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独り言 平成23年3月20日
      ☆余市町の震災対策☆

 東日本大震災が発生して10日ほど経過しました。未だに余震か続く中、被災者の方々の救助と援助も、まだまだでしょうが、ある程度は軌道に乗って来たのではないか。と推測しています。
 災害発生直後の混乱から、とりあえずは脱したのでしょうが、新たな問題の発生。特に物資不足というか物流の問題でしょうが、けっして状況が好転している訳でもないでしょうし、また、テレビを見ていたら、『被災地に泥棒が入っている』との事で、まったくとんでもない奴がいるなぁ。と見ていました。

 たまたま現地から帰って来た方の話では『テレビで見ているようなものではない。特に海のヘドロが巻き上げられ、陸地に上がった関係もあって、匂いがものすごく、頭が痛くなるくらいだ』との話しをしておられました。
 また、燃料系と医薬品不足も深刻らしく『再度、向こうに行くけど、向こうではガソリンが無いので、ガソリンを入れる容器がないかなぁ。どこも売り切れとなっているから・・・』との事。で、自分の所も農家という事で、草刈り機等の機械があるのでガソリン容器もある事から、「使い終わったら、返してね〜」という事で、2個を貸し出しました。


 また、チェーンメールというのが話題になっていますが、自分の妻の携帯に、これが入って来ました。
 内容的には、今回の震災の関係で、『援助をお願いします』程度のもので、悪質なものではないと判断していましたが、本当にあるんだなぁ。という認識。ちなみに、メール発信者は未成年者でした。
 さらに、自分の知り合いに震災発生直後に携帯電話をしましたが、これは繋がりませんでしたが、メールをしたら東京からはすぐに返事が来ました。また、青森では2日たって『今、届きました』と返事が返って来ました。やはり、この手の媒体は役立つんだなぁ。とも改めて感じていました。
 携帯電話をどう使うのかという指導も必要だと考えています。

 
毎日予算委員会で登庁しています・・・予算委員会での傍聴者は、特定の方が数名です。けっこう面白い質疑が交わされていますので、議会傍聴にお運び下ださい〜
 
余市町役場でも東北大震災の義援金を受け付けております。役場にお越しの節は、気持ちだけでもかまいませんので、入れて下ださいねぇ〜



 さて、23年度の予算委員会が開催中です。当然、議会の委員会の中でも、災害に関しての質問が出されています。また、原子力発電所の事故関係の質問もされています。
 さらに、某BBSの余市町関係の掲示板にも、主に原子力事故関係の書き込みがされています。


 まぁ、そんな背景もあって、余市町の防災関係事項について・・・
ただし、今回の予算委員会や過去の議会の中での、議会答弁と自分の記憶の中ですので、どこまで正確なのかは・・・・微妙ですので、その点は、ご了承下さい。


 災害が発生した場合、まず求められるのは、水・食料と寝所というか毛布です。

 余市町では、食料の備蓄はありません。では、どうするのか?ですが『町内の大型店舗との協定があり、優先的に回してもらう』事になっているそうです。

 非常食の備蓄は、その町の規模や財政力によって変わって来ると考えています。ですが非常食と言っても、食べ物である以上、賞味ではなく、消費期限もあるでしょう。
 今、全国で、一部の商品についての『買いだめ』が進んでいるようで、余市町内でも、単一電池や懐中電灯類は棚に無いようですし、報道では東京方面では米、野菜、牛乳、玉子も無い。という事のようです。

 電池だって、長くおいておけば自然放電されてしまうでしょうし、ガソリンだって、ある期間を過ぎれば、使い物にならなくなるとデレビで見た事があります。
 米だって、時間が経過すれば、マズクなるし、まして、生鮮食料品などは、買い込み過ぎて、結果として捨てる事になるのではないか。と見ていました。
 つまり、備蓄をしていても、年単位としては更新して行かなければならず、数量にもよるでしょうが、けっして安い金額では無く、これを継続してやって行かなければならなくなるのではないか。と考えています。
 町としての備蓄も必要かもしれませんが、この点は、やはり上部機関にたよるしかないとも考えています。


 食料備蓄が無い以上、当然、水関係の備蓄も無い。という事になるのでしょうが、余市町の場合、平成21年から稼働している、余市川(あゆ場)浄水場があります。
 この施設は震度7まで対応する設計となっています。また、モイレ台にある配水池までの水路も、耐震性の水路管となっています。
 浄水場にはデーセル発電機があるので、停電になっても、ある程度の日数は浄水場を稼働させる事が出来るでしょう。


