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独り言 平成21年6月3日UP
    ☆掲示板・議員賞与への回答☆

 時間がだいぶ経過していますが、掲示板に議員賞与の事項の質問が寄せられましたので、その回答を致します。
 最近、ヤボ用が多くて、机に向かう時間が無くて、申し訳ありません。

書き込み内容は以下の通りです。

5月29日
今朝のJ−CAST(ネットニュース配信)
議員賞与削減に反対・世の中に流れに逆行とのニュース
ちなみに余市町議会は如何程支給されているのですか、多いか少ないかは別にしてニュースの中で一部の議員の中から賞与がこれ以上減額されると生活が出来ないとの主張、減額するかどうかの問題より市町村レベルの議会で専業議員がいる事のほうが問題と思いますが?
多分余りお金持ちでないと推測される??吉田議員のお考えは



5月31日
吉田議員の普段の活動ぶりからすると報酬も賞与も若干少ない様な感じですね
めげずに頑張って下さい、
今の状況が続くと余市町も議員報酬は日当制に又本会議・委員会での発言無き者は出席と見なさずとの請願が出るかも??
議会便りを毎月見ているとここ1年間本会議質問等の発言する議員が固定されている様な感じがします、多分に会派制が原因かとは思いますが何か釈然としない物です




 さて、まずは、何をもって賞与を出すのか?という事ですが、余市町条例に基づいています。

 議員報酬・賞与は『余市町議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例』に規定されています。

 その中の期末手当の関する条項の中には、以下の通りにあります。

第6条 議長等で6月1日及び12月1日(以下これらの日を「基準日」という。)にそれぞれに在職する者に対し、期末手当を支給する。これらの基準日前1月以内に任期満了、辞職又は死亡若しくは議会の解散により議員の職を離れた者についても、同様とする。
2 前項の期末手当の額は期末手当基礎額に次の区分に掲げる割合を乗じて得た額とする。  6月に支給する場合 100分の212.5
 12月に支給する場合 100分の232.5
3 前項の期末手当基礎額は、基準日において議長等が受けるべき議員報酬月額と当該議員報酬月額に100分の15を乗じて得た額との合計とする。


 となっています。また、実際の運用に際しては

第7条 この条例は実施に関し必要な事項は規則で定める。

とあります。そして、付則の7〜9項目には次のようにあります。


7 平成20年度及び平成21年度に限り、第6条第2項中「100分の212.5」とあるのは「100分の185」と「100分の232.5」とあるのは「100分の205」とする。
8 議員報酬月額は、平成20年4月1日から平成22年3月31日までの間(以下「特例期間」という。)に限り、第1条の2の規定にかかわらず、議長にあっては280,000円、副議長にあっては226,000円、常任委員長及び議会運営委員長にあっては210,000円及び議員にあっては195,000円とする。
9 特例期間に限り、第6条第3項中「100分の15」とあるのは「100分の10」とする。


とあります。

 さて、これを元に計算すると、まず役職の無い議員は、基本給が195,000円ですので、これに1.1を掛けると、214,500円となります。
 これに、今年6月の場合は、1.85を掛けると396,825円となり、これが6月賞与の総支給額となります。
 これに所得税がかかり、乙欄となることから10%が引かれ、共済費として29,700円も引かれます。

 という事で、支給予測額としては327,443円になるのではないか?と予想しています。


 さて、公務員には人事院勧告があって、これによって、給与や賞与が変動しますが、余市町の場合、以前はその通りに実施していたと思います。
 ですが財政悪化によって、まずは、人件費に手をつけざるを得ない状況になって、今の状況になっています。

 余市町の議員報酬としては、町村(市はデータが無いので分かりません)の中では、高い方の部類に入るようですが、議員報酬が低い場合でも、政務調査費の支給がされている町村もある事から、一概に報酬単価だけで比べる訳には行かないと考えています。




 さて、ご意見としては
『日当制に又本会議・委員会での発言無き者は出席と見なされず・・・』『議会便りを毎月見ているとここ1年間本会議質問等の発言する議員が固定されている様な感じがします、多分に会派制が原因かとは思いますが何か釈然としない物です』
とのご意見がありますが、誤解されている部分もあると思います。


 まず、議会便りには、一般質問の質疑要約しか掲載されていません。
 確かに、一般質問をする議員は、以前より減っている傾向にありますが、では、一般質問をしない議員は、他の委員会でも質問しないのか?という事ではありません。

