No70・14年11月29日掲載
 ☆自立をめざすまちづくり・アンケート調査結果概要☆

 北後志の正副議会議長が呼びかけ人となって、全国的に有名な長野県栄村の高橋村長をお招きし開催された「自立をめざすまちづくり」講演会。当日、アンケートが配られ、その集計結果が発表されました。
 実行委員会事務局(余市町議会事務局)からデータを頂き、ここに、公開致します。

と き 平成14年11月17日・日曜日 午後1時30分開会
ところ 仁木町民センター
主 催 自立をめざすまちづくりを考える実行委員会



・実 施 年 月 日   平成14年11月17日
・会      場   仁木町(仁木町民センター)
・アンケート配布数  298人
   〃   回答数   199人(回収率66.8%)

問1 あなたの性別、年齢、住所をお答えください。

【性別】
      人 数   比 率
男 性   140人   70.4%
女 性    40人   20.1%
無回答    19人    9.5%
合  計  199人  100.0%

【年齢】
        人 数   比 率
10代       0人   0.0%
20代       4人    2.0%
30代       8人    4.0%
40代      27人  13.6%
50代      53人   26.6%
60代以上  101人   50.8%
無回答      6人    3.0%
合  計    199人  100.0%

【住所】
        人 数   比 率
積 丹 町    6人    3.0%
古 平 町   21人   10.6%
仁 木 町   51人   25.6%
余 市 町   71人   35.7%
赤井川村    24人   12.1%
北後志以外  21人   10.6%
無 回 答    5人    2.5%
合   計   199人  100.0%


問2 今日の「自立をめざすまちづくりを考える集い」の「企画」と「内容」について
どう思われましたか。

《北後志の住民をはじめ町村長、議員、役場職員、各団体等々が一堂に集い、語り合う「集い」の企画と内容についてどう思われましたか。》
                    人 数   比 率
ア 大変よかった            98人   49.2%
イ よかった               70人   35.2%
ウ どちらかといえば良かった    7人     3.5%
エ どちらかといえば良くなかった  4人     2.0%
オ 良くなかった              1人     0.5%
カ その他                 9人     4.5%
  無回答                 10人    5.0%
合   計                199人  100.0%

(主な意見)
・もっと早くやって欲しかった。結局は評論に止まってしまった。
・5カ町村の考え方が分り良かった。しかし、焦点をぼかした発言はさけてほしい。
・企画は良いが内容がない。
・各町村の実情の説明が主となっている。
・よかったが、議会側の発言も欲しかった。
・北後志が今後話し合いを加速させるきっかけとなればと思う。
・各首長への質問が出来ないのなら語り合う「集い」ではないのでは。


《北後志の町村長の発言についてどう思われましたか。》
(複数回答)
                     人 数   比 率
ア 大変よかった              20人     9.8%
イ よかった                 44人   21.8%
ウ どちらかといえば良かった    41人   20.3%
エ どちらかといえば良くなかった  30人   14.9%
オ 良くなかった               9人      4.5%
カ その他                 19人     9.4%
無回答                   39人     19.3%
合   計                 202人   100.0%

(主な意見)
・発言の機会は良かったが、考え方が勉強不足で参考にならなかった。
・もっとテーマを絞って欲しかった。各町村長の内容にばらつきがあった。
・時間不足で内容が掘り下げられていない。
・それぞれの町の「まちづくり」の考え方、「合併」に対する首長としての考え方が具体的にあっても良かったのではないか。
・合併に対する筋が明確でなかった。
・各町村で合併についての話し合いを深めた段階で今回のような集会をしてほしい。
・首長の慎重な面が出ている。何故、首長に質問してはだめなのか。
・あえて合併問題を避けての発言内容が多かったと思う。
・合併問題の意図が分らない。
・現段階での町村間の話し合いが少ない。



《大学教授等の学者でなく、現職の首長である栄村村長を迎えて開催した、今回の「講演」はどう思われましたか。》
                    人 数  比 率
ア 大変よかった          120人  60.3%
イ よかった              50人  25.1%
ウ どちらかといえば良かった   16人   8.0%
エ どちらかといえば良くなかった  3人   1.5%
オ 良くなかった              1人   0.5%
カ その他                 0人   0.0%
無回答                   9人   4.5%
合   計               199人  100.0%



