独り言 平成22年7月19日UP
   ☆第22回参議院選挙と町長選挙への一考☆

 今年の夏は異常気象のようで、その予兆は、春先があった。
 とにかく、スッキリ晴れない。気温が高く、また、湿度も高い。そして、海霧なのか川霧なのかはよく、解らないが、とにかく霧が多い日となってしまった。

 そのために、夏の果物である、イチゴ・サクランボについては、生育状況の遅れだけでなく、収量も少なく、また、品質も良くない状況となってしまった。

 霧の影響は、余市町として梅川方面は比較的、毎年このような状況に陥りやすいのだが、全町的、さらには、海岸縁だけではなく、登、栄町といった内陸部にもその影響が及んでいた。
 まぁ、始めての出来事であり、農家だけではなく、運送業界にもかなり影響が出来るのではないかと考えている。


 さて、暑い中での参議院選挙も終わって、ホッと一息・・・・と、余市町ではそんな状況ではない。

 参議院選挙投票日が近づくにつれて、なんとなく、町長辞職のウワサが、ごく一部でささやかれるようになっていた。

 6月の定例会はなんとかこなした上野町長。その様子を見て、ニュース45号の記事となっていたが、その後、余市町の一大イベントであった、7月1日の開町記念日、そして、7月3日のソーラン祭。この二つとも、町長は欠席となっていて、『もうダメではないのか』という話もささやかれ出していた。
 
 自分としては、「町長の辞職は9月定例会ではないのか?」と考えていたのだが、その度合いは、予想を越えていたようである。
 
期日前投票もすっかり定着したようですね。ですが、期日前投票が多くなると、最終投票率が下がる傾向にあるようですね。

 参議院選挙が終わった翌日の12日から『町長、後援会への挨拶回りをしている』との情報も入って来ており、その中で、辞意表明をしたようである。との話も・・・・
 
 町長は7月3週目、つまり、12日に退院と聞いていたが、その一週間前に退院をしていたようで、その週の後半から、登庁していたようである。
 11日の10時頃だったと記憶しているが、選挙管理委員会に確認のために役場に来た。この時、偶然に町長も投票しに役場に来ており、投票が終わるのを待って、玄関に向かって歩きながら話かけてみた。
 見た目として、服装、髪形はキッチリしており、また、最初の発病によって杖を付いての歩行には変わりなかったが、歩きあんばいとしては、6月の定例会の時よりよくなっていたのではないか。と感じた。
 だが、「体調はどうですか?」と話しかけると、『吉田議員、もう、ダメだわ〜』と否定的な言葉だけでなく、言葉に力が無かったのが非常に気にかかった。

 今、思えば、この時には、すでに辞意を固めていた。という事になるのであろうと推測している。


 そして、7月14日の午前中に、町長室に部課長が呼ばれて、辞意表明を表明し、また、翌日の新聞の政治面にも掲載されたのであった。
 ちなみに、政治面だったので、目に留まらなかった人も多かったようで『新聞に乗っていたかい?』とも、よく聞かれた。
 さらに、自分のHPの方のアクセスを見てみると、通常は月曜日に山のトップを描き、以後、日曜日までは下る傾向であったが、先週は金曜日に再度の山が来ていた。まぁ、『何か書いてあるだろう』という読書の期待?のあらわれだと感じている。



 『辞表、出したんだったね』『いつ選挙?』という事を聞かれる事も多くなったが、今現在、正式に辞表は提出されておらず、現時点では正式に『◇月◇日に選挙』とは、言い切れないが、そう遠くない時期だろうと推測している。


 さて、話題は違って、今回の参議院選挙について、感じるままに・・・

 まず、総体の選挙結果としては、自民党の圧勝だったが、町内の結果を再度、見てみたい

選挙区
      22年7月            19年7月
長谷川 岳  3901 自民党    小川勝也  4270 民主党
徳永エリ   2898 民主党    だて忠一  3276  自民党
藤川まさし  1935 民主党    多原かおり 2167 無所属(大地)
はたやま和也 1038 共産党    はたやま和也 989 共産党
中川けんいち  936 みんなの党  羽柴秀吉   386 無所属
大林まこと    65 幸福党    浅野隆雄   284 社民党
無効票     262        他2名・無効 459
  合計  11035             11831 