 特に平成19年の改選の後、議員定数が少なくなった事もあるとは感じていますが、発言しない議員の方は、ごく少数です。
 特に、全員の特別委員会では、議長と委員長が除かれますので、発言出来る議員は16名という事になり、発言内容は別として、ほぼ全員が何かしらの発言をしています。
 ですから、一般質問をする。しないにかかわらず、発言する議員の割合は、改選前より上がっていると思っています。

 議会便りはページ数の関係もあって、かなり要約されて掲載される事から、発言時間が1時間あっても、また、15分であっても、掲載されるページ数としては、1/2ページくらいです。
 また、議会便りは各家庭に配布されますが、経費の関係もあって、これ以上出来ませんが、各委員会の議事録は、図書館でも閲覧出来ますので、一度、ごらんになって見られてはいかかでしょうか。


 議員活動と報酬の関係ですが、他町村の場合、また、多くの場合は、常設委員会についても、定例会の最中に行われます。
 これは、定例会の期間を、2週間とか3週間を取って、その期間中に、本会議と合わせて、各委員会を行う。というもので、多くが、このやり方でやっているようです。


 ですが、余市町の場合、『閉会中の継続審査』という事項の議決を行います。これをする事によって、各委員会をいつでも開催出来る。という手法を取っています。
 また、特別委員会においても、『閉会中といえども、審査調査の出来ますことを付け加えて、委員会に付託します』との議長口述がされる事によって、いつでも、どんな委員会でも、その委員会の委員長の采配によって、委員会を開催する事が出来ます。
 ですから、余市町の議員の登庁日数としては、他町村と比較した場合、かなり多いようです。


 会派制については、色々と問題もあるでしょうが、一般的に、会派運営をする場合、会派人数によって、発言時間の制約を設ける場合もあります。国会はそのように運営していますが、余市町議会の場合、会派制度と発言時間とは、関係ありません。
 また、議員全員参加の議会・委員会では、挙手回数の制限はありますが、質問個数や時間の制限は無く、本人の意志によって、何時間も可能です。

 ようは、本人のやる気"の問題であって、会派制との直接的な関連は無いと、私は考えています。
 そして、現状で『発言しない議員はだれか?』と質問されても「いません」と解答出来ます。


 日当制については、すでに実施している議会もあり、総体経費としては削減出来る可能性があると思います。
 ですが、議員報酬と専業議員のかかわりあいの問題については、非常に難しい問題だと考えています。
 いくら報酬を下げたとしても、政党所属の議員は、専業になるでしょうし、また、下げることによって、特定の階層の人しか立候補出来ない。という状況になるとも考えられます。

 つまり、高額年金生活者、自営業者で別に収入がある人、特定の団体から支援を受けられる人等々・・・に限られると思います。

 議会という組織としては、幅広い年齢層、性別問わず、様々な職業というように、組織されるのが理想ではないでしょうか。

 では、報酬を高額にして、少数にすれば良いのではいなか?という意見もあるでしょうが、集票出来る人が、必ずしも優秀な議員とは限らないでしょうし、また、新人を除いて、再立候補の議員は、議会での発言と集票という面を比べれば、発言が多い議員=集票が多い。とはなっていないのではいなでしょうか。


 議員定数と報酬の問題、そして、議員活動の仕方については、末端町村に限らず、国会議員も同じだと思いますが、永遠の問題ですが、少なくとも選挙という関門をくぐり、また、再選組の選挙は『前期の議員活動を評価』として審判を受ける。という側面もあります。

 まぁ、自分の回答は、あくまでも回答であって、解答ではありませんし、また、結論としても、いつも同じですが、議員が有権者から理解を得られるような活動をしていない。と考えていますが・・・・

 『宇宙記念館、早期再開に向けての陳情書 』提出の動きもあると聞き及んでおりますが、どちらにしても、難しい問題ですし、また、各種の請願・陳情も、住民の権利としてあるのですから、制度を活用する事が、町の活性化になると思っていますし、無関心になられる事が一番コワイ事だと考えています。



 さて、私も、産建の委員で、今、町の話題としては、『宇宙記念館を含む、道の駅はどうするのか?』という事だと考えています。
 今日の朝刊に掲載されていた以上の事項はありませんが、経済・観光は生き物であって、それに敏感に反応して行かなければならない。と考えています。
 各議員はそれぞれの考え方があって、それを否定するものはありませんが、従来型の行政手法では、現代は対応出来ない状況になっているのが、実態だと思っています。

 どんな場合でも、そうでしょうが、"ホウレンソウ"がうまく行かなければ、どんな組織でもうまく機能しない。という事だけは、確かな・・・・ようです。

 以上、よく分からないでしょうが、回答と致します。