独り言 平成21年8月15日UP
      ☆第45回衆議院選挙☆

 8月は、日本全国『お盆休み』という事で、行政的にも、夏休みとなって、委員会等の開催もあまり多くなく・・・・そんな訳で、更新するネタもないので・・・

 まぁ、選挙に関して、自分の感じる事を・・・


 待ちに待った?というか、まぁ、ほぼ任期満了となった衆議院選挙がいよいよ告示となる。

 現時点での調査結果としては、どの調査でも、支持率は自民が低く、民主が高くなっており、このままで行けば民主の圧勝という事になるのであろうが、果たして、その通りになるのかは、やってみなければ分からない。
 前回の郵政選挙のように、今回は『政権交代』の旗を掲げる民主が単独過半数を越えられるのか?という事はやってみなければ分からないが、自民党が巻き返しをして、引き分けまで持って行けるのかどうか?は、かなり難しいと感じているが、参議院では、民主党が過半数を有している以上、政治的混乱という面では、少なくとも、解消されると推測している。


 その中で、既存の少数政党がどうからんで行くのかが、まったく分からないし、さらに、知名度・実績等がある、ある程度有する、いわゆる無会派・無所属議員がこれからどう動くのか?が解らないが、少なくとも、元の派閥や会派には戻らない。戻れない。という事になると考えている。


 最近の選挙の傾向としては、どの選挙でも、自民・公明 対 民主・他の政党 というような構図となっており、結局は、限られた一部によって、政策等が大きく動く状況は、今後も続くであろうし、小選挙区の弊害ではないか。と考えている。

 小選挙区の選挙結果としては、全体の51%を確保すれば良く、つまり、49%は捨て置いても影響は無い。という事となり、また、単独で過半数を確保出来ない場合は、合わせ技で51%以上を確保すれば、結果として同じとなる。
 少数会派は、最初からキャステングボードを握ることを目的として"アピール"は出来る事だろうし、ある面では、それによってしか生き残る手法が無い。
 逆に過半数は無くとも、運営する以上は、過半数が無くてはならない事から、正に大は小の言う事を聞かざるを得ない。という事となるが、これもまた、いかがなものか?と考えている。


 さて、なぜそうなったのか?と言えば、これは間違いなく小選挙区制度に起因していると考えおり、では、小選挙区という制度が、日本という国の風土に合っているのか?

 小選挙区は、選挙結果としては、白黒はっきりつく事は良いであろうが、その地域に政党が決めた候補者が、支持されるとは限らず、政党支持=候補者支持、とはならないのも多分にあるのではないか。
 また、制度としても比例代表は良いとしても、小選挙区との重複立候補というのも、今一つ、分からないというか、単に救済措置的な重複立候補は辞めさせるべきだと考えている。

 この制度のコワイ所は、結果としては、『ネジレ』や『内部分裂』を発生させて、一度、発生したら、修復ままならない状況に陥る。
 また、いわゆる『風』というものに、非常に左右されやすい。選挙民にとって、また、様々な社会的立場によって、『勝ち馬に乗る』的になり、前回の衆議院選挙のように、いわゆる小泉チルドレンの誕生や、前回の東京都都議選のように、『告示の3日前に立候補した候補が当選』といったように、よく解らない方か当選する。という事が、果たして本当に良いのかどうかは、理解に苦しむ。

 どちらにしても、小選挙区は、1対1の場合は、全体の51%を取った方が勝つ事によって、よほどの事が無い限り、以後の選挙結果としては変わらない。という事になるのではないか?
 そして、一度、勝った側は51%の方だけを向けば良く、49%の意見は通らない。という事になるのではないか?


 小選挙区はアメリカのように資源もあり、国家として負けたことの無い国ならば、基本的な考え方、つまり、国家に対する忠誠という基本線は変わらない中で、政策の違い争う。という事であれば、その制度しては有効だとは考えられるが、日本という国に、本当になじむのか?

