参加報告 平成18年11月23日
       ☆産業建設常任委員会現地視察U☆

 今年は降雪が遅かったのですが、11月も下旬に入り、雪も降り始め、いよいよ本格的な冬を迎えました。
 
    
上の2枚の写真だけ11月23日の朝撮影。後は11月21日の撮影です
           
今年は雪が少ないように祈りたいですね
 ちよっと、時間が経過しまたしが、11月21日・火曜日、余市町議会産業建設常任委員会の現地視察が行われました。

 余市町の議会は3ツの委員会がありますが、所管事項としては産業建設常任委員会が一番多く、さらに、現地に出ての現地調査もたくさんあります。

 さて、現地調査といっても、なかなか出る機会も少ないことから、出る時には、たくさんの事項をやらなければならない。ということで、今回の産業建設常任委員会の視察としては、町道認定(潮見町・土地区画整理事業内)、下水道、黒川ポンプ場、農村公園、パークゴルフ場と駆け足で回ることになりました。

町道認定について
 道路には、国道・道道・町道・私道という種類がありますが、道路は作られてから、認定をしなければ“道路”ということになりません。
 
            場
所は島泊漁港に通じる個所です
 また、国道・道道が格下げとなって、町道にある場合、さらには、私道が格上げとなって、町道になる場合、さらには、新たに建設される場合もあります。
 この道路認定は、議会に付託されて、現地視察の上、『ここは道路です』という認定を受けなければ、除雪や維持管理(穴が空いた場合の補修等)が出来ないこととなります。
 
 
バリケードの向こうにフェンスが・・・この先は通行止めであり、管理は国です
 今回の町道認定は、潮見町の道路は、新ワッカケトンネルが出来た関係で、国道→町道となるための認定です。
島泊漁港に至る道の上を見れば・・・正直、危ない個所です
 
 この国道は、ロウソク岩を見学するには絶好のポイントがあったのですが、豊浜トンネル崩落事故に以来、安全上の問題があり、フエンスの向こうは通行止めとなっています。


下水道工事について
 現在、余市町では、下水道工事が進んでおり、認可地域の工事としてもかなり進んでいます。
 ですが、港町地域では、地盤と地下の状況の関係で、工事が難しく、さらに、冬期間の雪捨て場の関係もあって、一部、春明けに行うこととなりました。
 この事業ついては、いわゆるゼロ国債で対応する事となり、工事としては、今回の下水道工事と黒川地区管渠工事も行われます。
 
   
この道路の先が冬期間、雪捨場になるため、安全のために来春から工事です
 黒川地区管渠工事場所は、にれの木通り(ホーマック・生協の通り)から、黒川中通り2号線に至る595メートルです。
 この場所は、土地的に低い地帯という事もあり、雨がふっても、なかなか排水されないという状況がありました。

濃紺の実践はすでに工事終了している個所で、赤字が今回、工事が始まる場所です
 これを最初に質問したのは、共産党の熊倉議員であり、質問を受けた町長も、現地を個人的に視察して、担当課に指示したそうです。これが整備されると、雪解け水や雨水が速やかに排水される事になると思います。


余市川排水ポンプ場
 余市町としては、歴代町長が取り組んで来た継続事業として、余市川の底水位対策がありました。
   
大川橋上からポンプ場を見る
 
          
建物的には管理室・自家発電室・ポンプ室に別れているそうです
 町長が変わろうとも、一貫して来た政策で、ことある事に国・道に対して、その対策の申し入れをしていて、平成15年度に導入が決定されました。
ポンプ室の後ろに、ゲートが二つありますが・・・
 
旧登川河口。昔は暴れ川だったようで、今は大浜中から海に切り替えが行われて、以後、氾濫するような事はないようですが・・・
入っています。 実質的な工事は16年度からは始まり、余市川の浚渫(しゅんせつ・川底の泥を取り除く)と堤防護岸工事、黒川町側に位置する旧登川・余市橋・田川橋にそれぞれ排水機(排水ポンプ)の設置、そして、平成19年からは、美園川・山田川にも、排水機が設置される予定です。
土木現業所の職員から説明を受けています
 
       
松原議員と・・・カメラ目線をしていないで、説明を聞かないと(??)
 この事業は北海道が発注している関係から、余市町議会としては、工事に関して直接的に質疑は出来ませんが、今回の視察に合わせて、北海道土木現業所余市出張所さんにお願いをして、外枠がおおむね完成した旧登川の排水機場の概要説明を受けました。
上野町長、佐藤一夫委員長も真剣に説明を聞いてます・・
 

町のマイクロバスで移動中、庁舎をシヨット。出来た当時は新しかったのですが・・・ちなみに、ストーブの季節ですが、暖房系統としては3階は別回路となっていて、いゃ〜、寒いのなんの!!委員会当日も暖房は入らなく、シャツを2枚くらい多く着込んで委員会に臨んでいます〜

 ちなみに、黒川排水機場は毎秒9トン、旧登川排水機場は毎秒6トンの排出能力があるそうです。その他の余市橋・美園川・山田川には、ゲート付きポンプです。それぞれの場所には、ポンプが各2台設置され、一台が壊れても稼働出来るように計画されています。


