平成15年1月31日作成・No22
    ☆緊急質問の顛末☆

 1月30日開催の余市町議会、第一回臨時会で、自分と熊倉議員の2名で、一連のリサイクル問題にかかわる緊急質問を実施しようと、質問書を30日の朝、提出した。
 緊急質問は、平成7年に発生した余市川汚染事故以来の提出という事で、議長も、また、事務局も、さらには、自分にとっても初めての経験であった。
 さて、緊急質問をするには、本会議(定例会・臨時会)の前日に行われる議会運営委員会において、質問書を提出する事から始まる。
 自分も経験が無かったが、質問という事で一般質問のようなものだろうという事で、そのような書式で作成して提出をした。(この時の詳細と自分の質問内容は1月29日UPの独り言No21に掲載済み)

 緊急質問はルールとしては、まず、前日の議会運営委員会(以下、議運とする)において、委員長から『提出されている』との報告があるが、基本的には議長が取り扱いを行う。
 つまり、最終的には本会議において、各議員に対し『この緊急質問を認めますか?』と諮られ、『異議なし』または採決になった場合は、賛成多数の場合になったのみ実施出来る事となっているのだが・・・・

 まず、29日の議会運営委員会(必ずではないが、各派代表者が委員会メンバーとなっている)では、この緊急質問に対し、議運委員長から各委員に諮られ、意見を求められたようだが、この場では意見が出されなかったようである。

 さて、30日の臨時会は、予定通り10時に開催されたが、まず、開会してから、本日の日程等が議長によって諮られる。(だいたいは前日の議運で決定しており『異議なし』で決まる)
 今回の場合は、緊急質問があったので、議長から一連の報告等の後、『暫時休憩』がかけられた。最初は何があったのかは分からなかったが、緊急質問の取り扱いを巡っての休憩であった。
 結果的には45分程して再開となったが、結果として、各会派の賛同をえられない事となり、本会議場で、熊倉議員と自分の質問に対し、それぞれ諮られ、結果として1票差の反対多数で、質問が出来ない事となった。

 多数決のルールがある以上、質問か出来ないのは個人的には納得はしていないが、ルール上では、納得せざるを得ないが、流れ的には非常に不満である。
 それは、事前に実質的に各会派の代表者が入っている議運で、この緊急質問に対し何も意見が出されなかった事であり、つまり、この時点では、意見が出されなかった以上、各会派は賛同したものであると受け取られても致し方ないのではないか。
 議運では、口頭報告だけではなく、提出した通告書が全員に配布されており、内容も確認しているはずであり、逆に、議運の時点で明確に『その必要はない』という事になれば、その時点で終わりである。
 その時に答えが見えていれば、理事者側でも答弁書も用意しなくても良かったであろうし、また、本会議でも40分間も休憩をしなくても良かったのではないか。

 さて、緊急質問に反対した各議員は、どのような考えで反対したのかは、不明であるが、聞こえて来る所では『緊急質問にあたいしない』とか『今回これを認めると、何でも緊急質問として出されるようになる』との事のようである。

 緊急質問の定義としては『質問が緊急を要するとき、その他真にやむを得ないと認められるときにおいて、議員が議会の同意を得て行う質問』としており、内容的には過去の判例によって、『内容が災害に対策等特に緊急を要するものである限り』とされている。

 さて、自分の提出した質問はすでにupをしているのが、同様に提出した熊倉議員の質問は以下の通りであった。(本人の了承をもらっています)

件名・資源ゴミ分別、収集問題について
要旨・ 去る22日に開かれた、文教社会常任委員会の所管報告でリサイクル問題に関し、北後志リサイクル事業については、平成15年よりは入札により、これを行いたい旨の報告があり、しかも明日1月31日には、北後志衛生施設組合が臨時議会を招集告示しており、施設組合議員協議会で提示した方針に従って、15年度予算を前倒し施設組合が債務負担行為を議決して、早ければ2月中にも入札を行いたいとしていることがあきらかとなった。
 町議会に事前に一言の相談もなく、施設組合が債務負担行為を議決し、予算の決定もしていないのに予算の事前執行となる入札を行うことは、それ自体に重大な疑義をもたざるを得ない。
 さらには入札のもたらす結果によって、もしリサイクル共同組合がその権利を得ない場合20数人の雇用労働者に対するリストラ、失業の危機が生ずる。
ただでさえ厳しい現下の経済情勢の中で地方公共団体のかかわりによって引き起こされるこうした問題は正に社会問題であり到底認めがたいものである。施設組合長でもある、町長の見解を伺いたい。
                              以 上

 『どこが緊急質問なのか?』といえば、お互い、屁理屈をつければなんとでも言えるだろうし、無論、熊倉議員との視点も違う。

 しかしながら、現在、この事業に直接携わっている人間は22名。家族を含めたら100名におよぶ住民が、この事業によって生活の糧を得ている事になる。
 確かに、財政的にも厳しい昨今、競争入札によって経費の削減が計られる事は良い事でもあると思うが、このリサイクル事業が行政によって立ち上げられた経緯も含め、少なくとも、リサイクル組合側が100%納得せずとも『致し方ない』くらいのところまでもっていく必要があると自分ではそう思っている。
 現時点で、出て来る話としては、リサイクル組合側からしかなく、リサイクル組合側の主張(言い分)が間違っているのかもしれないが、両方の話を聞かなければ、判断出来ないのではないか。
 まして、来年度入札にするというのであれば、15年度の予算審議もしていない状況の下、衛生施設組合議会で入札する事が決まれば、この部分に関しては、審議が出来ない事になるのではないか?おそらく、質問をしても『組合議会で決定した事ですので、ご理解下さい。』という答弁に終始する事であろう。
 
 自分としては、仕事柄、この問題について『どうなっているんだ?』とよく聞かれるが、何とも答えようが無く、それでは議員の責務を果たしている事にはならない。
 そして、今回、この機会に聞いて見ようと思ったが、他の議員の理解が得られなかったのは誠に残念としか言いようが無いが、反対した議員は、住民からこの点を質問された場合、何と答える事が出来るのか?
 議員としの立場上では公式の場でしか出された話しか本来出来ないはずである。

 町長に対しては、選挙公約として『住民の暮らしを大切にする町政。誰にでもわかりやすい公平な町政』とあったが、自らがこれに反しているいと自分では感じている。

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