参加報告 平成19年5月7日UP
  ☆公立高校学校配置計画地域別検討協議会☆


 少子化の影響により、各町村の小中学校が統廃合される中、高校統廃合の問題についても、具体的な動きが加速しています。

 統廃合の問題については、昨年から本格的な議論が進められ、昨年4月17日に、後志支庁でその説明が開催されました。
 様々な意見が寄せられ、余市町としては、その後、18年7月8日には余市町議会が主催した『地域の高校をかたる会』が開催されました。

 一連の動きの中で、余市町を含む、北後志では、各町村の教育長レベルで話し合いをした結果、『北後志には、どの高校という訳ではなく、一つは高校が必要である』という結論に達していました。

 
 少子化は北後志だけの問題では無く、北海道全体の問題です。

 北海道における中学卒業者数は、昭和63年の92222人がピークで、以後、減少が続き、平成18年では53778人、そして、平成27年には46162人と30年で半減するという現状があります。

たまたま支庁に到着したとき、町長と教育長も到着しました。無論、別行動です。
 
  
支庁の2階で開催されました。支庁の会議では柱に看板がかかるんですねぇ〜

 その中で、北海道としては、特色ある高校作り。という事で、“総合学科”“単位制”“中高一貫”そして、専門職を育てる“フィールド制”等の導入を進めています。
 また、基準高校の生徒数を40名×4クラス以上〜8クラス以下の3学年とする考えを示しています。

 近年の傾向として、人口変動としては札幌一局集中で、いわゆる田舎は人口も減り、人口が減ると、当然、生徒・学生数も減り、従来型の地方高校では定員を満たしている高校は、ほとんどない状態となっています。

 19年度の生徒数は、小樽を含めた後志では、普通科・職業科を合わせて47クラス(1学年)で、定数を割っている高校は15校のうち10校あり、定数に対しての不足数は195名となっています。
 19年度の中学校卒業者数は2150名ですが、平成26年には1812名と338名が減少する見込みで、これに対して、北海道教育委員会では、7年間で7〜10クラスの削減を検討しています。


 さて、今日の検討協議会は、昨年に続いて開催されたものですが、後志管内の町村長と教育長、中学校代表と中学校PTAの代表(つまり、各町村4名づつ)、さらには、管内の私立高校を含めた高校の学校長が出席して行われました。

 最初に教育局から今までの流れと、これからの方針が説明された後、質疑応答がされました。
 質疑応答としては、あまり活発ではありませんでしたが、北後志の関係者の発言が多かったです。
写真撮影は会議が始まってからは許可とならなかったので、会議の前に・・
 
             
余市町の後ろには仁木町と北後志の町村が続いていました。
 これは、基準とするクラス数が、4クラスという事で、北後志の余市・仁木・古平の各高校は、一番多いのが仁木で2クラスという現状があり、では、北後志の中学校卒業者数がそれだけなのか?といえば、18年度の入学では242名となっています。
 ですが、この内、140名あまりが、私立を含めた小樽方面の高校に通っている。というのが実態となっています。

 札幌圏に近いという距離的な背景があり、このような状況となり、さらには、交通機関の問題等で“通えない”という生徒も現実的におり、現時点の要望として、北後志の各町村の教育長の合議としては『北後志に一校は残してほしい』という事になります。

支庁の二階には広域連合の看板が・・・余市町は参加していません。
 
左の写真は昨年4月17日に開催された時のものです。昨年のはUPしませんでした。
 さてさて、今日の協議会は、前掲のように、決まった人のみの参加でしたが、傍聴も認められており、事前申込でしたが、私も申込をして傍聴しました。
 当初、傍聴者は質問が出来なかったのですが、質疑応答の時間が余った事もあり、傍聴者からの質問も認められました。そして、私も質問をさせてもらいましたが、余市町からの傍聴者は、他にはおりませんでした。

 少子化と地域の教育、そして、学校という地域のかかわりあいの問題と、非常に難しい問題であると考えています。


 
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