独り言・平成15年10月21日UP
        ☆ネット関係講演会☆

 チヨット時間が経過したが、先日、ネット関係の講習(講演)会に参加をして来た。
 一つは札幌で、10月10日(金)札幌市内で開催されたインターネット上における著作権等について。もう一つは翌日の11日(土)小樽観光物産プラザで余市町にもあるiネットセンターに関係している、後志観光連盟が主催した“しりべしiネット交流会”であった。

 さて、札幌で開催された方は、本州の市の教育委員会の人が講師で“教育現場におけるコンピューターネットワーク”というテーマで講演だった。
 ゴクゴク簡単に言うと、この市では学校単位では無く、教育委員会でホストコンピューターを持ち、ここに各校が接続する。そして、各種ソフトもPC1台ごとに購入するのではなく、ライセンス契約をする。

 
    蝦夷富士の羊蹄山。山頂には、もう雪が積もっています(10月21日撮影)

 これの利点は、各教員が個別に資料を探さなくても、ホストコンピューターに入っているものは自由に使える。という事にあり、教員の負担の軽減、さらには、これによってコンピューター利用上における著作権の違反を未然に防止している。というものであった。
 また、講義の中では、アダルトサイト等については、『機械別にアクセス不能にしていても、規制は無理なので、教育委員会のホストコンピューターで行い、不正な接続があると、その学校に電話をする。すると、教頭なりがそのPC使用の生徒の後ろに立ち、すぐに注意をするようにすると、そのうち、接続しなくなる』との事であった。
 また、会場からの質問では『ウィルス対策は?』との質問に対しては『何もしていないが、ウインドウズXPには復元ソフトが標準装備されている。PCが使用出来ないという事は、ウィルスもそれ以上の動きをしないので、復元させれば良い』との事であった。

  羊蹄山のわき水(10月21日撮影)
 
                     
北海道の秋もかなり進んでいます(10月21日撮影)

 著作権という事に関しては、例えば、生徒に見せようとして教育テレビを自ら録画して、自ら使う場合は問題は無いが、これをコピーして他の先生が使用する場合は、違反行為となる。
 また、PC上においても、見ることは良いがサーバーに蓄積してはダメだとか、とにかく、著作権をとことんまで追って行けば、非常に面倒な事になり、さらに、これを教育現場で使用するとなれば、教員はだれもやらなくなるという事になる。
 これを教育委員会が集中管理をするという事は、言わば画期的な事だと思うし、また、会場には各会社の教育関係そうとの展示も行われていた。

 沢小では、新校舎の完成に合わせて、新型のPCが多数入れられ、PCの授業も行われている。
 子供たちに「これをやってはダメでょ」と言っても、インターネットに接続してある以上、いくら規制をかけてもダメなものはダメだが、少なくとも、教育現場の最前線では有効な手段だと感じた。



 さて、次にiネットに関しては、自分も今期、何度か余市のiセンターを訪問して様子を見ているが、夏場は良かったが、この季節になると、暖房設備が無いのと、建物そのものが丸太小屋なので、中にいるのはかなり厳しい。そして、どうしても入口のドアを閉めざるを得ない状況になっている。
 それでも、10月の連休は、けっこう人が入っており、道の駅の案内所という事では、ある意味、定着して来たと思っている。
 iセンターには、専用のHPがあり、そのアクセス数は7月20日始めて9月まで67227件。アクセス数ベスト3は、8月9日・1433件、9月6日・1417件、8月8日・1187件と配布資料の中にはそうなっていた。
 このiネットのHPがどのような活用をされているのか?といえば、これはあくまで自分の推測に過ぎないが、土曜日が休みになって、連休ではない、つまり、日帰りが出来るような場所を探すためにアクセスして来るのではないか?と感じられる。

 
余市iセンター 昨年までは使っていなかった建物を手直ししての使用で、雨漏りもしていました

 さて、この講演では『誕生してほしいマチのコンシェルジュ』とのテーマでの講演があったが、『人口の5%くらいコンシェルジュがいれば良い』との事であったが、コンシェルジュとは、簡単に言えば総合案内人であり、観光だけでなく、もう一歩踏み込んで案内が出来るような人の事をいい、なぜ、5%くらいなのか?といえば、5%くらい、いれば、観光客が歩いていても、ある程度、対応出来るそうである。
喜茂別iセンターにも行ってみました。看板は同じですね。
 
       
余市iセンターは宇宙記念館の奥にあるために、あまり目立ちません
 さて、余市町には、今年からiネットの観光案内所と元々ある駅構内の観光案内所がある。
 各地のiセンターは道の駅に併設されているのが多いようだが、その町に、鉄道が無く、また、現在はドライブ観光が中心になっている現状からすれば、当然、道の駅に設置せざるを得ないと思うが、余市町のように分岐の駅にはそれなりの観光客が集まる事から2カ所必要という事になる。
 当然、お客さんの用途というか、道の駅利用者は車で移動という事で、移動は広範囲に移動出来るが、駅を利用する方は、公共交通機関利用という事で移動する範囲は限られるという事になるのではないか。これとは反対に、駅利用の人は時間にある程度余裕のある人という事になるのではないか。
 宇宙記念館を含む道の駅と、現在の余市駅では、その利用者にはかなりの開きがあるのではないかと思われるが、どちらも現時点では必要だと思う。
 そして、そのどちらにも必要なのは、コンシェルジュであり、また、余市町の場合、どうやって旬の情報を提供するのか。という事にあるのではないか。
 
    余市は一軒家ですが、喜茂別はビルの2階の一角にあります

 当家も家業として農業と併設して観光農園をしているが、夏の果物、つまりイチゴやサクランボは、平地にある畑と山の畑とでは、気温差があり同じ品種を作っていても、平地の方が早く実る事になる。
 これらの情報をだれが整備して、どう観光客に提供をするのか。

 どちらの話題にも共通している事は、利用する最終者が満足出来るシステムを作るには、その情報を整理してコンピューターに蓄積していかなければならない事である。そして、それを常に更新して行かなければならないという事ではないだろうか。
 
各iセンターにはカメラが設置されています。余市は宇宙記念館の二階にセットされてありました。また、iセンターからは、ニッカ工場北口ゲート前にあります。尚、余市iセンターは11月3日で今期の営業は終了するそうです。

 現在は、コンピューターをある程度気軽に利用出来るようになり、ある意味では、人員の削減が出来るという事になったが、実は、100%満足されるような情報を提供するには、一昔以上の人員で情報を集め、そして監視する必要な時代に入ったのではいかと思う。


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