独り言 平成22年3月22日UP
   ☆JR在来線について☆

 掲示板に以下の書き込みがありましたので、自分の考え方を・・・・

在来線存続決議  心配性の町民 - 10/3/19(金) 18:01 -

 北海道新幹線建設に伴う函館本線(山線)のJRからの経営分離問題に関して余市町議会として何らかの決議するとの報道が有りましたが、ここで質問ですが、吉田議員を含め他の議員や役場職員が札幌や小樽・千歳空港へ出かける時の交通手段は何でしょうか?
 多分答えは車との回答が圧倒的と思います、確かに今のJRは車に比べたら不便で利用しずらいですが、車に比べたら安全・安心・確実な交通機関と思います、
 存続を要望する決議をする前に利用頻度が上がる様な政策を実施しJRにこの路線は儲かるとの認識を与える事が先決かと思いますが。
 赤字なら存続要望決議しても何れ廃止になることが目に見えています。だけど多分私も吉田議員も北海道新幹線が開通してそれに乗ることができるかどうか疑問ですが。



 さて、心配性の町民さん、いつもありがとうございます。

 最初に・・・テーマは少しそれますが、現在、予算委員会開催中です。
 3月という事で、国会を含め、どこの議会でも、集中的に審議をしていますが、余市町の予算委員会は、予算を6ブロックに別けて、一人6回、1回につき連続3回まで質疑が出来るルールで運営しています。
 議長を予算委員会委員長は除かれますので、16名の議員で16×6×3で、最高、288回の質問が出来る事になります。
 まぁ、ここまでは挙手数はありませんが、1回の質問に際しては、個数制限は無い事から、いゃ〜、その質問数といえば、ハンパじゃぁないです。

 『何を審議しているんだ!』とはいよく言われますが、この時期は議員も役場側も、かなり大変なんですよ〜(^^;)


 さて、本題に入りますが・・・・

 まず、ご質問である、札幌方面に行く場合、列車を使うのか。ですが、私としては、夏場は、ほぼ車でしょうね。
 冬場は、札幌中心部に行くとするならば、市内の交通状況、駐車場の関係とで、高速を降りた所で、西宮の沢から地下鉄を使う場合もあります。
 どちらにしても、利用頻度としては、年に数回・・・という所でしょうね。



 さて、新幹線開通に伴う、在来線の問題については、常に話題となる問題であって、また、新幹線が停車する駅としても、開通後、必ず、駅近辺が活性化するのか?といえば、けっしてそうとは言えないのでないか。と考えています。

 無論、停車する本数もあるのでしょうが、本来、停車させないのが新幹線だと考えています。
 さらに、新幹線が開通すれば、室蘭経由の特急も、本当に残るのか?といえば、微妙だと考えています。なぜなら、経営側としては、新幹線の乗車率を上げるためには、既存の特急等は便数を減らすのは、当然だろうと考えているからです。


 新幹線が開通した時の効果と、仮にですが、それに伴い在来線の廃止の影響とを考えた時、少なくとも、余市町には、この効果は無いのではないか。と考えています。

 小樽・黒松内間は、従来通りの考え方であれば、当然、在来線廃止となるでしょうが、過去の事例では、『在来線廃止に際しては、地元同意が必要』との事で、その協議がされています。

 では、余市町にとって、新幹線は必要なのか?と考えた時、私は、その必要性はない。と判断しています。
 ですが、その時々の政治判断や支持政党の考え方、さらには、地域間における温度差もあって、建設されているのが実態です。おそらく、どの政党が政権を取ろうが、また、知事についても、どの政党であろうが、『建設促進』の旗は降ろせないだろうと考えています。
 なぜなら、『より早く安全に』は社会資本の一つで、新幹線もその一つだと考えられます。
 総論賛成で、現状でも列車の恩恵が無い地域では『関係の無い話』でしようから、個別は協議で・・・という事になるでしょう。

 さて、では、後志管内の各々の考え方はどうなのか?といえば、少なくとも、現時点で駅がある自治体は、『在来線を残してほしい』という事になると思いますが、新幹線の停車する駅としては、そうなるのかどうかは・・・微妙でしょうね。

