独り言  平成23年12月10日UP
     ☆JR在来線と北海道新幹線同意☆

 連日新聞紙上を賑わしている北海道新幹線。自分のHPに『何か出てないのかなぁ?』という事だと推測していますが、アクセス数も多くなっています。
 さらには、正直、「なんでこんな報道になるの?」というのがありまにも多すぎて・・・

 ネット議員を自認している訳ではありませんが、また、アクセス数=発信を求める声。というのであれば、何か発信しなければならない。という訳で、非常に微妙な時期ですが、誰かが公式に発信しなければ議論にならない。という面もあるでしようから、批判も覚悟して、UPしたいと思います。
 

 まず、本日の午前にネットで掲載された、某新聞社の記事について「えぇ〜?そうなの?」とビックリしました。

 記事の題と内容は、『余市町が在来線の経営分離同意へ』との見出しで『『20日までに北海道に回答したい』と嶋町長は語った。』との内容であり、すぐに役場に電話をして「これは事実なのか?」と聞いてみました。

 『町政懇談会の後、報道が来ていたので町長は取材を受けていたが、「同意した」とも「20日までに回答をする」とも町長はコメントをしていない』との事でした。

 つまり、新聞記事としては、記者の受け取り方の問題であって、『同意』を明言した訳でもありません。
 新聞の勇み足・・・なのかはわかりませんが、とにかく、現時点では、何も決めていないというか、しいて言えば、町長は11月30日に『現時点では同意出来ない』というのが生きていると考えています。


 さて、11月29日の議員協議会から、この問題が浮上してきましたが、議員協議会での議員の意見としては、14名の出席議員の中で8名が『新幹線より在来線』との意見であり、『在来線より新幹線』または『在来線だが、やもうえないのではないか』との意見は発言されなかったのは事実のようです。

 ですが、その後の町政懇談会(町内を4ブロックに分けて開催。出席の方は、町内の各区会の区会長クラス)では、『やもうえないのではないか』という意見、また『新幹線』という意見もあったという事です。

 さらに、本日(9日)、町内の経済団体から『新幹線促進』の要望書が余市町と余市町議会に提出されたようで、決して、『在来線』という声だけではない。という事になってきました。


 さて、多くの方が誤解されているようですが、今回、求められたいる事というか、新幹線を通す場合は、在来線が廃止される。という前提になっている事です。つまり、『新幹線通して在来線も残す』という事にはならない。という事です。

 ちなみに、在来線が廃止されるのは、新幹線が開通してから。という事で、まぁ、建設が始まったとしても、多少は前後するでしょうが、最低でも15年はかかるでしょううから、15年後に廃止という事です。

 もう一つは、タイムリミットが目前である。という事です。
 自分としても「なんで今の時期に急に。というか、新幹線の話が急に上がって来たの?」という事です。

 全国で進んでいる新幹線構想の中では、北海道を含む3ッがあり、現在の民主党政権では、3ッ同時に建設を進める・・・という事で、話を進めており、一応の財源確保も出来た。という事で、その提案をするための地元同意。という事です。
 この地元同意は、『新幹線開通の場合の在来線廃止』という事で、日本全国、それで進めて来ています。

 そして、おおむね、国の概略予算が発表されるのは、例年、12月20日頃であり、つまり、この時までに返答をしなければ、『同意が取れなければ延期』という決定となり、計画としてはあるものの、予算は先送り。という事になるでしょうし、また、全国的には震災復興が優先されるでしょうから・・・さぁて、どうなるのかは、分かりません。


 余市町の議会日程としても、12月13日から、恐らく・・・16日までししょうから、16日までに、なんらかの結論を出さざると得ないと考えていますが・・・・

 さて、新聞紙上では、函館の問題、さらには、木古内線の問題も掲載されています。
当然『函館でもやっているんだから、余市でも出来るだろう』と考える方かいると思いますが、これは、背景がまったく違います。

