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独り言 平成16年2月15日UP
 ☆リサイクル裁判と施設組合議会・その2☆

 チョット風邪で体調不良という事でUPが遅れてしまいました。

 14日の北海道新聞後志版には、結果として、施設組合議会として、和解に同意する事。16年度の事業については入札にする事が報道された。事実、施設組合議会の結果としては、どちらの件についても、質疑は多数だされていたが、全会一致(反対なし)で可決している。


 10日に中断していた北後志衛生施設組合議会、第一回臨時会は、13日、午後1時30分から余市町役場3階で再開された。
 当初は委員会室で開催の予定だったが、傍聴者希望者が多数来庁していたために、向かいの301・302会議室で行われることになった。
 施設組合議会は何度もおこなわれているが、傍聴者が入るのはまれであり、10日の日に傍聴に入っていたのは、自分と道新記者だけであったが、今日は25名程が傍聴に入った。どうして、大挙して傍聴者が入って来たのだろうか・・・・ 尚、自分を含め、余市町の議員は7名が傍聴に入っていた。


 1時30分から始まった組合議会は、途中、1時間程の休憩を挟み、終了したのは午後5時20分という事で、施設組合議会としては、時間的には長い方であっただろう。
 おそらくというより、施設組合議会は本来、問題が発生してはおかしい議会であり、つまり、質疑されることが異例中の異例だと思っている。
 組合議会の質疑のルールとしては“無い”のであろう。余市町議会は、一回につき3回までとなっている。または持ち時間で行っている議会もあるのであろうが、組合議会は無いようであって、納得出来るまで質疑が続けられていた。
 言い換えれば、それだけ今回の問題の根深さ、不明確差があり、そして、その背景には前理事者である大谷組合長の主張が崩れた事が、その要因であると、自分では感じている。

 さて、議題は『和解について』の続きであり、

 『『和解条件として2000万円を支払う義務があると認める』との事であるが“義務”とは施設組合側に非があるの?義務の内容は?』
 これに対し『双方の弁護士、裁判長が入り、和解を進められた。義務というのは2000万円を支払うという義務である。』との答弁。
 『組合長は非を認めるのか。だとするならば、前組合長に損害賠償を求めるべきではないか。』
 『非があるとは認めたくはないが、道義的・行政的責任はある。基本的に、前組合長に対する損害賠償を求める考えは無い。後の紛争は避けたい。』との事であった。


 さて、上野組合長は、なぜ和解に同意するのか?であるが、結論としては、『これ以上、続ければ、損害賠償となり泥沼化となる。行政が住民から訴えられる事は好ましくない。』との答弁であった。
 これも確かにそうであろうと思う。しかしながら、・・・・自分がまったく想像するとするならば、「訴えられたのは、大谷なのに、なんで俺が負けの組合長になきゃならないの?訴えられた時は、俺は全く関係ないし、ただでさえ、訴えられるまでの経過が解りづらく住民に理解されない事で、なんで悪くいわれなきゃならないの?」と勝手に想像もされる。
 まぁ、そうは心で思っていた(勝手に自分が想像しているだけで)としても、間違ってもそんな事は言わないだろう。


 多少脱線したが、北後志リサイクル組合の要求は『書面の契約は9700万円だが、本来の約束金額は1億5500万円であり、その差額である5800万円を支払ってほしい』との要求であり、現時点では損害賠償ではない。


 なぜこれが損害賠償に発展する可能性があるのか?であるが、これは答弁の中にあった、“道義的・行政的責任”があり、この点を突かれれば、当事者では無くとも、“長”としてその責任が発生し、さらに、裁判結果において、明確に、敗訴した場合。さらにはこれが賠償金要求へ発展し、賠償金を支払ったという事になれば、現組合長としては、訴えられた組合長であった、大谷前組合長に対し、支払った金額の損害賠償を求めなければならなくなるからであろうと推測出来る。