22年比例区     (19年得票) 内政党内で個人名のトップ
幸福党      20( 無し )  ドクター中松   1
みんなの党   802( 無し )  やまや勇一    6
民主党    4006(4780)  なたにや正義 162
女性党      57( 145)           2
自民党    2434(3203)  中村ひろひこ 155
新党改革     90( 無し )  あらい広幸    4
社民党     230( 373)  福島 みずほ  22
たちあがれ日本 120( 無し )  中川 義雄   25
日本創新党    28( 無し )   中田  宏    4
国民新党    174( 173)  長谷川憲正  107
公明党    1692(1334)  横山 信一 1115
共産党    1014(1077)  大門 みきし  87
           (新風   31)
           (9条ネット37)
           (共生新党 30)
           (新党日本220)

 選挙区、比例区の数と前回の得票数を比較した場合、今回の参議院選挙においては、自民・公明と民主・大地との連携があり、自民・民主のどちらも政党単独では票を集められない。という状況がはっきり、見てとれるようになった。
 次の国政選挙において、この状況が続くのか。は解らないが、少なくとも投票率、並びに有権者数が減っているのでは、さらに低下をして行くのではないかと予想がされる。
 その中で、小選挙区制度という事で、自民党が逃げ切った。のが正しい読み方ではないだろうか。

 また、選挙区における投票率しては、以下の通りとなっている

投票所      今回棄権者  今回投票率   前回投票率   
余市町役場     1201  43.83   51.24
勤労青少年ホーム   913  48.01   50.30
黒川小学校     1321  47.02   51.13
黒川十七区生活館   100  44.44   40.56
登小学校       143  48.56   50.33
栄小学校       234  38.90   43.88
沢町小学校      650  53.03   55.90
豊丘老人寿の家    190  36.67   38.49
豊浜生活改善センター  85  32.00   39.55
黒川八幡生活館   1287  45.86   49.32
福祉センター     471  50.05   54.46
中央公民館      424  53.46   54.50
旭中学校      1128  47.29   50.24
黒川保育所      606  51.52   52.98
西中学校       784  47.77   49.14
           合 計  60.74   63.00
 
    当日有権者数  投票棄権者数  期日前投票者数
21年 18186    7133     2404
19年 18778    6947    2281

 投票率に関しては、今回、30%台の所が3カ所あり、この所は、その地域単独で設置している事から、特に農村部の投票率が悪い。という事となる。
 時期的にサクランボの時期と重なっていたために、『忙しい』との事由もあるだろうし、また、当日の投票率には期日前投票が含まれないために、実際の数値はもう少し高くなっているだろうとは推測されるが、有権者の1/3しか投票に行かない。という事は、やはり今後においては、問題視をしていかなければならないのではないか。

 政治に対する全体的な不信感、また、選挙戦の在り方にも、問題があったのではないだろうか。
 
第一投票所の役場と第三投票所の黒川小学校。どちらも2000名を越える人を受け付ける事になっています。



 さて、町長選挙に話を戻して・・・・

 なにせ、余市町では始めて、町長選挙が変わることとなるのだが、『前任者の残り任期でしょう』という質問もよく聞かれる。
 答えとしてはNOであり、選挙で選ばれて、新たに4年間という任期となるのであるが、正直、次の選挙まで時間がありまない。

 まず、現時点では辞意は表明したが、辞表は提出されておらず、辞表が提出されて、始めて、以後の動きが出来る事となる。


 ちなみに、今回の件で、改めて「議長ってエライんだなぁ」と感じてしまった。つまり、町長の変わりではないが、理事者が不在の場合は、議長が行わなければならない。という事である。
 副町長は今後、『職務代理』という形で次の理事者が決まるまでの代行となるが、町長ではない事から、議長と相談して物事を進める事となるのであろうと推測している。

