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独り言・平成15年8月13日UP
   ☆選挙戦を終えて・その2(選挙分析)☆

 町長選挙の数値が確定したのは11日の午前0時。そして、議員の方の最終が出たのは午前1時30分で、さすがに待つのは長いものである。

 さて一晩たって、今回の各議員の得票数から、見えるものがあった。それは、町長の場合、ちょっと意味合いが違うだろうが、町長も含め、現職議員は全員『NO』というのが住民の回答ではないだろうか。

 自分の手元にある議員選挙関係の資料では、昭和58年の選挙からのものしかないが、立候補者数と落選者数は、3〜2名であり、今回のように5名が落選する選挙は、24年前以上の昔となり、正に大激戦だった。

 今回の選挙は、当初『無投票ではないか?』とも噂されていた事もあったが、後継指名を受けた候補者もいたが、そもそも、10名もの新人が立候補する事自体が、現職に対する、大きな意味での批判である事だと考えている。
 議員の定数・年齢・報酬・活動等の総ての問題に対し、住民が不満を持っているから、立候補するのであって、何も不満が無ければ、極端な話、無投票選挙になるのではないか。
 そして、得票結果としては、一番最後に名乗りを上げた新人が過去に例を見ないほどの得票を獲得し、上位10名の中に新人が5名も入っていた。
 これに加え、落選した現職2名も含め、再選を目指した現職17名のうち、ただの一人として、前回の票を1票でも伸ばした現職がいなかったし、逆に30%も得票を落とした議員もいた。
 もっとも、この議員は、新人トップ当選をした地域と同じ地盤から出馬をされたという事もあるだろうが、これが現職議員に対する批判で無くして、なんと説明が出来るのであろうか。

 反対に当選した新人は、だれもが予想していなかった高得票で当選した事実。確かに、新人に対しては未知の期待があり、それなりの期待票が集まるのは分かるが、11年選挙は、7年選挙より伸ばした現職議員がいたのだが、今回は“0”であった。
 数値は単に数字の羅列に過ぎないが、大谷町政の4年間は、いかなる理由があろうとも、現職議員は全員、この現実を謙虚に受け止めるべきだと思うのは、自分だけであろうか。


 さて、次に、現職議員のみを見た場合、どうだったのか?といえば、やりは、政党所属の現職候補者は強かったという事が、証明されたのではないか。
 公明は新人についは前任者の後継という事もあったが、票を伸ばし、また、現職も減少を最小限に留めていた。また、共産も全体的にはかなり票は落ちたものの、現職4名が再選出来た。
 これに対し、組織を持たない候補者はかなり苦戦し、また、平均的に高齢者になる程、やはり落ちた率が高い傾向である。また、新人候補も地盤的に重なった候補者は特に落率が高かった。

 前回の選挙は、立候補者数と得票数を割れば、平均が約600票であり、今回の場合は560票となるが、前回の選挙で平均票前後だった候補者は今回、かなり厳しくなっており、やはり、平均得票以上の票を確保していなければ、次の選挙は、危なくなるという事も証明されたのではないか。


現職のみ
 氏  名   年齢 今回   前回   差    落率   備考
 白川栄美子  47  856  894   ▲38   4%   公明公認
 佐藤   敏  69  756  849  ▲93  11%  民主党員
 吉田広之丞  69  693 1002 ▲309  31%
 吉田 浩一  41  671  857 ▲186  22%
 佐藤 一夫  62  620  658  ▲38   6%
 安宅 俊威  65  583  720 ▲137  19%
 佐々木正江  59  566  577  ▲11   2%  共産公認
 岩戸てる子  52  562  628  ▲66  11%
 熊倉 義城   73  542  612 ▲134  11%  共産公認
 吉田   豊  58  530  672 ▲142  21%
 渡辺 秀郎 76   493  775 ▲282  36%
 渡辺 正治  65  464  651 ▲187  28%  共産公認
 納谷 準一  63  459  619 ▲160  26%
 松原 友香  63  464  624 ▲160  25%
 中谷 栄利  45  431  455  ▲24   5%  共産公認


