独り言 平成22年8月11日UP
   ☆上野町長最後の登庁日と選挙説明会☆

 平成15年8月に当選以来、ほぼ丸7年間の期間を過ごし、平成22年8月10日付けをもって、余市町長 上野 盛 は退職しました。


 8月10日、平成22年第4回臨時会が開催されました。
 当日の議案は、
@22年一般会計補正予算第3号(専決処分)
A22年一般会計補正予算第4号
B工事請負契約の締結にいて
C工事請負契約の締結にいて
の4議案でした。と・・・いう訳で、もう少し解説を・・・

@今回の町長選挙における選挙費用で(千の位、四捨五入)
  総額 842万円   報酬・手当・賃金 388万円
             ポスター掲示板設営委託料 179万円
             印刷製本・消耗品費  70万円
             選挙用ハガキ負担金  75万円
             その他、広報配布料 130万円
 となっています。ちなみに、国の選挙の場合は、国からお金が来ますが、町選挙は、町で出さなければなりません。

A地域介護福祉空間設備等補助金で
  総額 2489万円
 札幌で発生したグループホーム火災によって、グループホームでもスプリンクラーの設置が義務づけられた関係で、5件分の補助金の上程でした。

BC下水道処理場の更新工事の締結
 平成元年から共用が開始された登町にある下水道処理場、一部設備では老朽化も目立つようになり、設備を更新して行かなければ、使い物にならなくなる。という事での更新工事において、金額が5千万円以上となった事による、議会同意の議案でした。

契約の目的  平成22年
       公共下水道余市下水処理場反応槽機械設備更新工事
       散気装置設備 一式、送風機設備 一式
       兼用槽撹拌(かくはん)機設備 一式
契約の方法  指名競争入札
契約金額   一金 1億4700万円 也
工  期   自 平成22年8月12日
       至 平成24年3月 9日
契約者    余市町長  上野  盛
契約の相手方 札幌市中央区大通西8丁目2番地
       住友重機械エンバイロメント株式会社
       上下水プラント統括北海道支店
落札経過   2社で入札、1回目で落札
落札率    77.31%
 
 
契約の目的  平成22年
       公共下水道余市下水処理場反応槽電気設備更新工事
       運転操作設備 一式、計装設備 一式  監視制御設備 一式
契約の方法  指名競争入札
契約金額   一金 1億1938万5千円 也
工  期   自 平成22年8月12日
       至 平成24年3月 9日
契約者    余市町長  上野  盛
契約の相手方 三菱プラント・大江特定建設工事共同企業体
       代表者 札幌市中央区北2条東12丁目
       三菱電気プラントエンジニアリング株式会社
       東日本本部北海道支社
落札経過   4社で入札、1回目で落札
落札率    95.28%


 の以上であって、議案としては、さほど混乱して議案も無く、1時間ほどで終了・・・
そして本会議を閉じた直後に、町長からの挨拶がありました。以下、メモをしたものです。

 貴重な時間を頂きまして、感謝申し上げます。
 新聞報道でご存じのとおり、本日10日付けで、町長を辞任致します。
 振り返りますと、本年4月19日に再度の脳梗塞となり、治療・リハビリに努めましたが、後遺症が大きく、このままでは、町民、議会、職員に大変迷惑をかけると判断致しました。
 7年間、本当に皆様方にご配慮、ご指導を賜り、深く感謝申し上げます。今後、余市町のために議員の皆さんのご活躍を祈念致します。
 ありがとうございました。


本会議終了後、町長室で1枚、写させて頂きました。有り難うございました。


 議事堂を出た後、町長は最後の執務をして、午後3時に退庁しました。

 多くの職員、また、これを聞き付けた支持者の方、また、議員も渡辺副議長、佐々木議員、土屋議員と私の4名が見送りに来ました。
 
 1階ホールで最後の挨拶をする予定になっていましたが、感極まったのでしょう。言葉が出なくなり、涙の退庁となりました。

 変わりに副町長が『町長の挨拶は、各自のパソコンに送りましたように、これをもってご挨拶に変えさせて頂きます』との事で、花束の贈呈を受けて、拍手の中、退庁となりました。

