独り言・平成15年12月29日UP
     ☆北後志5町村任意合併協議会と
              余市町合併調査特別委員会☆


(1)第4回北後志5町村任意合併協議会

 かなり時間が経過したが、12月22日、北後志5町村任意合併協議会が仁木町・町民センター(仁木役場と隣接)で開催された。
 今回で4回目となる任意協議会だが自分も始めて傍聴に行ってみた。
 
                              入り口で氏名と住所を書きます↑

 この会議は5町村の合併を視野に入れての協議であって、その結果は“合併協議会だより”が町広報と一緒に各家庭に配布をされている(12月1日発行がNo2である)

傍聴人も各町村の委員も出入り口は同じです

 この協議会の委員構成数は一町村9名×5=45名で構成されており、この他に、各町村長と事務レベル担当が入っており、また、傍聴は自由に出来、傍聴席も50席程用意されており、満席になると、100名を越える会議である。

 ※会場座席位置関係
           赤井川   余市    
 ス  事  各
 テ  務  町              仁
 ー  担 村              木
 ジ  当 長   積丹    古平

           傍 聴 席
 
上の写真の鎖の左側が傍聴席です。また、鎖の前に座っている女性は、マイクを渡す係で、各列の後ろに係が待機していました。

 さて、始めて傍聴に入ったので、どんな具合に進むのか?という事だが、当日の進行具合を含め、次のように進んでいった。


1 出席者数の確認  定数45名中、44名の出席。よって会議は成立。
  尚、傍聴者数は30名弱
                 進行係は余市町企画課職員

2 会長挨拶 上野余市町長 

   上野余市町長の挨拶

     ※以下の進行は、当日の会議次第に(以下に掲載)のっとり、進む

3 確認事項
@『前回の協議会では「新設合併」(対等合併)が「望ましい」との表現となっていたが、どちらかをはっきり明記した方が良いのではないか?』
 『「対等の表現が良い」→異議無し』
 文言の整理「対等の立場で新設合併とする」に決定する
A合併の期日は平成17年3月31日を目指して努力する

4 報告事項
 幹事会より報告 報告事項は、開催された幹事会の開催日等
 尚、幹事は各町村の事務レベルトップの助役・部長クラスが集まったもの


5 協議事項
 協議1号〜8号までは重要であり、一括提案の(幹事報告)の後、1項目ずつ、協議
  提案は幹事長、余市町新谷助役

1号 法定協議会で協議
2号 余市町とする
    その理由として、地理的に中心、道・国の出先機関があるため
3号 基本的に、現在の庁舎(余市を除く他の4町村)を支所とする。尚、現時点の支所は、今後、協議する。
4号〜8号 法定協議会で協議をする。

    以下、上野会長の進行にて協議を行う

1号について(新市の名称)
 『異議無し』

2号について(新市の事務所の位置)
 『規模(庁舎の面積)等を考えると、もっと時間を掛ける必要があると思うので、法定協議会でお願いしたい』
 『庁舎の面積等については、今後、協議』
 『それは分かるが、余市庁舎では無理(スペースが狭い)と考える』
 『最終決定は法定協議会だが、今は任意である』
 上野『こりありきではない。5町村の住民説明のための、資料を作るため。』
 『基本を置かないと、住民説明が出来ない。先送りではないか』
 上野『多数決とはならない』
 『法定協議会でお願いしたい』
 『客観的に見て、余市で良い。仁木では、その用意があるのか』
 『時間をかけるべき』
 上野『幹事会に差し戻し』

3号について(支所・出張所)
 『どれくらいのボリュームで残るかが問題ではないのか』
 上野『2号との関連もあり、幹事会に差し戻し。継続審議』
 『幹事会で答えが出るのか。付帯意見を付ければよいのではないか』
 『2号が継続審議となるならば、3号も自動継続となる』
 上野『2号3号は幹事会に差し戻し』

4号について(議会議員の任期・人数)
 上野『合併したら、人口規模で37000人の町となる。5万未満の議員法定数は26名』
 『決めてゆくべきできないのか。小委員会等で決めた方が良いのではないのか。引き伸ばしはまずいのではないか』
 『原案の通りにお願いしたい』
 『再生のシミュレーションはどうするのか。財政シミュレーションは人数(議員数等)が決まらないと出来ないのではないか』
 『原案(幹事会報告の通り、継続審査)賛成』
 上野『原案の通り法定協議会で協議する』

