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独り言・3月27日(29日、午前11時30分UP)
 ☆平成15年、余市町議会3月定例会終了☆

 余市町議会の3月日程は、これだけの混乱の中ではあったが、27日、当初の日程の通りに終了した。
 予算委員会での採決結果は、よほどの事が無い限り、本会議では覆らないので、15年度の予算案は、原案可決で本会議を通過する。
 立場的には反対ではあるが、予算が通過しないという事はどういう事なのか。どういった事態が発生するの?というという事については、それこそ、議員歴30年の野呂議長も経験が無い。つまり、だれも想像も予測もつかないという事である。
 付帯意見(議会側の公式要望)も付けないで、このまま黙って、委員会を通過される訳には行かない。という考えの元、委員会採決前に反対討論までやって“抵抗”をして反対をしたが、ある面では“ホッ”としていたのも事実であり、また、違う意味で“ホッ”としていた。これで長い長い、本当に長かった3月議会が要約終われるという安堵感もあった。

 26日は、帰宅した時間は午後11時30分であり、それから夕食を食べたが、帰り間際に『明日も、討論、やるんだよ』と先輩議員に言われて“へっ?”と思っていた。
 委員会採決の前にやったので、明日は出来ないと思っていたのだが、それこそ、やってダメというルールは無いのであり、ならば、という事で、帰宅後、再度、原稿を作り直しただけでなく、文字を大きくして印刷し、さらに、討論の目的は、討論によって、それを聞いている者が、『そうだ』とか『やっぱり同感だな』という考えを持ってもらい、自分の考えに賛同してもらう事が目的である以上、引っ掛かって読んでいたらお話しにならない。胸を張って、堂々と、そして感情を込めて読んでいないように、行わなければならない。
 という事で、出来た原稿を何度も、何度も、声を出して読んで練習をした。まさに、独独り言で、「ここは、ダメだな」「ひっかかるな」とブツブツ言いながら、何度も原稿を手直ししていた。ただ、明日、ルールー上の問題で本会議で本当に出来るのかどうかは、実は、この時点では不明であった。
 討論は順番として、反対→賛成→反対→賛成というように交互にやるのがルールである。そして、今日、行ったために、優先順位としては、他に、反対討論をする議員がいれば、そちらが優先になる。そして次に、賛成討論があって、その次が自分となる。つまり、賛成討論が行なわなければ、自分の番は回って来ない。
 やっている事が無駄になる可能性もあるのだが・・・
 結局、布団に入ったのは、午前2時をすんでいた・・・・



3月27日・木曜日、余市町議会3月定例会最終日。

 さすがに睡眠不足であるが、ある主の緊張もあり、いつも通りの6時半には起床した。もっとも、この時間に起きないと、稼業である入浴業の営業が出来ない事もある。
 午前10時、余市町議会3月定例会最終日開会。まずは、予算委員会の結果報告と、本会議採決が行われる。
 採決前に、行われる討論、一番手の反対討論は、共産党を代表して、佐々木議員が行った。
 共産党の討論は、党としての主張が入るために、聞いていて、「そうだ!」と思う所と「それは国の問題だ!」という所が多々あり、同じ反対でも、内容が違う場合が多分にある。ただ、『医療費3割負担に反対』や『消費税、増税反対』という事は、だれもがある面では、同感ではないだろうか。

 さて、今の議員の構成メンバーの中で、一番討論を多くやっている議員は賛成・反対を含めて自分である事は間違いのない事実である。(新人議員5名のうち、4名までが討論をしています)
 佐々木議員も過去、何度かの討論をしていたが(共産党が賛成討論をした事はありません)、今日の反対討論は、いつもとはチヨット違っていた。
 いつものよう討論をしていたけれども、『最後にこの委員会の感想』という事を話し始めた。
 総てメモをした訳ではないが大筋の内容としては、『議員は税金がどう使われるのか、町の政策がどのようなものかを町に知らせる責任がある。しかし、その責任を果たそうにも何度も答弁調整のため休憩、ストップ。資料提出の拒否、答弁拒否、姿勢を疑いたくなる。質問者から『3回答えて終わり』と指摘されたが・・・。その姿勢は許されない。と出た程。質問者の質問に答えない事が原因して混乱をした。今回の混乱は、審議内容を象徴したものである。』との内容であった。
 党派、考え方は違っていても、まったくの同感であったが、佐々木議員は女性あり、自分のように暴力的ではないけれども、言語明瞭で、分かりやすい内容。そして、かなり厳しい内容であった事は確かであった。


