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独り言 平成21年10月24日UP
   ☆掲示板・委員会視察への回答☆


 書き込みの内容とはまったく関係ありませんが、最近、自分の掲示板も、本来の目的以外(主にアダルト系)の書き込みが増えています。管理者として出来得る限りの対策や削除をしています。
 お見苦しい点がある場合もあるかと思いますが、ご理解下さい。


 さて、10月22日、掲示板の方に書き込みがありました。

 まずはNO−天気さん、いつもありがとうございます。また、お返事が遅くなりましたこと、おわび申し上げます。
 この時期は、農園の最後の収穫時期とも重なり、日々、伝票整理等に追われていて、アップアップしています。

 さて、まず最初に、自分の視察の基本的な考え方として、行政視察は基本的に『必要』という考え方を持っています。
 『百聞は一見に如かず』との事のように、聞くと見るでは全然違う。という場合もあります。

 もう10年前の話ですが、議員職を預かるようになって、始めての行政視察の時、当時、自治体のバランスシートという事が話題となっていて、その先進地に視察に行きました。
 当時の流行だったのでしょうが、余市町議会の他に、2ッの議会、つまり3ッの議会での合同視察となっていました。
 まぁ、その時の感想としては、自治体の一つの目安にはなるでしょうが、「これは使えないなぁ」と感じていました。

 また、現在の浄水場の建設に際しては、四国まで行政視察に行きましたが、これは、ドンピシャで、非常に勉強になった。と感じて帰って来ました。
 ちなみに、この時、なぜ四国だったのか?ですが、当時、膜濾過システムを採用している自治体は多くなく、さらに、ある程度の規模で、余市町と出来るだけの類似点(人口や産業体系)が多い場所を探した結果、四国となったのでした。

 どちらの事例も、実際に行ってみて、説明を聞いて、始めて理解出来た事でしたし、感じた事でした。



 『議員である以上、議会第一であり、不参加の理由はどうであれ、議員の責任放棄でもある』という意見を頂く事もあります。
 確かに、それもあると考えていますし、今回の視察も含め、出来るのであれば参加をしたい。というのは、やまやまですが、仕事等と議員活動と、なかなか両立も難しいなぁ。と常々感じています。


 さて、チョット話題がそれたようですので、本来の回答を・・・まずは、書き込み内容は以下の通りでした。



吉田議員のHPの議会日程に、町議会の総務何とか委員会で、10月26日から29日まで、福岡県と鹿児島県へ視察に行く事になっていますね。
この内容の視察は、項目的には一応立派です。しかし、在来線の関係は「新幹線」の開通の目途が建たないと問題にならないと思います。その為に今から九州へ行く必要が有るのでしょうか。現在は民主党の政権になり「新幹線」は何時になるか検討が付かないと思います。「新幹線」が開通した時に視察した議員は未だ議員で居ますか。その時期が分かりますか。
吉田議員も議員の仲間として、回答しずらいと思いますが、町民には納得行かないですね。
視察は九州でなくても良いと思います。東北でも新幹線が開通しています。北陸でも良いと思います。何故1番旅費の掛かる「九州」なのですか。道議会か札幌市議会でも海外視察を辞めようとしています。これでは、道議会等並みですね。
非常に不愉快です。



 さて、新幹線と在来線の問題ですが、この問題については、現行では、新幹線が開通すれば、在来線は廃止される。という事が過去の事例となっています。
 さらに現時点では、北海道とJR北海道との事前協議では、新幹線開通後、在来線は廃止される取り決めとなっているはずです。

 『開通した時に視察した議員は未だ議員で居ますか。その時期が分かりますか』とのご意見ですが、開通するという事は、まだまだ先でしょうし、現時点では、前原大臣発言がどうであろうとも、まだ構想段階でしょうが、在来線の存続を求めるとした場合、具体的に話が決まる前に、動いておかなければならないのではないでしょうか。
 
 なぜ、九州なのか。という事ですが、新幹線の開通した所は、JRからの経営分離となって、第三セクターでの運営、もしくは、廃線となっている所が多いようです。
 もっとも、採算が取れる路線は、そのままJRで運行されるでしょうから、元々採算が合わない路線がその対象とされるでしょう。

 今回の視察先ですが、余市町議会と同じ視察地では無いと思っていましたが、先日の新聞にも、近隣自治体の議会が視察に行った。という記事が出ていたように記憶しています。
 新幹線開通時においては、多くの在来線が経営分離、第三セクターや結果として廃線となっている中で、今回の視察先は『20年間はJRがそのまま全区間を運行する』と決定された地域です。ちなみに、東北や北陸には、この事例は無いのではないか。と思いますよ。
 

