独り言 平成19年2月13日UP
     ☆3月議会を目前にして☆

 余市町としては、本当に雪の少ない冬となっている。北海道全体としても積雪量としては少ないようであるが、隣町と比べても、余市町は特別、少ないようで、雪雲が余市町を避けているのでは??と思わざるを得ない。


 さて、今年は選挙の年であり、知事選挙を皮切りに、道議会、各地の首長、議員選挙が4月に行われる。

 先日、札幌に私用で出掛けたが、札幌市内では大きな交差点で、候補予定者だと思うが、マスコットを伴い、街頭演説をしていたし、また、各政党の街宣車も数台すれ違った。

 余市町としても、今年が選挙の年となっているが、4月ではなく、8月という事で、まぁ、それなり〜の活動はしているが、選挙活動としては、4月が終わってからで、かつ、6月定例会が終わってからが本格始動となる。

 8月の選挙という事で、夏場の暑い季節だが、4月選挙よりは、あらゆる意味で、やりやすいと思う。
 一番違うのは『冬装備が必要ない』という事で、これは、経費的な面も含めて、大変助かるものである。
 特に選挙カーの場合は、窓を全開でやるので、耐寒温度としては、風に当たる分だけ低く、8月の選挙でも夜になると薄手のジャンパーも必要なくらいで、4月選挙は、真冬の装備が必要であり、選車組は寒さとトイレとの戦いである。


 選挙情勢については、全体としては自民・公明連合対民主+それ以外の政党という構図が出来上がっているであろうが、阿部首相の支持率低下がどの程度、影響するのかは解らないし、また、末端の選挙になればなるほど、国政選挙のように、明確に対立軸が無くなり“地域優先”や“過去の流れ”の中で、複雑に絡み合い、まだまだ、明確になっていないのが実情ではないだろうか。

 知事選挙としては、やはり組織力を持っている現職の高橋知事のポスターが、圧倒的に多いが、知事個人の“個性”というか魅力がどこにあるのか?という事が見えない。と感じている。
 そして、夕張問題についても・・・・

 夕張問題について、今、テレビでも新聞でも“応援団”が名乗りを上げており、民間がそれをやる事については問題が無いと思うが、その中に、高橋知事も入っているのは、納得が行かない。
 夕張の財政破綻は、元々財政破綻状態にあったのを“一時金”という短期の借入を、いくつもあわせて、自転車操業をしていた。というだけの話である。
 どの自治体でも、この一時借入金は大なり小なりあるのだが、これを監視して、このようにならないようにするのが“道”の使命であって、それを怠っていた最終責任者である知事の責任は、どうなるのか?
 ちなみに、夕張における18年度の財政は予算書上は“黒字”であったと記憶している。
 来年度の北海道の予算の骨格も出たようで、その中で夕張に対する予算措置も、選挙前という事もあるであろうが、それなりの金額があるようで、では、第二第三の夕張が出たとき、高橋知事は同じ事をするのであろうか?そして、出来るのであろうかは、聞いてみたいものである。


 自分の、当たらない選挙予想としては、この地域の道議選挙については、現在に至っても、現職を含めた立候補予定者4名については、横一線であると感じている・・・
 前回の選挙と今回の選挙を比較すれば、5位だった候補者が9200票を獲得。この候補は余市町では3300票を獲得している事から、この候補者の票がどこに行くのかによって、当落が決まると感じている。
 さらに、現在は定数3名で、自民党が3名となっている。次回の選挙は定数が1名減の2名となる事から、自民党の中で、2最低2位に入らなければ、次回選挙では、後任から外れる事も予想される。
 ちなみに、よく聞く話としては『民主はハチロがついているから』との話であるが、これはあてはまらない。と思っている。なぜなら、鉢呂票=民主票ではないからである。
 どちらにせよ、今回の選挙に関しては、開票してみなければ分からないと思うけれども、投票率はぜひとも上がってほしいものである。


 さて、選挙情勢はこれくらいにして、やはり、この町に暮らす者としては、自分の町がどうなるのか?という事であろうと思う。


 3月定例会は、新年度の予算委員会を含むので、本当に長丁場の議会である・・・。
 役所的には、現時点で来年度の予算も、ほぼ、組み上げ、予算書の最終印刷に向けての作業をしている時期であり、新年度予算のウワサもそれなりに聞こえて来ている。
 
 役所の会計は、一般会計と、特別会計に分けられる。
 特別会計とは、その会計が持つ特定目的にしか使う事が出来ない。つまり、特別会計に当てはまらないものは、一般会計となり、この一般会計が、自治体の一つの目安となる。

 18年度の一般会計は、80億円弱でスタートした。うち、4億円を“その他雑収入”として計上した。そして、この4億円は“見込みの無い収入”という事で、いわゆる“赤字予算”であった。

 今までは、それなりの貯金的なものがあったので、この貯金を取り崩して運営して来たのだが、それも無くなった。という事であり、議会としては、この点をどうとらえるのか?という事で議論もした。
 新年度の予算案については、余市町議会としては、議員全員参加の予算特別委員会を編成して、議論をするのだが、自分は、この時、予算委員会の委員長だった事もあって直接的に質疑はしていない。
 質疑全体の感想としては、質問の個数が少なかった。と感じているし、なぜなら、やはり、先立つものが無ければ、質問してもしょうがない。という事になると感じる。

 時期的には、すでに来年度の予算案も出来上がっているだろうが、正式な数値は、まだ、書類も来ていないので、分からないが、18年度より低く、また、2年続けての“赤字予算”となるようである。