 まず、函館としは、新幹線が函館駅に入る。という前提で、駅舎の改築を完了しています。つまり、『函館駅に入ると言ったから、駅舎も直したんだぞ!だまされた!!』という言い分です。
 では、余市町がこれと一緒なのか?といえば、元々、余市町の通過区域としては、赤井川との隣接部分をトンネルで通過するだけ。という事です。

 では木古内は?といば、これは分からないので事情通に聞いてみました。
 『青函トンネルの建設の関係もあり、また、何年も前から、路線地域が全線一帯となって、路線存続運動を展開していた』との事でした。

 つまり、現在の余市町のおかれているポジションと比較が出来ない。という事だと考えます。


 確かに、北後志として、『札幌圏内という事で線路を残してほしい』という要望をしていましたが、仁木町がすでに新幹線に同意を表明した事もあり、残り3町村は、基本的には線路が無い所であり、逆にバスが充実されれば・・・どうでしょうか。

 また、余市まで線路を残すとすれば、小樽市内を通過しなければなりません。
 では、小樽の態度はどうなのか?ですが、小樽はすでに『新幹線同意』との事で、塩谷・蘭島は線路を無くする。という判断をした事になります。

 ・・・・じつは、小樽の姿勢は、過去の経過によって、分かっていた事です。


 北海道は町村合併があまり行われなかった。そして、地域間格差が大きくなった事もあり、定住自立権構想という元で、中核市と周辺町村が共同して、様々な部門で協力して行きましょう。という構想が、定住自立権です。
 無論、この構想があろうが無かろうが、医療関係は、すでに大都市圏にたよざらるを得ない状況となっており、余市町の住民は、すでに小樽の病院に通院をしているのが現状です。
 そして、この定住自立権構想では、北後志と小樽とで提携が結ばれています。
 
 2年程前でしょうか・・・この構想は当時の総務委員会で審議が進められていましたが、の構想の中では、交通体系という問題もありました。

 この構想は小樽市が作成して、他の町村が同意をする。議会同意が必要という事となっており、この中では交通体系の問題もあって、その中にはJRという文字はありませんでした。
 自分は、この時の委員会で「新幹線が通るとしても、いつ通るのかが分からないのであれば、まだ10年以上の時間があり、だとするならば、なぜJRが入っていないのか?JRを入れるべきと、小樽側に要請をなぜ、しないのか?」と言うことを何度か発言しています。
 ですが、結果としてJRの文字は記載されませんでしたし、また、自分としても、小樽側が作成した原案に賛成をしていますし、結果として、北後志の町村すべてが賛成・同意した事となりました。

 また、一方では、余市町議会としても、『在来線存続』という要望意見書も、全会一致で可決もして、道に意見書を送っています。

 さらに、自分は名前を連ねていませんが、多くの議員が所属し、また、これに署名した住民の方も多いのですが、『在来線を存続させる会』としても、北海道に対して、要望活動をした来た事も事実です。


 さて、自分は元々、新幹線は不要だと考えています。ですが、あればあったにこした事もないでしょうし、北海道としても、長年、また、国政としても自民・民主の政権にかかわらず、さらには、知事が自民・社会の時代もありましたが、オール北海道で新幹線をやって来た歴史もあります。

 単純に、二者選択を迫られた時は「在来線」と答えますし、基本的には「新幹線より在来線」です。
 ですが、今までの経過として、『新幹線が開通後は、在来線廃止』を、全国で続けて来た中で、その方針が変えられることは、『ない』と判断しています。

 そして、『新幹線に反対はしないが在来線も存続』という事は、通らない世界だとも感じています。


 確かに、全国の中では新幹線を開通させ、在来線を残した地域もあります。

 数年前、余市町議会の総務委員会で、この地、九州だったのですが、総務委員会で現地視察をして来ています。
 当時、自分も総務委員会に所属していましたが、残念ながら、自分は、諸事情で、この視察には参加しておりません。

 そして、委員会が視察をして帰って来た後、1本のDVDを持って来てくれました。これは、当時、その地域でテレビ局が作成・放送されたもので、『事実』と『結果』を伝えていました。
 それを見た感想としては、結果として、何も生み出さない、だせない結果になったんだなぁ。と感じていました。