 建物が倒壊するくらいの地震が発生した場合、おそらく、役場庁舎としても建物そのものにかなりの被害が発生するのではいなか?と予想しています。なぜなら、やっぱり古い建物であり、現状として雨水が漏っている箇所もあります。
 雨水が浸透してくるという事は、建物自体に『隙間』がある事であり、長い年月では、そこから痛んでいる。という事です。

 それを見越して、余市川浄水場が建設された。という訳ではないでしょうが、結果としてそうなると考えています。
 また、20メートのも津波の場合はわかりませんが、余市川浄水場のメイン設備は、建物の2階、一般家庭の住居と比較したら3階くらいの高さに設置してあります。
 災害の場合、何をするにしても、最初に水、それも安全な奇麗な水が求められるのであって、この点では、余市町ではなんとかなるのではないか。と考えています。


 今回の災害の場合、不明者の確認が進まない要因として、役所の崩壊があります。
 町の行政の実施、実行に当たっては条例が必要となります。すべての条例ではありませんが、多くの条例には、特例的な措置も明記してあり、その判断は『町長が認めた場合』とあります。
 無論、すべての事項を市長や町長が判断する訳ではないでしょうが、その判断する人自身が不明となっている。
 トップが不在の場合は、序列として、副町長、部長となり、部長でも、順番があるのですが、これもまた不在となれば、さぁて・・・一職員が判断出来るものなのか。という事となります。

 また、どの役所でも、住民台帳系は、役所の1階にあるのでしょうが、これが波にさらわれた。地震でつぶれたのなら、掘り出せば使えるでしょうが、波にさらわれたのでは、まったく無くなってしまった。つまり、確認や照合する手立てが無い。
 さらに今はコンピューターにデータを入れている場合も多いので、当然、このコンピューターは重量物でしょうから、建物を新築した場合は別でしょうが、上の階ではなく、地下にある場合もある。となれば、場合によっては泥に埋まっている可能性もある。つまり、これも使えない。という事になります。

 役所によっては、データベース化をした後に、書類自体を残していた役所もあったと思いますが、これとて保存している場所を知っている人がいなければ捜し出せないでしょうし、また、あるとしても、この手の書類は、地下の倉庫とかに入れている場合もあるので、やっぱり使い物にならなくなっているでしょう。

 今回の予算委員会ではありませんが、昨年の予算委員会の時と記憶していますが、私は「各種データを外部にバックアップしておく必要があるのではないか」と発言しています。その時の答弁者としては、確か、町長が総務課長の時であり『外部にはバックアップはしておらず、今後検討します』と答弁していた記憶がありますが・・・

 これについても、その必要性があるでしょうが、まぁ、役所のデータを外部にバックアップをするとしたら、その機密性、そして、今回のようになった場合、だれがデータを取り出すのか。という問題も出て来ると推測しています。まして、トップが不在の場合は、本当に判断が出来ない。という事になると思います。
 非常に難しい問題ですが、これも改善して行かなければならない問題だと考えています。


 次の問題として、住宅・毛布の関係ですが、余市町では毛布はある程度の枚数は確保されています。
 今回のような場合でもなく、住宅火災があった場合、緊急避難場所として指定されている公民館等に非難した場合は提供されます。
 では、確保している枚数は・・・・わかりません。

 住宅の方は、やはり火災の場合等は、緊急事態という事で、すぐに入れますが、空きがなければ入れません。
 ですが、限りがあるので、枚数、数名、数世帯が限度となるでしょう。


 今回の災害の場合、原子力の影響によって、10キロ、20キロ、30キロと非難地域が逐次拡大をして行きました。
 ネット系等にも、この手の書き込みがあり、流言蜚語も含めて、憶測をよんでいるようです。

 余市町で関係するのは、泊村の原子力発電所であり、今回の予算委員会でも、この質問も出されましたが、過去の議会の中でも年に数回は、この質問が出されています。
 今回の事故を受けて、各地の原発の所在地の道府県では『非難地域の見直し』の検討をする。という事になっていましたが、これは、今回の地震前の非難計画から来ています。

 北海道泊発電所の場合ですが、非常時の非難地域に指定されているのは、泊村を含め、隣接の町村のみ。という事で、神恵内・共和・岩内の4町村のみとなっています。
 なぜ、防災計画がこの範囲で止まっていたのか?ですが、今までは、議員がどんな質問をしても、『北海道が『その必要は無い』とのことで認めてくれません』との答弁でした。