 さて、自分の場合はどうだったのか?といえば、高齢でもないし、地盤的に新人候補者が出た訳でもない。そして知名度という点では、同期議員5名の議員よりあるであろうし、また、先輩議員と比べても劣っていないはずである。
 そして、4年間ニュースを毎回、1500部以上発行して、さらにホームページも開設して、そのアクセス数においても、一日平均30はある。
 3月定例会の予算委員会の連日のUPでは、一日100件があり、今回の選挙結果の場合、たまたま選挙翌日が新聞休刊日という事もあったが、昨日だけで300件ほどのアクセスがあった。

 しかし、選挙結果としては、全体で9位と一桁での当選ではあったが、大幅な落ち込み数となった。

 率直に今回の票をどう読んでいたのか?という事だが、まず、新人が多数出たために、ある程度落ちるのは予想をしていたが、実際的にはこれだけ落ちるとは思ってもいなかった。
 自分の予想では最小700。また、前回より上積が出来る可能性もあると見ていた。


 余市の選挙は町長と同一選挙のために、通常の場合、議員は町長選挙とは連動させないようにするのである。ただし、公明と共産はどの選挙でも同様であるようだが、お互い熾烈な争いをするのであって、それなりに町長選挙にもかかわっているようだが、基本的には、あまり連動をさせていない。
 しかし、今回、自分の場合は、明確に反大谷という色を付けられていた。

 もっとも、後半の2年間は議員活動上において、大方の事項について反対をしたのであったから、致し方の無い事だと思っている。

 ただし、自分は別に大谷氏個人が元々嫌いだった訳ではないが、あまりにも町長としての自覚が無さ過ぎる。責任の所在が明確では無さ過ぎる。という理由で反対して来たのであって、無作為に反対していた訳ではない。

 ※選挙も終わり、町長も交替するという事で、「いまだから本当の事を話せるという」ことで、選挙戦を終えて・その3で公表したいと思う。


 ただ、世間一般では単に『町長をいじめている。』とか、そちらの方が間違いなく先行しており、自分は『上野派だ!』と言われていたが、確かに、現職に対し、かなり厳しい、また、人に言わせれば『重箱のスミを付く質問をしている。』と言われていたが、今回の選挙において、後援会回りをしていて、「上野を頼む」とお願いした事は、ただの一度も無い。


 これが明確に表れたのは、このHPで公開している、7月9日付けの“独り言”であるが、実は、このメールを発信して来た方は、大谷支持者の女性で、発信元は明確になっている。
 匿名のような書き方になっているが、どこのだれかという事はこちら側では分かっていたので、あえて、返事を書くときに“K”さんとしたが、もう少し書くとしたならば、K・Mという社名である。


 そんな事もあり、すでに7月9日付けのこの場でUPしているが、再度、改めてこの場で検証したい。

『はじめまして。いままで吉田さんを陰ながら応援してきた町民の一人です。広報をだすなど一生懸命な議員さんだとおもってきましたが、まわりから貴方の事があまりよく聞こえてきません。婦人団体の方々が、議会を傍聴にいきあまりにも貴方の質問の幼稚さに呆れ果て、後ろから頭をぶん殴ってやりたいとおもったとのことです。町民の役に立ちたいと出馬したと記憶しております。重箱の隅を突っつく様な質問はやめてください。もっと議会で追求することはあるはずです。今まで余市町で裁判を賭けられすべて勝ちましたよね。でも敗者の方から一度も裁判費用をもらってないということは、どういうことなんでしょうか?われわれ町民は少しでも税金のむだずかいは辞めてほしいのです。又、まわりの町村では議員数を減らしているのに何故吉田議員あなたは減らしたほうがいいと言えないんですか?
他の議員が怖いんですか?
目上の方に対しての接し方、言葉ずかいなどいろいろ聞こえてきます。選挙のときだけぺこぺこしてもだめです。貴方に清き一票を入れてきた者を裏切らないでください。
貴方のホームページでここに書いた質問に答えてください。選挙で大変でしょうが、今の質問に答えていただけないと今回は、考えたいと思います。』