 裁判である以上、被告側、つまり衛生施設組合側が勝訴する場合も考えられるが、5800万円(この場合、余市町分としては3500万円前後)を支払わなければならない可能性もある。
 外野から見た場合、また、一般感情としては『何で和解なの?最後までやって白黒はっきりつけろ。』となるのであろうし、自分自身としても、そう思っている。しかし、これが組合長として町長として、危ない橋を渡ることが出来るのか?まして、状況的には、大谷前組合長の主張が崩れて来ている現状がある。つまり、道義的・行政的にと・・・・

 
 では、道義的責任・行政的責任とは、どういった事なのであろうか。という事であるが、これは、当日の質疑の中ではっきりした。

 まず、リサイクル組合の設立に関しては、大谷前町長は、15年3月の余市町議会の予算委員会でも、『クサイクル組合設立に関しては、お手伝い』との事であったが、『リサイクル組合の設立に関しては、大谷組合長が裁判所に提出した答弁書の中にも、各種の優遇を図って来たとあり、さらに、施設組合議会の過去の議事録にもおいても、将来、随意契約で行うとあるのではないか。』との質問に対し、上野組合長は『指摘の通りである。』との全面的に前組合長と180度違った見解を示した。さらに上野組合長は『部下が起こした責任はトップにある』との見解も示した。

 さらに驚く内容が答弁された。『13年度でも、それがあり、それを履行した』との事であった。
 これはどういう事なのかという事だが、14年度の書面上の契約は9700万円(これに関しては、双方合致している)。年度途中で1億5500万円にするという事を、助役が行った。という事である。

 大谷組合長の主張としては、『1億5500万円は、話しは聞いたが、組合長は了承していないし、書面は9700万円なので支払う義務はない。』
 リサイクル組合としては『助役は『組合長に同意を得ている』ので、年度途中で補正をする』との話を信用した。だから、1億5500万円である。』

 とのことであるが、この話しは、14年度の契約であるから13年度末に行われた事であるが、『13年度もそれが履行された』という事は、12年度末の13年度契約においても、書面と口頭の二本立てであり、施設組合側は口約束を履行した。という事なのであろうか。

 13年度もこの口約束が履行されたので、14年度の契約においてもリサイクル組合としては、『助役の口頭約束を信用した。』というのは、過去の事例でもそうなっていたし、また、言い分としては筋が通っているのではないか。


 なぜそうなのか?という事であるが、
『何を基準にして契約をしたのか?量なのか?15年度の契約と14年度の契約で内容が大きく変わったのか?なぜ、途中で増やしたのか?』の質問に対しては
『基本は量であるが、業務の中で双方の協議の中で申し入れを受けざるを得ない状況ではなかったのか。15年度の契約とは、さほど変わってはいない。』との事であった。

 事件発生当時の助役は、平成11年の選挙後に、大谷町長になってから任命された助役であり、14年3月末で退職、つまり、14年度の契約が終わってから退職をした。
 そして、その後、2度助役は変わっているために、『なかったのか』との答弁はあくまでも、その時の助役の状況を推測しての答弁であるのだが・・・・・


 これらの質疑から判断して、組合設立に関しての経緯、さらには、契約の考え方、手法が曖昧だった事、そして、口頭約束を過去にも行ったという事が、“道義的責任・行政的責任”ではないのか。

 そして、組合議会としても全会一致として“異議なし”という採決結果は、各町村ともそれを認めたという結果になるのではないか。
 ただし、判決ではない以上、“負けた”訳ではないし、施設組合に“非が有った”とはならないのも事実であろうと思われる・・・・・だか、世間一般では『なんで?どうして?』である。