 非難範囲として、半径20キロの場合、余市町では、20キロ圏内には、豊丘ダムの近辺までが含まれます。つまり、20キロとするならば、余市町中心部はその対象外となります。そして、30キロになると、余市町のほぼ全域が対象となります。

 『ウガイ薬が売り切れ』との事でしたが、これは、被爆の際の『ヨウ素剤』から来ており、では、余市町にこの『ヨウ素剤』が医療機関で保管されているのか?ですが、これは保管してありません。あるとすれば、岩内協会病院か倶知安厚生病院ということになると思います。

 今後、非難地域の指定範囲が広がるでしょうが、20キロにするのか30キロにするのかでは、余市町としては対応に違いが出て来ると考えられます。
 20キロであれば、余市町としては20キロ圏内住民の受け入れ体制のみとなるでしょうが、30キロとなれば、受け入れ+非難先の確保、つまり、小樽・札幌方面との自治体との話し合いが必要という事となります。
 ただ、風向きを考えた場合、余市町では西から東方向に風が吹くのが多いでしょうし、原発位置を見た時には南に逃げるのが正解ではないかなぁ。と思っていますが・・・南は逃げられない。という事になると推測しています。

 では、余市町での受け入れ態勢はどうなのか?ですが、施設数としては、一定数あるでしょうが、古い施設が多い事。また、日本海側で大地震が発生して、今回のように大津波が町を襲った場合は、大川・黒川・沢・富沢と平地が多い事から、かなりの被害を受けるでしょうから、実質的には、避難民を受け入れる事は不可能ではないか。と考えられます。

 単に原子力関係の事故というのであれば、いきなり『30キロ非難』とはならないでしょうから、まずは初動の非難受け入れと、医療機関への各種の配備という事になると考えられます。
 ちなみに、現時点で、余市町では、この原発関係での予算措置はされていませんが、今後は、食糧備蓄もしていかなければならない、各施設と設備の改修等も必要でしょうから、当然、その分の予算は配分してほしいと思っています。



 どちらにしても、これからの話しであり、議会では新年度の予算委員会中ですが、23度予算には、この防災関係の予算は計上されていません。
 まぁ、災害復旧がある程度落ち着いてから。という事になると考えていますし、北海道が方針を出してくれなければ、議論のしようがないと考えています。

 まぁ、所詮、
自分の記憶と考え方なので、合っているかのどうかも含めて、微妙ですので、お間違いの無きようにお願いいます。
 
 
 さて、いよいよ、選挙に突入します。知事選挙からスタートですが、どの陣営も、震災の発生で、自粛ムードとなっています。
 後志地方では、道議会議員の定数3に対し、立候補予定者が3名。つまり、無投票という事になりそうです。

 無投票は宜しくないと感じていますし、確かに選挙も自粛という事もわかります。ですが、これからの地域の未来を託す、4年に一度の機会である以上、お祭り騒ぎの必要はないでしょうが、これを理由にしての手抜きは許されないと思っています。
 
 道議会では予算が成立したのでしょうが、国の方は、震災があって、また、与野党が拮抗しているので、成立するのかどうかは、微妙ですが、もし、『成立しない』となれば、末端自治体としては、暫定予算での執行という事になるのではないかと推測されますが、この場合はどうなるのかは・・・・まったく分かりません。

 首相が自民党総裁に入閣を求めたのが記事になっていましたが、微妙な所だと感じています。民主党は、党として、この件を了解して打診だったのか。では、自民党側は、最後まで関連法案を含めて反対するのか・・・
 選挙も始まり、当然、与野党激突という構図と、タイムリミットの3月31日まで、残された日は10日間あまり。
 震災も、災害救助も含め、また、原子力事故も、この10日間が勝負となると思っています。

 無論、余市町でも、予算成立まで、真剣勝負が続きます。今のところ、理事者側の事由によっては、議会が止まってはおらず、総体として見ても順調に進んでいます。
 町長の答弁としても、『新たな試みにチャレンジしたい』という意気込みが感じられており、答弁も明確でスムーズですが、やはり、この震災で、やる事が増えているのは、事実であり、役場としても不眠不休でやっているようです。

 どの自治体でも、どんな状況下にあったとしても、今ほど、政治・自治が必要とされ、試されているのだと感じています。
 そして、選挙に出る人は、より謙虚に、そして真摯に発言や行動をしていかなければならないと感じています。

 
ガンバレ日本!!