独り言 平成21年12月7日UP
    ☆掲示板・宇宙記念館等への回答☆

 新聞紙上でも、何度も掲載されている、宇宙記念館の再開について、ご質問・ご意見等がありましたので、自分なりに感じている事項を回答したいと考えています。

 まずは、お二人の方から、関連して、以下の書き込みがありました。


☆宇宙記念館について  C級町民 09/12/6(日) 17:02
はじめまして。
吉田ひろかず議員のホームページのお陰で余市町の事が良く解り、大変助かっています。議会内容や審議結果、経緯等も解るため、結果だけの新聞や広報より理解が容易で有り難いです。
吉田ひろかず議員の様に、他の議員の方々も自分の考えを交えて、議員活動を発表して貰えると町民も行政に関心を持ち応援しがいが出て来ると思います。

吉田ひろかず議員の考え方は町民の感覚に近いと感じ、親近感を覚えます。議会での質問も的を射ていると思います。
これからも町民のために活躍して頂けます様、よろしくお願いします。
陰ながら応援させて頂きます。

長文になり、申し訳ありませんが、どうしても気になる事があります。解る範囲で結構ですので教えて頂けないでしょうか?

12月5日の道新朝刊に宇宙記念館の事が書かれていました。
経費ですが、年間の人件費2千万円+維持管理費1700万円。
収入見込額が3万5千人の入館で1400万円。
と言う事は、年2300万円の赤字ですよね?
そこで気になったのですが、入館見込3万5千人とは、何を根拠に計算されているのでしょうか?
また、人件費が2千万とありますが、赤字とわかっているのに多くないですか?
正職員2人+臨時職員4人で2千万円?
臨時職員は4〜11月の採用って事ですよね?臨時職員の相場、月15万円+経費3万円で計算すると、18万円×8ヶ月×4人で576万円!残りの1424万円が正職員の分ですか?一人712万円ですが?
詳細を知りたいです!

そもそも、直営と言う事は、役場職員が担当すると言う事ではないのですか?
役場職員の部署移動ならば、新たに人件費が増える訳ではないので正職員分は計上の必要性が無いのでは?
展示がメインであれば、それほど専門知識も必要ないと思いますし、担当になったら勉強すれば良いのでは?
それなのに、新規に雇うのですか?
まさか、赤字とわかっていながら、『知り合いの人を高い給料で正職員雇用してくれ』との圧力が掛かっていると言う事は無いですよね?そのような噂を耳にしたものですから…

赤字ですよ!あ・か・じ!そのお金は町民の大事な、だ・い・じ・な血税ですよ!
どうしても必要な施設ならば、少しでも経費を掛けない努力が必要では?
展示メインですよ!常時6人も必要なのですか?
足りない時だけ、職員が応援に行けば良いのでは?
人の配置や仕事内容の詳細が知りたいです。
もし、民間の会社が赤字覚悟のボランティアで管理をするとしたら、どう管理するでしょうか?
わざわざ新しい正社員を雇って、更にバイトも雇うと思いますか?
社員が協力して手を貸し合い、経費をかけないでやろうとしませんか?
民間会社は収入が減ると給料が減って、ボーナスが出なくなるので、社員は必死に努力しますよ!会社の方針だと、仕事量が増えても出来なければクビですよ!
しかし、役場はどうでしょう?
やる気と考え方の違いではないのですか!?
素人の私が考える事など、議論の中で既に誰かが発言していると思いますが、それであの考えなのでしょうか?
気になります。
どのような議論だったのか、吉田ひろかず議員の様にネットで発表してくれる委員の方はいないのでしょうか…?
熱く愚痴って仕舞い、話しが逸れましたが、このままでは余市町の将来が不安でなりません。
どうか、町民の代表である町議の皆様の力で、透明で健全な余市町を作って下さい。
本当に本当にお願いします!
コメントし難い文章で申し訳ありません。
前半の宇宙記念館の経費の件がメインの話しでした。

 

☆町議会はどうなんですか  NO−天気 09/12/6(日) 16:32
 昨日の新聞に出ていましたが、「宇宙記念館」は、やはり町の直営方式で決まりですね。これからは予算関係の審議になるそうですが、どうも我々にはストーンと落ちないです。今日的に言いますと、この種の施設は「公立」「民営」のパターンが一般的と思います。
ちなみに、先の国の「仕分け作業」でも、国の施設運営に対して、何故「民間に運営させないで、国が直接運営するのか。」との意見が多いように感じました。
直営方式は、時代錯誤と思われますが、それなりの考えで、直営方式になったのですね。
と、なりますと、「正職員2名」との事ですが、2名の方を新たに町職員として採用すると言うことになるのか。それとも、現在の役場職員から2名を配置するのでしょうか。今までは「行政改革」で新規の職員は、採用ゼロとの方針でしたので、新たに採用するのであれば、この部分についての整合性は、どうなるのかと言う疑問が残ります。
又、その前日の新聞では、20年度の一般会計決算が不認定になった事を知りました。前年度の決算では、「赤字」なのに認定して、20年度は「黒字」になったのに不認定です。いずれにしても、我々一般町民には理解出来ない事が多い、余市町議会です。

