平成15年3月16日UP
   ☆15年度代表質問と町長答弁☆

 3月14日・金曜日、平成15年度執行方針に対する各会派の代表質問が行われました。今回は、私が、民友クラブを代表して、行いました。
 以下は、議場での発言と町長の回答です。

 尚、15年度の町政執行方針については、この項目の中に、別項目としてUPをしております。



☆平成15年第1回定例会代表質問通告書・回答書☆

民友クラブ  2番 吉 田 浩 一
代表質問実施日 平成15年3月14日 金曜日

 平成15年度町政執行に当たり、民友クラブを代表し、代表質問を行います。町長は自らの考えを明確に、そして、だれもが分かりやすい答弁を求めるものであります。
 大谷町長は平成11年8月に、行政経験のまったく無い立場である民間から町長に当選をしたのでした。
 時をほぼ同じくし、国も地方に権限を与えるために地方分権一括法を施行し、新町長の誕生は、正に時代が求めたものでありました。
 しかしながら、行政の経験が無い事が災いしているのかは分かりませんが、大谷町長就任以来、行政の停滞と混乱はその極致を極めていると私は感じます。
 八幡季節保育所の閉鎖から、不手際は始まり、さらに翌年には認可保育所である港保育所閉鎖においても、前年の反省をまったくせずに、同じ手法を繰り返し、そして、それを追求されれば、答弁は二転三転し、自らの考えを明確に出来ないままに、閉鎖に1年間もの時間を費やし、町民に著しい行政不信を与えた事は明白であります。
 庁舎内においては、特別職人事にかかわり、これもまた、定例会毎に考えが変わる。さらに、人事の効率化を目的としての課内の編成替えを行ったようですが、どうみても、回りが納得出来るような編成替えや人事異動になっていない事は明白であります。
 特に8級職の人事においては級と業務内容については、まったく理解が出来ず、議員のみならず、庁舎内は不満に満ち満ちております。
 これに加え、一部事務組合である北後志衛生施設組合を舞台とした問題では、大谷町長就任依頼、毎年、問題が頻発しており、就任の翌年には自らを減給、そして、昨年から表面化をしたリサイクル事業にかかわる前助役の裏契約問題等、自ら問題を解決しようとせずに、解決の糸口さえ見えていないのが現状ではないでしょうか。
 無論、すべての事項に対し、町長が悪い訳ではない事は理解出来ますが、昨年9月の国保税条例の一部改正には2度もの本会議採決が行われ、それに続く関連3条例においては、その反省が一切生されなかっただけでなく、責任の所在をも明確に出来ずにおります。
 これは、正に、議会軽視、住民無視と言わざるを得ません。

 これに対し、議会としては、就学前の医療費助成に関し、3歳から6歳に拡大する、町営駐車場に関しても、料金改定をさせる。さらには、沢町小学校の新校舎建設に対しては、当初計画では16年完成予定で、町長は『前倒しをしない』と委員会答弁をしたものに対し、「130周年式典に間に合わせるようにしないのか」と迫り、議会主導により、予算の前倒しをしたものであります。

 さて、今、余市町に限らず、総ての自治体は、あらゆる面で厳しい時代に直面している事は、まったく同じであります。その厳しい状況の中で、大谷町長最後の年と思われますが、大谷カラーを出していかなければならないはずです。
 大谷町長は、平成15年度の基本方針として5本の柱を掲げられておられますが、町長が掲げた基本方針5点については、行政に携わる者にとっては、いわば当たり前の事項でしかありません。
 なぜ故、当たり前の事を改めて目標として掲げるのか。これこそ、あたり前の事も出来ていないという表れではないでしょうか。

 さて、我が民友クラブとしては、今、余市町に必要な事項は、強力な、そして魅力あるリーダーシップであろうと考えております。
 無論、リーダーシップは独裁的であってはならないのではありますが、独裁的にならないためにも、住民の声を良く聞くこと。そして、住民が声を出せるようにするためには正確な情報開示が必要であると考えております。
 そして、民友クラブとしては、平成15年度、町長に対し、
1.役場内行政改革の断行。
2.適正な財政運営を行うための現実的且つ積極果敢な政策の立案と実施。
3.公平・公正の原則を下に、第三セクターを含む積極的な情報開示。
4.リーダーとしての自覚と覚醒。
5.余市町における未来ビジンョンの明確化
の5点を重点政策として、その実施と実現に向けて建議を致しました。

 今、余市町にとって一番必要な事項はリーダーシップであり、厳しい状況を乗り切るためには、他方面に渡る情報公開と住民の意見に耳を傾け、そして、町長が自己判断と自己責任において、政策を決めるしかないと考え、我が民友クラブの建議、並びに町政執行方針を基に、以下、質問致しますので、具体的にお答え下さい。


