独り言 平成19年5月30日up
    ☆18年度決算見込☆

 色々と忙しくて、UPが遅れています・・・

 時間が過ぎたが、5月25日・金曜日に余市町議会、第3回臨時会が開催された。

 毎年この時期には、前年の最終決算前の補正予算の審議が行われ、今日の今回の臨時会は、各会計の最後の補正予算の審議であった。


 さて、18年度の予算は、国の財政改革の関係で、交付税が大幅に削減され、また、余市町としても、いよいよ積立金が無くなり、一般会計で4億1000万円の赤字予算の編成となった。
 この予算が本会議にかけられたのは、平成18年3月27日であり、当時、所属していた会派ではある新自治研究会で討論をしている。
 討論の実施者は佐藤敏議員であったが、その中の一部(ところどころ抜粋)を見て見ると、次のように討論をしている。(全文はニュース28号に掲載)


 さて、06年度の上野町長の執行方針としては、『かってない危機的な状況に直面している』『財政債権団体転落も覚悟しなければならない』『余市町再生の年と位置付けられる』と、一にも二にも厳しい言葉が並ぶものでありましたが、その中であえて、歳入不足に目をつぶって、金額等は減ったものの、前年並の事業とサービスを確保する予算を立てた事については、評価が出来る事だと考えます。
 委員会の質疑においてこの点の上野町長の答弁としては『一方的に削減する事は、望ましくないし、町民サービスの低下も出来ない。断腸の想いの中の編成であった』と答弁された通り、財政調整基金・減債基金等の一般会計に組み入れる経費のすべて取り崩し、それを事業に当てた。という事は、上野町長のスローガンである『町民と共に歩む町政』から逸脱していない事項であると考えます。
 しかしながら、組み入れることが出来る経費が無くなった以上、災害等の不慮の事態が発生した場合は、まったく対応が出来ない事となり、これは、正に、天に祈るしか無い事項なのかもしれませんが、運を天に任せる事は執行者としてはいかがなものかとも考えられます。
 その検証をせずに、前年事業の継承のみになるならば、上野町政の方針が見えませんし、明るさが見えない物に対しては、町民も嫌気がさすのではないでしょうか。
 これは、上野町長のみに責任があるのではない事は、よく理解しておりますが、痛みに耐えるには、希望の光が見えなければ、人は耐えて行けません。
 今は、まったく光が見えない状況であり、町長は、その方向が正しいのかどうかは別として、町長の責任として、方向を示すべきではないでしょうか。
 ですが、我が会派の代表質問でも質問致しましたが、今回の予算計上の仕方が、『赤字予算なのか、それとも、今後を見越し赤字予算にならないための予算なのか、更に不確定財源があるが現状でははっきりしていないから、とりあえず。という考えのもとに立つ、カラ予算なのか』は、未だにはっきりしていないと考えます。
 今回のような歳入予算計上の仕方は、計上の手法も含めて、好ましくは無いが、違法ではないとの法的解釈はあるものの、赤字なのか?カラ予算なのか?はたまた未確定の中にある程度の目算があるものなのか?については、いま一つ、はっきりしていない事も事実であり、委員会質疑の中では、『努力する』との答弁が繰り返されただけでありました。
 さらに、町長は私の質問に対しては『決定をして頂ければ、町民に深く、徹底的に説明をして行政改革を進めたい』との答弁でありました。
 これは『努力はした。でも、結果として、決算において、赤字となった』という場合も想定しているとするならば、これは町民に通用しませんし、逆に見通しの甘さを指摘されるでしょうし、更に執行機関も私し共、議会も、その責任は重大なものとなるでしょう。
 上野町長が『町民と共に歩む町政』をスローガンとするならば、議会としても、車の両輪として、その片方を担うのであるとするならば、それを今、止めることは、余市町にとっては、その未来は無いのではないでしょうか。




 さて、18年の出納閉鎖である、期日は19年5月31日であり、まだ、数日残っているのだが、結論から言えば"黒字"になったそうである。

 4億1000万円の見込みとしては、人件費として1億2000万円程度は最初から見込まれていた。また、その年によって違うだろうが1億円程度は、繰り越しをしているで、実質的な赤字額は2億程度であろうと推測していた。

 提案説明の中では『若干の黒字が見込まれる』との事であったので、質問をしてみた。

Q『若干の黒字』との説明であったが、金額的にはどの程度なのか。
Q当初予算では4億1000万円の赤字であったが、その内訳は。

A出納閉鎖が終わらなければ正確な数値が出ないが、2000万円程度の見込み
A人件費で1億3500万円。除雪関係で8100万円。町税等の増額で6000万円。不要(繰り越し)で7000万円・・・・・
   ※答弁はけっこう細いので、各所の合計ですが・・・後で計算してみたら、なんとなく合わない??