 話を戻して・・・

 辞表は議長宛に提出される事になるのだが、辞表に期日、辞める月日が明記してあれば別だが、無い場合は、20日後となる。つまり、『辞表を出したので、今日で辞めます』という事にはならない。

 議長は、辞表を受理してから5日以内に、選挙管理委員会に『選挙やるぞ〜』と公式に伝え、選挙管理委員会の委員長は、議長からの公式伝達から50日以内に、選挙を実施しなければならない。という事となる。

 簡単に50日というが、出馬をする側は、けっこう短い・・・
 任期満了の場合は、その期日に合わせて準備をして、おおむね1カ月前には選挙管理委員会の説明会が開かれる。
 この説明会には、必ず出席しなければならない。という事はないのだが、何名の立候補者があるのか?という事の目安となる。

 選挙管理委員会としては、いわゆる選挙の七つ道具とよばれるものの準備や掲示板の準備等があるのだが、当日になって『足りない』という事のないようにしておなかければならない。
 町中のポスター掲示板も、数名分の余計がある。という事は、予定していなかった方が、当日立候補届けをする場合もあると考えて、余分にあるのだろうと推測しているが、目算で出来なければ、ポスター掲示板も建てようがないのも事実である。

 つまり、いつ辞表がだされるのか?によって、選挙日が変わって来る。

 自分の当たらない予想では、9月5日投票日±7日間という所ではないかと考えている。
 この日ということになれば、7月のギリギリ末か、8月に入ってすぐに選挙説明会を開かなければならないし、また、立候補を考えて、まるっきり始めての選挙という事であれば、タスキや事務所用の看板、また、選挙カーの手配とこの車両用看板の準備は、それなりの時間が必要となる事から、時間的にはかなり厳しい。
 当然、選挙管理委員会としても前掲の町中の掲示板の発注等もしなければならない。

 ちなみに、国政選挙の場合は、余市町の選挙費用としては1100万円程度が計上され、知事・道議選挙では382万円が計上されている。
 この費用の中には、期日前投票にかかわる経費も含んでおり、町長選挙は期間としては5日間なので、その分は、若干安くはなるだろうが、基本的な経費は変わらない事から、350万円程度の経費が必要となるであろうと推測しており、当然、この経費は、後日、計上されると推測している。

 7月19日、午前11時30分訂正
 上記の道議会議員選挙にかかわる経費については、本年度の予算書を見て記載しました。道議会選挙は、来年4月に行われるために、3月中に準備等の予算計上をしており、4月分の予算は、来年度の予算に再度計上をするそうです。
 よって、選挙の総体費用としては、1000万円程度かかるそうです。お詫びして訂正致します。


 
本文とはまったく関係ありませんが、7月18日、道の駅でフリーマーケットが行われていました。連休という事もあり、駐車場は駐車待の行列も出来ていて・・・宇宙記念館も500名を越える入館者数があったようです。

 町議選挙の場合、おおむね、余市祭の前には、出馬の声を上げなければ勝てない。と言われている。おそらく、準備も関係もあって、そう言われるのだろうと思うし、現職の再立候補の場合は、6月定例会が終わってから、その準備も本格的に行う。

 町長の場合は、どうなのか?だが、概ね、1年ほど前に立候補を表明して、今は、道議選挙がある関係もあって、統一地方選挙が終わってから本格的に動くのではないか?と考えられる。


 さて、今回の場合はという、これまた始めての経験であって、全町が戸惑っているのではないか。と予想される。

 『だれが出るの?』がもっぱらのウワサもなっているが、自分の範疇の中では、期待度を含めて10名前後の人の名前が出ているようだが、現時点で具体的な動きは、ウワサ以上のものはない。

 
 ただ、今回の選挙は、本当に難しいというか、議員がどう動くか?によって、今後の町政も大きく変わるだろうと考えている。
 つまり、町長に対して、与党なのか野党なのか。という事である。
 