 
 

 さて、まずは、議会関係でのお二人の感想についてですが、議員各々がそれぞれ、考えている結果であって、それがどうだったのか?という事については、自分がどうのこうのと言えるものではないです。
 採決に至る考えでも、それぞれが考えるところであって、また、その考え方を公表するのかも含めて、どうやって、住民に理解を求めて行くのか。という事は、それぞれだと思っています。

 ただ、自分の考えを表明するのは、やはり、大変ですし、また、HP等に掲載する事も、正直、もっと大変です。

 どこが大変なのか?ですが、事務的に大変。自分の考えをまとめるのも大変。誤解を招かないにどう伝えるかが大変。そして、考えを表明することによっての覚悟も必要です。

 自分の場合は、けっして相手を非難している訳ではないですが、結果として、そうなる可能性もあって、下手をしたら、これが元で、訴えられる可能性もあります。


 正直、半分、ビビリながらやっていますが、そう思う反面、だれかが発信して行かなければ物事は変わらない。とも考えています。
 ・・・・ちなみに、最近、HPの方もなかなか進まないなぁ。というより、疲れがたまっている?というか視力が悪化していて、画面を見ているのが辛くなって来ています。どこまで続けていけるかなぁ?とも、最近、如実に感じています。



 さて、まずは、下水道の漏水の件についてです。

 議会に対して、この件の報告があったのか?という事を議会事務局に確認してみました。所管は産業建設常任委員会ですが、『委員会での報告は無かった』との事でした。
 また、自分の掲示板は多くの役場職員も見ていますが、大半は『聞いた事もない』との事でした。

 さて、まずご指摘の事実があったのかどうか?ですが、あったそうです。
 要因としては人員的ミスで、点検時において、ゲートの開閉を確認して、本来、開放する所を閉めたままにしたためで、その為に、マンホールから漏水した。という事だそうです。
 連絡受けて、すぐにゲートを開放したので、その後は、通常に戻ったそうです。また、漏水は、量的に多くなかったそうで、マンホールの中に戻したて完了したそうです。
 漏水量としては、多くなかった事と、故障を伴う事故でも無かった事から、近隣住民や区会に対しては、連絡等はしなかったそうです。
 今後の改善策としては、新たにセンサーを設置して、異常があれば、警報が入るように順次、取り付けているそうです。

 今回の事例は、事後処理を含めて、また、近隣対応を含めて、見解が別れる所ですが、担当課としては『以後、注意します』との事でしたし、私としても、現場を確認していませんので、なんとも言えませんし、今回の現場には、知人もいるのですが、その方は何も言っていませんでした。
 仮に議会の議題として取り上げる。としても、事実確認が無ければ、出来ませんので、もし、これから発生があれば、ご一報、頂きたいと思います。

 

 さて、次ぎに、ご質問・ご意見の宇宙記念館の事項についてです。


 まず、直営か民営か?ですが、確かに、NO−天気さんの言われる通り、『公立』→『民営』の方式が主流となりつつあり、国としても、指定管理制度を含めて、民間にシフトするようにしています。今回、政府が行った事業仕分けも、その方向でしたね。

 役所側から見た場合、第三セクターや指定管理制度を用いた場合、民間アイデアを活用して施設を、より活用してもらう事と、合わせて、経費削減という事となります。

 今回、新聞紙上に掲載されたように、宇宙記念館再開に向けては、それなりの経費が必要ですが、直営と民営では、町が持ち出す資金が違います。

 直営では、利益直結の事業が出来ない。つまり、売店部分ですね。
 売店を施設内に設置するとしても、この部分は、どうしても民間という事となり、契約としては、家賃方式、または、スペース貸しでの賃貸。という事で、そんなに高くは取れないのではないか?と推測されます。

 余市町側から見た場合、総体的な経費、持ちだし分を見た場合、指定管理を含めた第三セクター方式の方が、少ないと推測されますが・・・・

 問題は、『受ける所があるのか?』という事です。
 民間は利益が出来ない所には、絶対に来ません。仮に入ったとしても、見切りを付けるのも早いのではないでしょうか。
 道内でも、各地で民間が入っても、結局、すぐに撤退してしまった。という事例もありましたよね。

 現在の宇宙記念館のやり方では、採算はベースに乗せるのは、正直、難しいのではないか?と考えられます。
 
 再開して、再度の閉鎖。という事となれば、それは、許されない事項だと考えます。


 宇宙記念館の建設経緯としては、『日本人初のスペーシスャトル搭乗を記念して、この偉業を称え、将来にこの功績を伝えるとともに、合わせて地域の科学文化発展に寄与する』という事になっていたと思います。