1,町長は町長職というのは、通常の会社であれば、どの役職に当たると考えておられるのか。
A・民間と同一には出来ないが、社長である。
2,管理職と一般職のバランスについてはどのように考えておられるのか。具体的数値を示して頂きたい。
A・255名中、71名の管理職、27.8%。
3,8級職とは職務的には何を行わなければならないのか。そして、なぜ故、議会答弁をしない8級職が多数いるのか。
A・事務文章の掌握。行政組織の中で配置。今後も適正配置。
4,町民参加による町民主体の町づくり”と述べておりますが、町民が参加出来るためには、正確な情報公開が必要ではないかと考えますが、情報の提供は十分であると考えておられるのか。
A・協同の街づくり。行政の透明性の確保。広報・ホームページ・情報公開条例の制定・町民会議・・・・・。情報の共有化が必要。不十分であり、一層進める。
5,第三セクター、並びに一部事務組合についての質疑については、明確に答弁をしていると考えておられるのか。
A・町長としての中の立場で説明責任。
6,第三セクター、一部事務組合についての質疑は、積極的に受けるつもりはあるのか。
A・記載もれ
7,「むずかしいことは易しく、易しい事は深く、深いことはより解りやすく」と、ここ数年来、この言葉を使っておられるが、保育所廃止、人事、各条例の提案、一部事務組合や第三セクター、さらには、あれだけ質疑をした10カ年計画においても、計画書にない事業が、1年目から変更されている現状があり、どこが、より解りやすい事となっているのか。
A・今後も分かりやすい説明。10カ年計画は地方自治法に依頼し・・・・基本の確立。内容の重視はするが、柔軟な見直しも必要。
8,地域振興に関しては、よいちブランド創造戦略とは、具体的に何をどうするのか。
A・産業クラスター、余市産品のブランド化。
9,近隣町村との連携とは具体的に何をどうするのか。
A・観光客のニーズがある。観光振興策の実施。体験観光による観光客の誘致。
10,行政の簡素化・効率化とは、具体的に何をするのか。
A・各種申請の押印の廃止。公用車の集中管理。
11,町長の意識改革をどう考えているのか。
A・常に自己決定、自己責任。
12,民間との役割分担を検討し、具体的に何に対し町民を参加させるのか。
A・民間と対等。協同の街づくり。民間委託等を考慮し今後検討。
13,農林水産物について、販路拡大との記載がありますが、どこに、どのような方式で販売するのか。
A・農協、改良普及所、漁協、観光協会、等々と協議。
14,観光事業については、多様化したニーズに応えるためにもIT技術の活用をする。とありますが、町ホームページすら更新出来ない現状で、町独自で具体的に何をしたいのか。
A・iセンターは民間と行政が一緒になって、実験事業に着手。
15,農道空港に関する事項が目を惹きますが、空港として機能させるためには、基本的に立ち入り禁止にしなければならない現状があり、どう憩いの場として機能されるのか。さらに、そうするとすれば、施設に続く道路はどのようにするつもりなのか。
A・緊急日以外は、発着はない。ゲートを開けて対応。
16,住み良い町では、ボランティァを求めるような表現が各所に記載されていますが、町内のどのような団体が、何名規模の人員で、どのような事をしたいと申し出をしているのか。
A・社協ボランティアセンターには17団体が登録。
17,エンゼルプランについては、港保育所廃止当時から、出されている言葉で、すでに2年を経過しておりますが、いつ完成させ、さらに、完成されたプランは即日実施出来るように完成されるものなのか。
A・15年度完成。実施可能なものから行う。
18,北後志母子通園センターの充実とは、具体的に何を充実されるのか。施設そのものなのか。人員配置なのか。さらに、充実という事項については、他の町村と協議済みで、他の町村も合意されており、他の町村の執行方針にも掲載されているものなのか。
A・措置制度が支援費制度になる事により、サービスが切られる事のないように。現在の体制で行い、職員研修等に努める。
19,環境対策として、町民会議の設置とありますが、具体的な設置目的と、町長は何を目指して町民会議の設置をさせるのか。そして、町長はどのような方向を考えておられるのか。
A・ゴミの減量化。知恵を出してもらう。ゴミに係わる経費の資料等を出し、具体的に方向性を出す。
20,余市環状道路整備促進期成会とともに、努めるとの記載がありますが、この期成会から退会している各団体が現実的に、あり、どのように町内をまとめようとされておられるのか。
A・過去の経過より一定の方向性が出されている。国の動向を捕らえ、事業促進に対する理解を求める。
21,冬季除雪に関して、14年度の除雪状況は、非常に悪く、これにともなうものかは解りませが、死亡交通事故や重篤事故が発生しておりました。さらに、13年度には比較にならないほどの多くの苦情が各議員の元によせられましたが、15年度除雪に関しては、どう考えておられるのか。
A・答弁、理解不能。
22,都市公園整備に関しては、いまだに、町内各所の公園の維持管理について、所管の明記が住宅都市課となっており、看板1枚すら書き換えられない状況で、どう管理されるのか。
A・書き換えられていないが、適正に管理されている。
23,パークゴルフ場は都市公園としての位置付けがどうして出来るのか。

