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ひろかず壁新聞ニュースNo210  平成28年3月26日掲載
    
☆平成28年第1回(3月)定例会終了と問責決議☆

 3月7日より始まった、平成28年第1回定例会。定例会期間中には、新年度の予算委員会も含まれており、会期日程として3月14日から24日までは予算委員会、そして、3月25日に、平成28年度予算の本会議採決が行われ、当初の日程通りに終了しました。

 一般会計・公共下水道会計は全会一致。介護保険会計・国民健康保険会計・後期高齢者医療会計・水道事業会計は採決となって、起立多数で原案可決となり、平成28年度予算は、原案通りに執行される事となりました。尚、千の位は切り捨てです。

      平成28年度当初予算  平成27年度当初予算    増  減
一般会計   79億5000万円   82億3500万円 ▲2億8500万円
介護保険   23億9622万円   23億4927万円    4695万円
国民健康保険 33億3300万円   33億2600万円     700万円
後期高齢者医療 3億0400万円    3億0700万円    ▲300万円
公共下水道  12億1490万円   12億6651万円   ▲5160万円
合   計 151億9812万円  154億8378万円 ▲2億8565万円

水道事業会計
収益的収入 収入7億0800万円    6億8901万円    1899万円
      支出7億1339万円    7億1659万円    ▲320万円
 単年度収支    ▲539万円     ▲2758万円
資本的収入 収入1億2191万円      1882万円  1億0309万円
      支出3億6714万円    3億5098万円    1616万円

 余市町議会では、新年度の予算案審議は、議員全員で構成する特別委員会を編成して、全予算を6分割して審議がされます。そして、予算委員会の委員長については、私、吉田ひろかずが就任する事になりました。
 予算委員会の日程は、3月14日に編成されましたが、審議は翌日の15日から開始され、土日祝日は休みとなる事から、実質的には7日間開催される予定となっていましたが、茅根議員の予算委員会欠席問題で、問題発覚の18日の冒頭から、一日半空転。予算委員会が進まない事態となってしまいました。

 新聞報道されたように、茅根議員は、私的用件で議会を欠席、その用件は、議会を欠席する事由に当たらない。つまり、議会を『サボった』という事が認定されたために、問責決議となりました。
 今回の問責決議は、決議案という形で、議会側から提案される議案として提出されたのでしたが、提案に当たり、全会一致となり可決される事から、提案者として、議会運営会の委員長である溝口議員、また、賛同者として、各会派からという事となり、結果として、茅根議員の所属会派である明政会会長より提案された事となりました。

 議員としては、議員辞職に匹敵する、大変、厳しい決議を受けた事となりますが、これに至る経過として、複数の要素が重なった事により、明政会側から決議案として提案せざるを得ない状況となってしまいました。
 一次的には、茅根議員の欠席(正確には、当日、遅刻し、午後2時頃から出席)した経過において『悪質であった』という事であり、また、知事訪問に際し、『大丈夫なのか?』と議員以外の方から忠告を受けたにもかかわらず、これも無視した格好となったようです。
 次に、自治体の1年の予算と方針を決める、もっとも重要な議会であった予算特別委員会であった事。
 そして、今回の予算委員会の委員長は、私、吉田ひろかずでしたが、委員長を引き受けるに当たっての経過がありました。
 予算委員会等の議員全員で構成する特別委員会は、会派所属人数によって、持ち回りと決まっており、今回の予算委員会は、議長会派である明政会が委員長の順番でした。
 ところが、昨年12月定例会において、意見案採決を巡り、議長会派でもある明政会が、事前打ち合わせと違う態度を本会議で示した事により、その懲罰的意味合いを含め、明政会側より、謝罪の上、第一会派である民友クラブに対して、委員長の交替の申し出がされた事によります。
 無論、依頼されるに当たっては、『明政会として予算委員会運営には全面協力します』との申し出もされており、会派として受け、会派内で検討の結果、私が委員長を受けた経過がありました。
 これら複数の経過と要素、また、事件発生が予算委員会の外での発生だった事もあり、予算委員長の権限の及ぶ範囲の外での事から、茅根議員が所属する明政会と議長が問題解決をしなければならない事となり、予算委員会での空転もあいまって、このような結末となってしまいました。以下、議案の全文です。

      
決議案第2号  茅根英昭議員に対する問責決議

 議員は、住民の直接選挙によって選ばれ住民全体の代表者として議会を構成しその職務に専念するとともに町の意思を決定する重要な責務がある。
 その上で議員としての権限とともに義務があり、特に、本会議や委員会等の会議出席については、健康上あるいは突発的な事故等を除き議員として当然義務を負うものであり、本町会議規則第2条に「議員は、事故のため出席できないときは、その理由を付け」と規定がされている。
 しかし、茅根議員は、余市町の重要な平成28年度予算を審議している特別委員会の開催中にもかかわらず欠席し、その理由が新聞報道されたように私的用務を優先したことが明かとなり、正当な理由なく欠席されたことは誠に遺憾であり、議員としての職務、責任の重さを認識していないと言わざるを得ない。
 よって、余市町議会とし、これら責任を真摯に受け止め、議員としての自覚と責任ある行動をするような猛省を促すものである。
             平成28年3月25日  余市郡余市町議会



 尚、一般的には、このような処分としては『減給〇%◇ケ月』となるのでしょうが、議員は、これをすると、寄付行為に該当する可能性があり、公職選挙法に抵触のおそれもある事から、金銭的な懲罰は無いのが、事例となっています。