 まず、この方は議会傍聴には来た事はなかったと記憶している。
 次に、メールの中にある『婦人団体・・・頭をぶん殴りたい』までは、この方の感想ではなく、大谷氏の感想だと思っている。
 つまり、婦人団体が傍聴に来た時、回答出来ないような質問を何度もしたのであって、その都度、現職としては『恥をかかされた』と思ったからでしょう。
 『重箱の隅の質問』については、思い当たるものとしては、公用車の使用、さらには、葬儀への出席等が思い当たる。特に葬儀への出席は、後志タイムスにも『議題からそれていて、議員としての資質が疑われる』と書かれたが、これに対しても、明確な理由があったからやったのであって(理由は、次号、その3で明かします)、町長からは最終的には陳謝の言葉があったが、これについても、面白くなかったであろうと思っている。


 これらの背景があり、大谷氏としては、絶対に許せない議員の一人として自分を上げていただろう。特に、保守系無所属という事で、尚更だったと思う。なぜなら、同じ質問を共産党がしたとしても、『あれは共産党だから』と片付ける事が出来るが、共産党でなく、また、その都度、明確にニュース・さらにはHPで即日公開をされれば、余計に頭に来るのは当たり前の事だと想像していた。


 さて、ちょっと話がそれたようだが、そんな背景があり、選挙前から様々な攻撃があり、また、聞くところでは、他の候補の選車が通ったら、大谷事務所からは人が出たが、自分の時は引っ込んでいた。とのウワサもある。
 また、ある人に言わせれば『選挙に書く時に、上野・吉田とはなるだろうが、大谷・吉田とは絶対にならないだろうな。』との事であった。

 前回の選挙においては、自分の後援会の中には、かなりの大谷派がいた事は分かっており、今回の選挙において、事務所開きをした際、同じく農業者で新人の方に行った方、並びに大谷支持者は、事務所開きに来ていなかった。
 自分の事務所開きは、かなり早いやっており、この時点で前回の10%は削られると感じていた。そして、その後、新人が次々と名乗りを上げて来て、さらに、10%は減るだろうが、最終では700台には載るであろうと思っていたのは事実である。
 もっとも、この700という数値でさえ黙っていては、絶対にならないと思っており、前回以上の足を使った。
 特に、自分の場合、他の候補と違い、HPというもの。さらに、今回の選挙においては、多くの候補者がリーフを作成していたが、急にやっても出来るものではなく、自分のニュースには絶対にかなわないだろうとも思っていた。

 ニュースは通常1500部を印刷しているが、明確な数値は、あえてこの場で明かさないが、他の候補者より絶対に多い部数を印刷した。
 現に、このニュースによって『お前に一票やるょ』と言って下さった方もいるし、また、『ホームページはいつも見てますょ』とも数人に言われていた。

 4年間、他の議員がやってこなかった。やろうと思っても出来なかった事をやって来たのであって、その評価は出ると思っていたのであったが・・・・・
 そして、噂としても『吉田はトップ当選の可能性あり』という声も出ていたが、その声に対しては、一度も「そんな事はない」と言い続けて来たつもりであったが・・・・

 そして、選挙の告示になって、自分としては、車に乗り続けても、5日間マイクを離さなかったし、30カ所以上で5分程度の街頭演説も行った。

 だが、結果としては・・・・・・・

 負け惜しみかもしれないが、前回は4位だったが、現職だけで見れば、4位であったし、上位2名は政党関係者。そして、3位は大ベテランの議員。そして、議員の選挙にとって、一番厳しい2期目選挙、さらには、現職町長に対し、共産党以上の質問をし続けたという事もあり、別角度で見れば、充分、健闘したし、そして、満足が出来た結果とも言える。


 しかし、解らない事が一つある。
 この4年間、他の議員に負けないだけの活動をしても、また、いくらHPを活用しても、票には繋がらない。という事だけなのか?それとも、反対に、これだけやったら、評価をされて、上位当選出来たのか?
 ネット議員は常に苦戦する。特に田舎の場合、それだけをやっていて2期目に落選した議員も多数いる。
 評価をされたのか?それとも批判をされたのか?はたまた、何もしない、常に町長与党に徹した議員の方が、票を落とした割合が少なかったという見方も出来る。

 やっぱり、発言する議員は評価されない。という事なのであろうか・・・・・評価と票は繋がらないものなのか?
 確かに、新人が多かったのは事実であるが、『新人が多かった』という事だけが、その理由になるのであろうか。


 選挙も終わり、選挙結果について、みなさん、どう思っているのでしょうか?是非、ご意見をお寄せ下さい。