平成15年1月29日・水曜日
    ☆リサイクル事業、緊急質問☆

 1月22日に開催された文教社会常任委員会で、15年度におけるリサイクル事業について『入札を行う』との報告があったが、その報告のみであり、言われている裏契約における1億5500万円の扱い等については何も報告が無かった。

 ひろかずニュースを配布して歩いていて、この問題について、多くの住民から『どうなっているんだ?』という質問を多々受けている。
 しかし、それに回答出来る答えを持ち合わせていないのが現状である。

 さて、自分は昨年の12月定例会において、この件で一般質問を行ったが、その時の答弁としては『組合の事項なので答えられない』と町長は答弁拒否をしたのであり、また、この事項の所管は文社委員会である以上、町長から公式の場所での答弁を聞くチャンスがなかなか無いのが実状であった。

 しかし、そのチャンスが突然、訪れたのであった。

 今朝7時前から各方面から電話が入って来ていて、『明日の臨時会で、熊倉議員が、リサイクル問題で緊急質問をする。』との事であった。
 自分も緊急質問の話は聞いた事があるが、手続きとしてどのようにするのかは、経験が無く、分からなかったが、とりあえず、今日の10時から開催される議会運営委員会において、議題として出されなければ出来ない事となる。

 電話でのやり取りの中で『質問書は出来ているのか?』と聞かれたが、事前に分かっていなかったので、作成もしていない。そして、今朝は、昨日の風雪により、除雪をしなければならない。
 質問も大事だが、客商売である以上、そちらもおろそかには出来ない。とにかく、除雪を終わらせるのか先という事で急いで除雪を終わらせた。

 10時から議会運営委員会の議題にするには、遅くとも9時半くらいまでには原稿を議会事務局に提出しなければならないことになるが、今まで提出した事がないので、どういう書式で出すのかも分からないが、とりあえず、一般質問の用に作成する事にして、20分で完成させた。
 完成した原稿を、メールで送り、その後、「送ったので、議運にかけてくれ。本原稿は、今、これから届ける。」と電話をしたのが9時30分。時間ギリギリであった。
 
 緊急質問は、本会議にて行える事項であるが、緊急性が無ければならないが、余市町議会においては近年、緊急質問は提出されていない。聞く所では、平成7年の水道汚水事故において、総ての会派から緊急質問が提出されたとの事である。


 さて、今回のリサイクル問題のどこに緊急性があるのか?と言えば、主に来年度予算にかかわる事項であるからである。
 問題点は数点あるが、まず、『15年度は入札にする』との方針だが、聞き及ぶ所では、予算の前倒しをして、14年度において、実質契約を結ぶようである。
 こうなると、当然、補正予算が組まれる事になるが、自治法上、問題はないのか?また、この方式を取るとするとしても、14年まではリサイクル事業費に関しては議会の新年度予算が通過した後に、組合議会において決定されており、そのルールを変える事になるのであれば、議会に対し、何からの説明が必要であると考えるが、相も変わらず何も説明がされていない。
 次に、14年度の問題が解決していない以上、また、解決の方向性さえ見えない現状では、現在のような随意契約が良いのか、競争入札が良いのかも、判断出来かねる状況にある。
 町長は議会での議員の質問に対し、答弁をしておらず、問題点があるのか無いのかも分からないで、単に、競争入札が行われるという方針のようだが、この入札方式にしても、北後志衛生施設組合の議員協議会という場所で決定された事項なのかどうかも不明であり、さらに、議員協議会には決定権は無い以上、仮に、議員協議会でその方向性が確認されたとしても、正式に議会が開催されなければ決定出来ない。つまり、現時点では、単に、組合長が『入札にしたい』と言っているだけにしか過ぎない。
 入札するとした場合、14年度においては、9600万円と1億5500万円との二つの数値が有るが、どちらの金額が正しいものなのかも、現状では判断出来ない。
 現状では、平成11年のリサイクル事業開始に合わせ、リサイクル組合が行政主導で立ち上げられ、そして、行政指導の元に事業を行っている現状があり、現在22名の従業員が雇用されており、また、リサイクル組合としてもそれなりの設備投資をしており、理由も明確にされないまま、解雇同然となると仮定するならば、これは、行政的にも、また、社会的・人道的に、許されるものなのか?