問3 講師(栄村村長)の講演について、どう思われましたか。
                    人 数  比 率
ア 大変よかった          110人  55.3%
イ よかった              62人  31.2%
ウ どちらかといえば良かった   16人   8.0%
エ どちらかといえば良くなかった  3人   1.5%
オ 良くなかった              0人   0.0%
カ その他                 1人   0.5%
無回答                   7人   3.5%
合   計                199人  100.0%

(主な意見)
・地域住民の幸せを得るため個々人の意識を高め、何でも補助金に頼らぬ自立の精神を植えつけたことはとても賞賛に値するもの。
・現場の素直な考え方が聞けてよかった。



問4 講師(栄村村長)の講演について、どの点に関心がありましたか。(複数回答)
                             人 数   比 率
ア プロローグ                      20人     4.3%
イ 田直しの思想と地域農政            65人   13.9%
ウ 道直しの思想と公共事業            84人    8.0%
エ げたばきヘルパーの思想と地域福祉     83人   17.8%
オ 地域連携による循環型地域経済の形成   94人   20.2%
カ 小規模自治体と市町村合併問題        55人   11.8%
キ 一人ひとり輝く地域文化活動          48人   10.3%
ク その他                          5人    1.1%
無回答                           12人    2.6%
合   計                        466人  100.0%

(主な意見)
・首長として村民をとても大切に考えていることに感動すら覚えた。
・自立を考える場合、地域経済が果たす役割は非常に重視しなければならないと思う。
・人間を中心とした地域づくり。
・全体として共感の持てる分りやすい講演。



問5 栄村の「実践的住民自治」について、今後の「まちづくり」にとって、参考に
なったことなどがありましたら、自由にご記入してください。

・各種公共事業の執行に参考にしてほしい。
・住民負担と自治体職員の関係、人数(行政経費との関係で)を詳しく知りたかった。
・私道助成で考えられない他の村の活動を聞き、私達の町でも実践出来ればと思う。
・田直し、道直しの行政と地域の共同による手法は大いに参考になった。我が町でもこのような思想になってほしい。
・「げたばきヘルパーの思想と地域福祉」について。
・町村内のことをもう一度見直し、無駄のない企画を立てる必要がある。
・自分の住んでいる町が一人ひとりの幸せのために、足元を固めて住み良い町づくりに発想の転換を求める時代になったと痛感した。
・住んでいる地域を各自が良く知ることで自ずと愛着が生まれる。町の存在価値を見つける物差しはここから始まる。
・枠組みに縛られない柔軟な考え方。もっと自分の町・村を知り、どう進むか考えなければならないこと。
・住民の為にを全ての基本に置いていることに感動した。
・行政に任せてばかりでなく、住民自治に目覚めることが大切。
・住民の知恵と技を生かした「自治」のあり方。国・県に毅然とした姿勢が大いに参考になった。
・これまでは何でも役場がやってくれる、自分はしないからやってほしいということが多すぎた。これからは自分の行動、実践することが大切。
・精神的自立という言葉に感銘を受けた。
・村民は自分の村のことを深く理解し、将来の見通しを持っている。大変必要なことである。
・村民の先頭に立つ村長の素晴らしい指導力と自信に強く惹かれた。
・故郷を見直すこと。自給自足の精神等を強く感じた。
・実践的住民自治ができる村・町であれば良いが、住民の理解が必要であり難しい面あると思う。
・行政任せでなく住民も実践する考え方。
・補助事業に頼らない実践的住民自治のあり方と首長の信条、リーダーシップを痛感した。地域の特性にあった住民意識の掘り起しがより肝要。
・住民がやらなければならないことを明確にしている点。
・地域住民と自治体が協働でまちづくりを行っている。
・町民の意識の改革が大事であるし、先決である。
・しっかりした指導者がいて住民自治ができるのではないか。住民お任せでは良くない。
・住民の負担に理解が図られている。役場の働きかけがどのようにあるのか。
・住民生活を重視している。基本的なことと思う。
・住民の実践活動による自治村政の実行。
・自治、住民自治がどのようなことか良く理解できて大変分りやすかった。
・循環型地域経済により地域が活性化されるのであれば検討の余地がある。
・循環型地域経済への取組みの実践に素晴らしさを感じた。
・循環型地域経済について理解は出来るが、閉鎖的な地区において如何に効率性・経済性を確保するのか心配な面がある。



