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独り言・平成22年10月15日UP
   ☆掲示板回答、自治基本条例☆

 町民さん、おはようございます。何かと忙しく、すぐにお返事が出来なくて、申し訳ありません。

 さて、以下の書き込みがありました。

自治基本条例
         町民 - 10/10/14(木) 9:52 -
本当に必要ですか?
極端な人権擁護団体、組合などに利用されませんか??
聞こえはいいですが、危険な匂いがします。




 さて、自治基本条例ですが、ある面ではどの自治体でもブームになっていますね。また、自治基本条例と同列にあるのが議会基本条例という事になります。

 法律の順位としては、憲法・条例・要綱・規則というように呼ばれるものがありますが、上位のもの範疇に収まるように、作られています。
 ですから、憲法がある以上、条例は憲法の範疇に収まるもの。でなければなりません。

 ではなぜ、条例が必要なのか。という事ですが、より身近に、使い勝手が良く。という目的だと、私は感じています。

 では『この条例が絶対に必要なのか?』ですが、いままで無かったものですから、絶対に必要とも、言えないと感じています。
 ・・・・ですが・・・

 最近、施行された条例の中で、身近なものとしては、情報公開条例や個人情報保護条例がありますが、実際に運用するに当たっては、様々な不便な箇所もあるでしょうし、また、反対に、この条例を元に、様々な事項を知る事も出来るようになりましたね。

 時代としては『住民の知る権利』が、今は一番に求められるでしょうし、知る事が出来れば、次ぎは、どうやって参加してもらうか、どのように参加するのか。という事ではないでしょうか。


 今までの行政の手法としては、何かを決める手法や意見聴取の場とし、審議会や審査会とうのがありますが、では、その人選は、だれがどうやって決めているのか。という事は、行政側の都合の良い手法や人だけを集める。ということもあったかもしれません。

 また、これを行う首長の意志によって、変わる場合もあり、首長は選挙で選ばれる事から、選ばれた首長によって、手法が異なる。という場合出て来る可能性もあると思います。

 ですが、この条例が出来ることによって、だれが運営しょうが、手続きを含め、同じようにしなければならない。という事になるのではないでしょうか。

 確かに、運営をして行く中では、様々な事項が発生するでしょうし、ご心配のように、特定の団体や人が、特定の目的によって、要求して来る場合もあると思います。ですが、時代がそれを要求して来るのではないでしょうか。


 さて、条例そのものを制定するのは、さほど難しいものではないと思いますが、実際の運用となると、はたしてどうなのか。という事も考えられます。

 特に、この条例は議会側も関係がありますが、議会、議員として、今すぐに出来るのか。といえば、難しいのではないか。と考えています。
 国会議員や政令指定都市の一部の議員を除き、また、特定の政党のように、選挙のみならず、政治活動としても支援を受けている議員は別でしょうが、大半は、議員のみが一人で活動しているのが実態です。
 つまり、議員各々が、この条例に則り、その通りに、地域住民に対して、説明や報告が出来るのか。とえば、現実的には難しいのが、実態だと感じています。

 確かに、私は、紙面の作成配布、ホームページの開設、報告会の開催等、余市町議会議員の中では、唯一の活動をしていますが、これに費やす労力と経費は、けっして少なくはなく、特に時間というものは、何かを犠牲にしなければならないのが実状です。
 この中で、対住民という事となれば、私は、それなりに経験がありますから、準備、広報という面でもそれなりに出来ますが、では、他の議員がすぐに出来るのか。という事は、どうでしょうか。
 
 自治基本条例にしても、自治基本条例にしても、仏作って魂入れず。では、ダメでしょうし、当初は、運用としても、それなりに混乱するのかもしれません。
 ですが、『知る権利と参加する権利』は表裏一体だと、私は感じています。

 これをどう運用するのか。は、行政側、議会側だけでなく、住民側も問われるのではないでしょうか。

 余市町としては、久々に若い町長が選ばれたのですから、それに期待をしていきたいと考えていますが、すぐに変わるものでもないと、私は考えています。

 自民党から民主党へというように、単に政党が変わったというだけでなく、世代交代も進んだ。という事ではないでしょうか。つまり、時代は間違いなく変わって来ていると感じています。

 自治基本条例が今、絶対に必要なのか。といえば、決してそうではないでしょうが、近い将来においては、間違いなく求められる条例だと考えています。

                      以上、回答と致します。