フゴッペ洞窟 平成16年10月24日UP
☆落成記念講演☆
教育委員会が主催する、フゴッペ洞窟落成記念の講演会が開催されました。
月日 平成16年10月23日 土曜日
時間 午後6時〜午後8時
場所 フゴッペ洞窟(受付前ホール)
本日の講師は、日本考古学協会会員の千代 肇(ちよ はじめ)先生で『謎のフゴッペ洞窟を探る』と題しての講演でした。
この講演会は場所がフゴッペ洞窟のフロアーという事で、狭い事もあって、あまり宣伝はされませんでしたが(よって、私のHPでも掲載していませんでした)当日は40名程度の方が集まりました。

議員にも案内が来ており、本日の出席議員は、私も含め4名でした。

野崎・藤野 同期の白川議員と・・・カメラを向けられると、下を向いてはダメですよ〜
主催者の利教育長の挨拶 講師の千代先生

さて、フゴッペ洞窟は昭和25年に発見されて、翌26年から本格的に発掘がされました。
明治37年に現在の函館本線が開通するにあたり、鉄道工事の関係で、背後の台地と切り離され、現在の形になったそうですが、昭和2年の鉄道工事において、丸山の南側に岩面刻画が発見され、『畚部古代文字』と呼ばれ、その名残が裏の踏み切りに残ったそうです。
このパネルは、『公式報告書に最初に掲載された、絵図面ではないか?』との事でした。
北海道の歴史は、本州と違い、縄文・弥生・古墳時代が無いそうで、さらに、独自なオホーツク文化もあったそうです。
昭和25(1951)年 札幌の中学生であった大塚誠之氏が洞窟入口付近で土器を
採取。 兄の大塚和雄氏に伝えた所、兄の所属する札幌南高
校郷土研究部・顧問島田善造氏らとともに、同年秋より同部
活動として発掘調査を実施
昭和26(1951)年 北大・名取教授を団長として第一次発掘調査
28(1953)年 第二次発掘調査
30(1955)年 一般公開開始
43(1968)年 第一次保存工事の実施
45(1970)年 調査団編集の『フゴッペ洞窟』刊行
46(1971)年 洞窟前の前庭発掘
47(1972)年 日本初のカプセル式保存施設完成
平成10〜15年 施設の老朽化と岩面刻画保存のため調査事業実施
平成12〜14年 北海道開拓記念館と余市町教育委員会が連携し、各方面
との基礎研究等を実施
平成16年 新施設完成
本日の講師の千代先生は、北大・名取教授とともに発掘にかかわった事もあり、当時のエピソードを交えての講演でした。
そして、このフゴッペ洞窟は『ペインテングではなく、掘ってあり、他に国内には無い』『彫刻をした道具も発見されていない』『土器も本州で出ているものとは違う』等々・・そして、フゴッペ洞窟の結論としは『わからない。だが、わからない所に魅力がある』としめくくられました。
新施設となって、一日平均100名前後が見学に訪れているそうです。まだご覧になられていない方は、ぜひ、起こし下さい。