独り言 平成23年11月29日UP 
  ☆温泉ポンプ交換とJR在来線について☆

 さて、11月24日から28日までの、実質3日間、平成22年度の決算委員会が開催されました。
 議員全員参加の委員会という事で、常設委員会とは別に、委員長を選出して行う委員会となっています。

 特別委員会の委員長の選出については、以前は会派制度がしっかりしていたので、改選直後の話し合いで、会派で順番に持ち回る事が取り決められました。
 ですが今回は、人数的には無会派が一番多く、会派所属議員でも、いわゆる議会三役が委員長という事はあまり好ましく無く、また、新人は、まだ出来ないという事もあり、人選は限られた中で行わなければならない状況となっています。
 そんな背景もあり、今期は、前以て、委員長の会派割りは出来なく、たまたま今回の決算委員会は自分の会派で受ける事とな理、また、結果として自分が委員長をする事となってしまいました。

 議員全員の特別委員会で、委員長席に座るのは、赤字予算の編成委員会となった、平成18年3月の予算委員会であり、前期は無会派だったので、ありまんでした。そして、今回が2回目という事になりました。
 まぁ、うまく仕切りが出来のかどうかは、予定は3日間でしたので、予定通り3日間で終了、さらには、会議時間は午後5時まで。という事で、時間延長をする事もありませんでした。
 まぁ、うまく出来た方だとは感じていますが・・・・

 時間的には、予定通りに終わりましたが、時間通りに出来た一番の要因としては、質問する議員が少なくはありませんでしたが、難しい質問や、多数を質問する議員がいなかった。という事です。
 多数を質問する代表格は、実は自分なのですが、多数を質問する議員が委員長席に座れば、これは、当然、早くなります。
 また、今年の議員の改選によって、経験豊富といか、昔の議員が不在となったこともあります。これは、改選後に当選していたら8期生が、一人もいなくなってしまった。また、10期生の安宅議員、渡辺議員(現時点では退院しました)が検査入院等で欠席となっていた。という事。つまり、『昔はこうだった!』と知っている議員が少なくなったという事も、その要因の一つです。
 
 まぁ、どちらによせ、決算委員会が終わったこともあり、役場側としては、これからの時期は、新年度の予算編成に入りますが、これから年度末に向けて、例年には無い作業が発生してきます。

 一つは、次期の10年総合計画の審議で、これは24年度からが該当しますが、これは、かなりの審議時間が必要となります。
 また、介護保健が3年に位置殿見直しの時期に重なっている。そして、新たに発生というか、急に求められて来た新幹線の問題等々・・・・
 これに加え、12月の定例会、年末年始、そして、3月の定例会までには、上記の審議を終わらせなければならない。
 そして、議会的には、無会派が多いことによって、議会運営もまた、難しくなる可能性も含んでいます。
 さて、どうなる事やら・・・・


 さて、なかなかHPもUPするネタが無い・・・というか、まあ、ある面では、会派に所属した事によって、別な仕事もも増えた。というより、無会派の時は、好き勝手に出来ましたが、一応、会派に所属すれば、あまりに好き勝手も出来ない。という事もあって・・・まぁ、言い訳ですが・・・

 
   
敷地内にある湯元で、この建物が・・・持ち上げて工事です〜

 たまには仕事の内容でも・・・と思い、11月29日に温泉ポンプの交換をしたので、その写真と、解説を・・・・あまり、皆さんも目にした事は無いでしょうから・・・・

 
土台とはボルト止めをしているだけで、建物の中はいたってシンプルです〜

 温泉は、温度、または温度が低くても成分が多ければ、温泉となります。まぁ、地面を掘り進めば地熱があり、地下には水がるので、掘り進めば、いつかは温泉に当たるものなのですが・・・・まぁ、火山帯でも無い地域に温泉を出し続けるためには、それなりのメンテナンスが必要。という事です。

 
20メートルくらいまで引き上げるので、クレーンの高さが必要で・・・という訳で、25トンクレーンが到着〜。総重量としては、1トン半くらいまでしか持ち上げないんですが・・・

 
湯元の上を持ち上げて・・・今日は風も雨も無く、有り難かったです〜

 ボーリングをした後、どうやってお湯を取るのか?という事ですが、自噴をしていれば、そのまま使えますが、多くはポンプで汲み上げる事になります。

 ポンプは機械である以上、いつかは壊れるでしょうし、また、動力としては電気を使ってポンプを動かしている以上、これまた、いつかの時点では、電気コードも老朽化をして、漏電。という事もありえます。
 つまり、営業として温泉を運営している以上、メンテナンスが必要という事です。

 
7年振に持ち上げ・・緊張する場面です。ここで失敗したら、ポンプを落としてしまうことに・・・いよいよ上がってきましたよ〜

 さて、温泉を汲み上げるポンプですが、地上に設置する場合と、地下に設置する場合があります。
 自噴をしていなくても、ある程度の所まで水が来ている場合、つまり、地上に設置出来るポンプの場合は、交換もメンテナンスも簡単ですが、地下となると、そう簡単には行きません。