問6 あなたは、いま、すすめられている市町村合併について、どう考えていますか。(複数回答)
                                  人 数   比 率
ア 賛成である                            18人    7.7%
イ 反対ではないが、国の強制的押しつけには納得できない
                                    55人    23.5%
ウ 自立を目指すべきで、合併はその後考えれば良い  73人    31.2%
エ 合併を論議するうえで、もっと情報を提供して欲しい  53人   22.6%
オ 反対である                            18人    7.7%
カ その他                                4人     1.7%
無回答                                13人    5.6%
合   計                              234人   100.0%
 
(主な意見)
・財政を考えるとせざるを得ないのかな。
・法定協議会を早く立ち上げることを望む。
・「あせるな」と言いたい。西尾私案に惑わされるな。



問7 今後、今回のような「集い」を開催することについて、どう思われますか。
              人 数  比 率
開催すべき       101人  50.8%
開催すべきではない    5人   2.5%
その他             1人   0.5%
無回答           92人   46.2%
合   計        199人  100.0%

(主な意見)
※開催すべきと回答した人の意見
・どんどん実施すべき。開催地も4町村くまなく持ち回りして積極的に住民参加でき、意見や思いを出してもらうと良い。
・当然必要。どんどん行い住民に問題意識を持たせるべき。講師だけでなく首長にも色々聞いて見たい。そのような機会を作ってはどうか。(各町村でやることかも知れないが)
・北後志合同での研修会が良い。今回の議長会の主催などで今後も開催してほしい。
・各自治体で住民に向けた合併論議を活発にするため、地域住民のより身近な会場で開催することが必要。
・良いこと。議員・町村長を交えた集い・話し合いを行ってほしい。
・小さな村づくり、町づくりにはどんなことが必要か、色々な角度から意見交換があってよいと思う。
・色々な角度の考え方を聞く機会が必要。
・我が国の過去の合併は、半ば強制的であったと考える。今回も官主導であるようだが少しは地域が考える余裕があるので大いに住民に情報を提供し議論して結論を出すこと。
・いい企画だった。合併問題に限らず医療や老人福祉、子供たちの教育などについてもやってほしい。
・視点を変えて行うのであれば良いと思う。

※開催すべきではないと回答した人の意見
・講師の話は良かったが、各首長の意見がさっぱり分らず時間がもったいなかった。
・北後志各町村長はどう考えているかというディスカッションの場が欲しいので、このような集いは必要ない。
・生ぬるい。
・後は各自治体に任せては。
・各町村で開催すべき。
・地域に責任のない人の講演はもう不要ではないか。住民との直接対話で今後の方針を決定するためには、早急に始めなければならないのでは。



問8 各町村の議会において「合併問題等」の論議状況について、どう思われますか。(複数回答)
                      人 数   比 率
ア よく知っている              19人    9.0%
イ ほとんど知らない           53人     25.1%
ウ 良く論議していると思う         6人      2.8%
エ もっと論議すべきだと思う      63人     29.9%
オ 論議しているとは感じられない   51人    24.2%
カ その他                   4人     1.9%
無回答                    15人     7.1%
合   計                 211人   100.0%

(主な意見)
・今日の話を聞いて私自身、町の将来像を持っていない。理解していない。
・期日を切られているので否応なしに結論を出さざるを得ないだろう。
・議会の場で行うより、住民一人ひとりの意見が必要。
・よく分らない。



