にあります。

大川商店街、流雪溝の投雪時間だったので、みなさん、雪捨をしています
 
             
黒川中通り2号線、雪のカベになってます
 余市町では、ロータリー車が3台ある事から、委託の排雪作業は、ロータリー車を貸し出し、町内を3班に分けて作業をしていましたが、一班につき、ダンプカーは7〜8台くらいで行われていました。
 ですが、国道・道道の排雪作業も本格的に始まった事から、今後はダンプカーの台数が揃わないという事もあり、今後の排雪作業は、1班のみで、効率よく実施しようという事になりました。
 車両台数が確保されない以上、どうしょうもありませんし、また、今までフルに使っていた事から、車両の故障も多くなり、稼働率が悪くなっているという現状もあります。
中央(黒川)雪捨場に至る道筋に・・・仮設のトイレでしょうか?これでけ積もっています。
 
             中央雪捨場の視察中、担当部長より説明をうける
 
 中央雪捨場では余市川の河川敷に雪を大型ブルドーザーで押し込んでいますが、すでに高さは10メートルを越えているそうです。以上、18日撮影。

 18日の委員会質疑では、各議員から、様々な意見・要望が出されましたが、一番多かった事項としては『除雪の仕方が下手になった』との事でした。
 この要因としてはオペレーターが定着しなくなっている。という現状もあります。除雪車の運転は、長年の経験とカンが頼りという事で、転職が多いために、うまく出来ない。という現状があるそうです。

以後の写真は20日撮影です。浜中雪捨場。ここは2トン車以下の車両の捨場となっています
 
             大川町南2線排雪中。誘導は町職員がやっています
南2線の排雪中。ダンプが来るまで、しばし休憩・・・町のダンプが来て、雪の積み込みです。ここの誘導員も町職員がやっていました

 

 町内の雪捨て場は、港町・大浜中(栄町)・浜中・中央(黒川)と全部で4カ所ありますが、時間は午前8時30分から午後5時までになっています。
 これは、雪捨場の安全確保のために時間設定をしています。特に港町・大浜中は海に直結しているので、数年前には、海に車両が落ちた事もあり、時間外は閉鎖をされてしまいます。
 
大浜中(栄町)雪捨場。ここは国道から近いので、ドンドン車が来ます。海に直結しているので、ダンプから降ろされた雪はショベルで落とされ、波打ち際ではバックホーが雪を海に流し込んでいました
 
 ただ、昨年も雪の量が多かった事から、中央だけは、時間延長がされていましたが、今年は、まだ要望も少ないようで、時間延長はされていません。

 この他、除雪に関して一番多い苦情としては、『ブルの雪を自宅前において行くな』という事ですが、これは、除雪をすれば、やむをえない事項です。
 ですが、除雪を出来る限界としては、雪を押せる場所が無くなれば、その時点で中止せざるを得ません。
 また、前掲のように、無理強いの苦情があまりにもひどい場合も、その路線は外されてしまう場合も、これからあると推測しています。

 全体量として雪が多く、これから道路の雪解けと、凍結を繰り返していけば、表面もガタガタになって行きますが、これも、雪を押す場所がなければ、出来ないという事になります。
 

 国道・道道と違い、町道は、住民生活に直結している事もあり、限られた装備と人員の中で、なかなか進んでいないのも現状です。
 不満は多数あろうとは推測していますが、出来るだけのご協力をお願い致します。



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