独り言 平成20年2月5日UP
     ☆道路財源の意見書☆

 余市町議会第1回臨時会が、平成20年2月5日・火曜日に開催された。

 今回の臨時会の議案は以下の通り
報告第 1 号 専決処分事項の承認を求めることについて
        (平成19年度余市町一般会計補正予算(第4号))
議案第 1 号 平成19年度余市町一般会計補正予算(第5号)
議案第 2 号 平成19年度余市町簡易水道特別会計補正予算(第2号)
議案第 3 号 平成19年度余市町公共下水道特別会計補正予算(第3号)
議案第 4 号 平成19年度余市町水道事業会計補正予算(第2号)
意見案第1号 「道路の中期計画」の推進に関する要望意見書


報告第1号
 1月町広報等で募集され、1月31日に締め切られた福祉灯油の予算の件であり、90万円の予算措置であった。

 さて、今回の申し込みの用件としては 
 @19年12月1日現在、余市町に住所があって居住している。
 A19年度町民税非課税
 B生活保護世帯は除く  で、あって
      ↓
 @75歳以上で独居世帯
 A重度障害者世帯
 Bひとり親世帯    という用件で、一世帯1万円を口座振り込み。
 というものでした。

 役場側では、該当者数としては1200世帯、うち、冬期間、不在の所もあるので、1000世帯前後だろう。と予測していた。

 当然、独居老人世帯が対象という事もあって、地区の民生委員さんにも協力してもらう事になっていた。

 1月31日までが申し込み期間だったが、結果として、最終申し込み人数として591名であったそうである。
 当初見込みより、大幅に少なかった事もあって、3月末まで受付を延長する。という事になったので、対象とされる方は、申し出てほしいものである。

 所で、なぜ申し込みが少なかったのか?という事を含めて、「民生委員経由では、どの程度、申し込みがあったのか?」と質問してみした。
 結果として『半数程度』という事であった。さらに『見込み数としては、住民票から拾った数値であって、実数は解らず、今後も地区の民生委員に対して説明会をして、再度、周知したい』との事であった。

 思ったより、少なかった。というのが実態であったのだろうが、さて、この数値をどう見るのか?
 他町村では、『車代をかけて行くほどのものでもない』という意見もあるようなのであるが・・・・



議案第1号〜議案第4号
 町村は、国から借入をしているが、一度借りた時の利率は『そのまま』というが国の方針であったが、方針転換によって、低利に借り換えが可能になった事により、その関係の議案であった。
 ちなみに、今回の借り換えで対象となるものは、借入総額で14億8000万円、金利分として約3億円の節約が出来る見込みである。




意見案第1号 「道路の中期計画」の推進に関する要望意見書
 さて、今、話題となっている、ガソリン税と道路財源、及び暫定税率の件である。
 国会の様子は、ご存じの通りで、自民党内部でも混乱しているし、民主党内部も一枚岩ではないと見ている。
 個人的には、ガソリンが25円、安くなることは大いに賛成!!なのであるが・・・

 では、どの程度の金額が余市町に入っているのか?であるが・・・・17年度分として、道路関係交付税は1億5千万円ほどであり、うち、暫定税率分として7300万円と試算されている。


 暫定税率が良いのか悪いのかは別として、少なくとも、暫定税率が無くなれば、約7千万円が間違いなく入って来なくなる。

 報道では、道路財源が住宅建設に使われたり、また、リクリェーション費用に当てられたりしている事は「趣旨が違うでしょう」と言いたいが、雪の多い地域では、間違いなく除雪費にも当てられている。
 町村によってその金額は違うであろうが、どの自治体も財政が厳しいのは同じであって、この財源が無くなった場合、その分の捻出はかなり、難しいといえる・・・・


 さて、道路財源に関する事項で、町村の意見案としては、毎年のように議会で上がっており、昨年6月定例会においても、以下の通りの意見案が可決して、国の関係各所に郵送されている。