問9 その他「まちづくり」や「町村合併問題」についてご意見がありましたら、ご記入ください。

●市町村合併に関する意見等
・各町村のトップが消極的である。早く基本方針を決め、町民に示し賛否を問うべき。
・首長のリーダーシップの必要性を強く感じる。自分たちの生活に最も関係する問題なのに身近に感じられないのは情報不足だからなのだと思う。
・行政と議会がまず共同し、取り組むべき課題である。住民発議による合併協議は現在のところなさそうであるから行政と議会のリードに期待する。
・各町村(町村長・担当者)がもっと話し合いを進めるべき。
・住民に対し「考え方」、「現状」等について情報提供すべきである。
・各町村の情報を提供してほしい。
・合併問題についての資料・情報提供が不足している。
・合併についてのプラス面、マイナス面を挙げ、町民の合併に対する資料を多く出してほしい。
・合併問題について町の考え方が町民に知らされていない。将来像が見えてこない。早く町民にアンケートを出すなりしてほしい。
・町村合併問題は町民と良く話し合って決めるべき問題だと思う。
・5カ町村から住民代表が出てもっと討議し、住民に開示して考える機会を与えてほしい。
・合併問題を住民や職員の町づくりに対する意識の向上のチャンスと捉え、どんどん交流・情報提供をすべき。その仕掛けをするのが行政。
・各自治体の根幹に関わる重大な問題なので財政問題を初め課題は多いと思うが、最終的には住民の幸せのためには如何にあるべきかを役場職員で徹底的に議論され、その経緯の全てを公開してほしい。住民もこれを受けて論議を重ね是非を判断すべきと思う。
・合併の基本は本来まちづくりのビジョンを明確にしてから検討すべきである。
・地域の特徴や魅力を全面的に引き出し、各自治体がパワーアップしないと大に飲み込まれ、魅力の乏しい合併自治体になるような気がする。
・国や道が言っていること、やろうとしていることが10年後正しかったと評価される可能性は余りないと思うので、住民どうしで意見を出し合って時間をかけてやった方が良い。
・合併は合併後の町づくりビジョンを考え進めるべきで、国の補助金(財政支援)だけのみで論ずるべきでないと考える。
・国が進めることは全て国や官僚が自分たちの権利等を守ることと楽になるが基本にあるように見える。アンケート結果は各町村に配布願いたい。
・取りあえず合併協議会だけは設けたら。
・合併特例法の期限までに北後志町村の方向性が決まるか疑問。あまりにも遅れている感が否めない。
・合併には反対であるが、住民合意の下でなら考える余地がある。
・合併ありきでは、住民感情はそぐわない。あらゆる角度から論理することが大切。
・合併して広域化すれば住民自治が遠いものになる。住民の意思と要求を繁栄する自治体運営が出来なくなると心配である。

●まちづくり全般に関する意見等
・今日の講演を聞いて特に道直しの考え方や手法は、この周辺の住民・行政には考え付かない方法と思う。こうした方法で町づくりをやれば合併など必要ないと思った。
・まちづくりや合併問題は首長や議会・役場職員が考えるものとならないような住民がもっと関心を持てる場を作るべき。
・今こそまちづくりを真剣に考える時が来たのではないか。
・もっともっと意見を出し合い住民の幸せは何かを探るべきだと思う。
・財政面ばかりが先行して本当にまちづくりを考えているのか、首長・議員は何をしているのか疑問だ。
・まちづくりに向けて住民基本に考えられる方策にしてほしい。
・介護保険や国保など、住む地域で格差があるのはおかしい。消費税は全国一律で、そうあるべきと思う。
・各首長さんは、それぞれの町を先ず知ってください。そして住民の立場に常にいてください。
・合併ありき、自立放棄の我が町の首長意見にはがっかりした。
・自立という首長の積極性は感じない。面倒なことはしたくないという態度を感じる。各首長は講師の話や参加者の意見に無関心のようであった。
・平常から行政に関与する意識を昴揚させてほしい。栄村の各政策は村長の指導が良かった成果と思う。私達の町民もこのようにありたい。
・自立をめざす「まちづくり」が出来ればよいが、いずれにしても住民との話し合い理解が重要である。
・まちづくりリーダーの不足。感情論が先にあります。
・自治体が自立出来る方向の政策が必要だ。小さな農山漁村が生活できない。生産物の価格がないことが大きな問題。
・国の政策に対する批判だけでなく、自町の財政状況や今後の町づくりの視点で考える時期に来ている。
・北海道そのものが中央政府からの自立を考えなければいけない。
・「自立」にしろ「合併」にしろ目線を住民に置かない行政は絶対にだめである。
・自分たちの力で何が出来るか「実践的住民自治」を進める努力を。はじめに合併ありきではだめ。


                                        以  上

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