 今までは、議員も同一選挙だった事により、自分の後援者の中でも、町長支持に関しては割れていた。つまり、選挙の種類は違えども、同一日程で選挙が行われるために、候補者も町長選挙に発言して、自らの票が減ることになれば大変なので、黙して語らず。を決め込んでいたと思う。

 だが、今回の町長選挙からはどうなるのだろうか。今まで以上に、政党対立とは別に、町長に対し与党野党が明確になって来るのではないか。と感じている。
 他市町村では、首長と議員が対立して、議会運営がスムーズに行かない。首長提案も拒否される。という事例は、けっして少なくない。

 基本的に末端政治においては、政党間での政策の違いでなく、身近な問題での対立が多いようで、庁舎の立て替え、手法の問題が対立構造を生む要因になる事が多いようであるが、議会と対立構造となると、行政運営に支障が出るようになる。
 一度、こうなると修復はかなり難しく、そういう面でも、今回の町長の選出は、いままで以上に慎重に考えて、一票を投じたいものである。
 
宇宙桜に続いて、宇宙アサガオ〜順調に育っている?ようですね〜

 と、ここで、問題となるのが、投票率の問題である。


 平成22年7月 第22回参議院議員選挙
  有権者総数  18168   投票率60.74%
     投票11035  棄権7133
 
 平成21年9月 第45回衆議院議員選挙
  有権者総数  18242   投票率72.97%
     投票13265  棄権4977

 平成21年7月 第21回参議院議員選挙
  有権者総数  18242   投票率72.97%
     投票13265  棄権4977

 平成19年8月  余市町議会議員選挙投票率 *町長選は無投票のため、数値無し
  有権者総数  18559   投票率72.57%
     投票13468  棄権5091

 平成19年7月 第21回参議院議員選挙
  有権者総数  18787   投票率62.97%
     投票11831  棄権6956

 平成19年4月 北海道知事・北海道議会議員選挙投票率
  有権者総数  18600   投票率70.85%
      投票13178  棄権5422

 平成17年9月 第44回衆議院議員選挙
  有権者総数  19054   投票率71.15%
     投票13556  棄権5498
 
 平成16年7月 第20回参議院議員選挙
  有権者総数  19260   投票率60.08%
     投票11572  棄権7688
 
 平成15年8月  余市町町長・議会議員選挙投票率
  有権者総数  19103   投票率80.37%
     投票15353  棄権3750

  
 今回の参議院選挙において、農村部の投票率が極めて悪かった事。また、昔とあきらかに変わって来ているのは、外国人研修生の増大もあり、水産加工場を中心に、選挙の話題というのも、あまり出回らなくなって来ているのではないか。と考えられる。
 無論、参議院選挙と町長とは単純に比較は出来ないが、その傾向はあるのではないか。

 町の声としては、『役場出身者以外の人』を望む声が比較的多いのも事実であるが、『まるっきりの素人』では、やはりお話しにならないのではないか。
 また、年齢としては『若い人』を望む声も多くあるが、ある面では、本当に能力があって、年齢も若い。という事ではあれば、余市町の町長給与というものが、それに見合っているのか。という問題もあるのではないか。
 ニュース45号の最終ページに類似町村の長の給与を掲載しているが、金額としてでは無く、類似町村と比較した場合、余市町長の給与は、どちらかといえば低い部類に入るのではないか。
 
 どちらにせよ、だれが出馬をするのかは、現時点では、まったくの未定だが、町の将来を託して、また、全町一丸となれるような候補者の出馬と当選を願いたいものである。

 ・・・・そして、投票率が上がるような選挙戦をしてもらいたいものである。


 以上、相変わらず、くどい、しつこい、意味不明・・・でした。


 午後22時追記・・
 午後8時頃『『町長選挙に出馬をするので、よろしく頼む』と言って来た人がいる』と電話入って来た。
 つまり、名乗りをあげたこととなる。ちなみに、以前から『出馬をするのではないか』とウワサのあった人である。(ちなみに、まるっこの新人で60歳を越えている方だと思いますが・・)
 さて、どうなる事か・・・


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