 その後の建設経過としは、様々な事由があって、建設にも手間取ったでしょうし、また、オープン当時は、まだバス旅行がメインであったでしょうが、時代と共に、マイカー移動となって来て、営業にも限界があった。
 景気動向も下向きで、入館者が減少して、資本金に食い込み、会社解散。という結果となったのではないでしょうか。

 現在の経済状況等の中では、民間が一括借り上げ。という事にはならないでしょうし、町側としても、それなりに当たったようですが、手を上げる所がなければ、直営、もしくは、全額出資の第三セクターという方式しか残されていないと考えられます。

 ですが、株式会社宇宙記念館という会社を、一度、解散させておいて、再度、新しい出資会社。という事にはならないと考えます。
 なぜなら、新たに出資をするとするならば、なぜ、株式会社宇宙記念館を解散させたのか?という事になるからです。


 この点は評価が分かれる所だと思いますが、とりあえず、やってくれる所がなければ、直営でやるしかない・・・・という事になります。

 
 宇宙記念館の再開に向けては、運営方法の問題もありますが、ご存じかと思われますが、余市町としては、毛利さんを名誉町民にしています。つまり、余市町としては毛利さんとの関係を維持していかかなければならない。という事になります。

 閉館した宇宙記念館内には、毛利さんから借用したものもありますし、また、東京の日本科学未来館との関係も維持して行くことが、館を運営して行く上では、今後も必要という事になります。


 直営と第三セクターという視点で、いくつかの方向からの見方がありますが、一例としてですが、議会側から質問において、理事側は逃げられない。という側面もあります。
 第三セクターとなれば、出資はしていますが、別組織であって、当然、質問も限られますし、役場側も『◎◎◎です』ではなくて『◎◎◎と聞いていますし、後で確認します』というように逃げられる事も可能ですが、直営ならば、逃げることが出来ません。

 反対にご指摘のように、直営になることによって、赤字となっても、収支に関しては問われない。という事にもなります。


 さて、ご質問の各種数値についてですが、配布資料を見る限り、入館者の根拠は、直近の入館者数の数値から出されています。これを元に入館料金大人500円として、収入総額を出しています。

 もう一つの人件費については、掲示されたように、年間総費用3千700万円で、うち、人件費6名で2千万円となっています。ですが、人件費の詳細については、「えっ?そうなんですか?」と感じています。

 けっして逃げる訳ではないのですが、自分は、宇宙記念館調査特別委員会に所属もしていませんし、また、傍聴もしていません。
 確かに、配布資料は見る事が出来ますが、実際の質疑の様子を含めて、どんな質疑がされているのかが、わからないのが実態です。

 聞き及ぶ範囲としてですが、人事に関しては、様々な意見が出されているようで、新規雇用も含め、方向性も見いだせていないようです。
 
 最終的にどう判断するのかは、議会の委員会での意見、また、民間の方のみで組織された『余市宇宙記念館再生検討協議会』もあって、そちらの意見も参考にされて、最終決定されると思っています。

 ご意見の通り、また、多くの方の感覚としても『赤字で税金投入はいかがなものか』という意見がよせられます。
 自分としては、個人としては「そうだよねぇ〜」と言えますが、議員としては「う〜ん、そうかなぁ」という事となってしまいます。

 行政執行において、赤字・黒字という議論とするならば、どの事業でも大半が成り立たない。という事です。
 例えば、下水道に関しても、一般会計からの繰出金があって、それで運営されています。それが無くて、まったくの料金収入として運営するならば、現在の料金の3〜4倍くらいの料金設定が必要です。
 教育費用に対しても同じで、本当に効果があるかどうかは、今は解らない。という事で、では教育費を削って良いのか?という事になるのでしょうか。
 様々な補助事業に対しても同じであって、費用対効果として見るならば、赤字の事業は多数ありますが、町費支出に際しては、要望『0』では、執行されません。
 少なくとも、宇宙記念館がオープンしていた当時は、雇用も含めて、それなりの経済効果もあったのではないでしょうか。


 そもそも、民間では手を出さない事項をやるのが行政であって、単純に赤字・黒字という視点でだけでは、解決しない問題もあります。

 ただ、感覚としては、良く理解しているつもりですし、「おかしいぞ!」という意見は、公の場所で発言しているつもりですが・・・・・ちなみに、皆さんが思われるほど、役場という職場は良い所。だとは、自分は考えていません。
 

 様々な議論の中で、結果は別として、意見を出し合い、より良いものを目指すことは良い事だと感じています。
 ねばり強く、意見を出し合い、お互いを理解しあえば・・・・町の未来につながると、自分は考えています。

 長くなりましたが、まぁ、これくらいで勘弁して下さい・・・・
 定例会出での質問も、これから考えないと・・・・

 
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