 さて、『新幹線より在来線』は当然だと感じます。ですが、完成するのが15年後という事であれば、15年後に果たして、JRの利用がどうなのか。町がどうなっているのかは、正直、だれも分からないと思っています。
 『15年後ならば、今、結論を出す必要はない』というのも言い分としては、わかりますが、北海道や国は、待ってくれない。最初に綴ったように、遅くとも、12月20日前後には、北海道新幹線の決定されるかどうかです。

 だとするならば、少なくとも、15年、もしくは、20年くらいはかかるかもしれませんが、その間はJRが通っている。という事です。
 反対の見方をすれば、ここで反対しても、15年、または20年はJRが通っているという事になりますが、その先は見えるのでしょうか。
 反対した結果、もしかしたら、室蘭回りになるかもしれません。そうなった時に、函館本線が残るという保証もありません。

 だとするならば、『同意』をした上で、その間に、理解や対策を求めた方が得策であると考えます。
 

 この問題は、玉子が先か鶏が先か?の議論と同じだと感じていますし、また、これで住民投票をしたとしても、ほぼ二分する結果となると考えますし、どちらが正しいとも、間違っている。とも言えない問題だと考えています。

 極論をすれば、余市町が財政が豊かで、独立国としてやっていけるだけの力があれば、別ですが、その実力は、現状としてどうでしょうか。
 『何を犠牲にしても、線路は残す』という気構えが、町全体としてあるのではれば別ですが、それもどうでしょうか。

 だとするならば、自分は現状を踏まえ、現実的な路線を進むことを選択すべきだと考えています。


 さてさて、では、他の議員はどう考えているのか。ということは、少なくとも、29日の時点で発言した議員ははっきりしていますが、発言しなかった議員もおります。
 そして、この問題つにいては、数名の議員とは話しましたが、話していない議員のスタンスはわかりません。
 また、会派に所属もしていますが、会派として、この問題に関して、今のところ、何も話していません。
 さらに定例会が来週から始まりますが、理事者側が提出予定の議案の中にも、この問題はありません。
 一般質問の中では数名の議員が提出したようですが、また、議会運営委員会を通過していないために、一般質問が本当にされるのかも、現時点ではわかりません。
 さらに、最初に綴ったように、町内の経済団体から『新幹線推進』という内容の要望書が提出されたようですが、議会ルールとしては、所管の委員会に付託される事となります。つまり、付託されると、12月20日には、当然、間に合わない。という事となります。

 つまり、現状では『議題』となる要素は無いのですが、追加議案という事も考えられまが、これは、議長の裁量の範囲であり、議長がどう考えているのかも、分かりません。

 どうい形で話し合いをするのか・・・・まぁ議長次第ですが、何もしなければ、自動的に時間切れとなります。
 時間切れとなった場合は、当然、『現時点では同意出来る状況に無い』と町長が一度、返事をしている以上、それが、そのまま、北海道への回答という事になりますが、これでは、あまりにも、「不誠実」という事となってしまいます。

 議長もこの問題をどう扱うのか。議長も正念場という事になるでしょう。


 ただ、今回の問題に対し、一番の不満は、なぜ、急に話が進んだのか。なぜ今、返答しなければならないのか。という事です。
 政権与党の民主党の国会議員やそれに連なる道議・町議、また、北海道に対しても、「なんで、急に返答を求めて来るの?」という事です。
 そして、地元には道議が二人も住んでいますが、道議会議員として、公式な『説明』も『考え方』の説明があったのかどうか・・・これも、良く分かりません。


 何も無い中で、タイムリミットだけが迫っている事だけは確かです。この責任、だれがだれに対し、どう取るのでしょうか。
 
 少なくとも、政治家というか選挙で選ばれた人は『私はこういう考えです』と言うべきだ感じています。


 難しい、そして、町の将来を決める12月議会が、まもなく、始まります!
 ぜび、議会傍聴を!
 
  
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