 地下埋設のポンプ、つまり、温泉のある水ですので、水中ポンプとなりますが、この水中ポンプはパイプによって、地上と繋がれている事から、ポンプという機械とパイプという繋ぎ手の問題、さらには、電気コードという問題もあります。

 水中ポンプは、パイプの一番下についており、つまり、水を吸い上げるのではなく、押し上げる形式ですが、温泉の質によって、パイプが問題となります。つまり、重量の関係で、金属製のパイプとなるのですが、これまた、温泉の質によって、腐食する場合、または、ピンホールが出来る場合もあります。
 さらに、温泉という一定程度の温度の中で電気を通さなければならない。という事もあって、当然、温度のある所では、電線に巻いてあるビニールも退化をして行くということもあります。
 
真ん中の錆びているのが、大本の埋め込んである菅で、ここに押さえ盤をはめ込み、ソケット部分でパイプレンチで回して、配管を外して行きます。

 では、どの程度の割合でメンテナンスが必要なのか?ですが、今回はポンプ本体は7年振に。コードに関しては11年振に実施をすることにしました。

 実は、今までは2年間隔で交換していました。なぜ、2年なのか?ですが、パイプ・配管が持たなかった。というのが要因でした。
 ポンプは地上から見れば、一番下にあり、また、水位もある程度、動いているでしょうし、当然、温泉という事で、温泉と空気がふれる所では蒸気が発生する事により、この蒸気が配管にはよろしく無い。
 蒸気が配管を腐食させる。いう訳で、以前は通常鉄管を使っていたので、鉄管の強度等の問題で、2年事に交換をしていたのでした。
 
 これを放置しておくと、最終的に、配管が切れて、最悪の場合は、ポンプによって、穴がふさがれてしまう場合もあるでしょうし、また、ある程度の強度がなければ、引き上げることが出来ない。という事になります。

 
配管はステンレスの40ミリで、2本繋ぎで作業して行きます。本管の直系は150ミリくらです。

 で、ここで問題となるのは、ポンプの設置位置の問題で、下に下げれば、下がるほど、パイプ本数も必要ですし、また、重量も重くなる。という事で、うちの場合、水中ポンプ位置は、マイナス200メートルに設置しています。

 それだけの距離を引き上げるとなると、引き上げには、クレーン車が必要です・・・まぁ、それだけ儲からない温泉。という事ですわぁ・・・・

 当然、配管を引き上げるので、水中ポンプもメンテナンスという事で、かなりの経費がかかっていました。
 で、思い切って、かなり高かったのですが、配管を鉄管からステンレスにして、持たせるようにしたのですが、そろそろ限界かなぁ。という事で、作業をする事になりました。
 
 簡単に交換と行っても、一日かかりの仕事となってしまい、当然、専門業者でなければ、出来ない仕事です。
 結果、朝の7時半から作業を始めて、終わったのは午後5時でしたが、無事、設置完了となりました。

 
7年振に無事、引き上げられました。ちなみに、このまま、破棄という事になりますが、軽自動車が1台買える金額ですわぁ〜

 

 さて、話題変わって、ここに来て、急に北海道新幹線の件が取りだたされるようになりました。
 
いよいよ、新しいポンプが入れられますが・・・本日の工事は・・・3ナンバーまでは行きませんが、新車が買えます・・

 また、今日の某民放で、新幹線開通に伴う、沿線町村の同意について、余市町議会の議員協議会の様子が放映されており、まぁ、何人かは見た方もいたと思っています。
 この問題については、実は、自分は、11月16日に開催した報告会の中で、ふれています。
 
 何が問題なのか?何の同意なのか?ですが、新幹線が開通するに当たり、JR北海道は、新幹線が通過する沿線の在来線を廃止する。というものであり、該当町村が『同意する』という事は、将来的には新幹線が通る町村のJR在来線が廃止される。という事です。

 さて、この案件は、過日の新聞報道の通り、11月22日、仁木町議会で、この問題についての議員協議会が開かれ、仁木町としては同意する方向。という内容であり、この結果、函館本線、長万部・小樽間の中で、現時点で、態度を表明というか同意をしていない町村は、余市町のみ。という事となってしまいました。
 
 
今回は電気コード、各センサーも新品が入れられます〜

 余市町としては、決算委員会が日程に組まれていた事もあり、また、時間も無く、急遽ですが、議員協議会を開催する事となりましたが、日程的には11月29日しか無く、この日に開催されました。

 で、今日、29日は、自分としては、前掲の通り、温泉ポンプの交換作業の予定を組んでいたために、また、このポンプ交換に際しては、事前に工事届けを倶知安保健所に提出しなければならず、この関係で倶知安保健所の現地視察の予定も入っており、結果として、自分は今日の議員協議会を欠席しました。
 ちなみに、決算委員会の後という事で、それぞれ予定を組んでいた議員もいたようで、自分も含め、数名が欠席したそうです。尚、協議会ですので、採決をする訳でもなく、また、正規の委員会でもはありません。

