参加報告 平成17年9月30日UP
    
☆産業建設常任委員会調査視察☆

 後期の常任委員会編成が終わり、各常任委員会も初委員会が開催されています。
 産業建設常任委員会でも第一回目の委員会が9月26日・月曜日に開催され、第一回目委員会調査項目として、季節的なものがある事から、作況調査と、また、各水道施設の現地視察がありました。

 
  園主から説明を受ける

 今年の作況としては、米・ヤサイ関係は生育状況は平年並。作況としても良いのですが、価格という面では、あまり良く無いようです。でも、豊作は農家にとっては一番の歓びですね。


1・作況状況調査
 果実関係は、昨年の台風で影響と今年の大雪の関係で、生育状況としては、1週間から10日程度、遅れているものもあります。
 また、全体量としては、少ない種類もありますが、おおむね、順調に生育していますし、少ない品種のものは、価格も例年より高いようです。
 ただ、台風と大雪の影響については、終わってみなければ分からないのが現状です。

 今期の産業建設常任委員会のメンバーです

委員長 佐藤一夫 
 今期で3期目で初めての委員長です。様々な面で日頃から地域を回っている議員です。
 
                      栄町でミニトマトハウスの視察
熊倉義城 
 余市町議会議員の中の重鎮議員の一人。過去の質疑もしっかり覚えて質問を繰り返す。質問のキレ味は鋭いものがあり、年齢を感じさせないものがあります。
 
                       登町でリンゴの視察
佐々木正江
 常に生活者の視点で質問をくり返す点、また、他の議員質問もしっかり押さえて、矛盾点を付く所はさすがと感服します。
 
  登町にあるこの農園からの見る風景は、余市の景観のベスト10に入ると思います

近藤徹哉
 ごぞんじ“みどりや”社長。議員の他に観光協会会長等の多くの公職をこなし、地域活性化の質問を中心に展開しています。
 
                      今年のワインブドウの出来は最高です

藤野博三
 三盛住設社長でサッシの取り付けはおまかせ!競技水泳の指導者で、議会ではスポーツ関係を中心に質問を展開中。理事者側に対して迫る姿勢は、1期生議員の中ではピカイチです。
 
                       昔ながらの米の乾燥をしています

松原友香
 余市町議会の中で女性議員では二番目の当選でしたが、現在の女性議員の地位を築いて来ました。町内の婦人団体の役員もこなし、行動的な女性です。ですが、今日の現地視察は通院のために、残念ながら欠席でした。写真は昨年の交通安全でのものです。
 
                     米は豊作なんですが・・・価格が・・ねぇ

最後に、私、吉田ひろかず
 産業建設常任委員会副委員長です。この委員会の副委員長職は、1期目の後期に預からせて頂き、今回で2回目です。ちなみに、太陽の正面にいたために、まぶしくて、みんなシブイ顔をしています。
 

余市町町長・上野盛
 今日の委員委視察には町長も同行しました。難しい議員の質問も難無く答弁する所は、関心してしまいます。自らの考えをしっかり持っている所がズゴイです。ちなみにシャッターを押すタイミングが悪かったです〜。
 


2・水道施設
 さて、余市町の水道施設は、会計的には企業会計と特別会計の二つに別れています。
 これは、水工場である浄水場の地域で区切られていて、朝日町にある浄水場と豊丘町にある浄水場から給水されている区域が企業会計となっています。
この二つの浄水場から送られている水道は地下の水道管で連結されています。

 会計的な違いですが、企業会計は独立採算性を取っています。もう一つの特別会計は、給水地域の人口が少ない事から、投資した金額を水道料金として回収出来ない地域であって、地域的には、栄町・登・豊浜とあります。
 またこれらの地域は、朝日・豊丘の浄水場からの距離が遠すぎる事から、別に浄水施設を作らなければならない。という事情もあります。