 新幹線は構想から設計、そして着手するまでには、相当な時間が必要でしょうが、少なくとも在来線の存続運動をするならば、設計の手前で結論を出さなければならないでしょうし、それには、各々の行政・議会・町、そして、沿線各自治体間の連携が必要ではないでしょうか。

 なぜ、JR(JR九州)が『経営分理』をしない。と決めたのか。それぞれの立場の人が連携して運動した結果、そうなった。のであろうと推測しています。
 存続運動は新聞紙上等に報道されない部分の方が多くあったと推測していますし、陰の部分の方が重要ではなかったのか。一見の価値はあると思っています。


 当然、北海道新幹線の具体案が出来た場合、余市町にとっては大きな問題となると考えています。
 そして、小樽市塩谷から長万部までの自治体は、同じ問題をかかえる事となるでしょうし、在来線を残す必要があるとするならば、具体案が出される前に、運動をして行かなければならないのではないでしょうか。

 ・・・・・学生時代の話ですが、当時、国鉄からJRへの転換時期において、『〇〇本線という路線は残るであろう』との予測がされていましたが、道内でも、名寄本線が廃止となりました。結果として、沿線自治体は過疎化の速度が増した。という事になってしまいました。
 『汽車も通ってない町』というのは、都市部の人から見れば、『相当な田舎』としか写らないのだろうと考えます。

 今年に入り、余市町議会の一般質問の中では、『在来線の存続という考え方について』というテーマで土屋議員と渡辺議員が一般質問をしていますし、また、私も9月定例会の一般質問の中の発言の中で、「政権交代における余市町への影響について」のテーマの中で、再質問以降では「新幹線はどうなのか?在来線の問題、さらには首相が室蘭という事もあるならば、北回りではなく南回りというのも考えられるのではないか。そうなれば、在来線の問題は発生しなくなるのではないか」と仮定の話ですが、発言しています。



 視察先には、かなりの数の自治体がこの関係で視察に訪れているようですし、視察の場合は、こちらの日程と、相手側の日程も含めて決めていかなければならないものです。

 今回の視察先の決定に関しては、後期の委員会編成が終わった後、つまり、9月に入ってからの委員会で具体的に視察目的と、それにあった視察地の選定に入りました。

 9月上旬ですので、衆議院選挙が終わった直後という事もあり、確かに民主党のマニフェストでは『公共事業の見直し』の項目はありますが、新幹線の見直しについては、私も今回の選挙の民主党Nanifestoを所持していますが、具体的に明記されている箇所はありませんでした。

 前原大臣が北海道新幹線に対し『白紙』と述べたのは、10月16日(報道は17日)であって、同じ記事の中では『民主党内では、国会議員有志により未着工区間の早期着工を求める展開をしてゆく』との掲載もあります。

 『白紙』が正式に決まった訳でもないのでしょうし、考え方としては、沿線自治体の考え方とは別として『北海道とJR北海道との協議』がある以上、従来通りの考え方、つまり、在来線廃止が前提となっているのではないでしょうか。

 『余市町には鉄路を必要としない』という考え方が全体としてあるのであれば、視察目的から『違う』といわれても致し方ないと考えますが、現時点では、困る人の方が多いのではと考えていますし、在来線存続のために、具体的に活動を始めるとするならば、一日でも早い方が良いと考えています。

 ちなみに、自分の考えとしては、新幹線が開通する事が、余市町にとっては、何か良い事があるのだろうか。『新幹線の通過する町』では"ウリ"にならないと考えています。


 視察は相手側の都合もありますし、また、行く前には事前に資料の用意も必要ですし、さらには、同じ行くにしても、経費の安いやり方を選択しています。つまり、航空運賃については、今は予約が早ければ、早いほど、料金は安くなるシステムですね。

 視察目的があって、その中で、工程等を選択し、仮に、北陸・東北にあったとしても、公共交通の便もあるでしょう。必ずしも、距離が近い方が料金が安くなる。とは言い切れないのではないでしょうか。


 ちなみに、自分の場合、視察の件での話し合いが出た時点で、つまり、最初の時点から「不参加」を表明していましたので、前原大臣の発言があってから、「不参加」と言った訳ではありません。
 「不参加」は表明していましたが、参加したと仮定するならば、住民に対して、「今回の行政視察は〇〇でした」とキチント説明が出来るようでなければ、所属委員としても賛同しかねます。

 今回の場合は、『行ってみたけどハズレだった』という事にはならないと考えますし、様々な面での住民活動や意見に反映出来ると考えています。

 最終的には、視察して来た事項を、どう町民に還元するのか。ではないかと考えていますし、当然、自分も、委員会のメンバーの一人として、「どうだったのか?」という事を聞いてみたいと考えています。


 以上です・・・・某大臣は"鉄道オタク"である。と聞いた事があるんですが・・・