 町長退任に当たり、職員の皆様へご挨拶を申し上げます。

 私は、本日8月10日付けをもちまして、余市町長の職を辞すこととなりました。平成15年8月の町長就任以降、7年間にわたり私を支えてくれた職員の皆様、本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。
 町長就任以来の7年間は、市町村合併や三位一体の改革など、地方自治体が激動にみまわれた年月でした。余市町においても、地方交付税の激減により財政危機に陥り、極めて厳しい財政運営を余儀なくされました。そんな中で、職員の皆様のご理解・ご協力のもと、行財政改革を実行し、当面の危機を乗り切ることが出来ました。
 また、厳しい財政状況の中でも、皆様の力をお借りして、町民要望の高かった事業や、町民の安全・安心に繋がる事業については、一定の成果をあげることができたと考えています。
 一方で、本町の財政状況は依然として厳しく、また解決すべき課題が数多く残されています。今後とも、職員一丸となって種々の課題に取り組んでいただきたいと思います。
 どうか職員の皆さん、今後とも誇りをもって職務に精励されますように。また、ご家族ともども健康に留意され、元気に日々を送られることを、心よりご祈念申し上げます。私もまた、皆様と一緒に働いた日々を忘れることなく、一町民として町の発展を願い続けて参ります。
 末尾となりますが、この7年間の皆様のご協力に改めて感謝を申し上げ、皆様の今後のご活躍を心からご祈念申し上げまして、余市町長としての最後のご挨拶といたします。
                      平成22年8月10日
    職員各位
                       余市町長 上野 盛


 
 思い返せば、平成20年に発病し、以後、右半身の自由が効かない中での公務は、非常に辛いものがあったと推測しています。
 また、上野町長の役場の歴史としては、高度成長自体に入り、奉職、その後、阿部町長時代には助役として、現在も続いている各種事業に着手。時代の変化によって、厳しい状況になっている事は間違いありません。
 さらに、平成11年には助役を退職して、町長選挙に出馬。残念な結果に終わりました。
 平成15年に再度の挑戦で返り咲きを果たしましたが、財政的にはニッチモサッチモ行かない状況であって、議会でも『役場を離れていた4年間で、これだけ厳しくなっていたとは、予想をしていなかった』と答弁したいたように記憶しています。

 大変、お疲れ様でした。そして、ご苦労様でした。そして、治療に専念して頂きたいと感じています。
 
町長は普段、奥様の運転する車で送迎をされておりました。本日、最後の公用車での送迎となりました。



 さて、前の人が去れば、当然、新たな人を選び出さなければなりません。

 8月11日、午後2時から役場3階において、町長選挙の説明会が開催されました。

 注目の参加者ですが、新聞紙上に掲載されていたように、林氏・嶋氏・吉田議員の各陣営の責任者が出席しました。

 今までの場合、説明会は町長・議員と同じ日に実施していた事もあり、説明会も同じ日に、一同に会して説明がされていました。
 つまり、町長も議員も基本的には同じなのですが、違う点は、選挙費用にかける事が出来る経費額が違います。

 ここでいう選挙費用は、選挙戦の5日間の経費額であり、現在、活動している、いわゆる後援会活動とは別個のものとなります。
 当然、一つの目的で行うので、重なる部分もあるのですが、選挙に出馬をする場合、一般的には後志支庁に対して『政治団体の届け出』が必要となります。
 この届け出をして初めて政治活動、いわゆる後援会活動が出来る事となり、これは、年単位で支庁に対して、報告書の届け出の義務がかせられます。

 5日間の選挙にかかった費用の報告は町選挙管理委員会に提出するのですが、かけられる経費の上限としては、当日の有権者数で変わって来るのですが、議員の場合は概ね180万円。町長は300万円だったと記憶しています。

 私は、説明会には、議員として3回、また、農業委員会委員選挙では4回と、7回の説明会に参加しましたが、基本的な事項については、変わりはありません。まぁ、当然ですが、議員選挙の方が、繁雑さや規則は厳しいです。

 ですが、この説明会に『絶対に出席しなければならない』という事はありません。
 選挙説明会では、告示日の立候補届けが配布されるのですが、後日、選挙管理委員会で、もらう事も可能ですが、立候補届は事前にチェック入ります。

 今回は人数は多くないでしょうから、比較的に早くは出来ると思いますが、議員選挙のように20名もの届け出がされれば、最初と最後では2時間近くも変わって来ます。
 立候補届けを提出して、受理されて、いわゆる選挙の七つ道具をもらって、初めて選挙カーを回すことが出来るので、この順番は、当日、くじ引き等で決めるのですが、陣営としては気をもむ所となっています。
 その為に、事前のチェックが必要とされています。
 
 
本日の選挙説明会。郵便局長の席がありますが、農業委員会委員にはこの席がありません。なぜ郵便局長の席があるのか?ですが、選挙ハガキが公費で負担される関係で、その説明に来ています。議員は一候補者当たり、700枚?800枚だったかなぁ?
 町長は・・・1800枚だったかなぁ?



