8月12日
 陸上競技場3種から4種へ

  たまたまであるが、わが家の向かいにある、余市陸上競技場。8月6日開催の産業建設常任委員会で、口頭で次のような報告があった。

  『陸上競技場は5年毎に施設の見直しがされる事になっており、先般その見直しがされ、日本陸上競技連盟から『円盤・ハンマー投げ競技は現在行われていないようであり、今後の施設使用の見込みから、3種から4種に変更をした方が良いのではないか?』との助言を頂き、協議の結果、3種競技場からから4種競技場に格下げを行いたい。』との報告が担当課長よりあった。
  この指摘された理由は、各種ルール改正というより、備品の設置要綱が変わった事によるものである。

  現在、国内における公認される陸上競技場は、1種から5種まであるが、どの競技場が1種になるのか?といえば、おおむね、以下の通りである。
1種 札幌厚別公園(北海道では1種はここだけです)
2種 札幌市円山 釧路市民 帯広の森
3種 岩内 小樽市手宮公園 栗山総合グランド 道立野幌総合運動公園
4種 北海道大学

  現在の規定では、1種競技場はおおむね、各都道府県に1ケ所しかなく、2種になると、数箇所となり、大半が3〜4種という事になるようである。

 
風速計・ただ今、南風12メートル

 各種の違いは何か?という事であるが、これは、設備の備品の数量の違いである。

          1種  2種  3種  4種  5種
ストップウォッチ1/100デジタル 定価・一個3万3000円
         36個 26個 18個 12個 10個
デジタル風速計 定価・1台66万円
          3台  3台  2台  0   0
写真判定装置 定価・一式890万円
          1式  1式   0   0   0
砲丸4キロ  定価・1個8千200円
         12個  8個   4個  2個  0
やり・800グラム 定価・1本4万9000円
         12本  8本   4本  2本  0

  これらは一例であるが、新3種競技場規定では、現在利用されていない競技の用具も揃えなければならず、その用具がそろえないという事であり、今回、3種から4種に認定変えをする事にしたのである。
  今回、認定変えになって、現在の施設から無くなるものは、円盤・ハンマー投げであり、今ある防護金網は撤去される事となる。


 
全6コース・全幅7.5メートル・一周400メートル
 @走り幅跳び・三段跳び   A幅飛び用砂場(両側2ケ所)
 B走り高跳び(両側2ケ所)  C砲丸用サークル
 Dハンマー・円盤用サークルと防護ネット(今回、撤去)
 E棒高跳び(両側に支柱台あり)  F障害物水郷

   
※幅跳び・高跳び・棒高跳びは風向きで、両方で出来るように設計
されています。

  さて、公認の問題もあるが、現在の陸上競技場は、東中学の陸上大会、町教育委員会主催の記録会等、町内の大会のみが使用しているのが現状である。それも、年に数回というのが現状である。
  この陸上競技場は作られて25年も経過をしているが、これは、だれもが思っている事であろうが、『なぜ、6コースしかないのか?』『なぜ、ほとんど使われないのか?』という事である。
 

  自分は、この委員会の時に、町長に質問をした。
「陸連の指摘と備品が揃えれないのであれば、4種変更はやもうえないと思うが、町長の選挙公約(平成11年8月、余市町選挙管理委員会発行)に、こう書いてあります。教育とスポーツの振興の箇所に『若者が集まる、各種スポーツ施設の充実と各種大会の開催(社会人、大学の合宿誘致)』とあるが、今回、4種になる事と各種大会の開催はイコールではないが、この公約はどう考えているのか?」
  これに対し町長は
『先日も全日本ジュニアサマージャンプ大会(中学・小学生対象)が開催され、全国から子ども達が70名程集まったし、今後も、合宿の誘致等を考えて行きたい。』との答弁であった。

  マァ、町長らしい答弁というか、自分としては、陸上競技場の事を聞いているのに、ジャンプの事を言っているが、これ以上の追求はしてもしょうがないと思い、質問は続けなかったが・・・・
 
  まず、余市のジャンプ台は、スモールヒル(50メートル級)で、対象者が中学生以下の大会だから、開催出来た。つまり、社会人の大会は開けないという事。
  次に、夏場にサマージャンプが出来るのは、その設備があるから出来るのであって、設備が無ければ、大会は開催出来ない。

 
 
    走り幅跳び
  今回の陸上競技場は、3種から4種になって、出来なくなるのは、前掲のように、円盤・ハンマー投げの投擲種目だけであり、それを除けば今までも特別変わる事はない。
  しかし、今の施設では、どう考えても、町内の大会は別して、全後志の大会ですら、開催は不可能であると思っている。
 
  これは、この余市町に住んでいる者は、だれも同じ考えではないのか?最低でも、8コースにしなければ、大会も、また、合宿の誘致も出来ないのではないか?
  駐車場も無ければ、いまだにトイレもくみ取り式。また、町長の公約にあった“スポーツ施設の充実”はどうなるのか?
 
 駐車禁止の看板が、駐車場が無いために、フェンスの向こうには路上駐車の列

  上を見ればキリは無いが、どう考えても無理な事を『出来ます。やります。』と言う事そのものが、無理があるのでないか。
  “夢のある21世紀の町づくり”が町長のお題目とするならば、自分だけが見る夢ではなく、町民全員が見れる夢であって、さらに、現実的な夢であってほしいものである。

※今回の写真は8月3日、余市町教育委員会主催の少年少女陸上大会の模様を撮影しました。夏休み期間中の開催ということで参加者は例年より少なかったようです。

                          

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