 どちらにしても、何も分からない現状では、審議にもならないし、これは、目前に迫った15年度予算にも大きく影響をする。場合によっては、新年度予算の否決という事もありうり、問題の性質としては13年度で問題となった港保育所以上の問題に発展する事は確実である。




 緊急質問は自分の他に、熊倉議員も提出しており、自分の受付番号は2番である。議会運営委員会では提出することは了承されたが、最終的には本会議で議長によって諮られる。反対があった場合は、採決をする事になる。そして、反対者が過半数を越えた場合は質問が出来ない事となる。
 果たして、どうなる事やら・・・・・。尚、明日は議会傍聴が出来ます。興味の有る方は、午前10時から開始なので、役場3階までお越し下さい。


                                平成15年1月29日
                                午前9時45分 受理
                                  受付番号 2  

                             平成15年1月29日
        余市町議会議長 野呂 栄 殿

                             余市町議会議員 吉田浩一
                    緊急質問届出書

 平成15年1月30日開催の余市町議会第1回臨時会において、下記事項につきまして、緊急質問を致したく、宜しくお取り計らい下さいますよう、お願い申し上げます。

件名・北後志リサイクル組合における、裏契約と15年度のリサイクル事業について
要旨・1月22日開催の余市町議会文教社会常任委員会において、15年度のリサイクル事業についての報告があり、この件は、後日新聞にも掲載されました。
 この問題に関する関連事項につきましては、平成14年第4回定例会において私も一般質問を行いましたが、町長の答弁としては、『組合の事項であり、答えられない』と答弁拒否をしたものであります。
 12月定例会以後の動きとしては、12月末に、北後志衛生施設組合議会において、渡辺議員より、各種の質問が出されましたが、その中で、噂されていた1億5500万円という金額が、前北後志衛生組合の助役において、口頭約束がなされた旨の報告があり、これに対し、組合長である大谷町長は『私は、金額は聞いていたが、了解も了承もしていない。』との答弁を繰り返しておりました。
 その後、本年に入り、2度の北後志衛生組合の議員協議会が開催されたようですが、これは非公開であったために、何が話し合われたのかはまったく分かりません。
 本来、議員協議会というのは決定権はないはずであり、議員協議会での結論がどのようになったのは分からない状況の下、1月21日に開催された北後志衛生組合議員協議会の、翌日に開催された、文教社会常任委員会で報告のあった通りとするならば、理事者側の一方的な意向として発表されたものとしかならないのではないでしょうか。

 このリサイクル事業に関しては、余市町としても負担金を出しており、また、その負担金は議会の議決が必要であり、町長は、組合長という立場もありますが、実質、余市町が北後志衛生組合を運営し、さらに、実質的な責任者である、常設助役の任命を、余市町長がしているならば、議員の質問に対し、明確に答弁する義務があり、以下質問致します。

1,現在行っているリサイクル事業について、実際の業務について何か問題はあるのか。問題がある場合は、何が問題であるのか、具体的に示して頂きたい。

2,1億5500万円という裏契約の金額については、交渉過程の中で、前助役か合意したという事であるが、この金額は、施設組合側から提示されたものなのか。また、それにかかわる見積書はだれが作成したのか。

3,15年度についてはなぜ、入札とする必要があるのか。

4,15年度、入札にする場合、今までのリサイクルセンター等の移動も考えられる。まつり、業務の支障が懸念されるが、入札という事であれば、予算の前倒しをしなければ、出来ない事項であり、この点について、余市町議会に対し、なんら報告も、また、方向性もしめしていない現状がある。
 過去の幾多の審議の中で、議会側より「進め方において、議会軽視をしている」と何度も指摘されて『今後、改善する』との答弁をしているが、今回の事例においても、過去の反省が一切生かされていないと感じている。この点に対し、町長として、どう責任を取るのか。

                                            以 上

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