他の独り言を読む
独り言 平成20年10月2日
      ☆掲示板・議員視察への回答☆

 ちょっと時間が経過しましたが、掲示板に以下の書き込みがありましたので、回答致します。

・常任委員会視察旅行 by その程度余市町民 08/10/1(水)11:57
 色々と視察旅行が今月有るようですが、目的は?費用の負担は?今まで視察の結果の成果は?個々の議員のレポートは公表されるの?
費用は個人負担としても添乗?する役場職員の費用及び視察先へのお土産代等の総額は?今回の行き先と余市町の関係は?


 まずは、その程度余市町民さん、こんにちは。
 
 話題は少しそれますが、その程度余市町民さんは、今回の書き込みで、45回目となりました。


 さて、町議会だけでなく、国会議員を含め、議員視察には、様々なご意見を頂いていますね。
 ご意見としては『本当に、役にたっているの?観光ではないの?』ということだと推測しています。

 改めて質問され、文章にする事は、なかなか難しいと思っています。
 隠す事はないのですが、自分の表現の仕方の問題もあって、誤解を招くおそれもあるからです。


 さて、それでは、本題に・・・・

 目的と視察先と余市町の関係についてです。

 視察目的は、それぞれの委員会において、所管、つまり、委員会で審議する事項が決められており、その線にそったものとなります。
 また、その委員会で取り組む優先事項があれば、視察目的にそれを取り入れます。

 大きな工事でもあれば、それがテーマとなります。
 一例ですが、前期(15年〜19年)の産建委員会では、浄水場の更新にともない、余市町としては、膜濾過システムを採用するかどうかの事もあり、膜濾過で運用している浄水場の研修に行きました。
 ちなみに、膜濾過システムを採用している自治体は少なく、探すのに苦労をしました。

 視察先ですが、視察目的を実施している同規模町村を捜し出します。
 自治体の規模によって、当然、システムも違うでしょう。余市町の人口規模で、札幌市のやり方が参考になるのか?といえば、そうではないので、出来るだけ人口・産業構造が近い自治体を捜し出します。
 ですが、相手のある事ですし、こちらの日程と相手側の都合もあるので、必ず、そうなのか?といえば、そうでもありません。
 出来るだけ類似した所は探しますが、結果として、人口規模でいえば、10万都市になる場合もあります。
 また、移動距離や交通の便もあるので、様々な要素の中で、視察先は決めて行きます。

 視察先は、その部門では"先進"という事もあり、視察先がこんでいる場合も、けっこうあります。
 ですから、余市町との関係というのは、直接的には考慮されないと思いますが、逆の場合、つまり、余市町にも、年間、かなりの数の行政視察が訪れる事もあって、余市町が過去に受け入れていた場合は、行きやすくはなります。


 次に視察の成果、ですが、これは、実際に行ってみて、役だった。という事もありますし、また、当て外れだった事もあります。
 さらには、即効性はなくとも、「あの時、こうだったよなぁ」という事で後々の議会に反映させられる場合もあります。

 私が当選した当時、流行だったかどうかは、分かりませんが、行政のバランスシート・B/S導入が叫ばれていました。
 当時、総務委員会所属だったので、その研修に行ったのですが、記憶では4つの議会が、同一時間に一室に入って研修しました。

 担当者の説明やそれに至る考え方、また、実際の運用も聞きましたが、「なるほど〜」と思った部分もありましたが「はて?これじゃぁ、ダメだろうなぁ」ということも感じて来ました。
 一例としては、B/Sですので、当然、原価償却という考え方がありますが、私はこういう質問をした事を記憶しています。
 「建物の原価償却が"ゼロ"になった時、どうするのか?」との質問に対して『建て替えます』との事でした。
 他にもありましたが、自分の結論としては、「自治体のB/Sはやってもしかたがないだろうし、これをもって、他町村との比較は出来ない」という結論に達しました。

 また、前期の産建委員会の視察でも、その後の建設に際して、濾過膜の選定等については、参考になりました。

 前もって調べては行きますが、結果として「参考にならなかった」という事は、数のうちにはあるでしょうし、現地に出向いていかなければ、解らない事もたくさんあります。逆に、本来の目的とは違うけれども、参考になる場合もあります。


