14年10月1日掲載 ・No66
   ☆否決議案、一転可決される☆
 9月20日に町側から提案され、6対10の圧倒的大差で否決された、改正国保税が9月30日、再度、臨時会が招集され、提案されました。
 前回とは一転し、
10対6の大差で可決成立しました。

 臨時会開催は理事者側に提案する権利がありますが、今回の臨時会は理事者側の強行により開催され、さらに、
前回否決された案件とまったく同じ内容でした。

 今回のこのように強行されたのは、施行期日が10月1日と明記されているためで、9月30日中に可決しなければ、自動的に廃案となってしまう事と、地方自治法の規定に則り、臨時会は3日に告示をされなければなりませんが、告示をされたのが、27日(否決されて一週間の後)午後7時30分と、時間ギリギリので案内でした。
 さらに、今回の提案説明は、前回否決されたのにもかかわらず、担当課長が提案し、質疑の中で、町長は再提案の理由として『法の下で不公平が生じないように。不利益にならないように。』との答弁をしていました。

 臨時会は、午前10時から開催されましたが、同日、午前9時から議会運営委員会が開催されており、その中で議案の取り扱いを巡り紛糾。開会してすぐに休憩が取られ、議案をどう取り扱うかが話し合われました。
 結果、文教社会常任委員会に付託する事が決まり、本会議が再開されたのは午後1時35分からでした。

 本会議において、提案され、渡辺正治議員と私の二人が質問をした後に、文教社会常任委員会に付託をされました。

 臨時会を急遽開催して、すぐに本会議を休憩しての委員会は異例であり、提案の仕方が大きく問題となり、委員会でも提案の仕方と、他の自治体の状況等が論点となりました。

 この町条例改正案は国の税条例が8月2日に可決され、それを実施するに当たり町条例を変えなければ実施出来ない事となり、提案されたものです。
 国の法律改正という背景がありますが、後志管内21市町村では、7市町村は9月定例会において提案すらされていないという現状も委員会質疑の中であきらかになりました。

 『なぜ、採決を急ぐのか?』『なぜ、不平等なのか?』『だれが不利益をこうむるのか?』の質問に対しては、何度質問しても、明確な答弁が出ないまま、委員質疑は終了しました。
 委員会の終了は午後9時35分であり、その後、本会議を開催。すべてが終わったのは午後10時45分でした。

 採決の結果は、10対6と前回と一転、可決成立となりました。
 尚、岩戸てる子議員・佐藤一夫議員は、前回は着席をしていましたが、今回の採決においては、起立をしました。

 10月1日より施行され、実際的には、15年度に国民健康保険の料金が若干、変わる見込みですが、具体的な資料が提出されておらず、詳細は不明です。

 ただ上限を支払っている方は変わる見込みはほとんどありません。青色事業者等の自営業者は下がる場合もがありますが、反対に年金生活者は、2万円前後上がる可能性もあります。

 自分は、採決に際し、前回同様、住民に対して説明が出来ない。さらに、他の町村においては、条例案すら提案されていない状況もあり、今、可決を急ぐ必要はないという判断の下、反対をしました。

 尚、今回の議決に際しては
今後の議案の提案に当たっては、万遺憾なきを期されたい。という付帯意見が付けられ、採決が行われました。



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