※以後、8号まで同様の結果となる


協議9号以下は、各担当(総務関係・民生関係等)から報告(以下の資料掲載)
 報告は総て、『法定協議会で協議』とのことあり、また、協議結果としても『異議無し』でした。

※尚、この後、私用があったために、途中退席をしたので、最後までは傍聴していませんでした。

 

◎傍聴の感想
 さて、始めて傍聴に入った感想として、やっぱり、合併は非常に難しいと感じた。
 まず、合併ありきで行くのか、そうでないのかだが、また、任意であろうが法定であろうが、このテーブルについた以上は、合併を目指して行くのが基本線であると思う。そして、同時に、その具体的な“ひな型”を住民に対し説明して行かなければならないと感じている。
 その中で、総ての事項が『法定協議会で』と先送りにされている。

 本州と違い、北海道は一つの自治体の面積が広いために、距離等の物理的な問題は重要であり、また、意見が出されていたが、庁舎の面積という事も一つの要素になる。
 確かに、意見のあったように、余市町の庁舎は、老朽化も激しいし、また、スペース的には、万杯状態となっており、他の4町村分の資料が入る余裕はない。では、他の町村で、余市町を含めた4町村の分をカバー出来る庁舎があるのか。
 仮に合併して、市となった場合、市の特典というのがあるが、その代表といえるのは、保健所と福祉事務所である。
 現在、余市町では、この保健所と福祉事務所は役場庁舎と隣接してあるが(無論、道の直轄として)、他の町村に持っていった場合、これらの施設をどうするのか。
 合併特例債というのは、これらの建物を作る場合にも当てる事が出来るが、借金である以上、いつかは返さなければならないものである。

 また、行政的に、あえて名前を上げれば、仁木と赤井川の二つは、海がない事によって、海にかかわる行政経験がない事からこの点についても理解が求められるのかという事も分からない。

 元々、自分としては、距離的問題があるために、合併に反対である。距離的問題を解決するために、逆に地方から、高速道路や高速インターネットの整備を国が直轄で行うからというのであれば、まだ分かるが、現在では、そうはなっていない。

 任意協議会でも合併協議会でも、話し合われることが同じだとするならは、合併した時の姿を一日でも、早く提示する必要があるのではないか。
 その中過程の中で、『合意出来ない』とするならば、脱退すれば良いだけではないのか。逆に、タイムリミットギリギリになって、ゴタゴタするよりも、良いと思っている。