A・都市公園法の2条、同法4条の公園施設してある。

24,黒川土地区画整備事業については、議決案件でもある事項に対し、町の補助金のみが、遅延しておりますが、この点に関し、具体的にどうされるつもりなのか。
A・今後を見据えて行う。
25,教育・スポーツの振興については、大谷町長就任依頼、地元にある公立高校・私立高校ともに、学級減となっており、このままでは、24000人の町に、高校が存在し得ない可能性に発展しております。具体的に何を持って、高校存続に当たるのか。
A・教育長の答弁 学校を支援してもらう。
26,町税については、時代背景もありますが、収納率については、悪化の一途をたどっており、特に、税外滞納については、一向に減る気配すらありません。具体的にどのような策で収納率向上に努められるのか。
A・一層の努力。
27,不足する財源を財政調整基金に求める考え方と、財政調整基金の残高はどれくらいが必要と考えておられるのか。
A・財源の余裕のある時に積み立てている。5〜10%くらい。
28,不足する財源を臨時対策債に求める考え方と、なぜ、今の事業をするのに、将来にツケをしなければならないのか。
A・記載漏れ
29,行政改革の具体的目標は何に定めるのか。
A・記載漏れ
30,税の不公平感について、どう解消するのか。
A・未納者には、電話、ハガキで対応。
31,入札制度においては、極めて高い落札率での入札が続く現状から、公正で透明性のある入札制度の実施が求められ、予定価格の事前公開をしないのか。
A・検討する。
32,本町としては多くの遊休地があり、特に本町中心部の有効活用については、総体的な活用が求められており具体的に何をされるのか。
A・具体的なものは無い。
33,遊休地については、遊休地農地も多数あり、この遊休地農地について、どのようにして遊休地農地を減らしていかれるのか。
A・農地として保存。
34,昨年来発生した大麻事件では、その問題が一向に解決しない中、本年も発生しており、余市町自身にとってもダメージとなっておりますが、それ以上に青少年に対し与えた影響においては、計り知れないものとなっており、イメージの回復について、具体的に何を実行されるのか。
A・教育長答弁
35,大谷町長就任以来、町民に与えた不安と、余市町そのもののイメージダウンについて、どう回復させるつもりなのか。
A・議会とは車の両輪でと思っている。提案権等、説明責任がある。常にこの姿勢を取って行きたい。リサイクルについては本質の有り方、契約の有り方を住民に説明。私の姿勢としては前向きに元気の出る町長。

 以上、質問致しましたので、抽象的ではない、明確な町長の考えをお答え下さい。


§再質問§
@5点目の質問では、明確に答弁しているのか?
A16点目の答弁は、14年度の事で、15年度はどういう団体が申して出ているのか?
B18点目の質問では、『他の町村の執行方針にも掲載されているのか?』と聞いており、この点に答弁が無い。
C24点目の『議決事項』に関してはどうなのか。
D26点目は『具体的事項』を聞いており、どうなのか。
E25点目と34点目は、なぜ、教育長が答弁をしたのか?通告では、町長にとしており、教育長には聞いておらず、町長の政策的事項もあるので、町長に聞いており、教育長に答弁されること自体が、
不誠実である。再度、町長の答弁を求めます。

町長答弁
@町長としての範囲の中で
Aボランティアはこれから申し出があると思う
B基本的に本町が主催をしており、載っているものと判断
C議決らは対処
D私共としては・・・・(具体的なものはなし)
E教育は100年の大計であり・・・・(理解不能)


§再々質問§
 母子センター(一回目18点目)については、『載っているものと判断』とはどういう事なのか。通告している事に答弁していない。『調べていない』というのであれば、そのように答弁してほしい。

町長答弁
 調べていません。


以 上

§代表質問を終わっての感想§
 代表質問は事前通告制度を取っています。余市町議会では、6会派があり、代表質問も6会派が行いました。
 私は、今回の通告に当たり、11日の正午に提出し、6会派の中では、一番初めに、さらに、原稿はフロッピーで渡しました。
 フロッピーで渡す利点は、手書きではないために、受け取った側が、再度、入力しなおす必要が無い。つまり、大幅に時間の節約が出来るとい事になります。
 提出時間が一番早く、さらに、出来るだけ時間節約が出来るように渡したものに対し、母子センターの事項では、通告したものに対し、一回目では“答弁をせず”、二回目では、“載っているものと判断”と想像で自己の都合の良いように答弁し、さらに、追求すると
“調べていません”とは、何をいわんや。という感想です。
 私が質問した事は、他の町村の事実を確認しただけで、けっして、内容的には難しい事でも、答弁が難しい訳でもないはずです。
 町長は、説明責任を強調していますが
、答弁と現実が違うとはどういう事でしょうか。
 これに加え、多くの問題は今回が初めてした質問ではなく、過去に何度も質問している事項でさえ、具体的事項を聞いているにもかかわらず、明確なものはありませんでした。
 税の未納に関しては、収めている人と滞納している人の不公平感をどう解消するのか。こういう時代だからこそ、ある面では厳しい姿勢が求められると私は思います。


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