壁新聞No135 平成20年3月21日UP
☆平成20年度、第1回定例会終了(20年度予算成立)☆
3月4日・火曜日から余市町議会第1回(3月)定例会が開始され、新年度の予算委員会を含む議会日程は、予定通りに21日で終了しました。(本会議6日間、予算委員会7日間の合計13日間)
平成20年度の予算は以下の通りとなりました。
20年度 19年度 増減
一般会計 78億7800万円 77億3000万円 +1億4800万円
介護保険 19億5146万円 18億1485万円 +1億3661万円
国民保健 28億4718万円 30億2272万円 ▲1億7554万円
老人保健 3億0834万円 28億6214万円 ▲25億5381万円
後期高齢者医療※20年度より新設です。その関係で老人保健が下がりました。
2億7519万円 0 2億7519万円
簡易水道 8466万円 7159万円 +1307万円
下水道 15億2852万円 14億9707万円 +3145万円
合計 148億7335万円 169億9838万円 ▲21億2503万円
※千の位四捨五入。歳入と歳出は同額です。
水道会計
収益関係収入 6億0244万円 5億2379万円 +7865万円
支出 4億4141万円 4億4178万円 ▲37万円
資本関係収入25億5398万円 5億5536万円 +19億9862万円
支出27億7735万円 7億6968万円 +20億0767万円
※千の位四捨五入
予算委員会での質疑終了後、委員会採決前に、付帯意見(議会側の公式意見書)を付けるかどうかについては、意見が割れ、付帯意見ついての採決が行われました。
採決の結果、付帯意見を付けるべき。という議員が6名と少数であったために、付帯意見は付けない事となりました。
本会議での採決結果は、老人保健会計と簡易水道会計は全会一致。一般会計を含む他の会計は賛成14・反対3の賛成多数で原案の通りに成立致しました。
さらに、本会議採決前に行われる討論については、反対討論は共産党、賛成討論は新自治研究会と公明党が行いました。
平成18年度から予算編成時において、いわゆる赤字予算編成となっており、20年度も3年連続の赤字予算となっており、20年度一般会計は約3億9000万円の歳入不足の“赤字予算”となっています。
しかしながら、予算成立と同日、役場側、また、議会側からも人件費の削減案が提案されました。
上野町長の基本的な方針としては、『人件費には手を出したくない』との事でしたが、財政状況は一段と厳しい状況となっており、今までは各種手当等の削減だけでしたが、今回は本給部分の改正をする事となりました。
これにより、町長で20%の削減となり、役場側総額としては年額で約2億0700万円、議会側は年額で約400万円の削減となり、これにより、20年度の実質赤字見込みは1億8000万円程度となる見込みです。
予算審議では、余市町の財政再建プランも提示され、21年度より単年度黒字を目指し、7年後には完全黒字を目指すことになりました。
しかしながら、国会においては、衆参のネジレ現象もあり、いわゆるガソリン税の暫定税率の問題もあり、今後の財政状況は予断を許さない状況となっています。
尚、余市町の道路下財源は、約1億5000万円が国から来ており、内、暫定税率分は7400万円程度となっています。
新年度の予算を見れば、各種の補助金等が一段と削減されており、この点に質問が集中しましたが、国の動向も不明確な中、役場側も推測・推量の答弁が多かった事も、今回の予算委員会の特徴と言えます。
その中で、上野町長の『財政再建団体(倒産)は何としても避けたい』という強い意志も感じられた予算委員会でした。