 民主主義というのは、多数決によって決まったことは、その目標に向かって進む。という事であろうが、強い国だからそこ出来る事項ではないのか。

 日本という国は、戦前教育と前後教育とでは180度変わり、さらには、宗教的イデオロギーが加わり、各々の考え方の基本が違う以上、どうしても一緒にならないのではないか。

 特に、宗教においては、神道と仏教と一家に必ず有るし、キリスト教徒でもないのに、クリスマスをするという国民性は、日本固有のものであろう。

 浪花節が好きな日本人、また、大岡裁で有名な『三方一両損』のように、直接的な係わりあいが無くとも、持ち込まれたものは、共同でやって行こう。という考え方があったのではないか。
 そういう国民性の中に、小選挙区制度のいうのが、果たして、本当になじんでいるのだろうか。

 やはり、選挙制度は、中選挙区制度が、この国には一番あっているのではないだろうか。そうすれば、小選挙区の比例復活という事も無くなるだろうし、また、末端自治体では、自民でも民主のどちらでもない。というのが実態だと感じている。

 特に、地域の問題は、時として国・道の方針に反する場合もあって、数年前に開催された後志支庁の存続では、小樽市を含めた地域の道議会議員が全員揃って、それこそ、共産党も入り、オール後志として行っていた。
 本来的に末端自治は、こうでなければならないのではないか。


 さて、各党、マニフェストを出しており、相手側の批判をする事に、重点が置かれているようだが、どれを見ても、即票に繋がる事しか書かれていない。と感じている。毎年、選挙をやれば、間違いなく、『もらい分』が増えることは間違いない。だが、ここままやっていれば、間違いなく、国家は倒産すると危惧している。

 制度としては、極めて評判の悪い、後期高齢者医療制度。確かに、いくばくも無い年金から天引きされる事は、いかがなものか。と考えているが、余市町としては、後期高齢者が始まった関係で、制度が変わった事によって、国保が30年振に黒字に転換が出来た。
 これは、当分の間は、収支均衡が取れる事から、国保としては料金改定をしなくても良い。という事になる。
 廃止は廃止で良いとは思うが、では、その変わりの制度はどうするのか。前の制度に戻すのか?

 年金問題も、問題発生から、経費ばかりかけて、結果として解決が出来ないでいる。いっその事、『出来ませんでした』と言って、その事業にかかわった職員を業務怠慢等で賠償させれば良いのだはないか。
 さらに、成人を20歳から18歳に引き下げる事についても、単純に、取れる所が無いから、年齢を引き下げて税金を取る。と言っているようにしか思えない。


 大多数の意見をまとめ上げる、一つの方向を導き出すのも政治の役目、また、たった一人の民のために行うのも、また政治の役目であるのではないか。
 そして、その政策決定に至る過程や、実施における効果、さらには、その事項の検証も必要だとは思うけれども、日本の政治家には、そのどれもが足りないのではないかと考えているし、それが小選挙区の弊害へと繋がっているのではないか。つまり、選挙でのやり直しが効かないのが小選挙区選挙ではないだろうか。


 最近の政治コラムには、なかなかおもしろいもの、なるほど〜と思うものもあり、『長期選挙は、有権者と多く語り合える事は良いことだ』『戸別訪問を禁止しているが、戸別訪問こそが、有権者と膝を交えて話し合える機会だ』等々・・・
 その中で、『自民に不満、民主に不安』という言葉もあったが・・・付け加えるならば、「そして国民は不幸に」となるのではないか。



 まぁ、なんだかんだと言いながら、18日が告示日で残暑厳しい中での選挙となるが、どの候補者も頑張ってほしいものでる。
 そして30日は、みなさん、揃って選挙に行きましょう!!4年に一度の機会ですし、投票という権利の施行をして、初めて意見は言えるのではないでしょうか。

みなさん、選挙に行きましょう!!

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