壁新聞No163 平成22年11月28日UP
 ☆21年度決算委員会終了、及び副町長退職☆

§平成21年度決算認定について§
 役所の単位は『年度』で行いますが、会計の閉め日は6月末となっています。
 つまり、7月に入ってから会計を閉めて、決算書の作成をして、この時期に決算委員会が開かれます。
 昨年の決算委員会では、明政会・共産党の反対によって、決算委員会の時点では『不認定』となりましたが、今回は、反対は共産党のみで、賛成多数で上野町政最後の決算は『認定』となりました。

 さて、平成21年度の決算は、以下の数値になりました。
 平成18年から20年までは、国からの来る交付税が減ったために、極めて厳しい財政状況となり、予算規模も70億円台となっていましたが、この年は、衆議院選挙も控えている事もあったと推測されますが、自民党の最後の政権によって、地域経済活性化の予算がドンドン出され、その結果、平成16年度以来の90億円台の決算規模となりました。尚、この予算は、当初予算では無く、年度途中に追加されたために、余市町では各施設の修繕・改善費関係を中心に支出されました。

☆平成21年度各会計歳入歳出決算一覧表☆(千の単位四捨五入)
 会 計 別      歳入決算額       歳出決算額      差引残高
一 般 会 計    92億5716万円  90億6870万円 1億8846万円
介護保険特別会計   20億0479万円  19億8447万円   2031万円
国民健康保険特別会計 28億2110万円   27億7011万円   5099万円
老人保健特別会計        434万円      416万円    181万円
後期高齢者医療特別会計 2億5388万円   2億5321万円     67万円
簡易水道特別会計    1億7439万円   1億7439万円      0万円
公共下水道特別会計  16億4437万円   15億8586万円   5851万円
  合 計     161億6003万円 158億4091万円 3億1911万円


☆平成21年度水道会計☆
                 収入       支出  
収益的収支及び支出 5億1473万円  5億3658万円
                     当期純利益  翌年度繰越利益余
                    ▲3950万円 6721万円
資本的収支及び支出 2億6003万円  5億2711万円   
※水道会計は、複式簿記を採用しており、単純差し引きは出来ません。
※収益的収支及び支出とは、水の売上です。
※資本的収支及び支出とは、設備投資をした分です。
※17年度末数値 純利益1805万円 未処理欠損金益   
1億1529万円
※18年度末数値 純利益6686万円  未処理欠損金益    
 4843万円
※19年度末数値 純利益9195万円  翌年度繰越利益余剰金   4352万円
※20年度末数値 純利益6882万円  翌年度繰越利益余剰金1億1016万円


 水道事業の赤字は、新浄水場の完成によって、償却費の増大によって発生しました。今後、会計的にどうするのかの見直しがされるのではないか。と予想されます。

 また、景気動向もあるのでしょうが、税金の滞納・不能欠損(回収が出来なくなった金額)も昨年よりは少なくなりましたが、金額的には少なくなく、税の公平感の観点からは『正直者が損をする』ように行政であってはならないと感じています。

☆一般会計不納欠損等(21年度に損金としたもの)前年度比較表☆
           平成19年度          平成20年度     平成21年度
        不納欠損額   件数     不納欠損額    件数    不納欠損額   件数
町税分  個人    518万円  135    360万円  130  131万円   56
     法人      0万円     0    273万円    11   34万円    7
固定資産税      690万円   148    795万円   117  443万円   109
軽自動車税       16万円   58     18万円   54   16万円   46
  小 計     1223万円  341   1446万円  312  625万円  218
税外分      
   児童福祉負担金 408万円   29    141万円   11   62万円    3
   住宅使用料   236万円   29    145万円   27  177万円   23
  小 計     644万円   58    286万円   38  239万円   26
総務手数料(督促料)  14万円  1422      11万円 1099     8万円  811
合   計     1882万円 1821    1743万円 1449  872万円 1055



 平成21年度に起こった出来事としては、国政的には、批判が多かった定額給付金が支給され、余市町でも商店街プレミアム商品券が発売され即日完売となりました。
 そして9月第45回衆議院選挙の結果、民主党が政権奪取となった年でした。

 町内では、あゆ場浄水場が4月から格的に始動、おいしい水が供給されるようになりました。
 11月には救急車が新型となり、町の事業ではありませんが、数年間、工事が止まっていてワッカケトンネルも開通して、積丹方面への移動が、より早く、安全に出来るようになりました。
 消防関係では、この年は、民家や生活圏での火災も多かったのですが、消防の活躍によって、最低限の被害で他に被害が及ばないで鎮火出来ていました。
 子供たちが巻き込まれた事件、事故も多かった年ですが、大川小学校合唱部がコンクールで優秀賞を獲得出来たという、うれしい出来事もありました。
 また、一般の方は目が付かない所でしたが、数年前から廃止となったシリパ山スキー場、付属のヒュッテが解体されました。このヒュッテはニッカ創業者である竹鶴氏によって寄贈されたもので、多くの人が利用していましたが、人知れず解体となっていました。

 また、余市町でも新たな試みとしてインターネット公売が始まり、また、図書館ホームページもより利用しやすくなっていましたが、残念ながら、あまり利用されていないようです。

 一つの時代が終わり、新しい歴史が始まったのが、平成21年ではなかったのか。と感じています。


§副町長の退任§
 新聞紙上で報道されているように、新谷副町長は11月30日付けをもって退任・退職となります。昭和50年に余市町に奉職、35年間の役場生活を終える事となりました。
 総務部、建設部関係の課長を歴任の後、建設水道部長を経て、上野町長初当選の平成15年に助役として選任され、国の制度改正によって副町長と名称が変更されました。
私の所持している写真の中で、もっとも古いのが平成15年10月の沢町小学校建設の時の写真です。う〜ん、今より細かった・・・ですねぇ〜
 
                         
平成17年10月
 上野町長退任の後は、職員の中で、もっとも古い役場職員となり、また、余市町の隆盛の時代と、そして、今の厳しい時代へと変わっていった時代の両方を役場幹部として、見つめていた一人ではなかったと感じています。
 
平成17年7月小学生を前に説明〜 
 
                
平成19年10月、あゆ場公園パーク場
上野町長治療中のため、公務代理も多くなって・・・

 
平成20年8月北後志消防組合大会    平成22年7月ソーラン祭り
 特に上野町長が平成20年以後に入退院を繰り返した事もあり、その間は、時代としても、また、役場的にも議会的にも厳しい状況が続いてこともあり、大変なご苦労をされたと感じています。
 永き渡り、奉職、ご苦労様でした。

29日、午後5時30分写真追加
 町長の日程の都合によって、29日の退庁時間に合わせて退職のセレモニーが行われました。
 
町長の挨拶の後、副町長からの挨拶で、みんなジ〜ンと来ていました(;;)
 
・・・・うーん、やっぱり電灯の下だし、距離があるので、写真はボケてしまいます〜

 

 
最期に町長と堅い握手を交わして・・・車に乗り込み、庁舎を去って行きました・・・


 一つの時代が間違いなく終わったと言えるでしょう。そして、新しい時代が始まり、いぇ、始めなければならない。と感じています。


 ・・・・・ちなみに、次の副町長は・・・・今の所、本当にウワサもありませんが・・・役場職員も、今後、数年に渡り、大量退職時代を迎える事となり、新町長と、新たなる時代を担う事となる方でしょうから、新しい感覚を持った方を選任してもらいたいものです。

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