 列車の必要性というより、列車を必要としている人はどんな人なのか?といえば、学生、女性、車の無い人、勤務先が都市部で駅の近くにある人・・・・等々と、限られた人になると思います。
 その中で、今後、どういった形で在来線の存続をしてゆくのか。という事になると思います。

 新幹線と在来線の問題については、国内では、唯一、新幹線が開通して、在来線が残った地域がありました。
 『開通に際しては、地元同意が必要』という事で、最後まで在来線にこだわった。当初は、沿線の自治体としては、一体となって在来線存続という運動をしていた。
 その中で、様々な事情の中で、一つ欠け、二つ欠けとなって、最後に残った自治体としては、『沿線自治体の同意』という事だけに、その希望をつなげていた。
 だが、結果としては、国・JR側は、地元同意を必要としない手法で、着工を決定した。その手法としては、在来線としては残すが、1時間に1本程度走っていた特急は廃止。また、運行本数も大幅に減少させた。というものでした。
 どういった形は別として、在来線を残したので、地元同意は必要としなくなった。という訳ですね。
 つまり、結果としては、残ったけれども、その用途は大幅に減少してしまった。ということです。


 さて、定例会開催中ですが、余市町議会でも、ご指摘通りに、意見案の採択が予定されていますし、この他に、一般質問を含めて、各議員の発言の中にも、在来線存続の件が出されています。
 役場側としては、『列車に必要性は認識している』『関係自治体と協議して進めたい』との答弁をしていますが、一方では在来線存続を強く求めている自治体と、新幹線建設に重点がおかれている自治体とがり、温度差は間違いなくあります。
 また、小樽市としても、塩谷、蘭島の駅がある事もあり、はたしてどうするのか。は、他の自治体の事ですのでわかりません。


 ご指摘の通り、余市町に線路を残すとすれば、JRとして採算の取れるようになっていれば、その可能性は高いと思われます。


 鉄路と町の関係は、私は過去に住んでいた町において、当時、鉄道があって、ちょうど、国鉄からJRへの変わり目でした。
 当時、様々な観点、国防等の視点からも、『ここの路線は残るだろう』と言われていましたが、結果として廃線となってしまいました。
 『直ちに』ではありませんが、時間経過とともに、結果として、町は寂れる。という事になっていますし、また、町のイメージとしても、特に、外部から見た時には、列車も通っていない町=へんぴな所。と見られる場合もあって、けっして良くはありません。
 無論、町の地理的な位置もあるでしょうから、必ずそうなる。とは言い切れないとは思います。
 反対に列車が無くなった地域では、バスの便が良くなった所もあって、必ずしも、地域として見た場合、列車の必要性、さらには、高速道路を含めた道路整備状況が良くなっている中では、どう判断されるのかは、よく分かりませんが、都市部に遠い町ほど、列車要望が強くなるのではないでしょうか。


 JRの利用率を上げるとした場合、町として具体的な政策として、これといって予算化をしている訳でもありませんが、ある面では、今回の新しい高校が、乗降率が上がるかもしれませんし、やはり、通勤、通学で列車を利用される人が増えなければダメだと感じています。
 そして、これは余市町だけではなく、近隣町村にも協力してもらわなければならないと感じています。

 小樽を含めた北後志では、定住自立圏の議題も本格化して来るので、この件の話し合いも当然、テーブルに乗ると思っています。

 どちらにしても、JRは公益的な仕事をしている。としても、民間企業である以上、その判断は厳しいでしょう。
 議会で、要望書を決議しても、意味は無いのかもしれませんが、逆に、このような形で意見が上がって来る。というのも一つの効果でしょうし、喚起がされれば良いのではないか。
 また、これは継続的にやっていかなければならない問題だと考えています。

 まぁ、回答になっているかどうかは、分かりませんが・・・・・以上です。


 ・・・・新幹線が開通した時、いつになるのかは分かりませんが、乗ってみたい気持ちはあります。ですが、乗る用事、必要性があるのか?という事だと考えています。まぁ、あと20年で出来れば良い方だと考えていますが・・・まぁ、乗ることは無いでしょうね。


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