独り言・6月3日
       会派『民友クラブ』に所属します


 5月30日開催の第5回臨時会で、吉田豊議員と安宅議員が2名で新会派『民友クラブ』を結成して届けを出した。(代表は吉田豊議員です。)

 前所属の町政クラブに対しては2月末付けをもって、退会届けを出して、退会までに1ケ月を要し、結局は自分も含め3名が町政クラブから退会した。
 退会届けを出したのは、あくまでも自分個人の考えであり、だれに相談した訳でもなく、まさか、先輩議員2名が同時に退会する事になろうとはまったく想像もしていなかった。

 町政クラブ退会については、3月上旬の時点で後志タイムスに掲載され、世間一般に知られることになったが、自分としては、新会派を作る目的で退会した訳でも無く、あくまでも自由な立場で発言すべきと考えただけであった。最初から新会派を結成するのが目的であれば、退会直後に新会派の届けを出せたし、そうしたであろう。
 
 余市町議会としては、会派運営をしている。会派の条件としては2名以上の所属であり、1名では会派は名乗れないルールとなっている。
 他の町村では1名でも会派届けを認めている場合があるが、二人だったのが1名が途中で欠けた(これは、病気等で)のであれば、致し方ないが、最初から一人で会派は有り得ない。

 さて、自分も一人となり、確かに立場的には自由になったが、困った問題も発生してきた。これは、人事等、また、事前情報が入らないという点である。

 まず、人事とは、各種委員の推薦であり、7月で任期が切れる議員枠の農業委員(自分の現農業委員は公選枠であり、議会推薦は無関係。次期農業委員にも公選枠で出馬予定)と、新規の北後志広域ゴミ議会の議員枠であり、6月定例会において議員推薦枠が決定される。

 議会からの各委員会の推薦は、正副議長が入る場合や常設委員会の委員長・副委員長が入る場合の他は、おおむね、会派の話し合いで決めることが多い。
 この場合、会派に所属していない議員は、最初から権利は無い。ということになるし、無論、常設委員会の正副委員長ポストも会派割りで決める。

 自分としては、何も委員をやりたい訳ではないが、所属していなければ、発言権そのものが無い事になる。同じ会派に委員会の所属議員がいれば、その委員会で質問を依頼する事も出来るのであるが・・・・・。

 次の問題は、情報の入手である。議会では、議会の前に、かならず議会運営委員会や会派代表者会議が開かれ、主要な事項は、これらの会議で周知がされる。
 無会派議員には、これら会議の案内は来るが、これもまた、会派に所属していなければ発言権そのものが無いし、まして一人なのだから代理がきかない。総ての委員会に出席する事は、物理的に不可能である。



 さて、会派退会を表明して、マル3ケ月が過ぎたが、その間、既存会派からは、どこからもお誘いの声が掛からなかった。
 『お前、そんなにエライのか?』と言われれば、返す言葉が無い。もっとも、自分のようにトゲのある性格じゃぁ、だれも相手にしてくれないのも事実だと思っている。
 しかしながら、今回、民友クラブからは唯一、『一緒にやらないか?』と声が掛かって来た。

 町政クラブを退会して、自分の行動に対しての町の反応は様々で有る。ある程度、内情を知っている方からは『良く、抜けたね。』とほめられているのか、あきれられているのかが分からないが、好意的に受けてくれた人。
 また、反対に『なんで抜けたんだ』と敵意を持たれた人。そして、それ以上に、自分としては驚いた事項があった。

 『次の選挙、出るのかい?』と聞かれた事であった。『次は(選挙に)出ないつもりだから、会派を抜けたと思ったんだ。』と言われたのであった。
 すぐに、「いゃ〜ぁ、そういう理由で抜けた訳ではないですょ。次も(選挙に)出ます。」と返事をしたのであった。
 自分が考えている以上に、見守ってくれている方がいる。そして、その方々に対し、心痛を掛けているとするならば、立場を明確にする必要もまた、議員としての努めであろうとも思う。


 今回、民友クラブの旗揚げに、なぜ最初から参加をしなかったのか?といえば、自分が町政クラブに退会届けを出した事が引き金になり、他の2議員も退会となったのは事実。良くても悪くても、混乱を招いた原因を作ったのは自分であり、最初から旗揚げに加わるのは、自分自身で良くないと思っていた。


 何事においても経験がものをいうが、議会の場合は特にそうである。今の余市町議会は、混乱をしているといわれているが、これは本当であろうか。
 理事者は、確かに答弁調整を繰り返し(もっとも、最近はかなり減ったが)ているが、議員側から“動議”を出した事は、今期の議会ではない。

    動議
  議会では、開会冒頭に議長から『本日の案件は・・・』と議題名と審議する順番
が報告されます。そして、その通りに審議を進めて行きます。(委員会も同様です)
  この途中で、“動議”つまり、議題が動くという事で“動議”が発せられます。
  動議で多いのは進行又は手続きに関してで、国会でよくありますが“質疑打ち
切り動議”です。この動議が出され、動議が成立(賛成が過半数を越える)すると、
質疑が打ち切られる。質疑か終わると自動的に採決に入ります。採決が終われ
ば一件落着。となります。
 もう一つとしては、議員側から、特に案件として追加してほしい。審議をしてほし
い。という事で動議も出されます。
  どちらの動議でも、動議が出された場合、議長は最優先でこの動議に対する処
理をします。つまり、動議で出された案件を議題として取り扱うのか。という事です。
  具体的には、この動議を議案として取り扱うか?に対して、イエス・ノーの採決が
行われ、イエスであれば、その通りに取り進めます。
  どちらにせよ、どんな動議を提出する場合でも、過半数が無ければ、動議は成
立しないという事になります。



 聞き及ぶ所では、過去に余市町議会でも数多くの動議が出され、主導権争いが行われていたようだが、今は無い。

 どういった時に動議がだされるのか等々、一期目ということで未だ分からない事がたくさんあるのが実状である。
 何かあったときに鋭く反応出来るのが、やはり、出来る議員であろうし、そうなるのが、議員の努めではないのか。

 そんな様々な事があり、今回、再び会派所属議員となる事を決めました。
 所属会派は、唯一、お誘いがあった民友クラブ。6月3日付けを持って、所属します。
 でも、これも苦しいイイワケだろうなぁ。

他の独り言を見る