 次に、個々の議員のレポートは公表されるの? ですが、私はなんらかの形で、報告しています。
 前期の産建での視察に関しては、18年1月のひろかずニュース第27号に、掲載しています。
 では、他の議員はどうなのか?は、私は、分かりません・・・・・

 ちなみに、前回の産建での視察の時、自分は、重たい思いをしたのですが、ノートパソコンとデジカメを持参して行きました。無論、個人の分を含めた報告書の作成のためでした。


 さて、費用の負担ですが、これは、年間の議会予算の中に組み込まれています。ですから、旅費と宿泊費については個人負担はありません。
 議会任期は4年間であり、2年で委員会メンバーの入れ替えをします。
で、視察も4年の中で、前期・後期の1回ずつ、つまり2年に一回、行われていましたが、財政難もあって、これからはどうなのか?という事は、わかりません。もしかしたら、今回が最後の視察になる"かも"しれません。


 職員の同行ですが、以前は、視察する事項の担当課からも、職員が同行していましたが、今は財政難から、同行はしていません。
 また、議会事務局からは1名が同行しますが、こちらは出張扱いというか、議員と議会事務局職員の年間経費は、年間予算の中に組み込まれています。

 費用の支出ですが、出張旅費等の条例等があり、その条例を越えることは出来ません。
 日程的には、大昔は列車で行っていた時代は10泊もあったようですが、私が経験した中では4泊5日が最長でした。
 今回から3泊4日になり、一人8万円前後だったと記憶しており、議員・事務局職員共に同額です。
 ちなみに、航空機の関係で、一カ月以上前に予約すると、大幅割引になる事から、早期割引等を利用しています。

 視察先のお土産としては、町の特産品を持参して行きます。リンゴ等の生物はさすがに無いですが、加工品や地元での製造・特産物であり、金額としは2〜3千円くらいだと思います。まぁ、手土産の範囲ということですので何個も持参する訳ではありません。
 ちなみに、余市町に訪問して来る議会でも、菓子折り1箱くらいを持参して来るようです。

 さて、この場合のお土産代はどこから出るのか?ですが、これは、議員会の積立金から支出されます。
 議員会の経費とは、各議員は毎月、議員報酬の中から一定額を積み立てており、研修を始めとし親睦事業等にも支出されており、条例上に明記の無いものの支出は、ここから支出されます。

 ・・・・ちなみに、視察に行こうが行くまいが、また、議員間の各種行事に参加しなくても、報酬から天引きされますので・・・・いかなきゃ個人的には"損"する事になります・・・


 今回の産建委員会の視察は、私は不参加ですので、あまり詳しく日程等は見ていませんが、視察目的としては、農業振興にかかわり、新規就農の件と商店街の活性化という目的です。・・・・ちなみに、私は、仕事の関係もあって、過去の行政視察の半分は参加していません。
 まぁ、違う見方をすれば、自分は"不まじめな議員"という事になりますね・・・・


 ・・・・・今は会派にも所属していませんのが、前期の会派では1年に一回、全額個人負担で行政関係の視察を行っていました。
 本来の目的とは別に、その町を見ることによって、様々な事を目にして、また、視察先の人とも知り合えて、意見交換も出来るようになる。それが縁で、人の和もが広がって、議員活動の一つになって、いまでも続いている事もあります。
 ですから、私は、時間があるならば、視察はすべきだと考えています。
(・・・・・うーん、言っている事と、実際の行動が伴っていないですね・・・・)
 

 住民の方からは『どんな視察なのか、さっぱり分からない。慰安目的で観光地の見学』と思われがちですが、けっして、そうではないと、自分では考えていますが・・・・まぁ、「そうではありません」と言っても、とかく誤解を招くような事態も発生しているのも、事実でしようし、それを理解してもらうように努力してこなかった議員も悪かったと考えています。

 視察してきたことを、どういう形で住民にフィードバックをするのか?だと考えていますが、どうでしょうか・・・・