独り言・平成15年10月15日 
☆後志の未来を見つめ“はちろ吉雄と語ろう”☆

 今回、元衆議院議員で、前回の北海道知事選挙に出馬をした“はちろ吉雄”氏を招いての、パネルディスカッションを開催した。
月日 平成15年10月14日 火曜日 午後6時30分〜
場所 中央公民館3階
主催 はちろ吉雄と語ろう実行委員会 代表・吉田豊(余市町議会議員)

 はちろ氏は、以前は道南に住んでおり、現在は小樽市に居住し住民票も移している。そして、はちろ氏は、農家出身で農協参事も経験されているという事で、一次産業が中心のこの余市町には大いに関与する事項であり、国政の政治家が政治的にはどう考えているのか。地域に対してどんな考え方を持っているのかという事が、自分も含め少しでも理解出来ればと思い、今回の企画をしたのであった。


 今回の企画は、話が出たのが2週間程前という事で、時間があまり無い所でのスタートであった。案内文の作成から、チラシ、ポスターの作成。果てはパネラーまで探さなければならないことになってしまった。おまけに「浩一君、コーディネーターね」と一方的に決まってしまった。(もう、冗談じゃぁない!!)

自作のポスター。出来栄えはどうでしたか?

 さて、パネルディスカッションを行う場合、パネラーとの事前打ち合わせは無論の事、場合によっては事前の模擬ディスカッションも行ってから実施する場合があるそうである。
 しかしながら今回のディスカッションは政治的なものでもあり、事前に打ち合わせをする事は“ヤラセ”となるので、事前打ち合わせ等は考えていなかった。そして、本日の出場者が最終的に全員揃ったのが6時20分で、簡単に「こう進めますから」との説明をしただけにとどめた。

開会前、司会をしてくれた土屋美奈子議員と着席して待機してます
 
                             実行委員長である吉田豊議員の挨拶

 パネルディスカッションのコーディネーターという事は、自分にも経験が無く、正直“出たとこ勝負”であったし、多少のハプニングがあった方が、より面白くなるだろうと考えていた。
 そして、自分の立場としては、あくまでも交通整理であろうし、政治的問題は、意見を無理にまとめる必要もないであろうと考えていた。そして、やり取りの中で鉢呂氏の考えを聞かせてくれれば良いのではないか。と考えて、次のような口火で始めた。

 さて、司会者からマイクを頂いて、以後の進行につきましては、私の方からさせて頂きます。
 まずは、私もこのような企画は初めてであり、また、コーディネーターというのも初めてという事で、お聞き苦しい事点、多々あると存じますが、お許しいだきたいと存じます。
 また、この手の集会では、事前に資料を配布をしますが、今日は何も用意してありませんし、また、事前の打ち合わせもしていません。
 さて、10日に衆議院が解散して、総選挙という事になりましたが、ここ、北海道4区では、佐藤静雄さん、琴坂ていこさん、そして、鉢呂吉雄さんの3名が立候補を予定しているようです。
 佐藤さん、琴坂さんは、毎回この地区から立候補をされていますので、政治家としての考え方等は、ここにおられる皆さん、ある程度、理解しておられると思いますが、この地区から初めて立候補をされるであろう鉢呂さんが、いったい、政治的には、どんな考え方を持っているのか。もっとも、これは選挙があろうが、無かろうが、政治家としてどんな考え方を持っておられるのか。とい事が、このディスカッションを通じて、ここおられる皆さんが理解して頂ければと思っています。
 選挙前という事で、一般的には、決起大会のような方式で、一方的に立候補者の話を聞く。という事では、それでは芸がないのではないか。
 私は、やはり、今の政治家や政治を目指す者が一番必要なのは、住民の声を聞く。という事であって、そのやり取りの中で、本音が出て来れば、良いのではないか。
 そして、今回の企画が選挙における選択肢の一つになればと思っております。

 さて、今日は4名のパネラーを向かえておりますが、最初に、ゲストパネラーの鉢呂吉雄さんから、自己紹介、並びに、略歴、また、政治姿勢についてお話しを頂きたいと思います・・・・・・