☆道路整備に関する要望意見書☆
 道路は道民生活や経済・社会活動を支える最も基礎的なインフラであり、高規格幹線道路から道民生活に最も密着した市町村道に至るまで、北海道の道路網の整備は道民が長年にわたり熱望してきているところからも、中長期的な視野に立って体系的かつ計画的に推進されるべきものであります。
 しかしながら、広域分散型社会を形成し、自動車交通への依存度が高い北海道の道路整備は、全国に比べ大きく立ちおくれており、特に冬期間の厳しい気象条件などによる交通障害などを解消し、本道における「活力ある地域づくり」や「安全で快適な生活環境づくり」、さらには「観光のくにづくり」を支援する上で、より一層重要となっています。
 特に高規格幹線道路ネットワークの形成は、道内の圏域問の交流・連携の強化、地域経済の活性化、高次医療サービスの確保や災害発生時における代替性の強化などを図る上で、そして北海道が自主、自律を目指し、我が国における安定した食料供給基地・観光資源の提供の場などとして、その役割をしっかり担っていくための最重要課題であります。
 よって、国においては、昨年末に道路特定財源の見直しに関する具体策が示され、見直し作業が進められておりますが、北海道の道路整備の実情を十分踏まえ、引き続き、道路整備が強力に推進されるよう、次の事項について特段の配慮がなされるよう強く要望いたします。
                記
1.道路整備を計画的かつ着実に進めるため、受益者負担という道路特定財源制度の趣旨に反することなく、必要な財源を確保すること。
2.今後の具体的な道路整備の姿を示した中期計画を作成するに当たっては、地域間格差への対応、安全・安心の確保、豊かな生活環境の創造等の観点から、道民の道路整備に対するニーズを幅広くくみ取るとともに、道民の期待に応えるべく、道路整備を計画的かつ着実に推進すること。
3.高規格幹線道路ネットワークの早期形成を図るため、現在事業中の区間については、効率的な整備を行うことにより一日も早く供用するとともに、抜本的見直し区間のうち「当面着工しない」とされた区間については、早期に事業化を図ること。
 また、利用者の利便性向上を図るため、弾力的な料金設定に努めること。
4.今後、高齢化する道路ストックが増大することを踏まえ、道路網の安全性及び信頼性が確保されるよう、適時適切な修繕等による効率的な道路ストック管理を行うこと。

以上、地方自治法策99条の規定により意見書を提出する。

平成19年6月18日
     北海道余市郡余市町議会議長 安宅俊威
[提出先]衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣



 この時の採決結果としては
会派名    賛成 反対
明政会    8
新自治研究会 5
公明党    2
共産党       4
無会派    2(佐藤一夫・吉田浩一)
 という事で、賛成17・反対4(当時は定数22名)で可決となっていた。


 さて、通常、意見案の採決は、定例会に行われていて、臨時会に提案される事は、あまり多くない。
 この背景には、暫定税率の期限が迫っている事があり、商工会議所等の各団体や北海道町村議長会から『国に対して要望書を上げてほしい』という依頼文が届いている背景があった。


 ちなみに、昨年12月には『灯油等石油製品の価格を引き下げるための緊急対策を求める要望意見書』というのも余市町議会では可決している。


 という事で、今回、意見案が提案される事となったのだが・・・・


以下、今回の意見書である

☆「道路の中期計画」の推進に関する要望意見書☆
 現在、国は、平成20年度以降10年間の具体的な道路整備の姿を示した道路の中期計画を策定中であり、その中で高規格幹線道路について早期にネットワークとして機能させることとされたほか、冬期交通環境を考慮した道路整備や除排雪など道路の管理、防災・防雪対策や交通事故対策の推進、橋梁などの道路施設の計画的な補修、更新と適切な維持管理の実施などが盛り込まれ、その必要額が示されたところであります。
 北海道においては、高規格幹線道路など主要な幹線道路のネットワーク形成を初め、防災対策や救急医療など生活道路の確保などの面においても、まだまだ道路の整備は不十分であるほか、除雪などの維持管理業務や、今後老朽化を迎える橋梁などの維持更新費用の増大が見込まれています。
 このような中、道内地方公共団体においては、毎年、道路特定財源のほか多くの一般財源を投入し、道路の整備や維持管理を行っているところであります。
 よって、国においては、その必要額が確保され中期計画が着実に推進されるよう、特に下記について実施されるよう強く要望いたします。

               記
1.道路特定財源については、平成20年度以降も、現行の税率水準を維持する法案を今年度内に確実に成立させることにより、安定的かつ確実な道路整備のための財源を確保すること。
2.地方が真に必要な道路整備や維持管理を行うに当たっては、地方への配分割合を高めること等により、地方における道路整備財源の充実に努めること。
3.地方のさまざまなニーズに柔軟に対応する道路整備を進めるため、地方道路整備臨時交付金制度については、平成20年度以降も継続すること。

以上、地方自治法策99条の規定により意見書を提出する。

平成20年2月5日   北海道余市郡余市町議会議長 安宅俊威

[提出先]衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣



 さて、今回の採決の結果として・・・

会派名    賛成 反対 退席
明政会    4
新自治研究会 1     3
共産党       3
清新会     3
公明党    2
無会派    1(吉田浩一)
 という事で、賛成11・反対4・採決に加わらず3(定数17名で議長は採決に加わらず)で可決となって、余市町議会としては可決した事になった。


 暫定はいつまでたっても暫定なのだから、一旦、廃止して、再度、税制を考えればよいと思うが、現実的には、ガソリンが25円下がるのも本当に有り難い。
 まぁ、暫定税率は廃止となり石油価格が下がり、そして、今まで通りの財源が交付されれば問題は無いのだが・・・・

 どちらにしても、厳しい選択でしょうなぁ・・・・

 ちなみに、会社の石油代金については30%UPで・・・経営も厳しいです・・(;;)
 
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