 次の議題2の補正予算は、和解をする事によって支払い義務が生ずる2000万円の割り振り、さらには、来年度の事業についての補正予算である。
 来年度の事業は入札で行うことにされたが、来年度の事業については組合長としては『随意契約を考えたが、総体的に理解が得られないと判断したために、15年度と同じく、入札をしたい』との事であり、これについても、質疑は多数だされだが、結果として全会一致で了承された。
 ただ、質疑の中では15年度の問題点が指摘されてために、当然、16年度の業務としては、15年度より、より業者側に対しては厳しいものが求められるのではないかと推測されるのだが・・・・・

 大谷前組合長でも、前町長も同じだが、『最初の経費で最大の効果』という言葉を何度も繰り返していた。
 しかし、この事業が本当に入札に適している事業なのか?といえば、そうはならないと思う。
 また、16年度も、収集と分別に分けて入札されるとのとの事であるが、自分も自営業者として、リサイクル品はリサイクルセンターに自己搬入をしているが、どうも感じが宜しく無いと思っている。
 収集業者は、自己搬入者に対し、知らない顔をしている。もっとも、収集業者は自己搬入に対し、手出しをしない事になっているからであるから、これは業者側を責める事は出来ない。つまり、分別業者が荷下ろしの手伝いをしてくれるのであるが、同じ屋根の下にいるにもかかわらず、片方は見ているだけ。というのが、あまり感じの良いものではない。たまたま自分は、それが解っているから良いが、そうでない者が自己搬入に来た場合、不快感を感じるのではないか。



 さて、組合議会としては、一応の決着がついた事により、今度は、各町村の議会に補正予算として提案される事になる。
 余市町の負担金としては1289万円との事であるが、施設組合としては、敗訴ではなく、あくまでも和解である事が確認されたのだが・・・・ 和解であっても、結果的に税金が投入される事である。


 余市町議会での、15年度の新年度予算審議に関し、7日間で62時間の質疑時間の中で(昼食休憩があったので、一日当たりの議員の拘束時間は10時間以上)、30時間にせまる時間が、答弁調整のために休憩となった。
 そして、その休憩時間が実のあることになったのか?であるが、結局としては、税金を投入せざるを得ない状況に追い込まれた。

 リサイクル組合の主張も無理があるのかもしれないが、間違ってはならない事は、リサイクル組合は、第三セクターではなく民間業者である。
 民間業者は利益を追求するのがあたり前で、まして、金額の大小に拘わらず、過去において口約束を履行したのであれば、業者側を一方的に悪いとは言えないし、きちんと指導していなかった事、きちんと話し合いが行われていなかった経過があり、これは、だれに責任があるのか。

 そして、自分が未だに疑問と思うことは、大谷前町長は余市町の議会答弁でもウソをついたのではないかと推測出来る事である。
 当然、この白黒は、現在の町長に引き継がれて行くのが行政であり、現在の上野町長に責任は無くとも、答弁だけは明確にもらうつもりである。


 そして、これを明解にする事が、次のステップに繋がるのではないか。


 これからの行政は、予算削減ははっきりしている。節約出来るものは節約していかなければならないし、その過程の中で、一部事務組合方式、広域連合方式は取り入れていかなければならない方式であると感じている。
 その過程の中では、今以上に、透明性が確保され、住民に対し説明出来なければならないものではないだろうか。

その3”は、3月定例会かなぁ?とにかく、議題に上がってこなけりゃ話しになりません。                終わり・・・・



余談ですが〜
 いつもは、スピード勝負で、すぐに作成UPをしているのだけれども、インフルエンザではないけれども、風邪を引きました。
 という訳で喉が痛くて、微熱があり、ボーッとした中でやっているので、なかなか進みません。
 そんな訳でUPが遅れましたが、うーん、平均的に土日はアクセス数が少ないのだけれども、な〜んか多いようですね。
 みなさん、何を期待していますか????


 でも、最近、つくづく因果がだなぁと思っています・・・・自分の立場も含めて・・・・ 先日、ある方と向かい合って座りました。その方はこんなことをポッリと・・・・『良いことも悪い事も引き継がなきゃネ』と・・・・