 さて、次の賛成討論は新政会・吉田広之丞議員が行ったが、『何の目玉も無い予算』と痛烈に批判し、内容的には反対討論とまったく同じであったが『行政の停滞は許されない』との理由で“賛成”との事であった。なお、北後志衛生施設組合の事項に関しては一言も触れていなかった。

 そして、自分の討論となったが、前日の討論の所々手直しをして、次の一説を加えていた。
『これは、20名以上の人が失業に追い込まれた、行政の政策。その方々の家族の事を思いやる言葉もありませんでした。思いやりの無い予算にどうして賛成出来るのでしょうか。』であったのだが・・・・・



 さて、討論も総て終わり、採決となったが、賛成多数で15年度の予算案は原案通りに可決となった。

平成15年度余市町会計別予算額総括表(千の位切り捨て)
 歳入(収入)、歳出(支出)ともに同額です。
会計区分  平成15年度当初予算額 平成14年度当初予算額     増減
一般会計    85億2000万円      84億6000万円        6000万円
介護保険    13億8709万円      13億3698万円       5010万円
国民健康保険 24億6100万円      24億0800万円        5300万円
老人保険    32億0414万円      34億9834万円  ▲2億9420万円
簡易水道     1億6919万円          8472万円        8446万円
公共下水道  17億7534万円      18億0165万円   ▲2億6311万円
 総合計    175億1677万円     175億8971万円     ▲7293万円

水道会計  15年度当初予算額  14年度当初予算額      増減
収入       4億8696万円       4億8957万円    ▲261万円
支出       4億6491万円       4億0041万円     6449万円
 差し引き額   +2205万円            8916万円


 なお、町民要望の高い、そして、町長が今回の目玉として提案したパークゴルフ場に関しては、敷地面積で12500坪のうち、パークゴルフ場7600坪ですが計画では、7年計画、15年度予算は全額起債(借金)で1000万円の措置。16年度以後の予算措置についての答弁は出されていませんが、15年度から建設が始まることになった。
 本当に完成出来るのは、それを保障する言葉はついに聞かれなかった。



 予算の採決が終わり、残りの議案審議となり、前回の臨時議会において議決された医療費の条例改正に係わる問題で、提案が期限をすんでから提案された件に対し、「町民に混乱を招いた」との理由で、町長は20%1ケ月の、助役は10%1ケ月の減給処分を提案し可決となった。
 つまり、4月のみ町長 795,000円→636,000円
            助役 655,000円→524,000円となる。

 午前11時45分、議長より『日程は全部終了しました。これで閉じます。ご苦労様でした。』との言葉が発せられ“終了”。本当に“ホッ”とした事はウソの無い心境であった。

 控室に戻ったときに、何名かの先輩議員から『浩一君、なんで、減給の時、手を上げなかった?あんたやったら、俺もやったのに』と言われた。
 確かに、今回の予算委員会の一件は、この減給案には含まれておらず、提案の遅れによる理由だけなら、20%1ケ月が適当なのか?といえば、『そんなもんだろう』という意見もある。
 しかし、2名で29万円という金額が、提案が遅れた事に起因し何度も文教社会常任委員会を開催した事実。この委員会審議にかかった時間のロスとこれにかかった費用が29万円という金額に見合うのか・・・・

 この減給案は昨晩の議会運営員会で提案された。つまり、予算委員会の採決が終わってから議運が開催されたと言うことで、いつもなら、色々と意見が出るだろうけれども、みんな疲れていたので、意見は出なかったそうである。
 意見が出されなかったという事は、この時点で、了承をした。との事であり、そしてまた、本会議でも、だれも意見を言わなかったという事は、今更、ここに書き綴っても意味が無い。
 議員は記録の残る所でやって、初めて、議員である。


 ただ、余市町の議会は今日で終了したが、明日は、午前10時30分から、北後志衛生施設組合議会がある。本当の終了は明日である。