平成14年11月13日
   ☆第31回北海道農業委員大会☆

 本年度の農業委員の全道大会が札幌市市民会館大ホールで行われました。

第31回北海道農業委員大会次第
 1 開  会
 2 農業委員憲章唱和
 3 主催者挨拶
 4 表  彰
 5 来賓挨拶
 6 議長団選出
 7 大会運営委員会報告
 8 情勢報告
 9 議  事
    議案第1号 意欲的な農業者が希望を持てる基本政策の確立に関する
           要望(案)
    議案第2号 農地流動化対策のあり方に関する要望(案)
    議案第3号 農業構造改革を推進する農業委員会組織のあり方に関す
           る要望(案)
    議案第4号 担い手確保・農地の有効利用等農政の確立に関する要望(案)
    議案第5号 「201農業委員会活動強化推進運動」の一層の推進に関 
           する申し合わせ(案)
    議案第6号 「全国農業新聞」の普及推進等情報活動の強化に関する
           申し合わせ(案)
    議案第7号 大会決議の実行運動計画(案)
10 大会宣言
11 万歳三唱
12 閉  会


↓会場の市民会館は、上から下まで満席です    会長挨拶↓
 

 年に一度の農業委員の大会が札幌で行われました。
 全道の農協委員は3165人がおり、今日の大会には約1700人が集まり、会場は満席でした。
 農協委員会の組織は、各市町村→14支庁単位→全道というようになっており、会長はそれぞれの段階で互選されます。ちなみに後志の会長は蘭越町の会長が兼任をしています。


農業委員憲章
一、農業委員は、
農業・農村・農業者の代表として、新基本法農政の推進に努め、国民の期待と信頼に応えます。
一、農業委員は、
食料の自給率向上のため、適正な農地行政に努め、優良農地の確保と効率利用を進めます。
一、農業委員は、
意欲ある担い手を育成確保し、望ましい農業構造を実現するため、農川地の利用集積と集団化に務めます。
一、農業委員は、
地域農業の持続的発展のため、認定農業者等の経営支援を強化し、農業・農村の振興に務めます。
一、農業委員は、
暮らしと経営に役立つ情報の収集・提供に努め、活力ある農業と農村社会をめざします。

 

 ↑来賓席                     来賓の北海道農政部長の挨拶↑

 来賓で挨拶をされた道農政部長は、『農業と観光が北海道の再生のガキである。』と挨拶をされました。また、今年は3年に一度の農業委員の改選時期だった事もあり、新人も多く、また、女性の農業委員の姿も多く見えました。

 と、いっても、現時点で女性の農業委員は、わずか69名しかおりません。この点についても、農政部長は『全道の農業従事者15万人のうち、半数は女性であり、農業委員も1/3は女性にしたい』と話しておりました。

 ↓余市農業委員会メンバー

 


↑ステージ全体 左側は主催者席  右側が来賓席

 ステージ上の主催者とは、各支庁の農業委員会の会長団であり、各議案の提案は、交替で朗読の上、提案をされ、提案後に質疑応答が出来ます。
 会場の中段2カ所にはマイクも用意され、活発な意見が出され、ある意味、議会の大会より盛り上がっていました。


 ↓永年勤続者の表彰              議長団選出↓
 
今回表彰された方で、最長の方は農業委員を36年間在任された方がおられました。また、表彰された方の中で最高齢の方は88歳の方でした。

 
↑議案の提案説明      会場には2カ所、質問用のマイクが設置されていました↑

 ↓他委員会の女性農業委員・女性の姿が多かったです。  万歳三唱の直前↓

 
 ただ、残念なことは、主食である米の議題が中心でした。主食という事は理解出来、議題も米中心にならざるを得ない。という事は理解出来ますが、余市町は果樹・ヤサイ中心の農業地帯でもある事から、もう少し、果樹の件も入れてほしかったと思っています。
 最後は、大会宣言を可決し、万歳三唱で終了しましたが、会場の熱気という意味では、議会の大会をはるかに、しのいでいる大会であったと感じました。


大会宣言
 農産物貿易ルールの新たな枠組みを決めるWTO農業交渉が進み、世界の食料・農業問題は極めて重要な時期を迎えている。一方、BSE発生とそれを契機とした食品の偽装表示や農薬汚染間題などを受け、食と豊に関する安全と安心の確立が強く求められている。
 こうした中にあって、国は「食と農の再生プラン」を発表し、裏地・経営・米など農業の構造改革に着手した。特に、農業委員会組織に深く関わる農地制度の見直しについては、規制緩和の観点からの株式会社の農業参入容認の考え方と相まって、農業者に不安と混乱をもたらした。
 この間、北海道の農業委員会組織は、地域農業の現状を踏まえ、農地流動化のあり方の検討を行い、その検討実績に立ってこの農地制度見直し問題の組織検討を実施し、農地法の基本に立った慎重な検討を要請して来た。また、米政策の見直しについても組織検討を進め、道内の関係機関・団体とともに米の主産地に視点を当てた米政策の実現を提案してきた。
 われわれは、本日、全道の農業委員が一堂に会した第31回北海道農業委員大会において、改めてこうした課題を確認し、基本政策の確立等に向けて意思の結集を図った。
 あわせて、国民の食と豊に対する不安を払拭し、食料の自鎗率の向上を可能とする農業生産の強化を図るために、われわれ農業委員会組織に対し「201農業委員会活動強化促進運動」のさらなる展開などを通じて、担い手の確保を基軸とする農業の構造改革を推し進めるよう求めている。
 そのため、われわれ農業委員会組織は、農業・農村の利益代表として、本大会の決議事項の実現に向けて鋭意努力し、全道の農業者の期待に応えることをここに誓う。


 以上、宣言する。
平成14年11月13日
                                   策31回北海道農業委員大会



 

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