 この答弁に対して町長に考え方を聞いた。

Q苦しい予算の中で赤字にならなかったのは評価出来るが、予算の執行については、残った(不要)額については、いかがなものか。とも考えているが、町長の考えはどうなのか。A税務課職員を増員して、滞納整理に血からを入れた。今回は用件が整ったが、今後は予想が出来ない。19年度は3億8000万円の赤字であり、今後も行政改革に努力して、また、国の動向も注視して行きたい。

との事であった。

 尚、一般会計の部分で質疑があった議員は、吉田ひろかず、熊倉、渡辺正治の3名であった。

 さて、この他に各会計の最終見込みでは、

国民健康保険 
   単年度では約5000万円の黒字であったが、累計赤字としては9200万
  円の赤字決算。それでも以前は3億近くあったものが、ずいぶんと少なくなり
  ました。尚、質疑者は無し。
介護保険会計 
  単年度黒字で累計赤字は無し。質疑者は、土屋・熊倉・中谷の3名
老人保健会計 
  単年度で3320万円の赤字決算。質疑者は無し。
公共下水道会計 
  単年度黒字で累計赤字は無し。質疑者無し。
簡易水道会計  
  単年度黒字で累計赤字は無し。質疑者無し。


 さてさて、黒字に転換出来た最大の要素としては、除雪費が例年の半分程度で済んだ。という事が一番、大きな要素である。しかしながら、冬期間の除雪費は間違いなく、町の経済に還元される。
 今期の冬は、特に排雪が無かった事により、コンビニの弁当やジュースが売れなかった。もちろん、車両が動かないので油も売れなかった。というように、町への経済打撃は、けっこう多かったと推測される。
 除雪業者としても、いつ、雪が降るか分からない状況で、常に待機をしていなければならない事もあって、それだけでも経費がかかる。
 まぁ、結論から言えば、やはり、四季や季節が変わらないのが一番よいのであろうが、これまた最近の自然もまったく分からない。たまたま、討論の中でも自然災害の事も触れていたが、ある一部の人からみれば、やはり自然災害だったろうが、たまたま、今回は町側から見ればラッキーだったと言える。

 さらに、今回は、税務課の努力によって、滞納部分について、かなりの成果があったようで、一歩前進したと考えている。
 自分は決算委員会では、常に"税の未納"にふれており「厳しい時代だし、不公平感が増す中、払える能力がある人が、払わないのは、いかがなものか。強い姿勢で臨むべきである」と発言している。
 それが実践されて来た事も、良い傾向である。


 余市町の財政規模から考えて、累計赤字が10億円を越えれば"倒産"という事になるが、とりあえず、18年度としては赤字が回避された事は非常に有り難い。
 余市町としても、財政健全化計画を立てて、数年後を目標に一般会計の黒字転換を目指しており、上野町長の最近の議会答弁は『健全化をした上で、次の世代に引き継ぎたい』と発言している。

 ただ、財政の健全化の柱となるべき事は、やはり人件費という事になり、余市町の場合、昭和30年代後半の水害によって、財政再建団体になった事により、この時の数年間は職員採用が無かった。
 現在の部課長は、年齢的には若く、また、阿部町長時代に比較的若い年齢で管理職となった。段階の世代とは違う意味で、これから、これらの職員の大量退職が始まる事となる。

 その時、どうなるのか。また、余市町はこれから選挙だが、統一地方選挙も終わった事により、これからの4年間で、間違いなく、町村合併は"強制"も含めて進むと思っている。

 本当の意味での"改革"が必要なのは、これからの時代ではないだろうか。



30日、午後5時追加
 町の事項とはまったく関係は無いが、今年も夏祭りの季節になって来た。
 ご存じ通り、北後志の夏祭りのオープニングは余市町の北海ソーラン祭りである。
 このソーラン祭に対して、余市町の議会としては、有志が議員会として参加をする事になっており、さらに、ある程度の人数がいなければ格好が付かない。という理由で10名以上が希望すれば、参加する事になっている。
 昨年までは、10名以上の参加があったのだが、今年、その希望を求めた所、9名しかいなかった。
 議員会以外の他団体で参加する議員も2名程度いるが、昨年も同様だった。

 平成11年、初当選した時、島議員が「余市の産業祭に議員が出なくてどうするのか!!」と強く言っていた事を思い出す。そして、自分としても、参加するようにしており、今年も参加を表明したのだが・・・
 結果としては、前掲のように、参加者少数のため議員会としては参加しない・・・

 選挙の年でもあるし、参加すれば、それなりに見られる事であり、今年は尚更、参加すべきであると考えているのだが・・・
 22名中、2名は最初から他団体での参加。4名は党の方針で不参加。参加希望は9名。つまり、1/3は最初から参加する意志が無い。という事になる。
 さて、これをみなさん、どう判断しますかねぇ?


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