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フゴッペ 平成22年11月7日UP
   ☆フゴッペ洞窟発見、60周年イベント☆

 昭和25年、中学生によって発見されたフゴッペ洞窟。その後、発掘が行われ、昭和28年には国指定史跡となりました。
 そして、フゴッペ洞窟発見60周年という事で、この世界の第一人者が全世界から集まってのシンポジウムとなりました。
 
              
この石碑はいつ、設置されたものでしょうか・・
 10月20日開催の総務文教常任委員会で、この関係の報告があり、私も委員会の所属という事で、「このイベントに合わせて、フゴッペ洞窟を入場無料にでもしないのか?」という発言をしたところ、教育委員会で検討した結果、11月6日と7日の二日間、無料で見学出来ることになりました。
 
 ・・・という訳で、言い出しっぺが『行かない』では、マズイという事で、11月6日、久々にフゴッペ洞窟を見学して来ました。

 

 今の施設が完成した時、内部の写真もHPに公開が出来たのですが、現在は『撮影禁止』となっているので、展示物のある場所からは写真撮影はしていません。

 
入口から受付までには、昔の施設の写真もあります。う〜ん、やっぱり、設備は新しいのにこしたことはないですねぇ〜

 まぁ、何年たっても、洞窟本体が変わる訳でもない事、また、劣化しないように保存をしているので、変わりようがありません。
 ちなみに、職員の方に聞くと『朝から130名ほどの方が入館しています』との事で、また、見ていたら、親子づれの方も多かったです。

 
写真撮影はここまでです・・・ 町の文化財施設という事で・・・販売は宇宙記念館売店や駅の売店施設で売っていますが、ここでは、サンプルの展示だけです〜
 


さて、イベントですが・・・

11月7日 日曜日 9時〜 余市町中央公民館
テーマ『世界から見たフゴッペ洞窟』

主催 余市町 余市町教育委員会 日本先史岩面画研究会
後援 日本考古学協会 北海道考古学会 北海道教育委員会 
   北海道新聞社余市支局  小樽市教育委員会 北海道文化財保護協会
   北海道開拓記念館 北海道博物館協会 北方島分科研究会 
   北海道史研究協議会
 
日曜という事で近隣の企業の敷地の空き地を駐車場に借りていました。

日程 9時〜    受付
   9時30分〜 開会挨拶・オリエンテーション
   9時50分〜 基調講演『先史岩面画と私』
            大阪大学名誉教授・木村重信 氏
  11時00分〜 報告1
          『洞窟から洞窟へ 旧石器時代美術のイメージと意味』
   ドゥニ・ヴィアル 氏(パリ国立自然史博物館教授)
  12時00分〜 昼食休憩
  13時00分〜 報告2
          「中国岩面画の体系」
          楊 超 氏 (中国・三峡大学准教授)
  14時00分〜 報告3
         「ブラジル」岩面画遺跡における記号とシンボル」
           アゲタ・ヴィレーニャ・ヴィアル 氏
                 (パリ国立自然史博物館教授)
           ※報告の3氏とも通訳がつきました。
  15時10分〜 討論
       パネラー:報告者
       司  会:小川 勝(鳴門教育大学准教授)
       討論者 :菊池徹夫(早稲田大学名誉教授)
            右代啓視(北海道開拓記念館学芸課長)
            大塚和義(大阪学院大学教授)
            乾 芳宏(余市水産博物館館長)
  16時45分〜 まとめ・閉会
 
今日は公民館で振興公社で売店を出していました。ブゴッペグッツも盛りだくさん〜けっこう売れていたようですよ。ちなみに、携帯ストラップ等の小物が人気だったようです。
もちろん、余市町の物産も販売されていました。
 
        全世界の壁画のパネル写真の展示もありましたぁ〜

 

 
      
町長は別公務のために、副町長が挨拶をしました
 事前申し込みが必要ですが、当日、飛び込みの方も多く、300名程の方が集まって来ていました。この手の会合では、人数的には多い方ではないかと感じています。

 
 スライドを映写しながらの解説で、フランス、中国の方には通訳がついて、スムーズに説明がされていました。
 

 
 最後の討論には、各報告をされて方も参加しての討論で、また、会場には、フゴッペ洞窟の発見者の方も来場されており、紹介をされていました。
 
 発言の中で、『フゴッペ洞窟には、船の形の刻画があるが、言葉では“船”となるが、船ではなく、渡る、移動する。という見方も出来るのではないか』というのが印象に残りました。
 この世界、調べれば、調べるほど、解らない世界なんだなぁ。という事を改めて認識しました。