町道認定について
 今回の現地視察は移動の関係で、飛び飛びに、各所を回っていましたぁ〜
 土地区画整備事業に伴う、新設された道路の認定です。

 町道には、すべてに路線名がついており、土地区画整備事業地内の道路は、“まほろばの郷団地○号線”というようになっています。
 
 さて、この土地区画整備事業は阿部町政時代に計画され、当時の議会でも様々な議論を呼び可決され、現在に至っており、決算・予算委員会等で必ず、なんらかの質問が議員側から出されます。
 私は、この事業が余市町議会で可決された当時、議員ではありませんでしたので、当時の事は詳しく分かりませんが、共産党余市議員団の発言として『採択には反対したが、この計画が失敗して良いという態度は取らない』という発言を繰り返し、黒川中通り2号線の道道昇格問題や、大浜中地区への列車停車場の質問が、常に、共産党の熊倉議員から出されていますし、また、私も過去に、大浜中列車停車場の質問をした事があります。
 高速道路の着工も決まり、交通の流れも将来的に変わるでしょうし、また、ある意味、この事業が全体として成功するのかどうか?つま、この事業によって、人口が増えるのかどうか?という事が、余市町の将来を決める事になるのではないかと考えています。
 
 今回の視察とは関係ありませんが、この事業は、前掲の通り、3代前の阿部省吾町長が“田園小都市構想”を発表し、それに基づき、実行されたものと聞いております。阿部元町長は数年前より入院加療中だったと聞いておりましたが、11月22日、お亡くなりになられました。
 政治家の評価とは、その時は、常に批判されるものですが、50年・100年まではいかなくとも、未来において、どう評価されるのかはわかりません。
 ただタネを撒かなければ、花も咲かないし、実もつきません。少なくとも、阿部町長はタネは撒きました。今は、それに水と肥料を与えている時期ではないでしょうか。なんとしても、花も咲かせ、実を取りたいものです。
 ご冥福をお祈り致します。

 尚、道路認定については、産業建設常任委員会としては、全会一致で可決しております。正式には次回の本会議において、本会議採決が行われ、始めて正式な町道となります。


市民農園・農村公園整備
 登町新生地区に、以前、町の大型ゴミ捨て場がありました。この上に、新たに土盛りをして造成されました。
 
                          
トイレと管理棟
 北海道の事業の一つで、農業土木関係の中山間地域総合整備事業の一つとして、実施されました。
 北海道の事業という事で、余市町の持ち出し分としは、事業費にたいする割合として、16年度から設計に入り、本年、工事は終了しました。
 
       
休憩所                  あずまや
1,農村公園
 面積・1ヘクタール 
  管理棟、トイレ、四阿(あずまや)各1 駐車場11台 他

2,市民農園
 面接・2ヘクタール
   貸し農園・100m2タイプ40区画  70m2タイプ56区画
  共同作業休憩場、水飲み場12カ所  駐車場75台
地域の方々と11月上旬に植樹がされたそうです。春は桜、秋は紅葉です
 
 来年度から申し込みの受付がされます。


あゆ場公園、パークゴルフ場
 来年からプレーが可能となる、あゆ場公園パークゴルフ場に関しては、余市町としては、町の町営では無く、指定管理者制度により“委託”する事の考えから、この指定管理者制度に関する条例を新たに作り、その審議を産業建設常任委員会に付託していました。
 
コースの真ん中くらいに第二トイレがあります    野外時計も設置されました
 この他、駅前にある町営駐車所(第一・第二とも)も指定管理者制度に改編する条例提案をしており、同じく、産業建設常任委員会に付託されていました。

 どちらの条例も、何度も委員会を開催し、質疑をしました。採決結果としては、委員会では全会一致で可決し、委員会は通過しました。
   
自転車置き場              野外の視察は冬まかないです
 
利用料金については、
  一般(高校生以上)一人一日につき500円
  中学生以下 一人一日につき200円
  回数券 一般・12枚つづり5000円 発行シーズン中有効
      中学生以下・12枚つづり2000円 発行シーズン中有効
  団体(20名以上) 一般 一人一日につき400円
            中学生以下 一人一日につき160円
  用具代 クラブ1本ボール1個  300円
という事になりました。
                
看板は、オープン時には新しくなりますのご安心を!
 
順番を決めるくじ棒。夜間にそのままにしておくと・・・無くなるそうです・・

 さて、この事業に関しては、前町長が『役場職員の暇な時に工事をする』という発想で、当初計画では7年間で完成予定でした。
 ところが上野町長はこの事業を全面的に見直して、全体を“公園”として、その一部をパークゴルフ場とするように計画全体の見直し、北海道の補助事業対象となり、早期完成の運びとなりました。
 補助事業という事で、各種の制約があります。一般的には、この設備に付属して、食堂も売店も・・・・という考えになると思いますが、補助事業という事で、これが出来ません。つまり、利益を上げることは閥×です。ただし、売り上げで経費をまかなう事はOKという事で、つまり、プラスマイナス“0”という事は認められます。
 
                       
スタート台に立つ近藤議員
 つまり、役場側が直接行えば、最低限の事しか行う事が出来ない。これを、ある面では回避するために、指定管理者制度が導入される事になりました。

 委員会では、全会一致で可決されている事から、本会議でも、成立するでしょう。(次回本会議の開催は12月中旬の第4回定例会の見込みです)そして、成立した後、公募がされるでしょうから、町内の方で、各種団体・企業を問わず、応募してもらいたいものです。
あずまやも完成しました〜 計画時の建物はほぼ、出来上がりました。
 
                      
視察終わり〜、後は帰りましょう!!

はぁ〜、相変わらず、長かったです。おしまい!


他の参加報告を見る