 ですが、水道料金としては同じであって、また、全ての水道の水質は、朝日浄水場で管理をしています。

栄地区浄水場(栄町)
 もっとも最近オープンした施設で、水脈は地下水脈を使用しています。
 

東部浄水場(登町)
 この浄水場も水は地下水脈から取っています。非常に良質な水で、以前は塩素殺菌のみで飲めましたが、クリプトスポリジュウムの関係で膜ろ過(まくろ)化システムによって濾過されます。
 
円柱のものが濾過器です。こんなもので濾過が出来るのか?と感じますが、技術の進歩はスゴイですねぇ。ちなみに、この円柱の中に、左写真のようなものが入っていて、水が濾過されます。


余市川水系取水場(あゆ場)
 この工事については、私の以前のホームページの特集で掲載していますので、そちらを見て下さい。
 ちなみに、昨年の台風で、この取水場は二日間程、停電をしたそうです。という事で、この取水場の自家発電装置が可動した事によって、給水には影響がありませんでした。
 

取水場は水害対策のために二階にあります
 
                      取水場で町長とパチリ〜

朝日浄水場(朝日町)
 新型の浄水場を除き、今ある浄水場の多くは、急速濾過方式を取っていますが、朝日浄水場は、ハーデンジ式濾過方式を採用しました。
 この濾過方式は、良質な水の場合に有効で、昔は余市川の水質も良好であった事により、採用したのですが、近年は、水質、そして水量ともに、悪化と減少傾向にあります。
 
 浄水場の更新進度としては、40年程度が一般的なようですが、この朝日浄水場はすでに50年を経過しています。
 濾過池としても、2台あるうちの1台は、写真の通りに走行不良となっていて、また、ポンプも鋳物?なんでしょうかねぇ。さらに、さらに、停電の場合の自家発電装置も年期を感じます。
 機械関係も、すでに部品も無いでしょうし、また、建物そのものも木造という事で、正直、昨年の台風で、「よく持ちこたえたなぁ」と感じました。
 
         ポンプ本体         停電用の自家発電発動機
 今日、視察した浄水場は、すべてコンピューター制御をして、自動運転がされ、また、水質に関しても逐次、電話回線を使い、朝日浄水場に送られています。
 つまり、朝日浄水場が壊れたら、余市の水道は全て“使用不能”になってしまいます。

 上野町長は、過去の議会の中で『浄水場の更新は、断固として行う』という答弁をしていましたが、実感として、新しくしないと、持たないなぁ。というのは、率直に感じました。

 水質検査の最期の砦?金魚ちゃんです。でも、ずいぶんと大きな金魚でいつからいるんでしょうかねぇ?
 
浄水場の天井は・・木造です。 
   
 ちなみに、浄水場が停止した場合、タンクに保管してある水量としては半日分しかありません。
 ただ、更新しなければならない事ですが、これには、資金がかかります。30億円とも50億円ともいわれており、さらに、国の財政見直しによって、補助についてもあるのか、無いのかも分かりません。
 どちらにせよ、議員としては難しい判断を迫られる事だけは確かなようです。

 
3・あゆ場公園パークゴルフ場
 今日の視察は、移動の関係から、西側地区には行きませんでした。そして、出来るだけ移動しないように視察場所の選定をしていました。

           この位置に監理棟が出来ます。   
 
 そして、委員会の所管としては、あゆ場公園パークゴルフ場も入っており、たまたま、余市川水系取水場の隣という事で合わせて視察をしました。

 
 グリーンは貼り芝ですが、その他の所は散芝で、芝が根付く前に雨が降れば、芝が流れてしまいますが、ある程度、貼りつきました。
 見た目はすぐにでもパークゴルフが出来るように見えます。
 一冬越せば、ある程度、芝は根付くでしょうし、また、来年度、管理施設等が建設され、来年の今頃は、試験的に“ためし打ち”が出来るようです。
 ですが、完全に芝が根付くまで待たなければならない。という事で、オープンは、19年5月の見込みのようです。



毎度の事ですが、大変、長くなりました。ちなみに、これからの産業建設常任委員会では最優先で取り組んでいかなければならない問題は、やはり浄水場の更新という事で町外の各地水道施設の視察に出向く予定です。


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