 
配管は無事、いれ終わり、機械室への配管と接続して・・・

 
屋根というか、湯元をかぶせて、工事完了〜 朝の7時30分から作業して、終わったのは午後5時でしたぁ〜

 さて、そんな訳で、今日の協議会でテレビが入ったり、また、テレビの画像では、多数の傍聴者がいたようで、傍聴者が入っていた事はテレビを見て、始めて知りました。また、テレビでは、『同意をしていないのは余市町だけ』との報道でした。


 さて、さて、この問題は、古くて新しい問題であり、余市町としては、『在来線存続の住民の会』が立ち上げられており、この模様は、自分のHP・町角ショット22年5月29日にその模様がUPされています。
 その後、この系統の会が、各地で立ち上げられたようで、けっこう強く、反対運動というか、在来線存続という運動が起こったのは、沿線ではありませんが、函館市、黒松内、ニセコ、仁木、余市という、自分はそういう認識をもっていました。

 さて、自分も様々な形で、色々な情報が入って来ますが、新幹線の問題は、11月上旬に、『近々に北海道から同意が求められる』という情報が入って来ていました。ちなみに、町外からの情報であり、余市町の関係者からではありません。
 
 この情報を元に、11月16日の報告会では、自分としては、「反対しても、新幹線は通るでしょうし、仁木町としても、仁木商業が閉校し、大義名分でもある通学の足というものが無くなるので、同意するであろか。在来線の必要性は認めるが、現在でもJRの採算が取れている訳でもなく、また、余市町としても、例えば、駅東口の設置や、東側にJR利用者のための無料駐車場の整備等をして、利用客を延ばそうとする努力が見られるのではれば別でしょうが、それも出来ない。というのであれば、人口減にも向かうでしょうから、さらにJR利用者は減るでしょう。ならば、なんらかの条件で妥協すべき」との意見を言わせてもらっています。


 さて、新幹線の開通は、余市町にとっては、直接は関係の無い話であり、新幹線より、在来線。というのは、当然の考え方だと思っています。
 また、高速道路が開通するのも間近ではないですが、見える形となって来ており、高速道路が開通すれば、JRを利用する人は、さらに減るのではないか。
 また、新幹線ではありませんが、在来線の廃止に伴い第三セクターで運営しても、結果としては廃線となる。その一つとして、やはり仁木商業の閉校は、在来線存続という面では、仁木町より余市町にとってマイナスであったと感じています。なぜなら、JRを使っていたのは、余市町から仁木町に通っていた高校生だからです。
 さらには、新幹線と在来線との関係で、過去において、反対運動をした自治体の様子や状況を見た時、結果として、余される事になっているのではないか。と感じています。

 つまり、自分としては、新幹線より在来線ですが、現実問題として、オール北海道で新幹線というのであれば、今後のことを考えて、なんらかの条件を付けて、まぁ、未来永遠に。とはならないでしょうが、交付金の増額等の条件を付けて同意する方が、もっとも良い方向だとと考えいます。

 ちなみに、もし、このままの形で進んだら、余市町が取り残されるのかどうかはわかりませんが、新幹線が開通した場合、在来線が残ったとしても、当然、余市町にも負担が求められるのではないか。結果としては維持出来ないでしょうから、廃線となるでしょうし、そうなった時、現在の線路はどうなるのか。
 現在の線路は、余市町を分断する形となっており、現時点でも、踏み切りでの道路要望があるのも事実です。
 当然、列車が走らなければ、線路も意味が無いので、撤去という事になるでしょうが、一度、運営に手を出すと、当然でしょうが『余市町自身で撤去してください』と言われるでしょう。余市町にそれが出来るのでしょうか。

 ただ、本当に新幹線が開通した場合、札幌としては、経済効果もあるのでしょうが、廃線対象とならない沿線でも、函館までの列車は削減されると考えています。
 現在のJRでは、小樽・千歳間は、『存続』としています。なぜ存続なのか?といえば、儲かるからです。
 では、千歳以南はどうなのか。当然でしょうが、特急を含め、大幅に減便となるのは、はっきりしています。なぜなら、新幹線にのってもらうためには、強制的に便数を減らすのは、当然の話です。

 まぁ、自分としては北海道新幹線は不要であると考えており、新幹線が来なければ、在来線の問題も発生しないのではないでしょうか。

 でも、そんな事には・・・ならないでしょう。ならば、今、決断の時だと考えています。
 今日の議員協議会で、各議員からは、どんな意見が出されたのかは、出席していませんので、分かりませんが、在来線存続の会に所属している議員数は、所属していない議員数より多いのは事実です。

 そんな出来事があった11月29日でした。


 
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