 さて、立候補を予定している吉田豊議員については、昨日の本会議において、議員辞職の議案が提出されませんでした。つまり、現時点でも議員という身分です。

 議員辞職をする場合、本会議がある場合は、本会議の議題として上程されるのですが、本会議が無い場合は、『議長が受理し、許可』によって完了します。無論、お役所ですので、平日限定となるとは思います。

 選挙に立候補届けを提出する際、議員を含め、公務員としての身分がある場合は、『事前に辞職』の必要はないようです。
 余市町ではありませんが、他町村の選挙でも実例があるそうで、公務員が立候補届け提出した段階で自動失職となります。

 今回の場合、議員としての身分がある人が辞職、または、立候補届けを提出した時点で失職をする事となる。つまり、議員が1名減る事となります。
 議員定数、次の議員の改選までの期間等により、適応される場合とそうでない場合があるのですが、今回の場合は、町長選挙と同一実施が前提となる事から、補欠選挙が実施されるとするのであれば、役場の準備の関係もあり、8月20日までに、その理由を問わず辞職、または不慮の事故等によって、亡くなられる等、欠員が出来た場合、同一で議員の補欠選挙も実施されます。

 今回の場合、現時点では議員の補欠選挙があるかどうかは、今のところは『無い』であり、8月20日までは、『その可能性はある』ということになるのですが・・・


 ・・・・現実問題として、今後の議会運営を考えた場合、議会としてはあまり良くない状況となる可能性も考えられます。というのは、現在の余市町議会の委員会構成数にあります。
 
 余市町議会では、重要な案件は、本会議で上程され、所管の委員会に付託されます。
 19年の改選から定数が減った事により、また、議長としては、議長としての立場がある事から、委員会には所属はしない事になっています。つまり、議長は委員会においては、賛成・反対を表明しない事となっています。
 委員会構成としては、現時点で民生環境常任委員会6名。産業建設常任委員会6名。総務文教常任委員会5名となっています。
 委員会においては、委員長は賛否が同数になった場合のみ、採決の表明が出来ますが、最初の時点では表明しません。
 つまり、現時点で総務文教常任委員会では4名での採決となるのですが、吉田議員は総務委員会のため、当然、1名減となります。

 議員の補欠選挙が実施されれば、当然、補欠選挙に当選した議員は総務委員会所属になりますが、実施されなければ、4名の委員会で、採決は3名となってしまいます。

 議案は本会議で最終決定される事から、常任委員会での採決結果=決定事項にはならないのですが、仮に3名での採決となった場合、また、仮に委員会採決時点において、委員が1名、病気等で欠席した場合は、2名で採決。いう自体になる可能性もあります。
 当然、委員会の結論と、本会議の結論が違う場合も出て来る可能性もあり、委員会としては、微妙な運営を強いられるだけでなく、人口2万人の町の方向性を決めるのに、2名の賛成者で決まる。という場合が発生して来る可能性があります。

 これが良いのか悪いのかは、よく分かりませんし、私としては、与えられた状況の中で最善を尽くして行きたいとは考えていますが、厳しい判断を迫られる事だけは、確かなようです。


 各立候補予定者の後援会でも、後援会報も出揃ったようであり、その周知に努めているようですが、町民全般の声としては、『どの候補者も良く分からない』というのが圧倒的です。
 今回の場合は、どの立候補予定者も、ほぼ同時期にスタートした事によって、住民周知の時間は、多くありません。
 この町に住まわれている全ての皆さん、ぜひ、ぜひ興味を持って頂きたい。そして、選挙で町を元気に!!

 ・・・勘違いされている方も多いようですが、議員の補欠選挙があった場合は、前任者の残任期間ですが、町長は、新たに4年間です。
 これからの4年間においは、町の方向も大きく変わる可能性があります。将来を見据えて、どんな町にしたいのか。どんな町を望むのか。そのためのリーダーを選び出す選挙です。
 棄権は、許されません!!病気でベッドから起き上がれない人は別ですが、選挙に行かない人は住民にあらず!!
 ぜひ、投票に行きましょう〜


 またまた雨です。役場では、今晩も担当が泊まり込みで警戒をしていますし、今日の日中には、最低限の職員を庁舎に残して、土のうの作成や、河川のゴミさらいもしていました。
 なんとか、収まってくれるのを祈るだけです・・・・


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