 まぁ、そんな感じで進めたが、事前準備としてはポスターは20枚程度しか印刷しなかった。(PCなのでそんなに印刷が出来ない)チラシの方は各方面にお願いをして、配布をしてもらった。しかし、それ以上の行動は取らなかった。
 当然、はちろ氏は政党所属の元衆議院議員であり、政党関係者に“動員”をお願いすれば、それなりの形になるだろう。しかしながら、自分自身、政党所属議員でもないし、連合の推薦をもらっている訳でもない。
 選挙、政治は動きがあり、その都度変化をしている以上、全ての候補者の考えを聞いた上で、また、政策なり公約を見た上で判断(投票)すべしと思っている。(ただ地元候補となれば話は別だが)
 であるからして、最初から動員は考えておらず、当日、どの程度の人数が集まるかは、まったく不明であった。

 さて、この手の会合については、通常の場合、入り口で受付を作り、署名をもらった上で、資料を渡すのが一般的である。
 しかしながら、あえて、これもしなかった。なぜなら、何も無い方が“無”で聞けるであろうと思っていたし、だれが来ようがそれを詮索する必要もないであろう。ただ、閉会後に帰るときに、チラシを配布したようであるが、どんなチラシが配られたのか、実は、自分は分からない。

 受付も作らなかった以上、正式な参加者は不明だが、当初200のイスを用意し、その後、順次追加してイスは230程度出たと推測出来る。
 ステージの上から見ていると、前列が多少空いていたが、イスは会場の後ろまで並んでいて、目立つような空席は無く、最終的には200弱程度の方が集まったようである。
 地元のこの手の会合で、特別に動員をせず、これだけ集まれば上出来ではないだろうか。


 さて、今回の企画では、パネラーをお願いした方には、お願いした時点で、以下の4ツの質問を考えてもらうようにお願いをした。

  @北後志、主に余市町の問題点
  A北後志、主に余市町の将来はどうあるべきなのか
  B現在の国の政治に対する問題点
  最後にC国会議員に望むこと


 また、進め方としては、最初@〜Bを答えてもらい、最後にCを答えてもらうように進めたが、結果としては、あまりにも問題がざっぱくであり過ぎたと思っている。
 この手の企画で一番問題となるのは、発言者の時間の問題、さらには全体の時間であり、予定としては1時間30分。
 だが、事前打ち合わせもしていなかったし、成り行き任せであった事から、後半は時計との勝負となってしまった感があった。
 最終的には15分程度のオーバーで、無理矢理、閉めてしまった。という形になってしまったようだが、会場を見ていて気が付いたことが二つあった。
 一つは、途中で席を立つ人があまりいなかった。もう一つは、寝ている人が極めて少なかった。という事である。これが、話を一方的に聞くだけ、また、動員をかけたという事であれば、当然、寝ている人が増えることになるが、これが無かった。言わば、真剣にやり取りを聞いていたという事になるのではないか。

 自分も初めての事で、最初は非常に緊張をしており、また、進行係としては、時計の進み具合は、極めて早かったと感じた。そして、運営の悪さ。また、繋ぎの悪さ等、反省しているが、新しい試みであった事だけは確かであり、当初の目的がある程度、達せられたのではないか。と思っている。
 

 小選挙区となった以上、選挙では、それぞれの地区でイエスかノーかしかない。それが良いのか悪いのかは分からないが、今回の企画は一方的な形で無かった事は良かったと思っている。

 国政であろうと、道政であろうと、さらには、町の政治であろうと、そこに住んでいる総ての者の声を聞かなければならないのが、政治家ではないだろうか。

 今、政治が批判される一つとして、二世三世議員が多いという事がある。どの選挙もそうであろうが、選挙を勝ち抜くためには、地盤・鞄・看板が必要とされ、国の政治だと尚更だと思う。
 しかしながら、これで本当に民の声が聞こえるのか。という事は解からない。
 自分は、議員活動とは人間として体験・経験して来た事が議員活動に表れると思っている。その中で、実践にまさるものは無いであろうし、これは与党・野党・政党を問わずして共通の事項ではないだろうか。

 今回の企画が良かったのか悪かったのかは分からないし、その評価も様々であったと思うが、個人的には一つだけ納得というか、感心した事がある。それは、はちろ氏は農業分野においては、非常に精通しているという事である。
 これが理解出来ただけでも、自分自身の収穫はあったと思っている。

 次回、このような企画をするのかと聞かれたら、さぁどうしましょうか?面倒な事はだれもがしたくない。でも、これも与えられた運命なのかなぁ・・・・・


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