 しかしながら現実問題となれば、本当に難しいと思う。また、国は『合併をすれば、10年間、財源保証をする』と言っているが、それが信用出来るとは思っていない。


 さて、傍聴者は、受付で氏名を記載し、また、受付には、傍聴人用資料が机の上にありました。以下の通りです。
傍聴人用
第4回北後志5町村任意合併協議会会議次第
開催日時:平成15年12月22日(月)午後2時
開催場所:仁木町民センター多目的文化ホール
1 開会
2 会長挨拶
3 確認事項
   確認1 合併の方式について
   確認2 合併の期日について
4 報告事項
   報告第1号 幹事会の開催状況について
5 協議事項
   協議第1号  新市の名称について(継続審議議案)
   協議第2号  新市の事務所の位置について(継続審議議案)
   協議第3号  支所・出張所について(継続審議議案)
   協議第4号  議会議員の任期及び議員数について(継続審議議案)
   協議第5号  議会議員の報酬、費用弁償等について(継続審議議案)
   協議第6号  農業委員会委員の任期及び定数について(継続審議議案)
   協議第7号  農業委員会委員の報酬、費用弁償等について(継続審議議案)
   協議第8号  地域審議会の取扱いについて(継続審議議案)
   協議第9号  職員定数について
   協議第10号 一般職の給与水準について
   協議第11号 一般職の昇給・昇格・降鈴・降格について
   協議第12号 戸籍届出、受付、交付事務について
   協議第13号 住民基本台帳各種届出受付交付事務について
   協議第14号 印鑑登録・交付事務について
   協議第15号 外国人登録記載事項証明交付事務について
   協議第16号 手数料(証明書の交付・閲覧等)について
   協議第17号 ごみ収集料金について
   協議第18号 緊急通報システムについて
   協議第19号 訪問サービスについて
   協議第20号 電話サービスについて
   協議策21号 布団乾燥について
   協議第22号 除雪サービス事業について
   協議第23号 デイサービス事業について
   協議第24号 生活管理指導短期宿泊事業について
   協議第25号 生活管理指導員派遣事業について
   協議第26号 家族介護用品支絵関係について
   協議第27号 家族介護慰労金支絵関係について
   協議第28号 外出支援サービス関係について
   協議第29号 寝たきり老人・オムツ支給事業について
   協議第30号 寝たきり老人・理容サービス事業について
   協議第31号 配食サービスについて
   協議第32号 老人日常生活用具給付関係について
   協議第33号 在宅介護支援センター運営事業について
   協議第34号 老人クラブ支援事業について
   協議第35号 敬老会について
   協議第36号 敬老祝金について
   協議第37号 障害児早期療育推進事業について
   協議第38号 ホームヘルプサービスについて
   協議第39号 除雪ヘルパー派遣事業について
   協議第40号 重度身障者福祉ハイヤー利用助成事業について
   協議第41号 手話通訳派遣事業について
   協議第42号 母子寡婦福祉資金貸付事業について
   協議第43号 母子集いの会運営事業について
   協議第44号 出産祝金について
   協議第45号 福祉バスの管理及び運行について
   協議第46号 チャイルドシート購入(貸与)助成事業について
   協議第47号 公立(町立)病院・診療所について
   協議第48号 病院・診療所の助成について
   協議第49号 新規就農(参入)支援事業について
   協議第50号 担い手農家育成事業について
   協議第51号 農業制度資金利子補給事業について
   協議第52号 農業生産組織・団体等育成事業について
   協議第53号 農業用廃棄物処理対策について
   協議第54号 畜産等組織・団体等育成事業について
   協議第55号 森林振興事業について
   協議第56号 浅海・淡水増殖事業について
   協議第57号 報光イベント事業について
   協議第58号 観光施設について
6 その他
   (1)第5回協議会の開催日時等について
7 閉会




(2)余市町議会・合併調査特別委員会

開催日 12月26日(金)
場 所 余市町役場3階委員会室

 余市町の合併調査特別委員会も、先日、開催され、1時間ほど傍聴をして来た。
 北後志任意協議会の余市町議会推薦の委員は、吉田豊(委員長)・熊倉・納谷の3名となっているが、この3名は、町の合併特別委員会のメンバーでもある。
 さて、自分か傍聴に入った時には、ちょうど、同じ会派の土屋議員が質問をしていたが、土屋議員は22日の任意協議会にも傍聴に来ていた。その後、同じく、野呂議員も質問をしていた。
 さて、各委議員の質問に対し、町側の見解としては
『合併をした場合としない場合のシュミーションを出して、その概要版を全世帯に配布。その上でアンケートを取りたい』
『交付税の削減は強制であり、合併特例債も返さなければならない。』と前置きをして、『末端行政をどこまでいじめれば良いのか。と思うが、まだまだ続くと思う。交付税は来年度900億円減となる見込みで、また、年事に変わってくる。』
『合併するしないにかかわらず、人口が減れば、交付税の算定基準が変わる』
『現在の特例には、落とし穴がある。という気持ちである。』
『どちらを取るにしても、厳しい選択を選んだ場合は、公共料金等の値上げも行っていかなければならない』等々の見解をしめした。

 
 任意協議会では『対等合併』との事であったが、本当に対等合併が出来るのか。
 余市町としは14年度末の公債費の総額と14年度の赤字会計になった金額を足せば、257億7377万円となり、単純に人口(24000)で割ると107万円となる。
 そして、各町村の統一された公式の財政状況が表に出るようになった時、余市町と比較した場合どうなのか。

 どちらにせよ、いつかの時代には清算されなければならない。その負担をどう住民が判断するのか。

 個々の町の優先なのか、地域として優先するのか。非常に難しい問題と思っている。


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