 ここ数年、連続で各種の税制改正があり“増税”となっていて、特に、所得の少ない人と高齢者の増税がされており、19年度は、所得税と住民税の改定がされる。
 所得税を低く、住民税が高くなるのであるが、結果として、これまた所得の無い人や高齢者が一段と増税される事となると推測される。

 で、この割合が見直された事により、住民税の徴収に関しては、その自治体の責任となり、結果として、滞納が増えるのではないか?と予想される。


 余市町としても、各種の支出削減に勤めているが、これも限界があり、大谷町長時代には、100億近くの一般会計予算編成が出来たが、国から来る各種の交付税が、一方的に削減されているのが、現在の状況を招いている。
 まぁ最終的には『選挙』で今の政権が選ばれているのだから、これは致し方ないとしか言いようが無い。


 “財政再建団体”という名詞を聞くようになったが、その自治体の財政規模によって、財政再建団体に入る金額が違っているが、余市町の場合、10億円を越えると、これに該当する事となる。
 18年度は、余市町としては4億円の赤字予算であり、決算でどの程度まで削減出来るのか?であるが、昨年12月の定例会で1億2000万円の人件費の削減を行い、また、だいたい、1億円くらいは繰り越しが出来るので、実質的には、2億円程度の赤字。という事が、当初から予測されていた。
 19年度も赤字予算という事であれば、当然、18年度の赤字分もたささる事となり、さらに、このまま国の交付税が削減されれば、そう遠くない時期に、10億円のラインの突破〜となりうる。

 では、これは余市町だけなのか?であるが、すでに小樽市が赤字予算の編成となっており、夕張を含めた、旧炭地が新たに加わるであろうと推測される。
 そして、余市町としては、いわゆる貯金的なものは、前町政時代に大半を使い果たしてしまっていたために、もう底をついているが、他の自治体は、その金額がいくらあるかによって違うだろうが、遅かれ早かれ、必ず訪れる。


 あらゆる面で、国は地方をつぶそうとしていることだけは確かであろうし、結果として、地方自治体は、いつまで我慢出来るのか?という時間の問題であろうし、また、実際に住む町をどうするのか?
 個人の負担を少なく。という事であれば、今の行政サービスを含めて、全てのサービスの低下を受け入れざるを得ない。
 最低限、今までの行政サービスを受けたい。という事であれば、今まで以上の負担をしなければならない。
 どっちにしても、今までの町の名前は残れるのかどうかも、微妙な時に入った事だけは確かなようである。
 今まだは、どの町に住もうが、最低限のラインが決まっていたと思う。だが、これから時代、住む場所によって、税負担の格差やサービスの格差が、如実に表れるのではないだろうか。
 夕張問題ではっきりしたように、公務員ですら、給料保障がされなくなり、自治体運営の危機に瀕している。また、医療問題でも、地方の病院は成り立たない状況になりつつあり、まして、子供を生める病院はというと、さぁて、札幌まで行かなければならないのではないか。
 これらの問題を国会議員や道議会議員はどう考えているのかを、明確にしてほしい。特に、選挙を控えている今こそ、具体的に『私は、こう考えている』というのを、明確にしてほしいものである。


 さて、そんな大事な3月議会を目前に控えているのだが・・・・・

 まぁ、これを綴れば、非難の嵐〜を受ける事かもしれないが、事実であり、また、変なウワサが広まってもいけないだろう。という考えで、あえて、知らせたい・・・・

 2月10日、午後8時頃、余市町議会議長である、安宅俊威議長が大川町の国道歩道上で、雪道で滑り転倒。左大腿部(太ももの細い方の骨)を骨折してしまいましたぁ(><)
 見舞いに行った所、本人は至って元気であったが、現在入院中。今後、手術をして、その後、リハビリをして復帰。という事になるであろうが、うーん、最低でも全治2カ月のようです。
 つまり3月の議会運営は、副議長が議長席に座る。という事となるでしょうが・・・

 議事運営上では、議長が事故ある場合は、副議長が統括する事になるのは良いのだが、3月議会では、新年度の予算委員会がある。そして予算委員会には、議長は加わらない事となっている。
 風邪で休みました。というのではなく、明確に、3月は登庁出来ない。という状況になると、この場合、副議長は、予算委員会の質疑者に加わる事が出来るのだろうか。

 さらに、採決においては余市町議会の場合、会派割と人数の関係で、採決が1票差で決まる場合も、けっして少なくない。
 だが、副議長が議長席に座る。という事は、採決に加わる事が出来なく、場合によっては、可否同数で議長採決。という場合になる可能性も大いにありうる。

 3月議会となれば、土日祝日を除いて、ほぼ、毎日議会をやっていて、暗礁に乗り上げた時には、最後は議長の仲介が入って難局を乗り切る場合も、多分に想像出来る。

 これに加え、余市町の議会だけでなく、北後志で組織している組合議会の方も、余市町の安宅議長が兼任している場合が多く、こちらにも、影響があるであろう。
 さらに、余市町の議長は、現在、後志議長会の会長も兼任している。副会長は2名いるのだが、一名は倶知安町議会の議長であり、倶知安町は、先日の町長選によって、議長が交代したかばかり・・・。さぁて、こっちも、どうなる事やら・・・・

 どちらにしても、議長が不在という事は、好ましく無い状況には違いなく、さらに、あらゆる面において、余市町としても“英知の結集”をしていかなければならない時に・・・・・

 自分としては、会派は抜けたが、議長選挙において『安宅俊威』と書いた責任はあるし、議員として、その責任を果たさなければならないと考えている。

以上、おしまい!
 
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